JP3018912U - テントの融結式グロメット - Google Patents

テントの融結式グロメット

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JP3018912U
JP3018912U JP1995006684U JP668495U JP3018912U JP 3018912 U JP3018912 U JP 3018912U JP 1995006684 U JP1995006684 U JP 1995006684U JP 668495 U JP668495 U JP 668495U JP 3018912 U JP3018912 U JP 3018912U
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彩萍 蒋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的薄い改良式のテント布に適したテント
の融結式グロメット。 【構成】 テント布30のはと目31に対応する貫通孔
23が穿たれた上、下包覆片21、22を有する一つの
U形の膠片20でテント布30の予留のはと目31位置
を挟み、膠片20とテント布30を熱溶方式で融結して
一体として上、下包覆片21、22をはと目31内縁に
て溶合状態とすると共に、上包覆片21に、はと目31
の周縁で環状突出リブ24を形成させ、該環状突出リブ
24の外側周縁で間隔をあけて上、下包覆片21、22
とテント布30を融結し、未融結部分に放射状の突起状
のリブ紋25を形成してなり、環状突出リブ24と周縁
のリブ紋25によりはと目部分の構造強度を高め、その
受力を完全に膠片20上に転移することで、ロープの引
っ張りによるテントの損壊を防ぐのに使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一種のテントの融結式グロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にテントの縁にはグロメットが設けられ、ロープを結んで引っ張りテント を固定するのに用いられ、テントが風に飛ばされないようにするものである。伝 統的なテントのグロメットは、図1、2に示される如く、一グロメット本体10 に一ワッシャー13が組み合わされてなり、グロメット本体10及びワッシャー 13にはそれぞれ貫通孔11、14が設けられる。そのテントへの取付けは、グ ロメット本体10の凸管部12をテント16に予留のはと目とワッシャー13の 貫通孔14に通し、グロメット本体10の凸管部12を加圧変形させてワッシャ ー13内側に設けられた環状凹溝15内に収容し、これによりグロメット本体1 0とワッシャー13を結合して一体となすと共に、テント16をそのはと目位置 に挟置してなる。このようにテントの結合式グロメットを形成し、これをロープ を結ぶのに使用する。
【0003】 科学技術の発展に伴い、新たな材料が続々と開発されている。伝統的なテント は強度の制限を受けるために比較的暑い油布或いはテント布で製造され、そのた め収納時に畳む時に占有体積が大きくなるという欠点を有したため、業者は改良 式のテント布を開発し、それらはポリウレタン材料で製造されて、比較的良い靭 性と延展性を有し、日照によっても脆化せず、その使用寿命は一般のテント布よ り長く、厚さは伝統的なものより薄くされて折り畳み時の体積も大幅に減少され 、収納に便利なものとなった。
【0004】 しかし、この種の改良式テント布に前述の結合式のグロメットを採用すると、 テント布の材質が比較的薄く、且つグロメット本体10とワッシャー13の結合 構造の制限を受けるため、グロメット本体10とワッシャー13はテント布17 を緊密に挟置できなくなり(図3に示す如く)、結合の強固さが失われる状況を 発生し、且つテント布が薄過ぎるために、ロープを結んで引っ張ってテントを固 定する時、過度の引っ張りにより、はと目部分を損壊しやすいという使用上の欠 点を有していた。
【0005】 さらに、これらの結合式グロメットは、製造上、グロメットとワッシャーを別 々に製造して組合せ式に結合する必要があり、製造コストがかかるばかりでなく 、連結動作が煩瑣であり、施工の時間と費用がかかり、実用価値に影響を与え、 このために、改善が求められていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の結合式グロメットは比較的薄い改良式テント布には適用できず、且つ結 合式グロメットの施工上発生する欠点を顧みて、本考案者は、一種のテントの融 結式グロメットを提供する。その主な目的は、一つの膠片を従来のワッシャーと グロメット本体の組合せ構造に代えて利用し、もってテントのグロメットのはと 目位置を挟置し、並びに熱溶融方式で両者を融結して一体となし、従来の加圧結 合方式の不便さを排除し、且つグロメットに結ぶロープの引っ張りを受けてその 受力を完全に膠片上に転移し、該部分の良好な構造強度を維持してテント布が引 っ張りを受けて損壊するのを防ぐことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のテントの融結式グロメットは、テント布30のはと目31に対応する 貫通孔23が穿たれた上、下包覆片21、22を有する一つのU形の膠片20で テント布30の予留のはと目31位置を挟み、膠片20とテント布30を熱溶方 式で融結して一体として上、下包覆片21、22をはと目31内縁にて溶合状態 とすると共に、上包覆片21に、はと目31の周縁で環状突出リブ24を形成さ せ、該環状突出リブ24の外側周縁で間隔をあけて上、下包覆片21、22とテ ント布30を融結し、未融結部分に放射状の突起状のリブ紋25を形成してなり 、これら環状突出リブ24と周縁のリブ紋25によりはと目部分の構造強度を高 め、その受力を完全に膠片20上に転移することで、ロープの引っ張りによるテ ントの損壊を防ぐのに使用される。
【0008】
【作用】
本考案のグロメットは、その設計上、U形膠片をもって上下に挟置する方式で テント布のはと目位置を包覆し、熱溶方式で両者を融結して一体となすと共に、 グロメット周囲に環状突出リブと放射状のリブ紋を設け、これによりはと目部分 の構造強度を良好に位置し、ロープを引っ張る時に膠片の挟置融結によりロープ に引っ張られてテント布が損壊するのを防ぎ、従来の結合方式グロメットが比較 的薄い改良式のテント布には適用できなかったという欠点を解決する。
【0009】
【実施例】
本考案は、一種のテントの融結式グロメットを提供する。それは特に改良式の 比較的薄いテント布のはと目に対して設計されたグロメットである。
【0010】 図4から図7に示される構造を参照されたい。本考案はまず一つのU形の膠片 20でテント布30の予留のはと目31位置を挟む。該膠片20は上下にテント 布30を包覆挟置する方式でテント布30に結合され、且つ膠片20の上、下包 覆片21、22にはテント布30のはと目31に対応する貫通孔23が穿たれ( 図4に示すごとく)、膠片20とテント布30の材質特性を利用して熱溶方式で 両者は融結して一体とされる(図5、6に示すごとく)。融結時には、膠片20 の上、下包覆片21、22をはと目31内縁にて溶合状態とし、且つ膠片20の 上包覆片21に、はと目31の周縁で環状突出リブ24を形成させ、該環状突出 リブ24の外側周縁は間隔をあけた状態を以て上、下包覆片21、22とテント 布30を融結し、並びに未融結部分に放射状の突起状のリブ紋25を形成し(図 5及び図7に示す如く)、即ちその下包覆片22は平面状を呈し(図6、7)、 これにより本考案の融結式グロメットを完成し、膠片20がテント布30のはと 目31に対して形成する片状の包覆形態により、その受力を完全に膠片20上に 転移し、該環状突出リブ24及びその周縁のリブ紋25を利用し、該はと目31 部分の構造強度を維持し、これによりロープを結んで引っ張る時、その受力は膠 片20により受け取られテント布30が引っ張られて損壊することがない。
【0011】
【考案の効果】
本考案のテントの融結式グロメットは、膠片の材質によりテント布と熱溶式に 結合し、テント布の厚さが極めて薄い場合にも、膠片はテント布と緊密に融結し て一体となり、ゆるんで強固性が失われる状況を発生させず、且つその熱溶式結 合は実施上十分に簡易であり、伝統的なワッシャーとの結合式グロメットが有し ていた比較的薄い改良式テント布には不適であるという欠点を解決し、故に、一 種の極めて実用価値を有するグロメットであるといえよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の結合式グロメットの分解斜視図である。
【図2】従来の結合式グロメットとテント布の組合せを
表示する部分断面図である。
【図3】従来の結合式グロメットと改良式テント布の組
合せを表示する部分断面図である。
【図4】本考案の分解斜視図である。
【図5】本考案の膠片とテント布の融結を示す上斜めか
らの斜視図である。
【図6】本考案の膠片とテント布の融結を示す下斜めか
らの斜視図である
【図7】本考案の部分断面図である。
【符号の説明】
10・・・グロメット本体 11・・・貫通孔 12・
・・凸管部 13・・・ワッシャー 14・・・貫通孔 15・・・
環状凹溝 16、17・・・テント布 20・・・膠片 21・・
・上包覆片 22・・・下包覆片 23・・・貫通孔 24・・・環
状突出リブ 25・・・リブ紋 30・・・テント布 31・・・は
と目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テント布30のはと目31に対応する貫
    通孔23が穿たれた上、下包覆片21、22を有する一
    つのU形の膠片20でテント布30の予留のはと目31
    位置を挟み、膠片20とテント布30を熱溶方式で融結
    して一体として上、下包覆片21、22をはと目31内
    縁にて溶合状態とすると共に、上包覆片21に、はと目
    31の周縁で環状突出リブ24を形成させ、該環状突出
    リブ24の外側周縁で間隔をあけて上、下包覆片21、
    22とテント布30を融結し、未融結部分に放射状の突
    起状のリブ紋25を形成し、これら環状突出リブ24と
    周縁のリブ紋25によりはと目部分の構造強度を高め、
    その受力を完全に膠片20上に転移することで、ロープ
    の引っ張りによるテントの損壊を防ぐ、テントの融結式
    グロメット。
JP1995006684U 1995-05-31 1995-05-31 テントの融結式グロメット Expired - Lifetime JP3018912U (ja)

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