JP3018815U - 弦楽器の弱音器 - Google Patents
弦楽器の弱音器Info
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- JP3018815U JP3018815U JP1994017452U JP1745294U JP3018815U JP 3018815 U JP3018815 U JP 3018815U JP 1994017452 U JP1994017452 U JP 1994017452U JP 1745294 U JP1745294 U JP 1745294U JP 3018815 U JP3018815 U JP 3018815U
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- piece
- instrument
- attached
- claw
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 演奏上、支障にならないで、弱音効果が大
きい、弦楽器の弱音器の提供を目的とします。 【構成】 振動しにくい物体を、弦楽器の駒の側面
に、取り付ける為の爪を有する、弦楽器の弱音器。
きい、弦楽器の弱音器の提供を目的とします。 【構成】 振動しにくい物体を、弦楽器の駒の側面
に、取り付ける為の爪を有する、弦楽器の弱音器。
Description
【0001】
この考案は駒を有する弦楽器の多くに利用出来る弱音器に関する。
【0002】
従来バイオリン属弦楽器の弱音器はプラスチック・ゴム・針金を曲げた、等の 駒の上から挾み込む形式の弱音器であった。 これは音楽上の表現の変化を出 す為に、曲の途中で変更する要求から、瞬間的に着脱出来る様な構造になってい る。 その為 1、弱音効果が少ない。 2、バイオリン・ビオラでは駒に挾 まれた弱音器により弓と弦の接触位置が見えず、正常演奏が出来ない。 などの 問題点があった。
【0003】
この考案は弱音器の効果を上げ、音量を出来るだけ下げて、夜間近隣の人々に 迷惑を掛けない範囲に音量を小さくする事、 及び前述の演奏上の支障を生じな い様にする事である。
【0004】
バイオリン属の弦楽器の発音原理は弓で弾く・指で弾く等の手段により弦を振 動させ、その振動を駒を通して胴に伝え、共鳴箱全体に共鳴して音が出る。 従ってこの様な構造の楽器では駒は振動しやすく、振動の伝達速度の速い、い わゆるレスボンスの良い材料・形状が求められて来た。 しかし、本考案では逆に振動しにくく、振動を吸収してしまう物体を駒の側面 に密着させ振動を吸収してしまう事により、音を小さくしてしまおう、とする手 段である。
【0005】
前記説明の通り、駒の振動を多く吸収するには、出来るだけ大きい・重い物体 と駒との接合面積が出来るだけ大きい物が適している。 しかし、従来の弱音器の様に駒の上から挾む方式の物では、付けられる大きさ に限界が有り、さらに演奏中に弦と弓が接する大切な部分が見えない。 そこで 駒の側面であれば(演奏状態の時、駒の手前の面 及びその反対の裏面)大きな 面積があり、しかも演奏上支障にならない大きな空間があるので、そこを利用す る。 即ち 本吸振物体をこまの側面に取り付け、密着させる事により、弱音効果を より大きくする事ができる。
【0006】
図1は従来の代表的な弱音器を取り付けた例である。 1、は従来の代表的な弱音器 2、は駒 3、は弦 4、は本体 5、は弓の断面 である。 演奏中は目の位置はA点にあり、弓5は弦3のB点で弾いている。 そこに 弱音器1が付けられると視線が邪魔されB点が見えなくなる。 図2は本考案の弱音器の一例を示す、斜視図である。 11、は所定重量の重り 12、は当該重り11の上部所定場所に取り付けられたバネ性を持った爪で ある。 本考案の弱音器は上記記号11、12、で構成されている。 図3は本考案の弱音器をバイオリン本体に取り付けた場合の斜視図である。 13、は駒 14、は弦 15、はバイオリン本体 である。 爪12は弦14に接触しない様に、下から上に差し入れ、爪の部分12が駒1 3を乗り越えた所で下に下げて、駒13の上部に引っ掛ける状態にして、下に押 し下げる。それにより本考案の弱音きは駒13に密着、保持する事が出来る。
【0007】
この考案の弱音器は駒の側面に取り付けられる様に出来ているから、重く、大 きい物体が取り付けられ、それだけ弱音効果が大きくする事ができる。 駒13より上の部分には爪12の厚さ分だけ飛び出すが、その厚さを薄く押さ える事が出来るので、演奏に全く支障が無い。
【図1】 従来の代表的な弱音器を取り付けた例の斜視
図
図
【図2】 本考案の弱音器の一例の斜視図
【図3】 本考案の弱音器の一例をバイオリン本体に取
り付けた場合の例の斜視図である。
り付けた場合の例の斜視図である。
11・・・重り 12・・・爪 13・・・駒 14・・・弦 15・・・バイオリン本体
Claims (1)
- 【請求項1】 振動しにくい、所定の重量を有する重
りと、当該重りを保持し、かつ駒の側面に密着取り付け
する爪を有する、弦楽器の弱音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017452U JP3018815U (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 弦楽器の弱音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017452U JP3018815U (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 弦楽器の弱音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018815U true JP3018815U (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=43154247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994017452U Expired - Lifetime JP3018815U (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 弦楽器の弱音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018815U (ja) |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP1994017452U patent/JP3018815U/ja not_active Expired - Lifetime
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