JP3018656B2 - トイレ用冷房装置 - Google Patents
トイレ用冷房装置Info
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- JP3018656B2 JP3018656B2 JP3270745A JP27074591A JP3018656B2 JP 3018656 B2 JP3018656 B2 JP 3018656B2 JP 3270745 A JP3270745 A JP 3270745A JP 27074591 A JP27074591 A JP 27074591A JP 3018656 B2 JP3018656 B2 JP 3018656B2
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- JP
- Japan
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- compressor
- toilet
- temperature
- condenser
- refrigerant
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒サイクルを備えた
トイレ用冷房装置に関する。
トイレ用冷房装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、トイレ用冷房装置には特開平２−
１１５６３２号公報に示すような構成のものがあった。
以下その構成について図３を参照しながら説明する。図
に示すように、冷媒圧縮機１、凝縮器２、減圧装置３お
よび蒸発器４が順次接続されている冷媒サイクルを備
え、トイレ内に設置された便器５に流す水を貯えたロー
タリータンク６内の水に、空調装置の凝縮器２で発生し
た熱を放熱させてトイレ内を冷房している。
１１５６３２号公報に示すような構成のものがあった。
以下その構成について図３を参照しながら説明する。図
に示すように、冷媒圧縮機１、凝縮器２、減圧装置３お
よび蒸発器４が順次接続されている冷媒サイクルを備
え、トイレ内に設置された便器５に流す水を貯えたロー
タリータンク６内の水に、空調装置の凝縮器２で発生し
た熱を放熱させてトイレ内を冷房している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、長時間運転停止時には冷媒圧縮機１は室温
と同じ温度になっているので、トイレを使用するときに
運転開始しても、冷風が吹き出すのに時間を要するとい
う欠点がある。そこで、室内にルームサーモを設けて冷
媒圧縮機１を運転制御することが容易に考えられるが、
この方法ではルームサーモがＯＦＦ後にはトイレ空間は
すぐに温度上昇するため、ＯＮ−ＯＦＦを頻繁に繰り返
すこととになる。またその場合には、冷媒圧縮機１の熱
容量は空気より大きいため、冷媒圧縮機１の温度低下速
度は少なく、再起動時には十分に早い立ち上げができる
にもかかわらず強制運転することになり経済的に問題が
ある。
の構成では、長時間運転停止時には冷媒圧縮機１は室温
と同じ温度になっているので、トイレを使用するときに
運転開始しても、冷風が吹き出すのに時間を要するとい
う欠点がある。そこで、室内にルームサーモを設けて冷
媒圧縮機１を運転制御することが容易に考えられるが、
この方法ではルームサーモがＯＦＦ後にはトイレ空間は
すぐに温度上昇するため、ＯＮ−ＯＦＦを頻繁に繰り返
すこととになる。またその場合には、冷媒圧縮機１の熱
容量は空気より大きいため、冷媒圧縮機１の温度低下速
度は少なく、再起動時には十分に早い立ち上げができる
にもかかわらず強制運転することになり経済的に問題が
ある。
【０００４】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、冷風の吹き出す立ち上げを早くするとともに経済的
なトイレ用冷房装置を提供することを目的とする。
で、冷風の吹き出す立ち上げを早くするとともに経済的
なトイレ用冷房装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器が
順次接続されている冷媒密閉回路と、前記凝縮器と熱交
換関係を有する水タンクとを備え、前記圧縮機のハウジ
ング温度を検知する検知手段を設け、この検知手段の信
号を入力して圧縮機を運転制御する制御手段を設けた構
成を有している。
するために、圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器が
順次接続されている冷媒密閉回路と、前記凝縮器と熱交
換関係を有する水タンクとを備え、前記圧縮機のハウジ
ング温度を検知する検知手段を設け、この検知手段の信
号を入力して圧縮機を運転制御する制御手段を設けた構
成を有している。
【０００６】
【作用】上記した構成において、長時間運転停止時には
検知手段が圧縮機のハウジング温度を検知し、ハウジン
グ温度が所定温度に達すると圧縮機を短時間運転して、
圧縮機のハウジングの温度を絶えず立ち上げておき、再
使用時に急速に冷風を吹き出すことができる。
検知手段が圧縮機のハウジング温度を検知し、ハウジン
グ温度が所定温度に達すると圧縮機を短時間運転して、
圧縮機のハウジングの温度を絶えず立ち上げておき、再
使用時に急速に冷風を吹き出すことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１を参
照しながら説明する。図に示すように、冷暖房ユニット
１１は圧縮機１２、凝縮器１３、減圧装置１４、蒸発器
１５を順次接続した冷媒密閉回路と、便器１６の上部に
設けた水タンク１７、蒸発器１５を冷却する送風機１
８、トイレ内を暖房するためのヒータ１９等によって構
成されており、また凝縮器１３は水タンク１７と熱交換
関係を有し、さらに温度センサ２０を設け、圧縮機１２
のハウジング温度を検知し、温度センサ２０の信号を制
御回路２１に入力して圧縮機１２を運転制御するように
したものである。
照しながら説明する。図に示すように、冷暖房ユニット
１１は圧縮機１２、凝縮器１３、減圧装置１４、蒸発器
１５を順次接続した冷媒密閉回路と、便器１６の上部に
設けた水タンク１７、蒸発器１５を冷却する送風機１
８、トイレ内を暖房するためのヒータ１９等によって構
成されており、また凝縮器１３は水タンク１７と熱交換
関係を有し、さらに温度センサ２０を設け、圧縮機１２
のハウジング温度を検知し、温度センサ２０の信号を制
御回路２１に入力して圧縮機１２を運転制御するように
したものである。
【０００８】以上のように構成されたトイレ用冷房装置
について、以下その動作について図２を参照しながら説
明する。すなわち、圧縮機１２で圧縮された高温、高圧
のガス冷媒は凝縮器１３に流れ、水タンク１７にて放熱
して凝縮作用で液化する。そして、減圧装置１４で減圧
され蒸発器１５に流入し、ここで蒸発ガス化し圧縮機１
２に戻る。そして運転停止時には圧縮機１２の温度（９
０℃）から次第に低下し、６時間かけて所定の温度（４
０℃）まで低下する。そして圧縮機１２のハウジングの
温度（４０℃）を温度センサ２０が検知して、その信号
を制御回路２１に入力して圧縮機１２を再起動（ＯＮ）
して３分間運転し、さらに圧縮機１２のハウジング温度
が７０℃になると、圧縮機１２を停止（ＯＦＦ）する。
このように、温度センサ２０が圧縮機１２のハウジング
の温度を検知して、常に所定温度を維持しているので、
トイレ使用時の冷風立ち上げは早く、長時間トイレをし
ないときでも短時間で再起動運転でき、冷風の吹き出し
を早くできる。さらにヒータ１９に通電すれば暖房もで
きる。
について、以下その動作について図２を参照しながら説
明する。すなわち、圧縮機１２で圧縮された高温、高圧
のガス冷媒は凝縮器１３に流れ、水タンク１７にて放熱
して凝縮作用で液化する。そして、減圧装置１４で減圧
され蒸発器１５に流入し、ここで蒸発ガス化し圧縮機１
２に戻る。そして運転停止時には圧縮機１２の温度（９
０℃）から次第に低下し、６時間かけて所定の温度（４
０℃）まで低下する。そして圧縮機１２のハウジングの
温度（４０℃）を温度センサ２０が検知して、その信号
を制御回路２１に入力して圧縮機１２を再起動（ＯＮ）
して３分間運転し、さらに圧縮機１２のハウジング温度
が７０℃になると、圧縮機１２を停止（ＯＦＦ）する。
このように、温度センサ２０が圧縮機１２のハウジング
の温度を検知して、常に所定温度を維持しているので、
トイレ使用時の冷風立ち上げは早く、長時間トイレをし
ないときでも短時間で再起動運転でき、冷風の吹き出し
を早くできる。さらにヒータ１９に通電すれば暖房もで
きる。
【０００９】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
トイレ用冷房装置は、圧縮機、凝縮器、減圧装置および
蒸発器が順次接続されている冷媒密閉回路と、前記凝縮
器と熱交換関係を有する水タンクとを備え、前記圧縮機
のハウジング温度を検知する検知手段を設け、この検知
手段の信号を入力して圧縮機を運転制御する制御手段を
設けたものであり、この構成とすることにより、冷風の
吹き出す立ち上げを早くでき、運転費用も少なくてトイ
レ内の冷房ができる。
トイレ用冷房装置は、圧縮機、凝縮器、減圧装置および
蒸発器が順次接続されている冷媒密閉回路と、前記凝縮
器と熱交換関係を有する水タンクとを備え、前記圧縮機
のハウジング温度を検知する検知手段を設け、この検知
手段の信号を入力して圧縮機を運転制御する制御手段を
設けたものであり、この構成とすることにより、冷風の
吹き出す立ち上げを早くでき、運転費用も少なくてトイ
レ内の冷房ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるトイレ用冷房装置の
システム構成図
システム構成図
【図２】同トイレ用冷房装置の動作説明図
【図３】従来のトイレ用冷房装置のシステム構成図
１２ 圧縮機 １３ 凝縮器 １４ 減圧装置 １５ 蒸発器 １７ 水タンク ２０ 温度センサ（検知手段） ２１ 制御回路（制御手段）
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器が
順次接続されている冷媒密閉回路と、前記凝縮器と熱交
換関係を有する水タンクとを備え、前記圧縮機のハウジ
ング温度を検知する検知手段を設け、この検知手段の信
号を入力して圧縮機を運転制御する制御手段を設けたト
イレ用冷房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270745A JP3018656B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | トイレ用冷房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270745A JP3018656B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | トイレ用冷房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106866A JPH05106866A (ja) | 1993-04-27 |
| JP3018656B2 true JP3018656B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17490389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3270745A Expired - Fee Related JP3018656B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | トイレ用冷房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018656B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3270745A patent/JP3018656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05106866A (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
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