JP2005147613A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005147613A
JP2005147613A JP2003389121A JP2003389121A JP2005147613A JP 2005147613 A JP2005147613 A JP 2005147613A JP 2003389121 A JP2003389121 A JP 2003389121A JP 2003389121 A JP2003389121 A JP 2003389121A JP 2005147613 A JP2005147613 A JP 2005147613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
remote control
air
air volume
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003389121A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Kono
裕介 河野
Satoshi Tokura
聡 十倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003389121A priority Critical patent/JP2005147613A/ja
Publication of JP2005147613A publication Critical patent/JP2005147613A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】リモコン設定風量が低風時において温風の浮き上がりを防ぐこと。
【解決手段】暖房運転時、リモコン設定風量が所定の風量以下、かつ室内吸込温度が所定の温度に達するまでは、通常の安定時に使用される圧縮機運転周波数よりも低い圧縮機運転周波数を用いることにより、低風量においても温風が浮き上がらないような室温と吹き出し温度の温度差に留めることができるので、温風が浮き上がることがなく、ユーザーの望む風量設定を維持しながら、被空調空間をすばやく暖めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は空気調和機の暖房運転の圧縮機周波数制御に関する。
従来、空気調和機の運転制御装置は、特公昭60−12532号公報に記載されたものが知られている。このような空気調和機では、室温と設定温度との偏差からゾーンを定め、各ゾーンと運転周波数を対応付けるテーブルを持っている。
例えば立ち上り時、偏差が大きいゾーンでは高周波数で運転をおこない、室温が安定してきたら、つまり偏差の小さいゾーンでは低周波数で運転をおこなうというものであった。
図8は、特許文献1に記載された従来の周波数制御のブロック図を示すものである。図8に示すように、吸込温度44、吸込温度検出手段45、リモコン設定温度46、リモコン設定温度検出手段47、偏差検出手段48、周波数テーブル49、出力周波数50から構成されている。
特公昭60−12532号公報
しかしながら、従来装置にあっては、設定温度と室内温度との差が大きい運転開始直後の立ち上り時、設定風量が低い場合にも、圧縮機が高周波数で運転することから、吹き出し温度が高温風となり、室内温度と吹出し温度との温度差により、低密度の暖気は被空調室内の床面付近まで到達せずに上方に溜り、高温風を吹き出すことで反って被空調室内がなかなか暖まらないという現象がみられた。
そこで、本発明は、上記のような問題に着目し、ユーザーの選択した設定風量は維持しながらも、暖房運転の立ち上がり時、温風を床面まで到達させ、被空調室内をすばやく暖めることを可能とした空気調和機を提供するものである。
前記従来の課題を解決するために、請求項1の空気調和機は、暖房運転時、リモコン設定風量が所定の風量以下、かつ室内吸込温度が所定の温度に達するまでは、リモコン設定温度と吸込温度の偏差等に基づき決定される圧縮機運転周波数を使用せず、前記圧縮機運転周波数に対して同等か低い圧縮機運転周波数を用いるものである。
これによって、温風が浮き上がらないような室温と吹き出し温度の温度差に留めることができる。
本発明の空気調和機は、低風量においても温風が浮き上がらないような室温と吹き出し温度の温度差に留めることができるので、温風が浮き上がることがなく、ユーザーの望む風量設定を維持しながら、温風が浮き上がった場合に対して、被空調室内をすばやく暖めることが可能となる。
第1の発明は、暖房運転時、リモコン設定風量が所定の風量以下、かつ室内吸込温度が所定の温度に達するまでは、リモコン設定温度と吸込温度の偏差等に基づき決定される圧縮機運転周波数を使用せず、前記圧縮機運転周波数に対して同等か低い圧縮機運転周波数
を用いることにより、低風量においても温風が浮き上がらないような室温と吹き出し温度の温度差に留めることができるので、温風が浮き上がることがなく、ユーザーの望む風量設定を維持しながら、温風が浮き上がった場合に対して、被空調室内をすばやく暖めることが可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明において、室内配管温度が所定の温度より低い場合は、リモコン設定風量が所定の風量以下、または室内吸込温度が所定の温度に達していない場合でも、リモコン設定温度と吸込温度の偏差等に基づき決定される圧縮機運転周波数を用いることにより、外気温が低いときなどの暖房運転の立ち上がりにおいて、室内配管温度が温風の浮き上がりに関係のない温度まで高い周波数で運転をおこなうので、すばやく室内配管温度を上昇させることが可能となり、また配管温度が所定の温度に達した段階で、被空調室内の室温が低くても温風の浮き上がりを防ぐ圧縮機運転周波数を用いるので、温風の浮き上がりを防止することができ、結果さらに被空調室内をすばやく暖めることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態における空気調和機の概略図を示すものである。
図1において、空気調和機1は、室外機2と、室内機3で構成されている。室外機3には圧縮機4、四方弁5、膨張弁6、室外熱交換器7、室外ファン8、吐出温センサ9、室外配管温センサ10、外気温センサ11が設けられている。室内機3には、室内熱交換器12、室内ファン13、室内配管温度センサ17、吸込センサ18が設けられており、室外機と室内機が冷凍サイクルを形成するように接続され、四方弁5を切り替えることによって冷房と暖房をおこなわれるようになっている。また、室外機2、室内機3にはそれぞれに室外制御部20と室内制御部21とが設けられており、両制御部20、21は接続線によって接続されている。室内制御部21には、室内機3の外に設けられたリモコン23から送信される赤外線信号を受信する受信部22を有しており、ユーザーがリモコン23上で様々な操作をおこなうことが可能となっている。
以上のように構成された空気調和機について、以下にその動作、作用を説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態において、図2は空気調和機の制御装置のブロック図、図3はフローチャート、図4は、タイミングチャートである。
図2において、24は吸込温度、25は吸込温度検出手段、26はリモコン設定温度、27はリモコン設定温度検出手段、28はリモコン設定風量、29はリモコン設定風量検出手段、30は偏差算出手段、31は周波数決定手段、32は出力周波数である。
暖房運転が開始されると、吸入温度検出手段25により吸込温度24が検出され、リモコン設定温度検出手段27にてリモコン設定温度26が検出され、リモコン設定風量検出手段29によってリモコン設定風量28が検出される。リモコン設定温度26と吸込温度24から偏差算出手段30によって偏差が算出され、偏差、吸込温度24、リモコン設定風量28から周波数決定手段31によって、周波数が決定され、出力周波数32として圧縮機に指令が出される。
また、図3において暖房運転が開始されると、Sp1においてリモコン設定風量がQa(例えばLo風量)以下であるかどうかの判定がおこなわれ、そうであればSp2に進み、そうでなければSp3に進む。Sp2において、吸込温度がTa℃(例えば20℃)以上か
どうかの判定がおこなわれ、そうであればSp3に進み、そうでなければSp4に進む。
Sp3において、偏差に基づいて決定される周波数が選択され、その周波数が出力周波数として、圧縮機に指令が出される。Sp4において、温風が浮き上がらないような周波数が選択され、その周波数が出力周波数として、圧縮機に指令が出される。以上、暖房運転が停止されるまでこの動作が周期的に繰り返される。
以上のように、本実施の形態1においては、低風量時に温風が浮き上がらないような周波数を選択するので、温風が浮き上がらないような室温と吹き出し温度の温度差に留めることができ、温風が浮き上がることがなく、ユーザーの望む風量設定を維持しながら、温風が浮き上がった場合に対して、被空調室内をすばやく暖めることが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態において図5は空気調和機の制御装置のブロック図、図6はフローチャート、図7はタイミングチャートである。図5において、33は吸込温度、34は吸込温度検出手段、35はリモコン設定温度、36はリモコン設定温度検出手段、37はリモコン設定風量、38はリモコン設定風量検出手段、39は室内配管温度、40は室内配管温度検出手段、41は偏差算出手段、42は周波数決定手段、43は出力周波数である。
暖房運転が開始されると吸入温度検出手段34により吸込温度33が検出され、室内配管温度検出手段40によって、室内配管温度39が検出され、リモコン設定温度検出手段36にてリモコン設定温度35が検出され、リモコン設定風量検出手段38によってリモコン設定風量37が検出される。リモコン設定温度35と吸込温度33から偏差算出手段41によって偏差が算出され、偏差、吸込温度33、室内配管温度39、リモコン設定風量37から周波数決定手段42によって、周波数が決定され、出力周波数43として圧縮機に指令が出される。
また、図6において、暖房運転が開始されると、Sp5においてリモコン設定風量がQa(例えばLo風量)以下であるかどうかの判定がおこなわれ、そうであればSp6に進み、そうでなければSp8に進む。Sp6において、吸込温度がTa℃(例えば20℃)以上かどうかの判定がおこなわれ、そうであればSp8に進み、そうでなければSp7に進む。
Sp7において、室内配管温度がTb℃(例えば19℃)以上かどうかの判定がおこなわれ、そうであればSp8に進み、そうでなければ、Sp9に進む。Sp8において、偏差に基づいて決定される周波数が選択され、その周波数が出力周波数として、圧縮機に指令が出される。
Sp9において、温風が浮き上がらないような周波数が選択され、その周波数が出力周波数として、圧縮機に指令が出される。以上、暖房運転が停止されるまでこの動作が周期的に繰り返される。
図7は本発明の第2の実施の形態におけるタイミングチャートである。
以上のように、本実施の形態2においては、室内配管温度があまり温まっていない間は、温度より低い場合は、通常用いられるリモコン設定温度と吸込温度の偏差等に基づき決定される圧縮機運転周波数を使用するので、外気温が低いときなどの暖房運転の立ち上がりにおいて、室内配管温度が温風の浮き上がりに関係のない温度まで高い周波数で運転をおこなうので、すばやく室内配管温度を上昇させることが可能となり、また配管温度が所
定の温度に達した段階で、被空調室内の室温が低くても温風の浮き上がりを防ぐ圧縮機運転周波数を用いるので、温風の浮き上がりを防止することができ、結果さらに被空調室内をすばやく暖めることが可能となる。
本発明の実施の形態における空気調和機の概略図 本発明の実施の形態1における周波数制御のブロック図 本発明の実施の形態1における周波数制御のフローチャート 本発明の実施の形態1における周波数制御のタイミングチャート 本発明の実施の形態2における周波数制御のブロック図 本発明の実施の形態2における周波数制御のフローチャート 本発明の実施の形態2における周波数制御のタイミングチャート 従来の周波数制御のブロック図
符号の説明
1 空気調和機
2 室外機
3 室内機
4 圧縮機
5 四方弁
6 膨張弁
7 室外熱交換器
8 室外ファン
9 吐出温センサ
10 室外配管温センサ
11 外気温センサ
12 室内熱交換器
13 室内ファン
17 室内配管温度センサ
18 吸込センサ
20 室外制御部
21 室内制御部
22 受信部
23 リモコン
24 吸込温度
25 吸込温度検出手段
26 リモコン設定温度
27 リモコン設定温度検出手段
28 リモコン設定風量
29 リモコン設定風量検出手段
30 偏差算出手段
31 周波数決定手段
32 出力周波数
33 吸込温度
34 吸込温度検出手段
35 リモコン設定温度
36 リモコン設定温度検出手段
37 リモコン設定風量
38 リモコン設定風量検出手段
39 室内配管温度
40 室内配管温度検出手段
41 偏差算出手段
42 周波数決定手段
43 出力周波数
44 吸込温度
45 吸込温度決定手段
46 リモコン設定温度
47 リモコン設定温度検出手段
48 偏差算出手段
49 周波数テーブル
50 出力周波数

Claims (2)

  1. 室内吸込温度検出手段と、リモコン設定温度検出手段と、リモコン設定風量検出手段と、前記吸込温度検出手段及び前記リモコン設定温度検出手段の出力からその偏差を算出する偏差算出手段と、前記吸込温度検出手段及び前記リモコン設定風量検出手段並びに前記偏差算出手段の出力を基に圧縮機運転周波数を決定する周波数決定手段を具備した空気調和機であって、暖房運転時にリモコン設定風量が所定の風量以下で、かつリモコンにより設定された室内吸込温度に達するまでは、圧縮機運転周波数を空調安定時のものと同等以下の運転周波数とすることを特徴とする空気調和機。
  2. 室内配管温度が所定の温度より低い場合は、リモコン設定風量が所定の風量以下か、あるいは室内吸込温度が所定の温度に達していない場合でも、リモコン設定温度と吸込温度の偏差等に基づき決定される空調安定時の圧縮機運転周波数を用いることを特徴とする、請求項1記載の空気調和機。
JP2003389121A 2003-11-19 2003-11-19 空気調和機 Pending JP2005147613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003389121A JP2005147613A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003389121A JP2005147613A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005147613A true JP2005147613A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34695965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003389121A Pending JP2005147613A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005147613A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103629839A (zh) * 2012-08-23 2014-03-12 大金工业株式会社 空调机
CN109945434A (zh) * 2019-03-20 2019-06-28 珠海格力电器股份有限公司 空调的控制方法、装置和空调

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103629839A (zh) * 2012-08-23 2014-03-12 大金工业株式会社 空调机
CN103629839B (zh) * 2012-08-23 2016-01-27 大金工业株式会社 空调机
CN109945434A (zh) * 2019-03-20 2019-06-28 珠海格力电器股份有限公司 空调的控制方法、装置和空调
CN109945434B (zh) * 2019-03-20 2020-05-05 珠海格力电器股份有限公司 空调的控制方法、装置和空调

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6338761B2 (ja) 空気調和システム
US10712067B2 (en) Air-conditioning apparatus
JP2016053452A (ja) 空気調和機
JP2008175490A (ja) 空気調和装置
JP5695861B2 (ja) 外気処理空調機およびそれを用いたマルチ空調システム
JP2007155261A (ja) 空気調和機
WO2016016918A1 (ja) 空気調和装置
JP2007155299A (ja) 空気調和機
JP2017142003A (ja) 空調制御システムおよび空調制御方法
WO2015025585A1 (ja) 温水型暖房装置
JP2006170528A (ja) 空気調和装置
JP3518353B2 (ja) ヒートポンプ式暖房装置
JP2019070498A (ja) 温調システム
JP3518350B2 (ja) ヒートポンプ式暖房装置
CN109642747B (zh) 空气调节装置
JP3206245B2 (ja) 空気調和機
JP2005147613A (ja) 空気調和機
JP2007278535A (ja) 空気調和機
WO2017046853A1 (ja) 空気調和装置および空気調和制御方法
JP2004205071A (ja) 空気調和機
JP6964049B2 (ja) ヒートポンプ式冷水冷房装置
JP3789620B2 (ja) 空気調和装置
JP4415817B2 (ja) 空気調和機
JP2021076290A (ja) 空気調和機
JP2008116184A (ja) 冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071030