JP3018488B2 - ナトリウム―硫黄電池システム - Google Patents
ナトリウム―硫黄電池システムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はナトリウム−硫黄電池システムに関するもの
で、さらに詳しく言えば、ナトリウム−硫黄電池の破損
時に安全に運転を停止させるとともに、発生する有害ガ
スを無害化させる機能を備えたナトリウム−硫黄電池シ
ステムに関するものである。
で、さらに詳しく言えば、ナトリウム−硫黄電池の破損
時に安全に運転を停止させるとともに、発生する有害ガ
スを無害化させる機能を備えたナトリウム−硫黄電池シ
ステムに関するものである。
従来の技術 ナトリウム−硫黄電池は、陰極活物質のナトリウム
と、陽極活物質の硫黄とを固体電解質管を介して完全密
閉状態に保持するとともに、作動温度である約350℃が
維持できる電気炉内に多数を直、並列に接続してシステ
ムとして使用される。ところで、このようなナトリウム
−硫黄電池の一つが破損すると、活物質であるナトリウ
ムと硫黄とが直接反応して燃焼したり、電気炉内に漏出
して高温空気と反応して二酸化硫黄のような有害ガスや
酸化ナトリウム、過酸化ナトリウムのようなナトリウム
ヒュームを発生するという危険性を有するため、消火装
置を設けたり、有害ガスやナトリウムヒュームが外部に
流出しないように電気炉自体を完全密閉状態にするなど
の対策が講じられている。
と、陽極活物質の硫黄とを固体電解質管を介して完全密
閉状態に保持するとともに、作動温度である約350℃が
維持できる電気炉内に多数を直、並列に接続してシステ
ムとして使用される。ところで、このようなナトリウム
−硫黄電池の一つが破損すると、活物質であるナトリウ
ムと硫黄とが直接反応して燃焼したり、電気炉内に漏出
して高温空気と反応して二酸化硫黄のような有害ガスや
酸化ナトリウム、過酸化ナトリウムのようなナトリウム
ヒュームを発生するという危険性を有するため、消火装
置を設けたり、有害ガスやナトリウムヒュームが外部に
流出しないように電気炉自体を完全密閉状態にするなど
の対策が講じられている。
発明が解決しようとする課題 上記のような従来のナトリウム−硫黄電池システムに
設けられる消火装置は、使用される活物質が消防法で規
定されている危険物で、水、二酸化炭素、四塩化炭素の
ような一般の消火剤を使用すると、この消火剤が活物質
と反応して充分な効果が得られないという欠点があっ
た。また、電気炉自体を完全密閉状態にすることは、シ
ステムが大規模化すると、コスト高を招くという欠点が
あった。
設けられる消火装置は、使用される活物質が消防法で規
定されている危険物で、水、二酸化炭素、四塩化炭素の
ような一般の消火剤を使用すると、この消火剤が活物質
と反応して充分な効果が得られないという欠点があっ
た。また、電気炉自体を完全密閉状態にすることは、シ
ステムが大規模化すると、コスト高を招くという欠点が
あった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明のナトリウム−硫黄
電池システムは、直、並列に接続されたナトリウム−硫
黄電池群を電気炉内に収容したモジュールと、前記ナト
リウム−硫黄電池の表面温度および/または電気炉内温
度を測定し、この温度データを設定温度値と比較して前
記電気炉内温度を制御する温度制御装置とを有し、かつ
前記ナトリウム−硫黄電池の一部にその電圧および/ま
たは電流を測定する電圧/電流測定装置を設け、この電
圧/電流測定装置からの電圧/電流データを異常電圧/
電流値と比較して前記モジュールまたはシステムの充、
放電を制御または停止する充放電制御装置と、前記ナト
リウム−硫黄電池の破損時に発生する二酸化硫黄を検知
する二酸化硫黄検知器およびナトリウムヒュームを検知
する煙感知器と、前記温度データを上限温度値と比較
し、温度データが上限温度値以上の場合に信号を送出す
る上限温度監視装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
電池システムは、直、並列に接続されたナトリウム−硫
黄電池群を電気炉内に収容したモジュールと、前記ナト
リウム−硫黄電池の表面温度および/または電気炉内温
度を測定し、この温度データを設定温度値と比較して前
記電気炉内温度を制御する温度制御装置とを有し、かつ
前記ナトリウム−硫黄電池の一部にその電圧および/ま
たは電流を測定する電圧/電流測定装置を設け、この電
圧/電流測定装置からの電圧/電流データを異常電圧/
電流値と比較して前記モジュールまたはシステムの充、
放電を制御または停止する充放電制御装置と、前記ナト
リウム−硫黄電池の破損時に発生する二酸化硫黄を検知
する二酸化硫黄検知器およびナトリウムヒュームを検知
する煙感知器と、前記温度データを上限温度値と比較
し、温度データが上限温度値以上の場合に信号を送出す
る上限温度監視装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
作用 上記の如き構成とすることにより、本発明のナトリウ
ム−硫黄電池システムは、充放電制御装置により、異常
電圧/電流が検出されると、充放電を停止させ、二酸化
硫黄検知器や煙感知器により、二酸化硫黄やナトリウム
ヒュームが検出されると、切換弁を作動させて排気経路
を切り換え、排ガス処理装置を運転してモジュール内の
二酸化硫黄やナトリウムヒュームを無害化させるととも
に、窒素置換装置を運転してモジュール内雰囲気を窒素
に置換させ、さらに上限温度監視装置により温度データ
が上限温度値以上であることが検出され、二酸化硫黄や
ナトリウムヒュームが検出されている場合に、消火装置
を作動させるものである。
ム−硫黄電池システムは、充放電制御装置により、異常
電圧/電流が検出されると、充放電を停止させ、二酸化
硫黄検知器や煙感知器により、二酸化硫黄やナトリウム
ヒュームが検出されると、切換弁を作動させて排気経路
を切り換え、排ガス処理装置を運転してモジュール内の
二酸化硫黄やナトリウムヒュームを無害化させるととも
に、窒素置換装置を運転してモジュール内雰囲気を窒素
に置換させ、さらに上限温度監視装置により温度データ
が上限温度値以上であることが検出され、二酸化硫黄や
ナトリウムヒュームが検出されている場合に、消火装置
を作動させるものである。
実施例 以下、実施例により説明する。第1図は本発明のナト
リウム−硫黄電池システムの構成図で、1000KW級のシス
テムのものを示している。第1図において、1はモジュ
ールで、電気炉1aと、4セル直列接続したものを24並列
接続したサブモジュールを14直列に接続した1344セルの
ナトリウム−硫黄電池からなるナトリウム−硫黄電池群
1bとからなる。このモジュール1は10台直列に接続され
たストリングが2並列に接続されてシステムが構成さ
れ、各モジュール1におけるナトリウム−硫黄電池の表
面温度を2箇所、電気炉内温度を2箇所で測定し、測定
された各温度データは温度制御装置2に入力され、この
温度制御装置2によって設定温度値と比較され、前記電
気炉内温度が作動温度に維持される。この温度制御装置
2には、電気炉1aに設けられた、電気炉1aを加熱するた
めのヒータ2aと、電気炉内温度を均一にするための熱風
循環ファン2bと、モジュール内に冷風を吸入し、もしく
はモジュール内の熱風を排気する吸排気弁2cと、前記熱
風の流量を調節する流量調節弁2dとに対して制御信号を
出力させるように構成されている。
リウム−硫黄電池システムの構成図で、1000KW級のシス
テムのものを示している。第1図において、1はモジュ
ールで、電気炉1aと、4セル直列接続したものを24並列
接続したサブモジュールを14直列に接続した1344セルの
ナトリウム−硫黄電池からなるナトリウム−硫黄電池群
1bとからなる。このモジュール1は10台直列に接続され
たストリングが2並列に接続されてシステムが構成さ
れ、各モジュール1におけるナトリウム−硫黄電池の表
面温度を2箇所、電気炉内温度を2箇所で測定し、測定
された各温度データは温度制御装置2に入力され、この
温度制御装置2によって設定温度値と比較され、前記電
気炉内温度が作動温度に維持される。この温度制御装置
2には、電気炉1aに設けられた、電気炉1aを加熱するた
めのヒータ2aと、電気炉内温度を均一にするための熱風
循環ファン2bと、モジュール内に冷風を吸入し、もしく
はモジュール内の熱風を排気する吸排気弁2cと、前記熱
風の流量を調節する流量調節弁2dとに対して制御信号を
出力させるように構成されている。
一方、前記各モジュール1内の4セル直列接続したも
のを24並列接続して構成したサブモジュールに、電圧お
よび/または電流を測定する電圧/電流測定装置3を取
り付け、1モジュールにつき14点、システム全体で280
点における電圧を測定するとともに、前記モジュール1
を10台直列に接続したストリングにも電圧/電流測定装
置3を取り付け、ストリング単位の電圧、電流と、シス
テムの全電流とを測定し、測定された電圧/電流データ
は充放電制御装置4に入力され、この充放電制御値4に
よって異常電圧/電流値と比較され、前記電圧/電流デ
ータが異常電圧/電流値に対して所定値以上または所定
値以下である場合に、前記モジュールおよび/またはシ
ステムの充放電を制御または停止するようにしたもので
ある。
のを24並列接続して構成したサブモジュールに、電圧お
よび/または電流を測定する電圧/電流測定装置3を取
り付け、1モジュールにつき14点、システム全体で280
点における電圧を測定するとともに、前記モジュール1
を10台直列に接続したストリングにも電圧/電流測定装
置3を取り付け、ストリング単位の電圧、電流と、シス
テムの全電流とを測定し、測定された電圧/電流データ
は充放電制御装置4に入力され、この充放電制御値4に
よって異常電圧/電流値と比較され、前記電圧/電流デ
ータが異常電圧/電流値に対して所定値以上または所定
値以下である場合に、前記モジュールおよび/またはシ
ステムの充放電を制御または停止するようにしたもので
ある。
次に、二酸化硫黄検知器5と煙感知器6とを各モジュ
ール内に1箇所、各モジュール外雰囲気に5箇所、外気
に連なる排気経路に1箇所設け、二酸化硫黄検知器5お
よび/または煙感知器6によって二酸化硫黄および/ま
たはナトリウムヒュームが検出されると、発生した二酸
化硫黄および/またはナトリウムヒュームを無害化する
排ガス処理装置7と、モジュール内の酸素を窒素に置換
させる窒素置換装置8と、排気経路の切り換えを行う切
換弁9とを作動させる。信号が送出されるようにし、窒
素置換による第1段階の消火を行うとともに、切換弁9
を開放して流量調節弁2dを介して空気中に二酸化硫黄や
ナトリウムヒュームが流出しないようにし、排ガス処理
装置7に送られるようにする。
ール内に1箇所、各モジュール外雰囲気に5箇所、外気
に連なる排気経路に1箇所設け、二酸化硫黄検知器5お
よび/または煙感知器6によって二酸化硫黄および/ま
たはナトリウムヒュームが検出されると、発生した二酸
化硫黄および/またはナトリウムヒュームを無害化する
排ガス処理装置7と、モジュール内の酸素を窒素に置換
させる窒素置換装置8と、排気経路の切り換えを行う切
換弁9とを作動させる。信号が送出されるようにし、窒
素置換による第1段階の消火を行うとともに、切換弁9
を開放して流量調節弁2dを介して空気中に二酸化硫黄や
ナトリウムヒュームが流出しないようにし、排ガス処理
装置7に送られるようにする。
さらに、上限温度監視装置10によって前記温度データ
が上限温度値以上であることが検出され、前記二酸化硫
黄検知器5および/または煙感知器6によって二酸化硫
黄および/またはナトリウムヒュームが検出されている
場合に、前記上限温度監視装置10からの信号は消火装置
11に入力され、モジュール内に消火剤を注入する第2段
階の消火を行うようにしている。
が上限温度値以上であることが検出され、前記二酸化硫
黄検知器5および/または煙感知器6によって二酸化硫
黄および/またはナトリウムヒュームが検出されている
場合に、前記上限温度監視装置10からの信号は消火装置
11に入力され、モジュール内に消火剤を注入する第2段
階の消火を行うようにしている。
上記の如きナトリウム−硫黄電池システムに使用した
ナトリウムの量は403.20kg、硫黄の量は887.04kgである
ため、排ガス処理装置7の処理能力は約20m3/分、消火
剤の量は2.88トンとした。
ナトリウムの量は403.20kg、硫黄の量は887.04kgである
ため、排ガス処理装置7の処理能力は約20m3/分、消火
剤の量は2.88トンとした。
また、上記の如き各種装置は、特定のモジュールに自
動/手動の切り換え機能を付加して動作が確認できるよ
うにした。
動/手動の切り換え機能を付加して動作が確認できるよ
うにした。
次に、上記の如き各種装置の動作を確認するため、ま
ず、充放電制御装置4に異常電圧/電流値の模擬信号を
入力したところ、モジュールおよび/またはシステムの
充放電がすぐに停止することがわかった。また、固体電
解質管にクラックを発生させたセルをモジュールに組み
込んで温度を上昇させたところ、120℃付近で二酸化硫
黄検知器5と煙感知器6とが作動し、排ガス処理装置
7、窒素置換装置8、切換弁9が作動することがわかっ
た。これは、クラックを発生させた部分でナトリウムと
硫黄とが直接接触して発熱し、セルを破損させて外部に
二酸化硫黄とナトリウムヒュームとが流出したためであ
った。さらに、350℃の作動温度に維持されているセル
に大電流を流して破損させたところ、二酸化硫黄検知器
5と煙感知器6とが作動し、続いて、排ガス処理装置
7、窒素置換装置8、切換弁9も作動したが、その後温
度制御装置2に入力されている温度データが上限温度値
以上となり、上限温度監視装置10から信号が送出されて
消火装置11が作動し、モジュール内に消火剤が注入され
ることがわかった。約3時間経過後、二酸化硫黄検知器
5、煙感知器6の作動が停止し、温度が低下したことが
確認できたので、モジュールを開いたところ、床一面に
消火剤が散布され、活物質の燃焼物が落下していたこと
が確認でき、本発明装置が正常に動作したことが確認で
きた。
ず、充放電制御装置4に異常電圧/電流値の模擬信号を
入力したところ、モジュールおよび/またはシステムの
充放電がすぐに停止することがわかった。また、固体電
解質管にクラックを発生させたセルをモジュールに組み
込んで温度を上昇させたところ、120℃付近で二酸化硫
黄検知器5と煙感知器6とが作動し、排ガス処理装置
7、窒素置換装置8、切換弁9が作動することがわかっ
た。これは、クラックを発生させた部分でナトリウムと
硫黄とが直接接触して発熱し、セルを破損させて外部に
二酸化硫黄とナトリウムヒュームとが流出したためであ
った。さらに、350℃の作動温度に維持されているセル
に大電流を流して破損させたところ、二酸化硫黄検知器
5と煙感知器6とが作動し、続いて、排ガス処理装置
7、窒素置換装置8、切換弁9も作動したが、その後温
度制御装置2に入力されている温度データが上限温度値
以上となり、上限温度監視装置10から信号が送出されて
消火装置11が作動し、モジュール内に消火剤が注入され
ることがわかった。約3時間経過後、二酸化硫黄検知器
5、煙感知器6の作動が停止し、温度が低下したことが
確認できたので、モジュールを開いたところ、床一面に
消火剤が散布され、活物質の燃焼物が落下していたこと
が確認でき、本発明装置が正常に動作したことが確認で
きた。
発明の効果 実施例において詳述した如く、本発明のナトリウム−
硫黄電池システムは、ナトリウム−硫黄電池の破損時に
安全に運転を停止させることができ、しかも破損時に発
生する有害ガスを無害化するとともに、消火を2段階で
行うので、安全性の高いものである。
硫黄電池システムは、ナトリウム−硫黄電池の破損時に
安全に運転を停止させることができ、しかも破損時に発
生する有害ガスを無害化するとともに、消火を2段階で
行うので、安全性の高いものである。
第1図は本発明のナトリウム−硫黄電池システムの構成
図である。 1……モジュール、2……温度制御装置 3……電圧/電流測定装置 4……充放電制御装置 5……二酸化硫黄検知器、6……煙感知器 7……排ガス処理装置、8……窒素置換装置 9……切換弁、10……上限温度監視装置 11……消火装置
図である。 1……モジュール、2……温度制御装置 3……電圧/電流測定装置 4……充放電制御装置 5……二酸化硫黄検知器、6……煙感知器 7……排ガス処理装置、8……窒素置換装置 9……切換弁、10……上限温度監視装置 11……消火装置
Claims (4)
- 【請求項1】直、並列に接続されたナトリウム−硫黄電
池群を電気炉内に収容したモジュールと、前記ナトリウ
ム−硫黄電池の表面温度および/または電気炉内温度を
測定し、この温度データを設定温度値と比較して前記電
気炉内温度を制御する温度制御装置とを有し、かつ前記
ナトリウム−硫黄電池の一部にその電圧および/または
電流を測定する電圧/電流測定装置を設け、この電圧/
電流測定装置からの電圧/電流データを異常電圧/電流
値と比較して前記モジュールまたはシステムの充、放電
を制御または停止する充放電制御装置と、前記ナトリウ
ム−硫黄電池の破損時に発生する二酸化硫黄を検知する
二酸化硫黄検知器およびナトリウムヒュームを検知する
煙感知器と、前記温度データを上限温度値と比較し、温
度データが上限温度値以上の場合に信号を送出する上限
温度監視装置とを備えたことを特徴とするナトリウム−
硫黄電池システム。 - 【請求項2】温度制御装置は、電気炉を加熱するための
ヒータと、電気炉内温度を均一化するための熱風循環フ
ァンと、モジュール内に冷風を吸入し、もしくはモジュ
ール内の熱風を排気する吸排気弁と、前記冷風もしくは
熱風の流量を調節する流量調節弁とに対して制御信号を
出力させることを特徴とする請求項第1項記載のナトリ
ウム−硫黄電池システム。 - 【請求項3】二酸化硫黄検知器および/または煙感知器
は、発生した二酸化硫黄および/またはナトリウム−ヒ
ュームを無害化する排ガス処理装置と、モジュール内の
酸素を窒素に置換させる窒素置換装置と、排気経路の切
り換えを行う切換弁とを作動させる信号を送出すること
を特徴とする請求項第1項記載のナトリウム−硫黄電池
システム。 - 【請求項4】上限温度監視装置からの信号は、煙感知器
および/または二酸化硫黄検知器からの信号が送出され
ている場合に消火装置に入力され、モジュール内に消火
剤を注入することを特徴とする請求項第1項記載のナト
リウム−硫黄電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319359A JP3018488B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ナトリウム―硫黄電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319359A JP3018488B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ナトリウム―硫黄電池システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04188570A JPH04188570A (ja) | 1992-07-07 |
JP3018488B2 true JP3018488B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=18109272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2319359A Expired - Fee Related JP3018488B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ナトリウム―硫黄電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018488B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2277830B (en) * | 1993-05-04 | 1996-10-23 | Programme 3 Patent Holdings | High temperature storage battery |
FR2810796B1 (fr) * | 2000-06-26 | 2003-03-21 | Cit Alcatel | Batterie de generateurs electrochimiques comprenant un dispositif de securite |
JP4030331B2 (ja) † | 2002-03-28 | 2008-01-09 | 日本碍子株式会社 | ナトリウム−硫黄電池の制御装置 |
KR100617349B1 (ko) * | 2004-12-30 | 2006-08-28 | 주식회사 카프코 씨앤아이 | 전지 충,방전 지그용 연기감지센서의 임시고정구조 |
WO2010025761A1 (en) * | 2008-09-02 | 2010-03-11 | Abb Research Ltd | System and method for fire protection |
EP2216849B1 (en) * | 2009-02-10 | 2011-10-05 | Autoliv Development AB | A safety arrangement for a motor vehicle |
DE102009028289A1 (de) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | Robert Bosch Gmbh | Schutzvorrichtung für eine Testeinrichtung |
CN102156155A (zh) * | 2011-03-02 | 2011-08-17 | 中国科学院上海硅酸盐研究所 | 钠硫电池失效的早期诊断方法及其使用的保护装置 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP2319359A patent/JP3018488B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH04188570A (ja) | 1992-07-07 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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