JP3018467U - プリペイドカードの三角マーク読出装置 - Google Patents

プリペイドカードの三角マーク読出装置

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JP3018467U
JP3018467U JP1994016434U JP1643494U JP3018467U JP 3018467 U JP3018467 U JP 3018467U JP 1994016434 U JP1994016434 U JP 1994016434U JP 1643494 U JP1643494 U JP 1643494U JP 3018467 U JP3018467 U JP 3018467U
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JP
Japan
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mark
prepaid card
triangular
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JP1994016434U
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English (en)
Inventor
川 保 男 石
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アポシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でとりわけ三角マークの判別に効
果的なプリペイドカード読出装置を提供する。 【構成】 三角マークをレンズで拡大し、拡大された三
角マーク像20の中心位置に第1検出センサS1を配設
し、しかもこの第1検出センサS1は円マーク像30か
ら逸脱しない位置に配するものとし、さらに三角マーク
像20の各頂点近傍に第2乃至第4検出センサを配設
し、しかもこれら第2乃至第4検出センサは円マーク像
30を捉えない位置に置いて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリペイドカードの読出装置に関し、特にプリペイドカード面に印 字される三角マークの読出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、プリペイドカードとして、主としてデータ改竄や不正防止の目的で、紙 製あるいはプラスチック製カード表面に、残高を2進化データとして濃淡マーク で印刷表示し、残高更新の度に表示を更新する構成のプリペイドカードが使用さ れるに至っている。このようなプリペイドカードは、取引の度に一連のマークか らなる残高表示を、古い残高表示に並べて追記印字するものである。
【0003】 このようなプリペイドカードでは、残高表示の印字スペースが限られているゆ えに、多くの取引がなされると、短期間のうちにスペースが一杯になり、以降の 書き込み記録ができなくなる。そこで、限られた小さい印字スペースに多くの取 引の記録をするために、重ね書きが試みられている。 このような重ね書きの構成として、図2に示すように、プリペイドカード10 への1回目の印字は比較的小径の円マーク3で行ない、2回目の印字は円マーク 3よりも寸法大の三角マーク2で、中心を1回目の印字の円マーク3の中心と同 一にして重ね書きするものがある。
【0004】 さらに、このような印字形式によるプリペイドカードからマークの有無および 種類を読出す装置としては、従来ではフォトダイオードで光照射して、反射光を 光センサによって捕え、反射光の強度差に基づいて判定する構成のものがあった 。あるいは、マーク全体像を捕えてパターン認識技術で判定する構成のものも提 案されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、前記のような従来構成のうち例えば光センサの捕えた反射光の 強度差に基づいて判定するものは、光量差が小さくなると誤差が増え、誤読する という問題があった。また、パターン認識技術で判定する構成のものは、装置が 非常に高価な上、小型化が難しいという欠点があった。そしていずれも、円マー クに比して三角マークの判別で誤差が大きかった。
【0006】 本考案は、このような従来技術の有する問題を解決するため為されたもので、 その目的は簡単な構成でとりわけ三角マークの判別に効果的なプリペイドカード 読出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のプリペイドカードの三角マーク読出装置は、カード表面に、2進数値 で構成された残高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側を円マー クで、他の側を無マークによって残高表示し、かつ前記円マークを覆う寸法を有 し、前記円マークと中心を同一にする三角マークで重ね書きしたプリペイドカー ドの読出装置において、前記三角マークが拡大された該三角マーク像の前記中心 位置に第1検出センサを配設し、かつ該第1検出センサは前記円マーク像から逸 脱しない位置に配するものとし、さらに三角マーク像の各頂点近傍に第2乃至第 4検出センサを配設し、該第2乃至第4検出センサは前記円マーク像を捉えない 位置に置いて構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
前記のように構成された本考案のプリペイドカードの三角マーク読出装置では 、三角マークが存在すると第1乃至第4のすべての検出センサが像を検出し、ま た三角マークが存在せず、円マークのみが存在すると第1検出センサのみが像を 検出し、三角マークも円マークも存在しない場合には第1乃至第4のすべての検 出センサが像を検出しない。また、プリペイドカードの印字面全般にわたって三 角マークを検出しない場合は第1回目の記録であり、1個でも三角マークを検出 した場合は第2回目(重ね書き)の記録であると容易に判定される。 以上によって、最初の記録あるいは重ね書き記録が判別でき、さらに各マーク の有無によって”0”と”1”が判別できる。この結果、小さい印字スペースに 2度書きできることになり、より多くの取引記録に対応できる。
【0009】
【実施例】
本考案が対象にするプリペイドカードは、その表面に、2進数値で構成された 残高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側を、1回目の記録では 円マークで、他の側を無マークによって残高表示し、2回目(重ね書き)の記録 では、円マークを覆う寸法を有し、円マークと中心を同一にする三角マークで” 0”と”1”のいずれかの側を、他の側を無マークによって残高表示しているも のとする。 なお、三角マークや円マークを黒色で構成することが望ましい。また、カード 表面に印刷表示された残高データの少なくとも1個がマークであるものとする。
【0010】 図1は、本考案に係るプリペイドカードの三角マーク読出装置の一実施例の模 式図である。 以下、本考案の実施例を図1に基づき説明する。本考案のプリペイドカードの 三角マーク読出装置1は、プリペイドカード面上の三角マークがレンズ(図示し ない)で拡大された三角マーク像20の中心位置に、第1検出センサS1が配設 される。この第1検出センサS1は、三角マーク像20と中心を同じくし、かつ 三角マーク像20からはみ出ない円マーク像30から、逸脱しない位置に配され ている。 さらに三角マーク像20の各頂点近傍に、第2乃至第4検出センサS2〜S4 が、いずれも円マーク像30を捉えない位置に配設されている。
【0011】 前記の各検出センサの検出信号m1〜m4は、判定マトリクス回路11に入力 される。判定マトリクス回路11は、検出信号m1〜m4の検出レベルp11〜 p32等の組み合わせに基づいて、マークの有無ならびに種類を判定する。
【0012】 つぎに動作を説明する。プリペイドカード面上の着目位置に三角マーク2が存 在すると、三角マーク像20が現われる。このとき第1乃至第4のすべての検出 センサS1〜S4が像を検出し、判定マトリクス回路11は検出信号m1〜m4 の検出レベルp11〜p14のすべてに高レベルを検出する。これによって、プ リペイドカード面上の着目位置に三角マーク2が存在することが判定される。
【0013】 一方、プリペイドカード面上の着目位置に三角マーク2が存在せず、円マーク 3のみが存在すると、円マーク像30のみが現われる。このとき第1検出センサ S1のみが像を検出して高レベルp21となり、他の第2乃至第4検出センサS 2〜S4はp22のように低レベルを示す。よって判定マトリクス回路11は、 プリペイドカード面上の着目位置に三角マーク2が存在せず、円マーク3のみが 存在すると判定する。
【0014】 つぎに三角マーク2も円マーク3も存在しない場合には、第1乃至第4のすべ ての検出センサS1〜S4が像を検出せず、すべてがp31やp32のように低 レベルを示す。よって判定マトリクス回路11は、プリペイドカード面上の着目 位置に三角マーク2も円マーク3も存在しないと判定する。
【0015】 また、プリペイドカードの印字面全般にわたって三角マークを検出しない場合 は第1回目の記録であり、1個でも三角マークを検出した場合は第2回目(重ね 書き)の記録であると容易に判定される。 以上によって、最初の記録あるいは重ね書き記録が判別でき、さらに各マーク の有無によって”0”と”1”が判別できる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明のように、本考案に係るプリペイドカードの三角マーク読出装置は 、三角マークが存在するとすべての検出センサが像を検出し、また三角マークが 存在せず、円マークのみが存在すると第1検出センサのみが像を検出し、三角マ ークも円マークも存在しない場合にはすべての検出センサが像を検出しない構成 としたから、マークの有無および種類を実用に十分な高い精度で判別できる。ま た、最初の記録あるいは重ね書き記録が容易に判別できる。すなわちプリペイド カードの印字面全般にわたって三角マークを検出しない場合は第1回目の記録で あり、1個でも三角マークを検出した場合は第2回目(重ね書き)の記録である 。 以上の結果、小さい印字スペースへの2度書きを可能にし、より多くの取引記 録に対応可能として、その産業上効果頗る大なるものがある。
【提出日】平成7年5月25日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のプリペイドカードの三角マーク読出装置は、カード表面に、2進数値 で構成された残高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側を円マー クで、他の側を無マークによって残高表示し、かつ前記円マークを覆う寸法を有 し、前記円マークと中心を同一にする三角マークで重ね書きしたプリペイドカー ドの読出装置において、前記三角マークが拡大された三角マーク像中心位置に 第1検出センサを配設し、かつ該第1検出センサは前記円マークが拡大された円 マーク 像から逸脱しない位置に配するものとし、さらに三角マーク像の各頂点近 傍に第2乃至第4検出センサを配設し、該第2乃至第4検出センサは前記円マー ク像を捉えない位置に置いて構成したことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリペイドカードの三角マーク読出装
置の一実施例の模式図である。
【図2】プリペイドカードの重ね書き印字の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 プリペイドカードの三角マーク読出装置 2 三角マーク 3 円マーク 10 プリペイドカード 11 判定マトリクス回路 20 三角マーク像 30 円マーク像 S1〜S4 検出センサ m1〜m4 検出信号 p11〜p32 検出レベル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード表面に、2進数値で構成された残
    高データの各ビットの、”0”と”1”のいずれかの側
    を円マークで、他の側を無マークによって残高表示し、
    かつ前記円マークを覆う寸法を有し、前記円マークと中
    心を同一にする三角マークで重ね書きしたプリペイドカ
    ードの読出装置において、前記三角マークが拡大された
    該三角マーク像の前記中心位置に第1検出センサを配設
    し、かつ該第1検出センサは前記円マーク像から逸脱し
    ない位置に配するものとし、さらに三角マーク像の各頂
    点近傍に第2乃至第4検出センサを配設し、該第2乃至
    第4検出センサは前記円マーク像を捉えない位置に置い
    て構成したことを特徴とするプリペイドカードの三角マ
    ーク読出装置。
JP1994016434U 1994-12-14 1994-12-14 プリペイドカードの三角マーク読出装置 Expired - Lifetime JP3018467U (ja)

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