JP3017923B2 - 調剤用トレイ - Google Patents
調剤用トレイInfo
- Publication number
- JP3017923B2 JP3017923B2 JP6272061A JP27206194A JP3017923B2 JP 3017923 B2 JP3017923 B2 JP 3017923B2 JP 6272061 A JP6272061 A JP 6272061A JP 27206194 A JP27206194 A JP 27206194A JP 3017923 B2 JP3017923 B2 JP 3017923B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- patient
- dispensing
- medicines
- medicine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
剤を入れることのできる持運び自在な調剤用トレイに関
する。
いはこの処方箋に基づく調剤指示書に従って散薬、錠
剤、外用薬、水薬などから患者に必要なものを調剤し、
選択し、薬袋に入れて窓口まで送り出す一連の作業を全
て自動化したものから、ある特定作業のみを機械によっ
て処理する、あるいは全て人手によって処理するという
ように種々の段階があり、病院の規模、設備によってそ
の処理の仕方は様々である。
る場合は別として、それ以外の設備の薬局では、患者毎
に調剤台で調剤され、選択された薬品は、それぞれの調
剤作業位置から特定位置に置かれた棚まで運ばれて集め
られる。棚には各患者毎の調剤が例えば散薬、錠剤、水
薬など毎に処理されたかどうかを表示するランプを備え
たものがあり、全てのランプが消えた、あるいは点灯さ
れたことによって調剤処理がその患者に対して終了した
ことを知らせるようにしている。
表示ランプを備えた方式のものでは、棚が特定位置に設
けられるため、それぞれの患者について必要な薬品を集
めるためには異なる種類の薬品毎にそれぞれの調剤場所
へ行って調剤し、それを棚へ収納しなければならず、作
業が煩わしいという問題がある。
て棚の収納区画もある程度の数は必要であり、そのため
棚全体が必然的に大きくなり薬局内で相当なスペースを
占めることとなり、スペース効率が悪くなる。
の薬品集合方法の問題に留意して、持運び自在なトレイ
に薬種の収納を知らせるための表示器を備え、患者に必
要な薬種を入れるごとに表示器で確認しながら集めるこ
とができる調剤用トレイを提供することを課題とする。
としてこの発明は、調剤された薬品類を収納し得る箱形
状のトレイから成り、そのトレイの側部には少なくとも
収納された薬品の種類及び患者名若しくは記号を表示す
る表示部が設けられ、入力部から患者及び必要な薬種デ
ータが送り込まれるとそれらデータに基づいてトレイ内
の適宜スペースに表示部を駆動するための制御部を備え
た持運び自在の調剤用トレイの構成としたのである。
用の際は患者数に応じて一定の数揃えておく。各患者毎
に必要な薬種は、散薬、錠剤、水薬、外用薬など大きく
分類したもの毎に収納されると、その収納されたことが
分るように表示部に表示がされる。
文字表示あるいはコード記号で表示すると共にその一人
の患者に必要な薬種のそれぞれのコード記号などであ
る。患者名をコード記号等で表わす場合は、例えば受付
番号、診察券番号、患者コードなどその患者を特定する
のに病院内で使用される番号や記号を表示する。
薬種毎にそれぞれの調剤作業位置へトレイを持って人が
集めてまわり、全て表示器が点灯又は消灯されると調剤
作業は完了したこととなる。
薬種等が集まらず、次の調剤作業に時間がかかる場合
は、既にトレイ内に集められた薬種、患者名等について
の表示をしたままの状態で棚に収納して待機し、次の調
剤作業が終了してトレイ内に入れることができるように
なると再びそのトレイを持って調剤作業位置へ行き、そ
の薬種をトレイ内に入れるようにすることができる。
して説明する。図1は実施例の調剤用トレイの外観斜視
図、図2は表示器を駆動する制御回路の概略ブロック図
である。調剤用トレイ1は、上部が開放された浅い框体
から成り、調剤された薬品類を収納しかつ人手で持運び
するのに適当な大きさのものである。トレイ1自体の材
質は、木製、紙製、金属製のいずれでも持運びに便利な
ように軽いものであればよい。
が備えられており、表示器2は例えばスイッチSWと兼
用の点灯ランプ2aや患者名又はそのコード記号を表示
するコード表示部2bから成る。上記一側面1aのトレ
イ内側に仕切壁を設けた区画には、その内部に上記表示
器2を駆動するための制御部3と電池4が内蔵されてい
る。4aは電源スイッチ、5は電池4を挿入するための
蓋であり、Xは調剤指示書である。
コード記号等を入力するための入力部としてIDX6が
設けられている。このIDX6は非接触型ICカードで
あり、書込み、読出しが自在なICメモリを有し、薬局
内の適当な位置に固定して設けられた光送受信器から送
られる光信号を受けて必要なデータを書き込んだり、読
み出したりできるものである。
れと併設してテンキー(図示省略)を設けるようにして
もよい。外部のコンピュータに入力された患者及びその
患者に必要な薬種のデータを入力する場合に、何らかの
都合でコンピュータからデータを送り込むよりは直接ト
レイの側部のテンキーからデータの入力をする方が都合
がよいとき、あるいはコンピュータの故障時などでもト
レイを使用できるようにするためである。
成り、点灯ランプ2aと兼用のスイッチ2a’のいずれ
かのスイッチ信号を受けるとそれに応じて点灯ランプ2
aのいずれか対応するものを点灯すると共に、コード表
示部2bに患者名又は患者名を表わすコード記号が表示
されるように構成されている。3a、3bはそれぞれ駆
動回路である。IDX6から書き込まれるデータは電子
制御回路3Xへ送られメモリに記憶される。
のように使用される。医者の処方箋によって指示される
各患者に必要な薬品はそれぞれ多種多様である。これら
は大きく分けると、錠剤、散薬、水薬、外用薬などに分
けられるから、例えば錠剤が具体的にどのような内容の
ものであれ、調剤が揃ったら点灯ランプ2aを消灯す
る、あるいは点灯することによってその患者に対して調
剤が終了したかどうかを表示することができる。
ば、散薬を調合する場合、その調合作業から分包、薬袋
挿入までを全て自動化した設備を備えているところや、
あるいは全て人手で分包、薬袋挿入などを行なう場合も
ある。
で作業が患者毎に終了した際に調剤された薬品は集めら
れる。このとき、この実施例の調剤トレイはそれぞれの
調剤作業位置へ人手で運ばれ、必要な薬種が収納される
と、それによって例えば錠剤が全て揃うと錠剤に関する
点灯ランプ2aが点灯される、あるいは消灯される。こ
うして全てのランプが点灯、又は消灯されるとトレイ中
にその患者に必要な薬種が揃えられ、最終的な監査作業
へと移動される。
レイは持運び自在で必要な薬種を収納したことを示す表
示部をその側部に設けるようにしたから、従来のように
所定数の患者用に大きな棚を設ける必要がなく、各患者
毎に調剤トレイを用意しておき、それぞれの患者に必要
な薬種をトレイに入れるようにして集めればよく極めて
便利であるという利点が得られる。
ック図
Claims (1)
- 【請求項1】 調剤された薬品類を収納し得る箱形状の
トレイから成り、そのトレイの側部には収納された少な
くとも薬品の種類及び患者名若しくは記号を表示する表
示部が設けられ、入力部から患者及び必要な薬種データ
が送り込まれるとそれらデータに基づいて表示部を駆動
するための制御部を備えた持運び自在の調剤用トレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6272061A JP3017923B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 調剤用トレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6272061A JP3017923B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 調剤用トレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07163637A JPH07163637A (ja) | 1995-06-27 |
JP3017923B2 true JP3017923B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17508556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6272061A Expired - Lifetime JP3017923B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 調剤用トレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017923B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105065382B (zh) * | 2015-08-13 | 2019-05-03 | 天津市博爱制药有限公司 | 一种医药设备固定装置 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP6272061A patent/JP3017923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07163637A (ja) | 1995-06-27 |
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