JP3017889U - ランバーサポート部材 - Google Patents

ランバーサポート部材

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JP3017889U
JP3017889U JP1995001336U JP133695U JP3017889U JP 3017889 U JP3017889 U JP 3017889U JP 1995001336 U JP1995001336 U JP 1995001336U JP 133695 U JP133695 U JP 133695U JP 3017889 U JP3017889 U JP 3017889U
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JP
Japan
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lumbar support
bag
pad
member according
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JP1995001336U
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English (en)
Inventor
鼎 三石
Original Assignee
三進興産株式会社
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 背中が離れても落下せず、背中に沿った高さ
方向での位置調節が自在のランバーサポート部材を提供
すること。 【構成】 ランバーサポート部材10が、その内部にパ
ッド22を収納するための収納スペース12を具備する
バッグ14と、バッグ14に各一端16を縫い付けによ
る等して付設した2本の吊り下げベルト18を含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は腰痛対策用のランバーサポート部材に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から、例えば図3に全体を番号1で示すようなランバーサポート部材が知 られている。こうしたランバーサポート1には通常、種々のクッションパッド等 が充填され、人体の背中の曲線に概略合致する形状寸法を有しており、一般的に は自動車シートのシートバック部分3に立てかけるようにして座面5上に置いて 使用する。 しかしながら、こうしたランバーサポート部材は、腰痛を防止する効果もさる ことながら、すでに腰痛を煩ってしまっている場合には、固定位置で使用するよ りも、時には背中の高さ方向沿った色々な位置に位置変えすることで、腰痛緩和 の上で一層の効果がある。この点、従来製品は使用中に背中の高さ方向に沿った 位置を変えようとしてこれを座面上から離した場合、その高さ位置に維持するた めに常に背中で押し続ける必要が生じる。従って背中を離すとランバーサポート 部材は即座に元の座面上の位置に落下してしまい、その都度位置変えをやり直さ なくてはならないといった不便があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
背中が離れても落下せず、背中に沿った高さ方向での位置調節が自在のランバ ーサポート部材を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に従えば、バッグと、バッグに収納したパッドと、各1端をバッグに付 設し長さ調節手段を設けてなる2本の吊り下げベルトとを含む自動車用のランバ ーサポート部材であって、 吊り下げベルトの前記1端と反対側の自由端位置には自動車のシートのヘッド レスト支持用ポールを挿通可能な孔を設けてなるランバーサポート部材が提供さ れる。 孔は金属製のハトメ部材で構成するのが好ましく、長さ調節装置は、自動車の シートに直接接触しないようにするためのベルト延長端部を含んでいる。 またパッドは粘弾性体とするのが好ましい。
【0005】
【実施例】
図1及び2を参照して本考案を詳しく説明する。図1には本考案のランバーサ ポート部材が全体を番号10で示されている。ランバーサポート部材10は、そ の内部に後述するパッド等を収納するための収納スペース12を具備してなる、 例えば布製のバッグ14と、このバッグ14に各一端16を縫い付けによる等し て付設した2本の吊り下げベルト18とを含んでいる。 バッグ14の前記収納スペース12はその下端がファスナー(図示せず)等の 締め具により開閉自在とされた開口部20として形成され、この開口部20を通 して、商標名ソルボセイン等に代表される粘弾性体22が収納スペース12に収 納される。
【0006】 粘弾性体22は、人体の背骨を支えるための適度な硬さと衝撃吸収作用とに優 れ、しかも尚、こうした用途のための成形が容易であるものが選択される。吊り 下げベルト18はその自由端26を、図2に示す如くヘッドレス28のポスト3 0に対し固定するようになっており、これらのポスト30を挿通するための孔3 2が自由端26に取付けた金属製のハトメ部材によって提供される。
【0007】 吊り下げベルト18は更に、この自由端26を含む部分とそれよりも下方の、 即ちバッグ14に至るまでの部分とに分割された構造を有し、両部分は長さ調節 手段、即ち本実施例で言えばバックル34を介し相互に連結される。吊り下げベ ルトの、自由端26を含む部分にはバックル34に連結する連結端部36と、こ の連結端部36とは別のベルト延長端部38とが設けられる。ベルト延長端部3 8は、図2に示されるようにポスト30をハトメ部材32に挿通してシートバッ ク40にランバーサポート部材10を取付けた場合、バックル34とシートバッ ク40との間に位置付けられるように位置決めされ、これによりバックル34が シートバック40と直接的に擦れあうことで生ずるシートバックの傷みを未然に 防止する。
【0008】 本考案のランバーサポート10の位置決めは以下の如く行う。即ち、先ず先の 如くヘッドレスト28のポスト30をハトメ部材32に挿通した後、バックル3 4の部分で各々の吊り下げベルト18を緩め、好みの高さにバッグ14を引きあ げる。次いでベルトを締める要領で、バックル34を介し吊り下げベルト18を 締め付けてバッグ14の高さ位置を固定する。
【0009】 以上本考案を具体例を参照して説明したが、本考案の内で多くの変更を成し得 ることを理解されたい。 例えば、説明した実施例ではハトメ部材によりポスト30のための孔32を提 供したが、孔32自体の、バッグ14の重量やその他の引張力による変形が防止 される限りに於て、他の材質及び形状の部材を使用可能である。また、バックル 34は長さ調節機能を有するその他形式のものでも良い。
【0010】
【考案の効果】
背中が離れても座面上に落下せず、背骨に沿った高さ方向での位置調節が自在 のランバーサポート部材が提供される。 更には、開口20を設けたことにより収納部12への物品の出し入れが自由で あることから、例えばバッグ14を、ランバーサポートとしての機能を損なわな い範囲に於て、その他物品のための収納部として活用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従うランバーサポート部材の部分的に
省略した分解斜視図である。
【図2】本考案に従うランバーサポート部材を自動車シ
ートに取りつける状態を例示する部分的に省略した斜視
図である。
【図3】従来の代表的なランバーサポート部材の斜視図
である。
【符号の説明】
10 ランバーサポート部材 12 収納スペース 14 バッグ 18 吊り下げベルト 20 開口部 22 粘弾性体 26 自由端 28 ヘッドレス 30 ポスト 32 孔 34 バックル 36 連結端部 38 ベルト延長端部 40 シートバック

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部分(12)を有するバッグ(1
    4)と、バッグ(14)に収納したパッド(22)と、
    各1端をバッグに付設し長さ調節手段(34)を設けて
    なる2本の吊り下げベルト(18)とを含む自動車用の
    ランバーサポート部材(10)であって、 吊り下げベルト(18)の前記1端と反対側の自由端
    (26)位置には自動車のシートのヘッドレスト(2
    8)用の支持ポール(30)を挿通可能な孔(32)を
    設けてなるランバーサポート部材。
  2. 【請求項2】 孔(32)がハトメ部材で構成されてな
    る請求項1のランバーサポート部材。
  3. 【請求項3】 長さ調節装置(34)が、自動車のシー
    トバック(40)に直接接触しないようにするためのベ
    ルト延長端部(38)を含んでなる請求項1のランバー
    サポート部材。
  4. 【請求項4】 パッド(22)が粘弾性体である請求項
    1のランバーサポート部材。
JP1995001336U 1995-02-09 1995-02-09 ランバーサポート部材 Expired - Lifetime JP3017889U (ja)

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