JP3017682B2 - 防護柵の支柱擬木化方法 - Google Patents

防護柵の支柱擬木化方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、落石や落雪(雪
崩)等の恐れのある斜面等に構築して、落石や落雪等を
受け止め防護する防護柵の支柱擬木化方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、落石や落雪(雪崩)等の恐れのあ
る斜面等では、その斜面等に端末及び中間の支柱を間隔
を置きコンクリート基礎等で建て込み、端末及び中間の
支柱の山側に複数本のケーブル又は横梁を上下間隔を置
き張設し、さらに必要に応じ金網を張設して、優れたケ
ーブルの強靭性や横梁の高強度、ケーブルや金網の弾性
で落石や落雪(雪崩)等を受け止めて道路や鉄道等への
流入を防止する防護柵を構築している。
【0003】また、前記の防護柵は、斜面の下部等に構
築されて自然環境を阻害するため、端末や中間の支柱あ
るいはまたサポート柱等の正面側(道路や鉄道側等)及
び両側に、断面U形状に形成し自然環境にマツチさせた
着色カバーを嵌着又は嵌装して被覆し、着色カバーの両
縁部を支柱等に設けたナツトやボルト等(図示省略)で
取り付けたり、両縁部に設けた補強金具や取付金具で金
網やケーブルで取り付けて、着色カバーで支柱等を被覆
し擬木化して自然の景観に調和せしめた防護柵の擬木化
支柱を先に開発して提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の防護柵の擬木化
支柱において、その着色カバーは、支柱の正面側及び両
側を覆い擬木化して自然の景観に調和させているが、長
尺に形成されて支柱の長さサイズへの対応性がない。ま
た、予め支柱側に設けたナツトや着色カバーに設けたボ
ルト孔及びボルト・ナツト等で固着するため、固着位置
が特定されて多くの手数、手数を要し嵌着精度が損なわ
れる。着色カバーの内側に設けた嵌着溝を支柱の正面側
フンンジ部に嵌着する構造は、長尺に形成されているた
め支柱への嵌着が難しくその取り換え交換等に手数、手
数を要するなどの課題がある。
【0005】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、複数
の着色カバーを内側に設けた嵌着溝又は端縁部の補強プ
レートや取付プレートで支柱に取り付けかつ相互にピン
で連結することにより、着色カバーの施工性とともに擬
木化性能、信頼性を向上して自然の景観にマツチさせる
防護柵の支柱擬木化方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、間隔を置き建
て込んだ端末及び中間の支柱に複数本のケーブル又は横
梁を付設しあるいはまた金網を張設した防護柵におい
て、断面U形状に形成し自然環境にマツチさせた着色カ
バーの内側に嵌着溝を設けて、複数の着色カバーの各嵌
着溝を支柱の正面側フランジ部に嵌着し、複数の着色カ
バーで支柱の正面側及び両側を被覆するとともに、着色
カバーの隣接した端部間にピンを嵌着して連結すること
により、短く形成した複数の着色カバーを支柱に容易に
精度良く嵌着して、相互にピンで連結して支柱に固着で
き、支柱の正面側及び両側を被覆して自然の景観をマツ
チさせることができ、着色カバーの取り換え補修や管理
も容易であるなど、優れた施工性及び擬木化性能、信頼
性が得られる。
【0007】又は、前記の各着色カバーの内側に支柱の
正面側フランジ部と同様な幅の嵌装孔を有する嵌着溝を
設けて、複数の着色カバーを支柱の正面側から嵌装して
支柱の正面側フランジ部を各嵌着溝に配置し、各嵌着溝
内に嵌着した固着用金具で支柱の正面側フランジ部を嵌
着溝内に嵌着して、複数の着色カバーで支柱の正面側及
び両側を被覆するとともに、着色カバーの隣接した端部
間にピンを嵌着して連結することにより、短く形成した
複数の着色カバーを支柱にさらに容易に精度良く嵌着で
き、支柱への着色カバーの嵌着、被覆をさらに精度良く
容易とし取り換え補修や管理も容易にしている。
【0008】又は、間隔を置き建て込んだ端末及び中間
の支柱に複数本のケーブル又は横梁を付設しあるいはま
た金網を張設した防護柵において、断面U形状に形成し
自然環境にマツチさせた複数の着色カバーを支柱に嵌装
して、複数の着色カバーで支柱の正面側及び両側を被覆
するとともに、着色カバーの隣接した端部間にピンを嵌
着して連結し、各着色カバーの両端縁部に設けた補強プ
レートを金網やケーブルに取付プレート及び固着金具で
取り付けることにより、支柱の形状等に関係なく着色カ
バーの着脱や取り換え補修、擬木化を容易するなど、総
合的に施工性とともに擬木化性能、信頼性をさらに高め
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1A,B及び図2に本発明の第
1実施例、図1Cに第2実施例、図3に第3実施例を示
している。図中1はサポート2付きの端末の支柱、3は
中間の支柱、3aは支柱の正面側フランジ部、4はケー
ブルの間隔保持材、5は支柱のコンクリート基礎、6は
端部に索端ロツド6aを連設したケーブル、7はケーブ
ル群に張設した金網、7aは金網張設用のロープ、11
a,11bは支柱に嵌着して被覆した第1実施例の着色
カバー、12は着色カバーの内側に一対の突起12aで
設けた嵌着溝、13は支柱にケーブルや金網を固着した
Uボルト・ナツト等の固定金具、15は着色カバーの端
部に設けた複数のピン孔、16は着色カバーを連結する
ピン、17は着色カバーの嵌着溝に嵌着して支柱の正面
側フランジ部を固定するスペーサー、21a,21bは
第2実施例の着色カバー、22は着色カバーの内側に設
けた嵌装孔22bを有する2実施例の嵌着溝、23は支
柱の正面側フランジ部を嵌着溝内に固着する2実施例の
固着用金具、31a,31bは第3実施例の着色カバ
ー、32は第3実施例の補強プレート、33は第3実施
例の取付プレート、34,35はそのUボルト・ナツト
等の連結金具である。
【0010】図1A,B及び図2に示す第1実施例は、
間隔を置き建て込んだ端末及び中間の支柱1,3に複数
本のケーブル6又は横梁(図示省略)を付設しあるいは
また金網7を張設した防護柵において、断面U形状に形
成し自然環境にマツチさせた着色カバー11a,11b
の内側に嵌着溝12を設けて、複数の着色カバー11
a,11bの各嵌着溝を支柱の正面側フランジ部3aに
嵌着し、複数の着色カバーで支柱の正面側及び両側を被
覆するとともに、着色カバーの隣接した端部間にピン1
6を嵌着して連結する防護柵の支柱擬木化方法になつて
いる。
【0011】図1Cに示す第2実施例は、前記の防護柵
の支柱擬木化方法において、着色カバー21a,21b
の内側に支柱1,3の正面側フランジ部3aと同様な幅
の嵌装孔22bを有する嵌着溝22を設けて、複数の着
色カバーを支柱の正面側から嵌装して支柱の正面側フラ
ンジ部3aを各嵌着溝22に配置し、各嵌着溝内に嵌着
した固着用金具23で支柱の正面側フランジ部3aを嵌
着溝内に嵌着して、複数の着色カバー21a,21bで
支柱の正面側及び両側を被覆するとともに、着色カバー
の隣接した端部間にピン16を嵌着して連結する防護柵
の支柱擬木化方法になつている。
【0012】さらに、図3に示す第3実施例は、間隔を
置き建て込んだ端末及び中間の支柱1,3に複数本のケ
ーブル6又は横梁(図示省略)を付設しあるいはまた金
網7を張設した防護柵において、断面U形状に形成し自
然環境にマツチさせた複数の着色カバー31a,31b
を支柱に嵌装して、複数の着色カバー31a,31bで
支柱の正面側及び両側を被覆するとともに、着色カバー
の隣接した端部間にピン16を嵌着して連結し、各着色
カバーの両端縁部に設けた補強プレート32を金網7又
はケーブル6に取付プレート33及び固着金具34,3
5で取り付ける防護柵の支柱擬木化方法になつている。
【0013】第1実施例についてさらに詳述すると(図
1A,B、図2参照)、図示の防護柵の端末及び中間の
支柱1,3やサポート2、間隔保持材4は、好ましくは
H形鋼(H形鋼、組立鋼等)や各種の形鋼、鋼管等を適
用し、支柱1,3は、着色カバー11を嵌着する正面側
フランジ部3aを有し、落石や落雪(雪崩)等の恐れの
ある斜面等に適宜の間隔を置きコンクリート基礎5等で
建て込まれている。また、サポート2は端末の支柱1を
補強し、間隔保持材4はケーブル6にUボルト・ナツト
等(図示省略)で取り付けてその間隔を保持して補強す
る。
【0014】ケーブル6は、落石や落雪(雪崩)等の受
け止め荷重等に対応させて各種の撚り合わせ構造のワイ
ヤロープを適用し、端部に連設した索端ロツド6aをナ
ツト等で端末の支柱1に連結し、中間の支柱3の山側
(落石や落雪等側)にUボルト・ナツト等の固定金具1
3等で取り付けるとともに、適度の上下間隔を置き複数
段とし適度の張力を負荷して張設されている。
【0015】金網7は、落石や落雪(雪崩)等の大きさ
や受け止め荷重等に対応した適宜サイズの耐力材を適用
して、ケーブル6群の山側にロープ7aや適宜のUボル
ト・ナツト等の固定金具(図示省略)等で張設されてい
る。
【0016】第1実施例の着色カバー11a,11bは
(図1A,B、図2参照)、硬質又は半硬質の各種の合
成樹脂材等で図示のような断面U形状に形成して、内側
に一対の突部12aを設けて嵌着溝12を形成し、濃褐
色や濃緑色としあるいはまた表面に凹凸を設けるなどし
て擬木化するとともに、支柱1,3に対し適度に短く形
成して複数個(図示例は2個)の着色カバー11a,1
1bとし、各カバーの隣接する端部に複数個のピン孔1
5を対設して、上、下側のピン孔15にピン16を嵌着
して連結する構造になつている。着色カバー11a,1
1bの嵌着溝12を支柱1,3に上側等から嵌装して、
必要に応じ嵌着溝12にスペーサー17を嵌着して固定
し、各着色カバーで支柱の正面側(道路や鉄道側等)及
び両側を被覆するとともに、着色カバー11bの上側に
上端着色カバー11cを配置し、各着色カバーの隣接し
た端部間に複数のピン16を嵌着して連結する。前記の
着色カバー11aは適度に短く形成した所定長とし、着
色カバー11bを複数の異なる長さに形成することによ
り、支柱の長さサイズへの対応性を高めている。
【0017】前記の第1実施例は、間隔を置き建て込ん
だ端末及び中間の支柱1,3に複数本のケーブル6又は
横梁(図示省略)を付設しあるいはまた金網7を張設し
た防護柵において、断面U形状に形成し自然環境にマツ
チさせた着色カバー11a,11bの内側に嵌着溝12
を設けて、この嵌着溝12を支柱1,3の正面側フラン
ジ部3aに嵌着し、必要に応じ上端カバー11cを配置
しさらに嵌着溝12にスペーサー17を嵌着して固定
し、複数の着色カバー11a,11b,11cで支柱
1,3の正面側及び両側さらに上面を被覆するととも
に、各着色カバーの隣接した端部間にピン16を嵌着し
て連結することにより防護柵の支柱1,3を容易に擬木
化することができる。
【0018】前記のように複数の着色カバー11a,1
1bは、短く形成されて防護柵の支柱1,3に容易に精
度良く嵌着され、複数のピン嵌着で連結性能が高められ
て、支柱の正面側及び両側を被覆して自然の景観をマツ
チさせることができ、また、その取り換え補修や管理が
容易になつている。
【0019】また、第2実施例の防護柵の支柱擬木化方
法は(特に図1C参照)、第1実施例の着色カバー11
に比べ着色カバー21a,21bの内側に設けた嵌装孔
22bを有する嵌着溝22及び固着用金具23に特徴を
有する。即ち、各着色カバーの内側に比較的に短い一対
の突起22aを設けて、この突起22a間に支柱1,3
の正面側フランジ部3aと同様な幅の嵌装孔22bを有
する嵌着溝22を設けるとともに、この嵌着溝内に嵌着
して支柱の正面側フランジ部3aを覆い、嵌着溝22内
に支柱の正面側フランジ部3aを嵌着する図示のような
形状の固着用金具23を適用し、図2に示すような防護
柵において、着色カバー21a,21bの内側に支柱
1,3の正面側フランジ部3aと同様な幅の嵌装孔22
bを有する嵌着溝22を設け、複数の着色カバー21
a,21bを支柱の正面側から嵌装して、その正面側フ
ランジ部3aを各嵌着溝22内に配置し、嵌着溝内に嵌
着した固着用金具23で支柱の正面側フランジ部3bを
嵌着溝内に嵌着して固定し、複数の着色カバー21a,
21bで支柱の正面側及び両側を被覆するとともに、着
色カバーの隣接した端部間にピン16を嵌着して連結す
る防護柵の支柱擬木化方法になつている。
【0020】第2実施例は、前記のように比較的に短い
複数の着色カバー21a,21bを支柱の正面側から嵌
装して、各着色カバーの嵌着溝22内に固着用金具23
を下側や上側から嵌着すると、固着用金具23で支柱の
正面側フランジ部3aが嵌着溝22内に容易に嵌着され
て固定され、必要に応じ着色カバー21bの上側に上部
着色カバー11cを配置して、各着色カバーの隣接した
端部間に複数のピン16を嵌着して連結することによ
り、支柱1,3を各着色カバーで容易に精度良く被覆す
ることができ、着色カバーの連結性能が高められ、容易
に着脱して取り換え交換することも可能である。
【0021】さらに、第3実施例の防護柵の支柱擬木化
方法は(特に図3参照)、第1実施例の着色カバーに比
べ着色カバー31a,31bの内側に嵌着溝を設けない
で、着色カバー31a,31bの両縁部にそれぞれ横断
L形状のボルト孔付き補強プレート32を一体的に取り
付けて、複数の着色カバー31a,31bを金網7やケ
ーブル6に取付プレート33及び固着金具34,35で
取り付ける構造に特徴を有し、図2に示すような防護柵
において、断面U形状に形成し自然環境にマツチさせた
複数の着色カバー31a,31bを支柱の正面側から嵌
装して、複数の着色カバーで支柱の正面側及び両側を被
覆するとともに、着色カバーの隣接した端部間にピン1
6を嵌着して連結し、各着色カバーの両端縁部に設けた
補強プレート32を金網7やケーブル6に取付プレート
33及び固着金具34,35で取り付ける防護柵の支柱
擬木化方法になつている。
【0022】第3実施例は、前記のように複数の着色カ
バー31a,31bを支柱1,3の正面側から容易に嵌
装し、必要に応じ着色カバー31b上に上部着色カバー
11cを配置して、各着色カバーの隣接した端部間にピ
ン16を嵌着して連結するとともに、各着色カバー31
a,31bの両端縁部に設けた補強プレート32を金網
7やケーブル6に取付プレート33及び固着金具34,
35で取り付けることにより、防護柵の支柱の正面側及
び両側面に容易に精度良く嵌装し被覆して擬木化し、連
結性能が高められ自然にマツチさせて景観を高めること
ができ、随時に着脱して取り換え補修や管理が容易であ
る。
【0023】図示の実施例は、ケーブル群及び金網を張
設した防護柵になつているが、金網を張設していないで
ケーブルや横梁を配設した落石・落雪等の防護柵におい
ても適用され、必要に応じ末支柱のサポート2や間隔保
持材4にも同様な着色カバー41,51等を嵌着して擬
木化し、さらにまた、ケーブル6や金網7等も塗装する
などして全体的に自然にマツチせしめたり、また、着色
カバーの嵌着数は必要に応じ増加可能であり、上部の着
色カバーは図示のように最上段の着色カバーとピンで連
結したり又は必要に応じ一体に形成することも可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は、前述のように間隔を置き建て
込んだ端末及び中間の支柱に複数本のケーブル又は横梁
を付設しあるいはまた金網を張設した防護柵において、
断面U形状に形成し自然環境にマツチさせた着色カバー
の内側に嵌着溝を設けて、複数の着色カバーの各嵌着溝
を支柱の正面側フランジ部に嵌着し、複数の着色カバー
で支柱の正面側及び両側を被覆するとともに、着色カバ
ーの隣接した端部間にピンを嵌着して連結することによ
り、短く形成した複数の着色カバーを支柱に容易に精度
良く嵌着でき固着性能及び連結性能を高め、支柱の正面
側及び両側を被覆して自然の景観をマツチさせることが
でき、着色カバーの取り換え補修や管理も容易であるな
ど、施工性とともに擬木化性能、信頼性を著しく向上し
ている。
【0025】また、着色カバーの内側に支柱の正面側フ
ランジ部と同様な幅の嵌装孔を有する嵌着溝を設けて、
複数の着色カバーを支柱の正面側から嵌装して支柱の正
面側フランジ部を嵌着溝に配置し、各嵌着溝内に嵌着し
た固着用金具で支柱の正面側フランジ部を各嵌着溝内に
嵌着して、複数の着色カバーで支柱の正面側及び両側を
被覆するとともに、着色カバーの隣接した端部間にピン
を嵌着して連結することにより、短く形成した複数の着
色カバーを支柱にさらに容易に精度良く嵌着できて固着
性能及び連結性能を高め、取り換え補修や管理も容易に
している。
【0026】また、断面U形状に形成し自然環境にマツ
チさせた複数の着色カバーを支柱に嵌装して、複数の着
色カバーで支柱の正面側及び両側を被覆するとともに、
着色カバーの隣接した端部間にピンを嵌着して連結し、
各着色カバーの両端縁部に設けた補強プレートを金網や
ケーブルに取付プレート及び固着金具で取り付けること
により、支柱の形状に関係なく複数の着色カバーを支柱
に精度良く容易に嵌装することができ固着性能及び連結
性能を高め、取り換え補修や管理も容易であるなど、総
合的に施工性とともに擬木化性能、信頼性を著しく向上
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図2X−X部の拡大
正面図(A)とそのY−Y部の拡大平面図(B)及び第
2実施例のY−Y相当部の拡大平面図(C)
【図2】本発明の防護柵要部の正面図(A)とその平面
図(B)
【図3】第3実施例を示すY−Y相当部の拡大平面図で
ある。
【符号の説明】 1,3 支柱 3a 正面側フランジ部 6 ケーブル 7 金網 11a,11b、21a,21b、31a,31b 着
色カバー 12,22 嵌着溝 16 ピン 22b 嵌装孔 23 固着用金具 32 補強プレート 33 取付プレート 34,35 固着金具

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を置き建て込んだ端末及び中間の支
    柱に複数本のケーブル又は横梁を付設しあるいはまた金
    網を張設した防護柵において、断面U形状に形成し自然
    環境にマツチさせた着色カバーの内側に嵌着溝を設け
    て、複数の着色カバーの各嵌着溝を支柱の正面側フラン
    ジ部に嵌着し、複数の着色カバーで支柱の正面側及び両
    側を被覆するとともに、着色カバーの隣接した端部間に
    ピンを嵌着して連結することを特徴とする防護柵の支柱
    擬木化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防護柵の支柱擬木化方法
    において、前記の各着色カバーの内側に支柱の正面側フ
    ランジ部と同様な幅の嵌装孔を有する嵌着溝を設けて、
    複数の着色カバーを支柱の正面側から嵌装して支柱の正
    面側フランジ部を各嵌着溝に配置し、各嵌着溝内に嵌着
    した固着用金具で支柱の正面側フランジ部を嵌着溝内に
    嵌着して、複数の着色カバーで支柱の正面側及び両側を
    被覆するとともに、着色カバーの隣接した端部間にピン
    を嵌着して連結することを特徴とする防護柵の支柱擬木
    化方法。
  3. 【請求項3】 間隔を置き建て込んだ端末及び中間の支
    柱に複数本のケーブル又は横梁を付設しあるいはまた金
    網を張設した防護柵において、断面U形状に形成し自然
    環境にマツチさせた複数の着色カバーを支柱に嵌装し
    て、複数の着色カバーで支柱の正面側及び両側を被覆す
    るとともに、着色カバーの隣接した端部間にピンを嵌着
    して連結し、各着色カバーの両端縁部に設けた補強プレ
    ートを金網やケーブルに取付プレート及び固着金具で取
    り付けることを特徴とする防護柵の支柱擬木化方法。
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