JP3017625U - 折り畳み傘 - Google Patents

折り畳み傘

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JP3017625U
JP3017625U JP1995004181U JP418195U JP3017625U JP 3017625 U JP3017625 U JP 3017625U JP 1995004181 U JP1995004181 U JP 1995004181U JP 418195 U JP418195 U JP 418195U JP 3017625 U JP3017625 U JP 3017625U
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JP
Japan
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string
grip
center rod
folding umbrella
umbrella
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JP1995004181U
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English (en)
Inventor
正一 森
Original Assignee
オーロラ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り畳まれた傘の全長を従来よりも短くし
て、鞄などに入れて携帯し易くする。 【構成】 中棒1の内筒1bの上端部に紐22の一端を
固定し、内筒1bに螺合可能な石突15に紐収容室18
を設け、紐22の他端に、紐収容室18から離脱不能の
ストッパ24を固着することにより、中棒1に紐22を
介して石突15を連結する。又、中棒1の外筒1aの下
端部に紐30の一端を固定し、外筒1bに螺合可能な握
り16に紐収容室26を設け、紐30の他端に、紐収容
室26から離脱不能のストッパ32を固着することによ
り、中棒1に紐30を介して握り16を連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、折り畳まれた傘の長さを従来よりも更に短くすることをできる折り 畳み傘に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、折り畳み傘の構造を示す説明図であり、中棒1は外筒1aと内筒1b によって構成され、内筒1bは外筒1aの中に没入可能である。 外筒1aの下端部に設けられた雄ねじ2に、握り3の端面に設けられた雌ねじ 4が螺着され、内筒1bの上端部に上ろくろ5が設けられ、上ろくろ5の上に設 けられた設けられた雄ねじ6に、石突7の端面に設けられた雌ねじ8が螺着され る。
【0003】 上ろくろ5には、複数の上部親骨9の一端が枢着され、各上部親骨9の他端に 固着されたヒンジ10に下部親骨11の端部が枢着される。 各上部親骨9の中間部に受け骨12の一端が枢着され、受け骨12の他端は、 下ろくろ13の中間部に形成された鍔部13aに枢着される。 下ろくろ13は、内筒1b及び外筒1aに沿って移動可能であり、下ろくろ1 3が内筒1bの上方に向かって移動すると、内筒1bの方面より突出している上 はじき14が没入し、下ろくろ13が上はじき14を通過すると、再び上はじき 14が突出して下ろくろ13の下方移動を阻止し、傘が開かれた状態に保持され る。
【0004】 この傘を折り畳むには、上はじき14を没入させて下ろくろ13を下方に移動 させると、下ろくろ13と共に受け骨12が下がるので、上部親骨9が上ろくろ 5の枢着点を支点として下方に回動し、傘が閉じられる。 次に、下部親骨11をほぼ180度回動して折り畳むと共に、内筒1bを外筒 1aの中に没入させると、図6に示すように、傘の長さが短縮され、全長がL1 になる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
折り畳み傘について次のような課題が残されていた。 (1) 折り畳み傘は、携帯を便利にするために傘の全長を短くするものであり、傘 の全長をできるだけ短くするために、石突7と握り3の外観を犠牲にして長さ の短いずんぐりした形状にしている。 然し、一般の洋傘のように、長いスマートな形状の石突7を希望する人があ り、又、短い握り3では把持し難い不便がある。
【0006】 (2) 上記のような2段の折り畳み傘では、全長がL1 より小さくならないので、 小さな鞄では、中に入れて携帯することができない不便がある。 本考案はかかる課題を解決することを目的としており、石突7や握り3を長く しても、小さな鞄の中に入れ易い折り畳み傘を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の折り畳み傘においては、 中棒の上端部に石突を着脱可能に螺着する折り畳み傘において、中棒の上端部 及び石突のうちの何れか一方に紐収容室を設け、他方に紐の一端を固定し、上記 紐の他端に、上記紐収容室に収容され上記他方より離脱不能な大きさのストッパ を設け。 或いは、中棒の下端部に握りを着脱可能に螺着する折り畳み傘において、中棒 の下端部及び握りのうちの何れか一方に紐収容室を設け、他方に紐の一端を固定 し、上記紐の他端に、上記紐収容室に収容され上記他方より離脱不能な大きさの ストッパを設けた。
【0008】 上記のように構成された折り畳み傘は、石突を中棒の上端部に螺着して使用す るが、携帯するときには、石突を中棒から取り外すことができるので、折り畳み 傘の全長がほぼ石突の長さだけ短くなり、鞄などに収納し易くなる。 従って、石突は長さの長いものを使用することができる。 握りを取外し可能にした場合にも、折り畳み傘の全長がほぼ握りの長さだけ短 くなり、鞄などに収納し易くなる。
【0009】 石突及び握りの両方を取外し可能にした場合には、折り畳み傘の全長がほぼ石 突及び握りの長さだけ短くなるので、折り畳み傘の全長が更に短くなる。 取外し可能な石突及び握りはどちらも紐で中棒に連結されているので、紛失す る虞はない。 取り外された石突,握りは中棒にねじ込む簡単な操作で取付けられる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図1は、傘を折り畳んだ 後に石突と握りを外した状態の説明図、図2は傘の折り畳み状態の説明図であり 、図1及び図2の説明図は、折り畳み傘の構造を判り易くするために生布を除去 した場合の正面図である。 図3は石突と中棒との関係を示す要部断面図、図4は握りと中棒との関係を示 す要部断面図である。 中棒1は外筒1aと内筒1bによって構成され、内筒1bの上端に上ろくろ5 が固着され、上ろくろ5に一端を枢着された上部親骨9の他端にヒンジ10が設 けられ、ヒンジ10に下部親骨11の端部が枢着され、上部親骨9の中間部に一 端を枢着された受け骨12の他端が下ろくろ13に枢着されることは、従来例と 同様である(図5参照)。
【0011】 然し、本考案の折り畳み傘は、内筒1bの上端部と石突15の構造が相違し( 図3参照)、外筒1aの下端部と握り16の構造が相違する(図4参照)。 図3に示すように、一般の洋傘のように長い形状をした石突15の端面に、挿 入孔17が設けられ、挿入孔17の底に紐収容室18が設けられる。 挿入孔17に固着される底付きの筒状体19には、内周面に雌ねじ8が設けら れ、底壁20に孔21が穿設される。
【0012】 内筒1b上端部の内部には、紐22の一端が挿入されピン23などの公知の手 段で固定され、紐22の他端は底壁20の孔21を通過し、先端にストッパ24 が固着される。 ストッパ24は底壁20の孔21を通過可能な筒部24aと、筒部24aから 斜めに突出する可撓性の係止部24bとのより構成され、係止部24bは弾性変 形を伴って孔21を通過した後に弾性復帰するので、ストッパ24は底壁20よ り抜けなくなる。 紐収容室18は、ストッパ24及び紐22を収容するに充分なスペースを有す る。
【0013】 外筒1aの下端部と握り16の構造は、図4に示すように、一般の洋傘のよう に持ち易い形状に形成された握り16の端面に、挿入孔25が設けられ、挿入孔 25の底に紐収容室26が設けられる。 挿入孔25に嵌着される底付きの筒状体27には、内周面に雌ねじ4が設けら れ、底壁28に孔29が穿設される。
【0014】 外筒1aの下端部の内部には、紐30の一端が挿入されピン31などの公知の 手段で固定され、紐30の他端はストッパ32の筒部32aの内部に挿入された 後に固定される。 ストッパ32の形状は、ストッパ24と同様であり、底壁28の孔29を通過 した後に抜けなくなる。
【0015】 ストッパ32は底壁28の孔29に挿入されるときに、孔29の内面に当たっ た係止部32bが弾性変形して孔29の内面を滑り、孔29を通過したときに係 止部32bが弾性復帰するので、ストッパ32が筒状体27に脱落不能に係止さ れ、紐収容室26に収容される。 紐収容室26はストッパ32及び紐30を収容するに充分なスペースを有する 。
【0016】 上記のように構成された折り畳み傘を使用するときには、石突15の雌ねじ8 を内筒1bの雄ねじ6に螺合する。 このとき、紐22の一部分が紐収容室18に押し込められる。 握り16も同様に、雌ねじ4を外筒1aの雄ねじ2に螺合し、紐30の一部分 が紐収容室26に押し込められる。
【0017】 このようにして使用可能な状態になった折り畳み傘は、図2に示すように、長 い石突15と持ち易い握り16が両端に取付けられているので、従来の折り畳み 傘の全長L1 よりも長くなっている。 傘の開閉は従来例と同様である。
【0018】 折り畳み傘を鞄などに格納して携帯する場合には、石突15を雄ねじ6から外 し、握り16を雄ねじ2から外すので、折り畳み傘の全長L2 は雄捻子6,2間 の距離になり、従来の折り畳み傘の全長L1 よりも短くなる。 従って、従来の折り畳み傘が入らない鞄などにも収納できるので便利である。 取り外された石突15及び握り16はそれぞれ紐22及び30を介して中棒1 の内筒1b及び外筒1aに連結されているので、紛失する虞はない。
【0019】 本実施例では、中棒1の上端部及び下端部に石突15及び握り16を着脱自在 に設けたが、石突15及び握り16のうち、一方だけを設けてもよい。 又、紐22の一端を内筒1bの上端部に固定し、石突15に収容室18を設け たが、石突15に紐22を固定し、内筒1bの内部を収容室18としてもよい。 握り16についても同様に、紐30を握り16に固定し、外筒1aの下端部に 収容室26を設けてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏 する。 (1) 折り畳み傘は、石突を長くし握りを持ち易い形状にしても、携帯が不便にな らないので、折り畳み傘を使用し易く外観のよいものにすることができる。 (2) 携帯する場合には、従来の折り畳み傘より全長を短くすることができるので 、小さな鞄に入れることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】傘を折り畳んだ後に石突と握りを外した状態の
説明図である。
【図2】傘の折り畳み状態の説明図である。
【図3】石突と中棒との関係を示す要部断面図である。
【図4】握りと中棒との関係を示す要部断面図である。
【図5】開かれた従来の折り畳み傘の説明図である。
【図6】折り畳まれた従来の折り畳み傘の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 中棒 1a 外筒 1b 内筒 2,6 雄ねじ 4,8 雌ねじ 15 石突 16 握り 17,25 挿入孔 18,26 紐収容室 22,30 紐 24,32 ストッパ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中棒の上端部に石突を着脱可能に螺着す
    る折り畳み傘において、中棒の上端部及び石突のうちの
    何れか一方に紐収容室を設け、他方に紐の一端を固定
    し、上記紐の他端に、上記紐収容室に収容され上記他方
    より離脱不能な大きさのストッパを設けたことを特徴と
    する折り畳み傘。
  2. 【請求項2】 中棒の下端部に握りを着脱可能に螺着す
    る折り畳み傘において、中棒の下端部及び握りのうちの
    何れか一方に紐収容室を設け、他方に紐の一端を固定
    し、上記紐の他端に、上記紐収容室に収容され上記他方
    より離脱不能な大きさのストッパを設けたことを特徴と
    する折り畳み傘。
JP1995004181U 1995-05-02 1995-05-02 折り畳み傘 Expired - Lifetime JP3017625U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7060325B2 (ja) 2017-02-03 2022-04-26 グローブライド株式会社 折畳み傘

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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