JP3017599U - 釣り用餌箱 - Google Patents

釣り用餌箱

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JP3017599U
JP3017599U JP1995005172U JP517295U JP3017599U JP 3017599 U JP3017599 U JP 3017599U JP 1995005172 U JP1995005172 U JP 1995005172U JP 517295 U JP517295 U JP 517295U JP 3017599 U JP3017599 U JP 3017599U
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plate
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fishing
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数彦 渡辺
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数彦 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 岩場や波の大きい海釣りの条件に対応すべ
く、餌箱の吊り下げとか、波飛沫が掛かった時の海水の
侵入防止、釣り餌の鮮度保持を図る。 【構成】 箱体10内に仕切り板11を立設して複数の
餌収納部12,13を形成する。又、一方の餌収納部1
3の両側に桟14,15を固定し、上げ底板16を載置
する。更に、内側の桟15の中央部に細棒17を挿通
し、該細棒17の左方に押し上げ部18、右方にレバー
部19を設ける。更に又、後板6と仕切り板11に通気
部20,21を設けると共に、後板6の上端部に蓋係合
部22を設ける。蓋係合部22の表面に数条の溝23、
前板5の左右上端部にU字形切り欠き24、左右側板
7,8の下方にベルト挿通長孔25、左右側板7,8の
上方にベルト挿通部、前板5の左右上方部に鉤片係止孔
27、左右側板7,8の前後下方部に水抜き孔28、仕
切り板11の下端部に連通部29を各々設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、主として、海釣りに使用する釣り用餌箱 に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来から、釣り用餌箱として、木製とか、合成樹脂製からな る種々なものが使用されているが、満足し得るものがないのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 従来の釣り用餌箱は、岩場や波の大きい海 釣りの条件に対応すべく、餌箱の吊り下げとか、波飛沫等がかかった時の海水の 侵入防止、釣り餌の鮮度保持等に対する配慮に欠ける難点があった。
【0004】
【問題を解決するための手段】 上述の課題を解決するため、本体と蓋及び吊 り下げ金具とから釣り用餌箱を構成する。本体は木製とし、前後板と左右側板及 び底板から矩形状の箱体とされ、該箱体内に仕切り板を立設して複数の餌収納部 を形成する。又、一方の餌収納部の両側に桟を固定し、上げ底板を載置する。更 に、内側の桟の中央部に細棒を挿通し、該細棒の左方に押し上げ部、右方にレバ ー部を設ける。更に又、後板と仕切り板に通気部を設けると共に、後板の上端部 に蓋係合部を設ける。蓋係合部の表面に数条の溝、前板の左右上端部にU字形切 り欠き、左右側板の下方にベルト挿通長孔、左右側板の上方にベルト挿通部、前 板の左右上方部に鉤片係止孔、左右側板の前後下方部に水抜き孔、仕切り板の下 端部に連通部を各々設ける。 本体に載置される蓋も矩形状を呈した木製で、裏面の左右縦方向に箱体の左側 板と右側板の内壁間に適合する係止片を設け、該係止片の手元側辺端に傾斜部を 形成させる。係止片の中央部に鉤片を取付けると共に、手前側全長に係合部を設 ける。又、蓋の手元側裏面の略中央部に指掛け部を設ける。 吊り下げ金具は、金属製細棒を箱体の手前側上端部に設けた細孔に挿通し、両 側を略逆V字状に折り曲げて吊り掛け部とすると共に、吊り掛け部の手元側下端 部を細孔に嵌め込み固定させる。
【0005】
【作用】 この考案に係る釣り用餌箱は、金属製の吊り掛け部を有するから、 岩場等に立設される釣り用品掛け吊り具に吊り下げることができる作用がある。 又、指掛け部に指を掛けて手元側を少し浮き上げ、この状態で手元側に引くと、 係止片が箱体の左側板と右側板の内壁部に案内されて手元側に移動し、係止片に 設けた鉤片が切り欠きに係合した状態で止まり、蓋を手前側に押せば、係止片が 箱体の内壁部に嵌まり、密に閉蓋された状態に戻る作用がある。更に、生き餌を 入れた餌収納部の上げ底板は、レバー部を手前側に押し下げることにより手元側 に持ち上がり、レバー部を離せば元の水平な位置に戻る作用がある。更に又、蓋 係合部の溝は波の飛沫による海水の侵入を阻止する作用がある。後板と仕切り板 の通気部は、釣り餌の鮮度を保つ作用がある。左右側板の水抜き孔や仕切り板の 連通部は、釣り餌の鮮度保持を一層向上させる作用がある。左右側板のベルト挿 通長孔やベルト挿通部は、該部にベルトを挿通させることにより持ち運びが容易 になる作用がある。
【0006】
【実施例】 次に、釣り用餌箱の一実施例を図面につき詳述する。 図中1は釣り用餌箱で、本体2と蓋3及び吊り下げ金具4とから構成される。 本体2は木製で、前後板5,6と左右側板7,8及び底板9からなり、矩形状を した箱体10とされている。前記箱体10の前後板5,6と底板9間には仕切り 板11が立設され、大小二つの餌収納部12,13が形成されている。又、餌収 納部13の底部、即ち、左側板7の右下部と仕切り板11の左下部には桟14, 15が固定され、両桟14,15間に上げ底板16が載置されている。更に、桟 15の略中央部に金属製の細棒17が挿通される。該細棒17の左方は手元側に 略直角に折り曲げられ、上げ底板16の押し上げ部18とされている。更に又、 前記細棒17の右方は上方に折り曲げられてレバー部19とされている。従って 、レバー部19を手前側に倒すことにより、押し上げ部18が上げ底板16の下 部を押し上げ、図3の平坦な状態から図4のように手元側を高く持ち上げること ができる構造とされている。後板6と仕切り板11の任意部に通気部20,21 が設けられ、後板6の上端部には蓋係合部22が設けられている。又、蓋係合部 22の表面には数条の溝23─が全長に形成されている。更に、前板5の左右上 端部分には略U字形の切り欠き24,24を設けてある。図中25は左右側板7 ,8の下方に設けたベルト挿通長孔、26は左右側板7,8の上方に設けたベル ト挿通部、27は前板5の左右上方部に設けた鉤片係止孔、28は左右側板7, 8の前後下方部に設けた水抜き孔、29は仕切り板11の下端部を切り欠いて設 けた連通部である。 前述の本体2に載置される蓋3も矩形状をした木製で、裏面の左右方向には、 箱体10の左側板7と右側板8の内壁間に適合する縦向きの係止片30,30が 設けられている。該係止片30の手元側辺端は傾斜部31とされ、又、中央部分 には鉤片32,32が取付けられている。更に、蓋3の手前側全長には箱体10 の蓋係合部22に係合する係合部33が固定されている。更に又、蓋3の手元側 裏面の略中央部には指掛け部34が設けられている。なお、蓋3が本体2から離 脱しないよう紐35で結び合うと好都合である。 吊り下げ金具4は、一本の金属製細棒36を箱体10の手前側上端部に設けた 細孔37,37の手前側の細孔に挿通させ、その両側を略逆V字状に折り曲げて 吊り掛け部38,38とすると共に、その手元側下端部を細孔37に嵌め込み固 定したものである。なお、金具全体を一本の金属製細棒とせず、左右に二分させ るようにしてもよい。
【0007】 上述のように構成された釣り用餌箱1は主として海釣りに使用するもので、大 きい餌収納部12にはオキアミのような冷凍された餌が入れられ、又、小さい餌 収納部13には青虫やゴカイのような生き餌が入れられる。この釣り用餌箱1は 岩場等に立設された釣り用品掛け吊り具(図示せず)に吊り掛け部38,38を 利用して吊り下げられる。又、図示してないが、左右側板7,8に設けたベルト 挿通長孔25,25とベルト挿通部26,26にベルトを挿通させて使用するこ ともある。次に、釣り用餌箱1内の釣り餌を取り出すには、蓋3の指掛け部34 に指を掛け、蓋3の手元側を少し浮き上げ、この状態で手元側に引く。そうする と、蓋3の係止片30,30が箱体10の左側板7と右側板8の内壁部に案内さ れて手元側に移動し、最後に係止片30に設けた鉤片32が切り欠き24に係合 した図2のような状態で止まる。又、蓋3を閉めるには、蓋3の係合部33付近 を押し下げ、前記鉤片32の先端を本体2の鉤片係止孔27内に位置させた状態 で手前側へ滑らせれば、図1の閉蓋された元の状態に戻る。 餌収納部13内の青虫やゴカイ等の生き餌を取り出すには、餌収納部12側の レバー部19を手前側に押し倒す。そうすると、レバー部19と繋がっている押 し上げ部18が上げ底板16を押し上げ、手元側が持ち上げられる。この状態で 釣り餌を取り出す。なお、レバー部19を離せば上げ底板16は元の位置に戻る ことは言うまでもない。
【0008】
【考案の効果】 この考案に係る釣り用餌箱1は、金属製の吊り掛け部38, 38を有するから、岩場等に立設される釣り用品掛け吊り具に吊り下げることが でき、波に流されるような事態がない効果がある。又、蓋3の指掛け部34に指 を掛け、少し浮き上げて手元側に引けば、蓋3の係止片30,30が箱体10の 左側板7と右側板8の内壁部に案内されて手元側に移動し、係止片30の鉤片 32が切り欠き24に係合した状態で蓋3は全開するから、餌収納部12,13 内の釣り餌を簡単に取り出せるし、蓋3を閉める際、鉤片32の先端は本体2の 鉤片係止孔27内に位置するから、蓋3は外れることなく手前側に案内され、閉 蓋を円滑に、しかも、完全にできる効果がある。更に、餌収納部13内の生き餌 等は、餌収納部12側のレバー部19を押し倒すことにより上げ底板16の手元 側を持ち上げ、取り易くできる効果がある。更に又、蓋係合部22の表面に数条 の溝23─を形成したので、該部に波の飛沫がかかっても、ここで阻止されて餌 箱内に侵入しない効果がある。後板6と仕切り板11に通気部20,21を設け たので、餌収納部12,13内の釣り餌は腐らず鮮度を保つ効果がある。なお、 左右側板7,8に水抜き孔28を設けたり、仕切り板11の下端部を切り欠いて 連気部29とすれば、餌収納部12,13は連気部29で連通し、餌収納部12 内の冷凍された釣り餌の冷気と融けて生じた低温水により、両餌収納部内の釣り 餌の鮮度保持が一層向上する。左右側板7,8にベルト挿通長孔25,25とベ ルト挿通部26,26を有するから、ベルトを取付けることができ、持ち運びに 便利な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣り用餌箱の斜面図である。
【図2】開蓋し、一部を切り欠き状態とした釣り用餌箱
の斜面図である。
【図3】開蓋した釣り用餌箱の右方側縦断面図である。
【図4】底板の持ち上げ状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 釣り用餌箱 2 本体 3 蓋 4 吊り下げ金具 5 前板 6 後板 7 左側板 8 右側板 9 底板 10 箱体 11 仕切り板 12,13 餌収納部 14,15 桟 16 上げ底板 17 細棒 18 押し上げ部 19 レバー部 20,21 通気部 22 蓋係合部 23 溝 24 U字形切り欠き 25 ベルト挿通長孔 26 ベルト挿通部 27 鉤片係止孔 28 水抜き孔 29 連通部 30 係止片 31 傾斜部 32 鉤片 33 係合部 34 指掛け部 35 紐 36 金属製細棒 37 細孔 38 吊り掛け部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後板5,6と左右側板7,8及び底板
    9から矩形状をした箱体10とされ、該箱体10の前後
    板5,6と底板9間に仕切り板11を立設して複数の餌
    収納部12,13を形成させ、又、左側板7の右下部と
    仕切り板11の左下部に桟14,15を固定し、両桟1
    4,15に上げ底板16を載置すると共に、桟15の略
    中央部に細棒17を挿通し、該細棒17の左方に持ち上
    げ部18、右方にレバー部19を各々設け、更に、後板
    6と仕切り板11に通気部20,21を形成し、後板6
    の上端部に蓋係合部22を設け、蓋係合部22の表面に
    数条の溝23─を形成し、更に又、前板5の左右上端部
    分にU字形切り欠き24,24を設け、その下方に鉤片
    係止孔27,27を設けた本体2と、矩形板状をなし、
    裏面の左右縦方向に箱体10の左側板7と右側板8の内
    壁間に適合する係止片30,30を設け、該係止片3
    0,30の手元側辺端を傾斜部31とし、中央部に鉤片
    32,32を取付け、手前側全長に箱体10の蓋係合部
    22と係合する係合部33を設け、手元側裏面の略中央
    部に指掛け部34を設けた蓋3、吊り掛け部38,38
    を有する吊り下げ金具4とから構成され、蓋3を本体2
    に開閉自在に載置すると共に、本体2の左右側板7,8
    に吊り下げ金具4を取付けたことを特徴とする釣り用餌
    箱。
  2. 【請求項2】 左右側板7,8の下方にベルト挿通長孔
    25、上方にベルト挿通部26を各々設けた請求項1記
    載の釣り用餌箱。
  3. 【請求項3】 前板5の左右側板7,8の前後下方部に
    通気孔28を各々設けた請求項1又は請求項2記載の釣
    り用餌箱。
  4. 【請求項4】 仕切り板11の下端部に連通部29を設
    けた請求項1、請求項2又は請求項3記載の釣り用餌
    箱。
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