JP2557462Y2 - 炊飯器用しゃもじ立て - Google Patents

炊飯器用しゃもじ立て

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JP2557462Y2
JP2557462Y2 JP9736491U JP9736491U JP2557462Y2 JP 2557462 Y2 JP2557462 Y2 JP 2557462Y2 JP 9736491 U JP9736491 U JP 9736491U JP 9736491 U JP9736491 U JP 9736491U JP 2557462 Y2 JP2557462 Y2 JP 2557462Y2
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rice
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joint
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昭剛 岩崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、炊飯器の側面に取り
付けられて、使用後のしゃもじを縦に収容させておくよ
うにした炊飯器用しゃもじ立てに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器用しゃもじ立てには、例え
ば実開平2ー116226号公報のように、U字形断面
を有して馬蹄形に器体を形成したしゃもじ立ての側面に
一つの吸盤を取り付けて、炊飯器の側面に取り付けられ
るようにしたものと、例えば実開平2ー37047号公
報のように、しゃもじのすくい面部分を磁石とばね付き
のヒンジを有する扁平な蓋で開閉自在に覆うようにした
ものがある。また、卓上に置けるようにスタンド型にし
たものには、例えば実公昭61ー36194号公報のよ
うに、扁平な中空の器体の上端に、しゃもじの柄の部分
を臨出させる差込み口を設けて、収容部をU字形断面の
左右対称形になるように縦に2等分し、二つの分割器体
の底部裏面にそれぞれ設けた鉤形の係合部を基台上に開
閉自在に取り付けたものがある。また、市販の炊飯器用
しゃもじ立てには、しゃもじを横に嵌合する蓋付き容器
の側面に、複数枚の板磁石の端縁を揃えて埋設して、磁
力で炊飯器に吸着させるようにしたものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の吸盤を用いた炊
飯器用しゃもじ立ては、立てたしゃもじを水を入れた別
の袋状ケースで覆う必要があり、吸盤も1個であるため
に吸着力が低下し易いという欠点がある。また、磁石と
ばね付きヒンジを備えた蓋で容器を覆うようにしたもの
には、開閉の都度蓋を押す開閉操作を必要とし、炊飯器
への取り付け手段に問題がある。また、スタンド型にし
たものにも、炊飯器への取り付け手段を別に考えなけれ
ばならないという問題があるとともに、左右に開閉する
二つの部材とは別に鉤形の係合部を掛止する基台を要
し、部品数が多くなってコスト高になる欠点もある。さ
らに、磁石の吸着により炊飯器に取り付けるようにした
市販のものには、磁石の表面が取付け面を疵つけたり取
付け面に合致し難く、かつ、磁石の埋設部分の突出が大
きくなるという欠点がある。そのために、炊飯器用しゃ
もじ立てにおいては、炊飯器への器体の取り付けが容易
にできて強固にすること、縦にしゃもじが収容できてか
つ前後面を覆い、しゃもじの出し入れにともなう容器の
開閉を容易にすること、部品点数を最小に止めてかつ耐
久性に富むものにすること等が解決すべき課題となって
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、しゃも
じのすくい面部分を縦に嵌合する前後に扁平な収容部
と、上端にしゃもじの柄の部分を臨出させる差込み口を
具えたしゃもじ立て器体を、上記差込み口の一端から該
器体の他側面の下部にかけて斜めに2分割して、この2
分割した器体の合わせ目となる縁を上向きに有する一方
の分割器体の片面に、多数の小吸盤を両面に具えた吸着
板を吸着して炊飯器の側面に固定する固定器体を形成
し、この固定器体の内側面の両側に、上記合わせ目に接
近させて適宜の高さに一対のヒンジ軸を対設する一方、
下向きに合わせ目を有する他方の分割器体の側面下部に
上記固定器体の合わせ目の下縁部に掛止される有底の段
部を一体に設けて、この段部と上記下縁部との係合によ
って固定器体に対して揺動と着脱を自在にして開閉する
開閉器体を形成し、この開閉器体の上記段部の内端を固
定器体の両内側面に添う樋状に延設してしゃもじの下端
が載る底部を形成し、この底部の両側縁に、固定器体の
内側面の上記ヒンジ軸と係合して該開閉器体の開放状態
を支承するカムリブを設けたことを特徴とする炊飯器用
しゃもじ立てを提供するものである。
【0005】
【作用】本考案のしゃもじ立ては、固定器体と開閉器体
と吸着板という3点の部材からなり、部品数を最小に止
め、固定器体を両面に多数の小吸盤を具えた吸着板を介
して炊飯器の側面に固定するので取付け面に添いやすく
吸着力が強固で耐久性がある。しゃもじを縦に収容する
前後に扁平な収容部は、上端の差込み口から臨出する柄
を持ってしゃもじを上に上げると、その上昇とともにす
くい面部分が差込み口を押し開き、開閉器体が合わせ目
の下縁部と段部との係合を支点としつつ、側方に揺動し
て自動的に開放される。収容部の開放状態は、側方に大
きく傾斜した開閉器体の重心の移動と、合わせ目の下縁
部と段部との係合と、適宜の高さに設けられたヒンジ軸
に接するカムリブの掛止とにより安定して保持される。
さらに、使用を終えたしゃもじを縦にして収容すると、
すくい面部分の下端が樋状に延設した開閉器体の底部に
載り、該底部に掛かるしゃもじの重さによって、傾斜し
ていた開閉器体が復位し、収容部は自動的に閉じる。本
考案は以上のようにして従来品の諸欠点を除去したもの
である。
【0006】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。図において、HはしゃもじSのすくい面部分S’の
収容部1と、上端にしゃもじSの柄S”を臨出する差込
み口2とを有して前後に扁平な中空体をなす器体、3と
4は、この器体Hを差込み口2の一端から他側面の下部
にかけて斜めに2分割することにより得た固定器体と開
閉器体である。上記2分割により上向きに合わせ目5を
有する固定器体3は、その片面に、多数の小吸盤6を両
面に具えた吸着板7を図1に示すように吸着して、該吸
着板7の他側面の小吸盤6を大小大きさの異なる各種の
炊飯器(図示省略)の側面に吸着させて固定することが
できる。また、合わせ目5に接近した適宜の高さの内側
面を突出させて器体の前後で一対をなすヒンジ軸8を設
けている。
【0007】他方の下向きに合わせ目9を有する開閉器
体4は、合わせ目9の下端に設けた有底の段部10を、
上記固定器体3の合わせ目5の下縁部11に係合させて
図示左手方向への揺動を自在にし、また固定器体3に対
する着脱も自在である。開閉器体4は、上記段部10の
先に固定器体3の内側面に沿う樋状の底部12を延設
し、さらに底部12の両側を上に延設して前記固定器体
3の内側面のヒンジ軸8と接触するように形成したカム
リブ13と、このカムリブ13の上方に連らなり合わせ
目9の内側に連続する嵌め合い用のガイドリブ14とを
有する。
【0008】上記の構成を有するこのしゃもじ立ては、
図2に虚線でしめすしゃもじSの収容状態から柄S”持
って上にあげると、すくい面部分S’の両肩が差込み口
2と接触することにより、開閉器体4が固定器体3の合
わせ目5の下縁部11に係合させている段部10を支点
にして図示左手に開き、口径の小さな差込み口2を有す
るしゃもじの収容部1がしゃもじSの引き上げに追従し
て自動的に開放される(図1参照)。この開放状態は、
一側方に大きく傾いた開閉器体4の重心の移動と、固定
器体3の合わせ目5の下縁部11と係合している段部1
0の支点と、傾きによって接触位置を変えたカムリブ1
3とヒンジ軸8との掛止とによって保持される。そし
て、使用の終わったしゃもじSを開放されている差込み
口2から差し込めば、すくい面部分S’の下端が傾斜し
ている開閉器体4の底部12上に載り、その重みで開閉
器体4が復位し、ガイドリブ14のガイドに続いて固定
器体3の合わせ目5に開閉器体4の合わせ目9が重ね合
わされ、差込み口2に柄8”を臨出させた収容状態に戻
る。
【0009】
【考案の効果】以上のように、本考案しゃもじ立ては、
固定器体と開閉器体と吸着板という3部材からなるので
部品数が少なく、固定器体を両面に多数の小吸盤を具え
た吸着板を介して炊飯器に固定するようにしたので大小
さまざまな取付け面に添いやすく、吸着力が強固に生ず
るとともに、多数ある吸盤の一つに吸着力不足を生じた
場合でも吸着力にほとんど影響せず、耐久性がある。ま
た、吸着板が取り付けられる固定器体には、前後に扁平
なしゃもじ立て器体を上端の差込み口の一端から他側面
の下部へ向けて斜めに2分割した表面の大きな方の器体
を用いているので、広い吸着面を有する吸着板を用いる
ことができる。さらに本考案によれば、すくい面部分を
縦に収容する収容部は、上端の差込み口から臨出する柄
を持ってしゃもじを上に上げることによって、該すくい
面部分が差込み口を押し開き、開閉器体が合わせ目の下
縁部と段部との係合を支点としつつ側方に揺動して自動
的に開放され、その収容部の開放状態は、側方に大きく
傾斜した開閉器体の重心の移動と、合わせ目の下縁部と
段部との係合と、ヒンジ軸と接するカムリブの掛止とに
より安定して保持され、使用を終えたしゃもじを収容す
る場合には、すくい面部分の下端を樋状に延設した開閉
器体の底部に載せるしゃもじの重さによって、傾斜して
いた開閉器体を復位せしめ、収容部が自動的に閉じる。
以上のように、しゃもじの出し入れに収容部の開閉が自
動的に追従するので使い易く、また、清掃もし易いなど
多くの実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すものでしゃもじ立ての開
放状態の斜視図
【図2】実施例を閉じた状態で示す縦断立面図
【符号の説明】
H 器体 1 収容部 2 差込み口 S しゃもじ S’ すくい面部分 S” 柄 3 固定器体 4 開閉器体 5 合わせ目 6 小吸盤 7 吸着板 8 ヒンジ軸 9 合わせ目 10 段部 11 下縁部 12 底部 13 カムリブ 14 ガイドリブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 しゃもじSのすくい面部分S’を縦に嵌
    合する前後に扁平な収容部1と、上端にしゃもじの柄
    S”の部分を臨出させる差込み口2を具えたしゃもじ立
    て器体Hを、上記差込み口2の一端から該器体Hの他側
    面の下部にかけて斜めに2分割して、この2分割した器
    体Hの合わせ目5となる縁を上向きに有する一方の分割
    器体の片面に、多数の小吸盤6を両面に具えた吸着板7
    を吸着して炊飯器の側面に固定される固定器体3に形成
    し、この固定器体3の内側面の両側に、上記合わせ目5
    に接近させて適宜の高さに一対のヒンジ軸8を対設する
    一方、下向きに合わせ目9を有する他方の分割器体を開
    閉器体4とし、その側面下部に上記固定器体3の合わせ
    目5の下縁部11に掛止される有底の段部10を設け
    て、この段部10と上記下縁部11との係合によって固
    定器体3に対して揺動と着脱を自在にして開閉する開閉
    器体4を形成し、この開閉器体4の上記段部10の内端
    を固定器体3の両内側面に添う樋状に延設してしゃもじ
    Sの下端が載る底部12を形成し、この底部12の両側
    縁に、固定器体3の内側面の上記ヒンジ軸8と係合して
    該開閉器体4の開放状態を支承するカムリブ13を設け
    たことを特徴とする炊飯器用しゃもじ立て。
JP9736491U 1991-10-29 1991-10-29 炊飯器用しゃもじ立て Expired - Lifetime JP2557462Y2 (ja)

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JPH0539446U JPH0539446U (ja) 1993-05-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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