JP3017312U - 床暖房装置 - Google Patents

床暖房装置

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JP3017312U
JP3017312U JP1995004730U JP473095U JP3017312U JP 3017312 U JP3017312 U JP 3017312U JP 1995004730 U JP1995004730 U JP 1995004730U JP 473095 U JP473095 U JP 473095U JP 3017312 U JP3017312 U JP 3017312U
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JP
Japan
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plate
frame
heating element
mounting member
mounting
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JP1995004730U
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Inventor
徳治 森
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Intec Inc Japan
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Intec Inc Japan
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用時に面発熱体によって上面板が加熱され
ても、熱膨脹によって湾曲等の歪みが生じない床暖房装
置の構造を提供すること。 【構成】 枠体1aは上面開口の収容部4を有する方形
で底浅の箱形に形成され、左右両側面板11a、前後両
側面板12a、底板13aからなる。枠体1aの上面に
設ける上面板7は金属製の薄板で形成されている。枠体
1aの収容部4には断熱体1が設けられている。断熱体
1の上面には面発熱体2が設けられている。枠体1aの
左右両側面板11aの外側の上端縁には上面板7を取付
けるための断面L形の取付部材6が設けられている。取
付部材6と上面板7は両面接着テープ8で取付られてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の床面に設けられる床暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の床暖房装置は図5の様に、方形で底が浅く上面開口の箱形に形成された 枠体1Aの収容部14に断熱体11と面発熱体12およびサーモスタット13を 設けたものであった。そして、この上面には面発熱体を覆う金属製の薄板による 上面板15を取付けてなるものであった。
【0003】 上記上面板15を取付けるために、枠体1Aの長手方向の両外側の上端部には 金属による断面L形の取付部材16が取付けられており、この取付部材16の上 端の取付面17と上面板15はスポット溶接によって固着されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の床暖房装置によると、使用時に面発熱体12の発熱によって上面板 15が加熱されると、熱膨脹によって板面の長手方向および横方向に上面板15 が伸びる。しかし、上面板15はスポット溶接によって端部が取付部材16の取 付面17に固着されている。従って、図5の点線の様に、上記上面板15が横方 向に熱膨脹すると、上面板15が上方に湾曲して浮き上がる欠点を有していた。 同じく、図6の点線の様に、上記上面板15の長手方向の熱膨脹により、枠体1 A長手方向に沿って上面板15が波打つ様な歪みが生ずる欠点を有していた。
【0005】 本考案は上記の課題に鑑み考案されたものであって、使用時に面発熱体によっ て上面板が加熱されても、熱膨脹によって湾曲等の歪みが生じない構造を提供す るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の床暖房装置は下記の要件を具えてなるものである。すなわち、(イ) 本装置は枠体と断熱体と面発熱体と上面板と取付部材と両面接着テープとからな り、(ロ)枠体は左右両側面板と前後両側面板と底板とからなって、上面が開口 された底浅の収容部を形成しており、(ハ)枠体の収容部には断熱体が設けられ ており、(ニ)断熱体の上面には面発熱体が設けられており、(ホ)面発熱体の 上面には金属製の薄板で形成された上面板が設けられており、(ヘ)枠体の左右 両側面板の外側の上端縁には上面板を取付けるための断面L形の取付部材が設け られており、(ト)上面板は両面接着テープによって取付部材に接着されている ことである。
【0007】
【作用】
上記の構成において、方形で底浅の収容部を有する箱形に形成された枠体には 断熱体と、その上面に平板状の面発熱体等が設けられる。この枠体の左右両側面 板の外側の上端縁には上面板を取付るための断面L形の取付部材が取付けられて いる。この取付部材と上面板とは両面接着テープにより接着されている。
【0008】 上記床暖房装置の使用時に、面発熱体の発熱によって上面板が加熱されると、 上面板は熱膨脹により板面の長手方向および横方向に伸びる。この時、上面板は 取付面に対して両面接着テープの柔軟性を有する接着層を介して接着されている ので、この接着層によって上面板と取付面が剥離することなく上面板は熱膨張す ることができる。つまり、上面板は取付面から湾曲させられる程の力をうけるこ となく、長手方向および横方向に伸縮することができる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図に基づいて説明すると、図1において、1aは枠体 であって、この枠体1aは家屋の床面に設けるため方形で底の浅い箱形に形成さ れている。本考案での枠体1aは、最良の実施例として木製の左右両側面板11 a、前後両側面板12a、底板13aを夫々組み合わせた後、工業用ステープラ で結合し上記箱形に形成される。
【0010】 この枠体1aの収容部4にはこれと略同形の断熱体1が設けられている。この 断熱体1の上面の適所には凹部31が形成され、この凹部31にはサーモスタッ ト3が設けられる。断熱体1の上面には面発熱体2が設けられている。
【0011】 上記枠体1aの側面板12aには複数の孔41が開けられ、その孔41の内側 には面発熱体2およびサーモスタット3等に連なる内部配線と、外部配線とを中 継接続するための端子部5が設けられている。同じくこの側近にはブッシング5 1を通してアース線52が設けられている。
【0012】 上記枠体1aの面発熱体2の上面にはアルミニウム等の金属板による上面板7 が設けられる。この上面板7を取付けるため、枠部材1aの左右両側面板11a の上端縁には断面L形の取付部材6が工業用ステープラで取付られている。この 取付部材6に上面板7を取付けるため、取付部材6の上面の取付面61には両面 接着テープ8の一側面が接着される。また、この両面接着テープ8の他側面に上 記上面板7が押圧されることによって、取付部材6と上面板7が接着される。
【0013】 本考案に係わる床暖房装置の使用方法を説明すると、上記の様に構成された床 暖房装置は、図2の様に、家屋の床面に配置されている根太1bと根太1bの間 に夫々埋込む様に設けられる。ここで、上記枠体1aの左右両側面板11aの両 側に突出する取付部材6が夫々根太1bの略半分の上に載せられる形となり、夫 々枠体1aが懸垂される。
【0014】 上記の構成により、床暖房装置の使用時に、面発熱体2の発熱によって上面板 7が加熱されると、上面板7は熱膨脹により板面の長手方向および横方向に伸び る。一方、取付部材6と上面板7は両面接着テープの柔軟性を有する接着層で接 着されているので、上記上面板7の熱膨脹による板面の長手方向および横方向に 伸びがあっても、両面接着テープ8の接着層により剥離することなく、接着状態 を保持することができる。従って従来形の様な上面板7の熱膨脹による湾曲を防 止することができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の床暖房装置によれば、使用時に、面発熱体の発熱によって上面板が加 熱されると、熱膨脹により上面板が板面の長手方向および横方向に伸びるが、両 面接着テープの接着層により柔軟性をもって接着されているので、上面板が伸び ても上記両面接着テープの接着層の柔軟性により上面板が湾曲したり剥離するこ となく、取付部材との接着状態が保持される。これによって、使用時に従来形の 様な上面板の熱膨脹による伸びがあっても、取付板にスポット溶接で固着されて いたときの様な上面板の歪みが生ずることなく、上面板の湾曲を防止することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す床暖房装置の分解斜視
図である。
【図2】本考案の床暖房装置の施工の状態を示す要部切
欠斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示す床暖房装置の要部切欠
斜視図である。
【図4】本考案の一実施例を示す床暖房装置の横断面図
である。
【図5】従来形の床暖房装置の横断面図である。
【図6】従来形の床暖房装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 断熱体 2 面発熱体 3 サーモスタット 4 収容部 5 端子部 6 取付部材 7 上面板 8 両面接着テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする床
    暖房装置。 (イ)本装置は枠体と断熱体と面発熱体と上面板と取付
    部材と両面接着テープとからなること。 (ロ)枠体は左右両側面板と前後両側面板と底板とから
    なって、上面が開口された底浅の収容部を形成している
    こと。 (ハ)枠体の収容部には断熱体が設けられていること。 (ニ)断熱体の上面には面発熱体が設けられているこ
    と。 (ホ)面発熱体の上面には金属製の薄板で形成された上
    面板が設けられていること。 (ヘ)枠体の左右両側面板の外側の上端縁には上面板を
    取付けるための断面L形の取付部材が設けられているこ
    と。 (ト)上面板は両面接着テープによって取付部材に接着
    されていること。
JP1995004730U 1995-04-21 1995-04-21 床暖房装置 Expired - Lifetime JP3017312U (ja)

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