JP3016815U - 折畳み容器 - Google Patents

折畳み容器

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JP3016815U
JP3016815U JP1995004242U JP424295U JP3016815U JP 3016815 U JP3016815 U JP 3016815U JP 1995004242 U JP1995004242 U JP 1995004242U JP 424295 U JP424295 U JP 424295U JP 3016815 U JP3016815 U JP 3016815U
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JP
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container
container body
handle
auxiliary handle
spout
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JP1995004242U
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Inventor
幸子 吉村
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幸子 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【構成】軟質材にて密封容器を折畳み自在に形成する。
密封容器に注出口2を設けて容器本体1を形成する。容
器本体1に取手3と、補助取手4とを設ける。取手3と
補助取手4とは、容器本体1と別体の補強シート5に形
成する。補強シート5を容器本体1の外側面に溶着す
る。容器本体1は、筒状の側面上部を合掌状に溶着し、
取手3を設ける。容器本体1の底部1Bを上げ底状に形
成し、補助取手4とする。取手3と補助取手4とを、容
器本体1と一体成形する。 【効果】軟質材を使用した容器の排水を容易にすること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主に、災害時における応急用の給水容器や、キャンプ用品などの レジャー用給水容器として使用する折畳み容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の折畳み容器として、密閉された容器の一部に注出口を設けたものが実開 昭60-65242号公報に記載されている。また、容器の上部が広く開口してバケツ状 を成す折り畳み自在な容器が実開平1-158200号公報に記載されている。これらの 容器は、いずれも軟質プラスチック等の軟質材を用いたもので、不使用時に折り 畳むことで、容器自体の収納容積を少なくしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の折畳み容器において、容器の上部が広く開口してバケツ状に なっているものは、水の排出を容易に行えるが、密閉された容器の一部に注出口 を設けたものは、水の排出作業に極めて多くの手間を要するものであった。
【0004】 すなわち、このタイプの折畳み容器から水を排出するには、容器を保持しなが ら注出口を傾ける作業が必要になる。ところが、軟質な材質で容器を形成してい るために、排水に伴なって、容器の形状が変化していく。そのため、形状が変化 する容器から水を排出させるために、一方の手で容器を持ち上げながら、残る他 方の手で容器底部を持ち上げる必要があった。しかも、この容器底部の形状は、 刻々と変化するので、底部形状に対応した作業が必要とされる。この結果、水の 排出作業に極めて多くの手間を要するものになっていた。
【0005】 そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、軟質材を使用 した容器の排水を容易にすることができる折畳み容器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、この考案の第1の手段は、軟質材にて密封容器を折 畳み自在に形成し、この密封容器の側面上部に注出口2を設けた容器本体1と、 容器本体1から上方に突出する取手3と、注出口2を設けた側面の反対側面の下 部に設けた補助取手4とから構成したことにある。
【0007】 第2の手段の取手3と補助取手4とは、容器本体1と別体に形成した帯状の補 強シート5に形成し、この補強シート5を容器本体1の外側面に溶着する。
【0008】 第3の手段の容器本体1は、筒状の側面上部を合掌状に溶着し、この溶着部1 Aに取手3を設け、一方、容器本体1の底部1Bを上げ底状に形成し、この底部 1Bより下方に突出した容器側面1Cを補助取手4とする。
【0009】 第4の手段の取手3は、容器本体1の上面から延長形成し、補助取手4は、容 器本体1の底部1Bから延長形成したことを課題解消のための手段とする。
【0010】
【作用】
この考案の第1の手段によると、容器本体1の上部の取手3と注出口2の反対 側面下部の補助取手4とに手を掛けることで、注出口2からの排水ができる。
【0011】 第2の手段によると、補強シート5が容器本体1の強度を高めると共に、取手 3及び補助取手4の成形を容易ならしめる。
【0012】 第3の手段は、合掌状に溶着した溶着部1が取手3の強度を高める。また、上 げ底状に形成した底部1Bは、容器側面1Cの内部に折り込むことが可能になる 。底部1Bより下方に突出する容器側面1Cで形成した補助取手4は、底部1B の周囲縁全体が補助取手4となり、補助取手4の範囲を広げている。
【0013】 第4の手段の取手3と補助取手4とは、容器本体1と一体に形成され、この考 案の製造を容易にする。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案を詳細に説明する。この考案の主要構成は、容 器本体1と、注出口2と、取手3と、補助取手4とで構成する。容器本体1は、 軟質材にて密封容器を折畳み自在に形成し、この密封容器の側面上部に注出口2 を設けたものである。このとき、容器本体1の材質は、ポリプロピレンやその他 の軟質性合成樹脂材を使用する。また、容器本体1の強度を高めるために、2枚 のシートを張り合わせた2層構造に形成することが望ましい。
【0015】 そして、取手3は、容器本体1から上方に突出するように形成する。一方、補 助取手4は、注出口2を設けた側面の反対側面の下部に設けている。
【0016】 図1は、この考案の一実施例を示す斜視図である。この実施例では、容器本体 1と別体に形成した帯状の補強シート5に取手3と補助取手4とを設けたもので 、補強シート5の両端部に取手3を一対形成している。また、取手3を設けた両 端に挟まれた側縁の一方に補助取手4を形成する(図2参照)。そして、この補 強シート5を容器本体1に溶着することで、取手3と補助取手4とを容器本体1 に固定している。このとき、補強シート5に取手3を形成し、補助取手4を容器 本体1に延長形成してもよい。溶着手段は、ウェルダー加工や熱溶着加工、接着 剤の使用など任意の手段とする。尚、容器本体1の成型は、主にブロー成型で形 成する外、他の周知の成型手段を利用してもよいものである。
【0017】 図1及び図2に示す実施例の折り畳み順序は、図3(イ)、(ロ)、(ハ)、 (ニ)に示している。すなわち、図3(イ)に示すように、容器本体1の一方の 側面を他方の側面に折り重ねる。次に、同図(ロ)に示すように、重ねた側面を 上方に巻き上げ、(ハ)に示すように板状に折り畳む。そして、同図(ニ)に示 す如く、更に、二つに折畳み、コンパクトな状態で、収納するものである。
【0018】 図4(イ)、(ロ)は、筒状の側面上部を合掌状に溶着した容器本体1を示し ている。そして、容器本体1の溶着部1Aに取手3を設ける。一方、容器本体1 の底部1Bを上げ底状に形成し、この底部1Bより下方に突出した容器側面1C を補助取手4としている。そして、使用時には、この下方に突出した補助取手4 を手指に掛けて容器本体1を傾ける。一方、この実施例の折畳み順序は、同図( ロ)に示すもので、容器本体1の底部1Bを容器本体1の内側に二つに折り込み 、この折り込んだ底部1B部分を上方に巻き上げると共に、取手3を設けた溶着 部1Aを容器本体1に折り重ねるものである。
【0019】 図5に示す実施例は、取手3を容器本体1の上面から延長形成したもので、こ のとき、補助取手4も、容器本体1の底部1Bから延長形成している。このよう にこの実施例では、取手3と補助取手4とを容器本体1に一体に形成したもので ある。
【0020】
【考案の効果】
この考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。すなわ ち、請求項1により、軟質材で形成された容器本体1の上部と底部1Bとを同時 に支持することができるから、液体注出時に、容器本体1や底部1Bの変化して も安定した状態で注出することができる。したがって、注出口2からの排水が極 めて容易な作業になる。
【0021】 また、請求項2により、容器本体1の強度が高まる。また、この考案折畳み容 器の製造も容易なものにできる。
【0022】 更に、請求項3によって、取手3の強度を高めることができる。また、補助取 手4の範囲が広がって使い勝手がよくなっている。更に、簡単な手順で折畳むこ とができる。
【0023】 請求項4では、この考案折畳み容器を一体成形することが可能になるものであ る。
【0024】 このようにこの考案によると、軟質材を使用した容器の排水を容易にすること ができるなどといった実用上有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】この考案の一実施例を示す分解斜視図。
【図3】この考案の一実施例の折畳み順序を示す斜視
図。
【図4】(イ)はこの考案の他の実施例の斜視図、
(ロ)は折畳み状態を示す斜視図。
【図5】この考案の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 容器本体 1A 溶着部 1B 底部 1C 容器側面 2 注出口 3 取手 4 補助取手 5 補強シート

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質材にて密封容器を折畳み自在に形成
    し、この密封容器の側面上部に注出口を設けた容器本体
    と、容器本体から上方に突出する取手と、注出口を設け
    た側面の反対側面の下部に設けた補助取手とからなるこ
    とを特徴とする折畳み容器。
  2. 【請求項2】 取手と補助取手とは、容器本体と別体に
    形成した帯状の補強シートに形成し、この補強シートを
    容器本体の外側面に溶着した請求項1記載の折畳み容
    器。
  3. 【請求項3】 容器本体は、筒状の側面上部を合掌状に
    溶着し、この溶着部に取手を設け、一方、容器本体の底
    部を上げ底状に形成し、この底部より下方に突出した容
    器側面を補助取手とした請求項1記載の折畳み容器。
  4. 【請求項4】 取手は、容器本体の上面から延長形成
    し、補助取手は、容器本体の底部から延長形成した請求
    項1記載の折畳み容器。
JP1995004242U 1995-04-11 1995-04-11 折畳み容器 Expired - Lifetime JP3016815U (ja)

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