JP3016767B1 - 柱状ラックを用いて直線運動を回転駆動に換える装置 - Google Patents

柱状ラックを用いて直線運動を回転駆動に換える装置

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JP3016767B1
JP3016767B1 JP10325791A JP32579198A JP3016767B1 JP 3016767 B1 JP3016767 B1 JP 3016767B1 JP 10325791 A JP10325791 A JP 10325791A JP 32579198 A JP32579198 A JP 32579198A JP 3016767 B1 JP3016767 B1 JP 3016767B1
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Abstract

【要約】 【目的】 ラックを柱状の全面に設けて四面でこのラ
ックを支へるように四つの歯車によって直線運動の力を
分担し、一対の柱状ラックを交互に直線運動させること
によって歯車に環合している駆動軸を回転することによ
って、より高能率の駆動力を得ることを目的としてい
る。 【構成】 エンジンシリンダーに結合している柱状ラ
ック(1)、(1’)はリンク(21)と結合して交互
に直線運動出来るようにし両端に傘歯車を設置するフリ
ーホイールの歯車(10)、(10’)は駆動軸(3)
に環合固着し、他方の歯車(9)、(9’)は限定され
た軸(4)に環合し、自在歯車(13)、(13’)及
び(16)、(16’)はそれぞれ傘歯車で歯車すべて
を接続連結し、駆動軸(3)と限定軸(4)とは平歯車
にて複数個所で連結していて柱状ラック(1)を押し下
げると(1’)は引き上げられて、交互に柱状ラックを
用いて直線運動を回転運動に換える装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一対の柱状ラックの全面
を用いて直線運動を回転駆動にかえることを特徴とし対
応する二つの歯車の内部にフリーホイールを設け両端に
それぞれ傘歯車を設置し、これに同じく両端に傘歯車を
持つ二つの歯車に依って連結支持し、一対の柱状ラック
は上部でエンジンシリンダー又はペダルに連結して、交
互に上下運動出来るようにリンクを設けて接続して、フ
リーホイールを設けた歯車の一方の軸を駆動軸とした直
線運動を回転駆動に換える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来からクランクに依る回転運動又は
人力に依る自転車等の円状運動の駆動は駆動力を弱める
と云う欠点があった。さらにフリーに依って直線運動を
回転運動に換える装置もあったが力が強すぎて一面で支
えるラックがすぐに破壊されてしまうので特殊な建設機
械に使われているだけで一般的には用いられなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は直線運動に
依って駆動力を伝えることにより、より良い効率を得る
ことを目的とし、更に直線運動の強い力を分担して支え
ることで課題の解決をはかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決する
ためにラックを柱状の全面に設けて四面でこのラックを
支えるように四つの歯車に依って直線運動の力を四分の
一ずつ支えるように歯車の両端にそれぞれ傘歯車を設置
して連結することで四つの歯車が同時にラックの運動で
回転し、対応する二つの歯車はフリーホイールとしてそ
の一方は駆動軸に結合してこれを常に回転するように一
対の柱状ラックが交互に上下運動出来るようにリンクで
連結して課題の解決を計る。
【0005】
【作用】 一対のエンジンシリンダーのコンロッド又は
手動のペダルに連結する柱状軸ラックを全面に一定の長
さ設けて、それぞれ四方から両端に傘歯車を設置した四
つの歯車で支持するようにラックに連結させ、それぞれ
傘歯車で両端を接続した歯車のうち対応する二つの歯車
の内部をフリーホイールを設けてそれぞれ同じ一方を駆
動軸に環合固着させ他方は歯車軸に環合固着し、他の対
応する二つの歯車は自在に据え付けて、柱状ラックは一
方が上方に引き上げられると他方は押し下げられるよう
にリンクで連結し、柱状ラックが引き上げられた時に空
回りするようにフリーホイールを設けたそれぞれ二つの
歯車を据え付け、駆動軸と歯車軸は複数個所で平歯車に
依って接続連結するようにすると、一方の柱状ラックを
押し下げると、仮に駆動軸が反時計方向に回転したとす
ると歯車軸は時計方向に回転し、平歯車は連結回転す
る。このとき他方の柱状ラックは引き上げられるので駆
動軸の歯車も歯車軸の歯車も空回りするので軸に影響を
与えない。次に他方の柱状ラックが押し下げられると駆
動軸は反時計方向に回転し、歯車軸は時計方向にそれぞ
れ歯車に依って回転し、平歯車で連結回転する。このよ
うに直線運動による力をすべて駆動軸に伝えることが出
来る。
【0006】
【実施例】 実施例について図面を参照して説明する
と、図1に示すように手動ペダル(23)、(23‘)
に結合している柱状ラック(1)、(1’)は支持、滑
動出来るようにベアリング(22)、(22‘)に環合
しリンク(21)により交互に直線運動出来るように連
結される。 両端にそれぞれ傘歯車(6)、(8)(6
‘)、(8’)を設置するフリーホイールの歯車(1
0)、(10‘)は駆動軸(3)に環合固着し、歯車軸
(4)に環合固着しているフリーホイールの歯車
(9)、(9‘)は両端にそれぞれ傘歯車(5)、
(7)、(5’)、(7‘)を設置している。自在歯車
(13)、(13’)及び(16)、(16‘)はそれ
ぞれ傘歯車(11)、(12)、(11’)、(1
2‘)及び(14),(15),(14‘),(1
5’)を設置し、傘歯車(5)(5‘)は(11)、
(11‘)と(6),(6’)は(12)、(12‘)
と(7),(7‘)は(14)、(14’)と(8)、
(8‘)は(15)、(15’)と接続連結する。この
四方からの歯車は柱状ラック(1)、(1‘)を支持す
るように接続連結し、駆動軸(3)と歯車軸(4)とは
平歯車(17)、と(18)(17‘)と(18‘)
(19)と(20)で連結している。いま柱状ラック
(1)を押し下げたとすると(1’)はリンクに依って
引き上げられて、内部にフリーホイールを設けた歯車
(9)、(10)に依って駆動軸(3)及び歯車軸
(4)は回転し、平歯車(17)と(18)、(1
7‘)と(18’)及び(19)と(20)の連結に依
って関連し、他方フリーホイルを設けた歯車(9‘)、
(10’)は空回りするので駆動軸にも歯車軸にも影響
を与えない。次に柱状ラック(1‘)を押し下げると、
柱状ラック(1)は引き上げられてフリーホイールを設
けた歯車(9’)、(10‘)に依って駆動軸(3)と
歯車軸(4)は回転し、歯車(9)、(10)は空回り
して何等駆動軸(3)、(4)に影響を与えない。この
間フリーホイールをそなえていない歯車(13)、(1
6)及び(13’)、(16‘)は自在に回転してそれ
ぞれ傘歯車(11)と(5)、(12)と(6)、(1
6)と(7)、(15)と(8)及び(11‘)と
(5’)、(12‘)と(6’)、(16‘)と
(7’)、(15‘)と(8’)で接続連結して回転運
動を伝える。 かくして柱状ラック(1)、(1‘)の
交互直線運動に依って駆動軸(3)は一方向に常に回転
を継続することになる。なお柱状ラックは図2に示すよ
うに円柱状でもよく又図3に示すように四角状でもよく
必要に応じて応じて柱状ラックの安定性が確保される場
合は直線ベアリング(22)、(22’)を除去しても
良い。なお一対の柱状ラックを用いたエンジンシリンダ
ーを複数組み込んで使用する事も出来る。
【0007】かくしてこの構成、作用及び実施例に依っ
て、従来からのコンロッドによってクランクを回転した
り又はレバーによる円状運動で駆動力を伝えるのではな
く、又一面のラックで直線運動を伝えるのでなく、柱状
ラックの全面を用いて直線運動することに依って回転駆
動に換えて高効率の駆動装置を創出することが出来る。
これに依って汎用エンジン、自転車など広範囲にわたっ
て利用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】特許請求の範囲請求項1の基本となる側面図で
ある。
【図2】上記図1のA−A‘断面における平面図であ
る。
【図3】特許請求の範囲請求項2の平面図である。
【符号の説明】
1、 1‘ 柱状ラック軸 2、 2‘ ラック 3 駆動軸 4 歯車軸 5、 5‘ 傘歯車 6、 6‘ 傘歯車 7、 7‘ 傘歯車 8、 8‘ 傘歯車 9、 9‘ フリーホイールの歯車 10、 10’フリーホイールの歯車 11、 11’傘歯車 12、 12’傘歯車 13、 13’歯車 14、 14’傘歯車 15、 15’傘歯車 16、 16‘ 歯車 17 17‘ 平歯車 18, 18‘ 平歯車 19 平歯車 20 平歯車 21 リンク 22 22‘ ベアリング 23, 23’ エンジンシリンダー連結部又はペダル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対になっている二つのエンジンシリン
    ダー或いは手動のペダルに連結した円柱状の主軸にそれ
    ぞれラックを具えて四方向から両端に傘歯車を固着した
    歯車をラックに四方向から歯車で接続し、対応する二方
    向の歯車はフリーホイールとして一対の円柱状主軸のラ
    ックに接続するそれぞれ同一方向の歯車は同一の駆動軸
    に環合し、この歯車に対応する歯車は同一の歯車軸にそ
    れぞれ環合し、この歯車軸と駆動軸とは平歯車で複数の
    個所で接続連結して、他の二方向の歯車は自在に回転す
    るように独自の軸にそれぞれ据え付けて、両端の傘歯車
    でそれぞれ隣接する歯車の両端にある傘歯車と接続し
    て、この一対の円柱状主軸はリンクで結合されて一方が
    押し下げられると、他方がひきあげられるようにして直
    線滑動出来るベアリングにそれぞれ環合支持される柱状
    ラックを用いて直線運動を回転駆動に換える装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1における一対のエンジンシ
    リンダーの円柱状主軸に換えて四角柱とし、直線滑動す
    るペアリングを除去し柱状ラックを用いて直線運動を回
    転駆動に換える装置。
  3. 【請求項3】上記請求項1における一対のエンジンシリ
    ンダーを複数設けた柱状ラックを用いて直線運動を回転
    運動に換える装置。
JP10325791A 1998-10-13 1998-10-13 柱状ラックを用いて直線運動を回転駆動に換える装置 Expired - Fee Related JP3016767B1 (ja)

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