JPH0453329Y2 - - Google Patents

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JPH0453329Y2
JPH0453329Y2 JP2416287U JP2416287U JPH0453329Y2 JP H0453329 Y2 JPH0453329 Y2 JP H0453329Y2 JP 2416287 U JP2416287 U JP 2416287U JP 2416287 U JP2416287 U JP 2416287U JP H0453329 Y2 JPH0453329 Y2 JP H0453329Y2
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JP
Japan
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planetary gear
casing
shaft
gear unit
cam follower
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JP2416287U
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JPS63131854U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車のウインドガラス等を
払拭する為に用いられるワイパ装置のワイパアー
ムを往復回動させる為の駆動装置に関するもので
ある。
[従来技術] 第5図は従来のワイパ駆動装置の1例を示す説
明図で、ケース1のカバーを取り除いて一部を切
断して描いてある。
2は駆動用のモータで、ウオーム元歯車3、ウ
オーム受歯車4を介して減速され、更に減速歯車
群5を介して最終段受歯車5aを回転駆動する。
上記最終段受歯車5aには偏心カム6が固着さ
れていて、この偏心カム6に外嵌した環状軸受7
aを有する往復部材7を往復動矢印a,bさせ
る。この往復部材7にはラツク歯車7bが形成さ
れていて、ピニオン歯車8を往復回動させる。上
記ピニオン歯車8はワイパ軸9に固着されてい
て、該ワイパ軸9を往復回動させる。このワイパ
軸9にはアームヘツドを介してワイパアーム(何
れも図示せず)が取り付けられており、このワイ
パアームを往復回動させる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来例(第5図)に示したように、従来の
ワイパ駆動装置はモータを動力源としている。
そして、上記モータの回転出力を減速した後、
これを、クランク、カム、リンクなどによつて一
旦往復直線運動(若しくは往復直線運動類似の運
動)に変換した後、さらに往復回動に変換する構
造である。このため、構成が複雑で、大形大重量
となる。
本考案は上記の事情に鑑みて為されたもので、
コンパクトで一体ブロツク状をなし、回転運動を
直接的に往復回動に変換する構造の簡単なワイパ
用の駆動装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案は、有頂有
底の筒状ケーシングを有する多段遊星歯車式減速
機の入力軸に駆動モータの回転軸を接続し、か
つ、前記の出力軸に偏心カムを固着して該偏心カ
ムを前記ケーシング内に収納すると共に、上記偏
心カムに外嵌して摺触せしめたカムフオロワをカ
ムフオロワ軸に固着し、更に、該カムフオロワ軸
は前記筒状ケーシングの頂面を貫通してケーシン
グ外に突出するよう、前記出力軸と平行に、回動
自在に支承する。
[作用] 上記の構成によれば、偏心カムが直接的にカム
フオロワ軸を往復回動させるので構成部品が少な
く、しかも該カム装置が減速機のケーシング内に
収納されているので全体形状がコンパクトな一体
のブロツクをなす。
[実施例] 第2図は本考案の1実施例を頂面図、第1図は
同じく分解斜視図である。
第3図は第2図の−断面図、第4図は第3
図の−断面図である。
(第3図参照)11は、頂板11a、底板11
b、筒状部11cよりなるケーシングを有する多
段形の遊星歯車式減速機である。本例においては
実願昭60−21949に記載の公知の遊星歯車装置を
適用した。
上記減速機の入力軸11dに、駆動用モータ1
2の回転軸12aを直結する。
11-1,11-2,11-3は、それぞれ第1段、
第2段、第3段の遊星歯車ユニツトであつて、各
遊星歯車ユニツトのリングギヤをケーシングに対
して固定し、3段に配列された遊星歯車ユニツト
中の第1段遊星歯車ユニツトのサンギヤを入力軸
に連結するとともに各ユニツトのプラネツトキヤ
リヤを次段の遊星歯車ユニツトのサンギヤに連結
し、各段の遊星歯車ユニツトの回転出力を上記と
同様にして次段の遊星歯車ユニツトに伝動し、最
終段である第3段の遊星歯車ユニツトのプラネツ
トキヤリヤに出力軸を連結して多段遊星歯車式減
速機を構成してある。
最終段である第3段のプラネツトキヤリヤ11
−3aに一連結した出力軸11-3bに、偏心カム11
−3cを固着する(第1図参照)。
上記偏心カム11-3cに外嵌する、長円状のカ
ムフオロワ13を構成する。13aはカムフオロ
ワ軸である。
上記のカムフオロワ軸13aは、ケーシング頂
板11aに設けた軸受孔11a-1により、出力軸
11-3bと平行に、回動自在に支承する。
出力軸11-3bは、カムフオロワ13に設けた
開口13b(第1図)を通り、ケーシング頂板1
1aの下面に設けた軸受孔(第1図において隠れ
ている)によつて支承される。
第4図(第3図の−断面)から容易に理解
される如く、偏心カム11-3cが90°回転すると、
カムフオロワ13は鎖線で示した回動位置13′
となり、角θだけ回される。偏心カム11-3c
回転に伴つて、カムフオロワ13は角2θの範囲
で往復傾動し、カムフオロワ軸13aは角2θだ
け往復回動を繰り返す。
第1図、第3図に示したように、カムフオロワ
軸13aの先端にワイパのアームヘツド(図示せ
ず)を取り付ける為のネジ13a-1を設ける。
第1図に示した11rは、プラネツトキヤリヤ
を案内するためのローラであつて、遊星歯車ユニ
ツト1段あたり3個設けられている。
モータ12の回転出力は減速されて出力軸11
−3bを駆動し、これに固定された偏心カム11-3c
並びに、これに外嵌されたカムフオロワ13を介
して、カムフオロワ軸13aを往復回動させる。
本実施例において、 () 遊星歯車ユニツトを多段に設けることに
よつて大きい減速比が得られ、 () 回転を往復回動に変換する機構が簡単で
あるため全体の形状、重量が小さく、 () 上記変換機構がケーシング内に収納され
ているので全体形状が単一のブロツク状をなし
て取扱いが容易であることが確認された。
[考案の効果] 以上詳述した如く、本考案のワイパ駆動装置は
簡単な構成で、コンパクトな一体ブロツク状をな
し、軽量かつ安価であるという優れた実用的効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案のワイパ駆動装置の
1実施例を示し、第1図は分解斜視図、第2図は
頂面図、第3図は第2図の−断面図、第4図
は第3図の−断面図である。第5図は従来例
のワイパ駆動装置の説明図である。 11……多段遊星歯車式減速機、11a……ケ
ーシング頂板、11b……ケーシング底板、11
c……ケーシング筒状部、11-3b……出力軸、
11-3c……偏心カム、12……駆動用モータ、
13……カムフオロワ、13a……カムフオロワ
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数組の遊星歯車ユニツトを有頂有底の筒状ケ
    ーシング内に同心状に多段に配設し、各遊星歯車
    ユニツトのリングギヤをケーシングに対して固定
    し、配列された遊星歯車ユニツト中の1端に位置
    する遊星歯車ユニツトのサンギヤを入力軸に連結
    するとともにそのユニツトのプラネツトキヤリヤ
    を次段の遊星歯車ユニツトのサンギヤに連結し、
    各段の遊星歯車ユニツトの回転出力を上記と同様
    にして次段の遊星歯車ユニツトに伝動し、最終段
    の遊星歯車ユニツトのプラネツトキヤリヤに出力
    軸を連結して多段遊星歯車式減速機を構成して、
    上記の多段遊星歯車式減速機の入力軸に駆動モー
    タの回転軸を接続し、かつ、前記の出力軸に偏心
    カムを固着して該偏心カムを前記ケーシング内に
    収納すると共に、上記偏心カムに外嵌して摺触せ
    しめたカムフオロワをカムフオロワ軸に固着し、
    更に、該カムフオロワ軸は前記筒状ケーシングの
    頂面を貫通してケーシング外に突出するよう、前
    記出力軸と平行に、回動自在に支承して、その突
    出部にワイパ装置のアームヘツドを取り付ける手
    段を設けたことを特徴とするワイパ駆動装置。
JP2416287U 1987-02-23 1987-02-23 Expired JPH0453329Y2 (ja)

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JP2416287U JPH0453329Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JPS63131854U JPS63131854U (ja) 1988-08-29
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ID=30823145

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2529023Y2 (ja) * 1989-03-31 1997-03-12 日本電池 株式会社 油圧工具のカムクランク機構
JP5383311B2 (ja) * 2008-05-20 2014-01-08 アスモ株式会社 ワイパモータ及びワイパ装置

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JPS63131854U (ja) 1988-08-29

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