JP3016447U - ガーデンフェンス - Google Patents

ガーデンフェンス

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JP3016447U
JP3016447U JP1995003826U JP382695U JP3016447U JP 3016447 U JP3016447 U JP 3016447U JP 1995003826 U JP1995003826 U JP 1995003826U JP 382695 U JP382695 U JP 382695U JP 3016447 U JP3016447 U JP 3016447U
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JP
Japan
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fence
piece
garden
engaging
pieces
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JP1995003826U
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進 土井
雅和 今野
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェンス片を複数連結して構成するガーデン
フェンスにおいて、少ないフェンス片で数で円形の花壇
等を区画できるようにする。 【構成】 フェンス片1を合成樹脂により形成し、ガー
デンフェンスの高さを構成する複数の一般部2と、複数
の一般部2をそれぞれ連結する複数の連結部3とを一体
形成する。複数の連結部3に、一般部2に勝る易屈曲性
を確保し、フェンス片1自体を屈曲可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数枚のフェンス片を連結して花壇等を区画するガーデンフェンス に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガーデンフェンスにあっては、例えば図10に示したフェンス 片により構成されるものが知られている(登録実用新案公報第3000235号 )。すなわちフェンス片51は、合成樹脂により一体成形されており、上下2本 の横木部52,52と、その延在方向に当間隔をおき設けられ横木部52,52 に直行する複数の縦木部53・・・とから構成されている。2本の横木部52, 52の一端には(図で左側)には、フェンス片51の裏面側に開口する嵌合凹部 54が設けられている。また、それらの他端(図で右側)には、平板部55が折 曲自在に連設されており、平板部55には、前記嵌合凹部54に内嵌する嵌合凸 部56が正面側に突設されている。
【0003】 そして、かかるフェンス片51により構成されるガーデンフェンスにおいては 、互いに隣接するフェンス片51の一方側の嵌合凹部54,54に、他方側の嵌 合凸部56,56を内嵌させることにより、容易にガーデンフェンスを形成する ことができる。しかも、平板部55が折曲自在に連設されているため、必要な数 のフェンス片51を用意すれば、連結部分を折曲させることにより多角形の花壇 等を区画することができるというものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のガーデンフェンスでは、フェンス片51同士の連結部分 を屈曲させることはできるものの、フェンス片51自体を屈曲させることができ なかった。このため、多角形の花壇等を区画できても、円形のものは区画するに は、極めて多数のフェンス片51を用いなければならないという問題があった。 本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、少ない数のフェンス 片にて円形の花壇等を区画することができるガーデンフェンスを提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案にあっては、合成樹脂により 形成されたフェンス片を複数連結して構成するガーデンフェンスにおいて、前記 フェンス片を、連結方向に並んで配置されるとともに前記ガーデンフェンスの高 さを構成する複数の一般部と、該複数の一般部をそれぞれ連結する複数の連結部 とによって一体形成し、該複数の連結部に、前記一般部に勝る易屈曲性を確保し たものとした。
【0006】 また、請求項2記載の考案にあっては、前記フェンス片の連結方向の一端に、 前記連結部と同様の易屈曲性が確保された、連結方向に延出する係合片を設け、 かつ前記フェンス片の他端側には、背面側に開口するとともに隣接する他のフェ ンス片が有する前記係合片の基端部を挾持する係合凹部と、前記フェンス片の背 面に突設され、前記係合凹部に基端部を挾持された前記係合片の先端側を支持す る支持部とを設けたものとした。
【0007】 また、請求項3の考案にあっては、前記一般部の下縁を、背面側に向かいL字 型に折曲した形状としたものとした。
【0008】 また、請求項4の考案にあっては、前記フェンス片の連結方向の一端に前記連 結部と同一形状の係合部を形成し、該係合部に、前記一般部に沿って溝を形成す る突条部と、前記係合片とを設けたものとした。
【0009】 また、請求項5の考案にあっては、前記フェンス片の表面側と裏面側との輪郭 形状を同一にしたものとした。
【0010】
【作用】
請求項1の構成において、フェンス片は、他のフェンス片との連結部分のみな らず、等間隔に並んだ複数の一般部同士を連結する各連結部を屈曲させることに より、全体的に屈曲させることができる。
【0011】 また、請求項2の構成においては、ガーデンフェンスを円形状に形成するとき 、互いに連結された隣合うフェンス片の連結部分は、一方のフェンス片の係合片 の先端側が、他方のフェンス片の背面側に設けられた支持部に当接することによ り折れ曲がりを防止される。しかも、前記係合片が、連結部と同様の易屈曲性を 確保されているため、連結部分はフェンス片自体と同じ度合で屈曲する。したが って、フェンス片と連結部分とが形成する円弧の曲率がほほ同一となる。
【0012】 さらに、請求項3の構成では、下縁が背面に向かってL字型に折曲された形状 であるため、地面に埋めて使用する場合には、下縁部に垂直方向の土圧を受ける 。
【0013】 また、請求項4の構成においては、ガーデンフェンスを環状としない場合には 、前記溝に沿って係合部を容易に切断することができる。
【0014】 また、請求項5の構成では、連結する以前のフェンス片をガタツキなく、又効 率良く重ねることができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案に係る一実施例を図面に従って説明する。図8は、本考案に係る ガーデンフェンス11を示す部分平面図であって、ガーデンフェンス11は複数 のフェンス片1を複数連結させることにより円形状に形成されており、また、図 9に示すように、その下縁側を地面21に埋められている。
【0016】 先ず、フェンス片1について説明する。図1はフェンス片1を示す正面図、図 2は、図1のA−A線に沿う断面図、図3は、図1のB−B線に沿う断面図であ る。すなわち、フェンス片1は、連結方向に一定間隔で並んで配置される縦長状 の一般部2と、それらを連結するとともに一般部2よりも幅が狭い複数の連結部 3とを有している。一般部2および連結部3は合成樹脂によって一体形成されて いる。一般部2は連結部3よりも背が高く設定されることによってフェンス片1 の高さを構成している。
【0017】 また、図3に示すように、一般部2は正面側へ向かって湾出した形状を有して おり、連結部3は一般部2に比べて薄く形成されている。また、図4及び図6に 示すように、フェンス片1の背面には、一般部2と連結部3とを区画するように リブ1aが突設されており、これにより一般部2の下縁2aが、背面側に向かい 断面L字型に折曲された形状となっている(図2参照)。さらに一般部2の背面 には、一般部2を上下に区画する補強リブ1bが設けられている。この補強リブ 1bと前記リブ1aとは、フェンス片1の背面側の輪郭形状が正面側の輪郭形状 と同一となるよう形成されている。一方、前記補強リブ1bが設けられることに より、一般部2はその厚みと相俟って連結部3よりも高い剛性を確保されている 。換言すると連結部3には一般部2に勝る易屈曲性が確保されている。
【0018】 したがって、図8に示したようにガーデンフェンス11を円形状に形成する際 には、各フェンス片1は、他のフェンス片1との連結部分のみならず、等間隔に 並んだ複数の一般部2,2同士を連結する各連結部3を屈曲させることにより、 全体的に屈曲させることができる。よって、少ない数でも円形の花壇等を区画す ることができる。しかも、より小さな円を形成可能である。
【0019】 一方、前述したフェンス片1の一端側(図1で左側)には、連結部3と同一形 状の係合部33が形成されている。係合部33の正面側には、一般部2に沿って 溝33aを形成する突条リブ33bが突設されている。また、係合部33には、 フェンス片1の連結方向に延出する上下1組の係合片4,4が設けられている。 係合片4,4は、図4及び図5に示すように、係合部33の一部が略矩形に膨出 したものであり、したがって係合部33、すなわち連結部3と同一の肉厚を有し ている。また、係合片4,4は、連結部33の一側辺33cに沿って上下方向か ら延びるスリット5,5によって、その基端に首部4aを形成されている。
【0020】 また、フェンス片1の他端側(図1で右側)には一般部2が形成されており、 その一般部2の一側辺2aには、図6及び図7に示すように、前記補強リブ1b を挟んで上下1組の係合凹部6,6が設けられている。係合凹部6,6は、他の フェンス片1に設けられた係合片4,4を係合させるものである。係合凹部6, 6は、前記リブ1aの一部を矩形状に切り欠いたようにフェンス片1の背面側に 開口している。また、係合凹部6,6は、前記係合片4,4の前記首部4a,4 aを挾持できる開口幅を備える一方、係合された係合片4,4の抜けが防止でき るように、フェンス片1の背面側の開口幅をやや狭く設定されている。なお、前 記一般部2の背面には、係合凹部6,6に係合した係合片4,4を支持する支持 リブ7が形成されている。
【0021】 そして、ガーデンフェンス11を形成する各フェンス片1同士は、図9に示す ように連結されている。すなわち、互いに隣接する一方のフェンス片1の係合凹 部6,6に、他方のフェンス片1の係合片4,4を、背面側に押し込まれること によって、係合凹部6,6の開口縁6a,6aに係合片4,4の首部4a,4a が挾持されている。かかる状態において、互いに連結された隣合うフェンス片1 ,1の連結部分は、一方のフェンス片1の係合片4,4の先端側が、他方のフェ ンス片1の背面に形成された支持リブ7に当接するため、折れ曲がりを防止され る。しかも、前述したように係合片4,4が、連結部3と同様の易屈曲性を確保 されているため、連結部分はフェンス片1自体と同じ度合で屈曲する。したがっ て、フェンス片1と連結部分とが形成する円弧の曲率がほぼ同一となる。よって 、図8に示したように、きれいな円が形成できる。
【0022】 なお、本実施例においては、一般部2の背面に支持リブ7,7を形成し、これ により係合片4の先端側を支持させるようにしたが、例えば、支持リブ7,7に 代えて膨出部を形成し、それにより係合片4の先端側を支持させる、すなわち本 考案の支持部としてもよい。或は係合片の先端側に、一般部2の背面に当接する 部位を設けるだけでもよい。すなわち、本考案の支持部は一般部2の背面に積極 的に形成するものだけではなく、係合片4の先端側を支持することによって、隣 合うフェンス片1,1の連結部分の折れ曲がりを防止できるものであれば構わな い。
【0023】 また、本実施例のガーデンフェンス11にあっては、連結された各フェンス片 1の一般部2が、背面に突設されたリブ1aにより、その下縁が、背面側に向か いL字型に折曲した形状であるため、本実施例のように下縁側を地中に埋めて使 用する場合には、各一般部2の下縁部が垂直方向の土圧を受けることとなる。よ って、本実施例のようにガーデンフェンス11が円形を形成するものでは、ガー デンフェンス11が抜けにくい。さらに、本実施例と異なりガーデンフェンス1 1が両端を連結されていない、すなわち環状でないときには、前記土圧により転 倒しにくくなる。一方、その場合には、本実施例のガーデンフェンス11には、 係合部33と一般部2の間に、一般部2に沿って溝33aが形成されているため 、溝33aに沿ってカッターを走らせれば、不要である係合部33を容易に切断 することができる。よって、使い勝手がよい。
【0024】 一方、本実施例のガーデンフェンス11では、前述したように、それを形成す るフェンス片1が、正面側の輪郭形状と背面側の輪郭形状とを同一に形成されて いる。このため、ガーデンフェンスを使用する以前、つまりフェンス片1を連結 する以前においては、フェンス片1をガタツキなく、しかも効率良く重ねること ができる(図3参照)。よって、工場出荷に要するコストが安くなるとともに、 店頭での陳列に要するスペースを削減することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1のガーデンフェンスにおいては、フェンス片は、 他のフェンス片との連結部分のみならず、フェンス片それ自体を全体的に屈曲さ せることができることから、少ない数のフェンス片でも円形の花壇等を区画する ことができる。しかも、より小さな円を形成可能である。
【0026】 これに加え、請求項2のものでは、ガーデンフェンスを円形状に形成するとき 、フェンス片と連結部分とが形成する円弧がほほ同一の曲率となるよう構成した 。よって、きれいな円を形成可能である。
【0027】 また、請求項3のガーデンフェンスでは、下縁側を地面に埋めて使用する場合 には、一般部の下縁が垂直方向の土圧を受けることから、かかる使用時には抜け にくく、さらにガーデンフェンスが環状をなしていないときにはあっては倒れに くくなる。
【0028】 また、請求項4のガーデンフェンスでは、ガーデンフェンスを環状としない場 合には、前記溝に沿って係合部を容易に切断することができるため、使い勝手が よい。
【0029】 また、請求項5のガーデンフェンスでは、連結する以前のフェンス片をガタツ キなく、しかも効率良く重ねることができることから、工場出荷に要するコスト が安くなるとともに、店頭での陳列に要するスペースを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すガーデンフェンスを構
成するフェンス片の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】図1に示したフェンス片の左側端部を示す背面
図である。
【図5】同フェンス片の左側面図である。
【図6】同フェンス片の右側端部を示す背面図である。
【図7】同フェンス片の右側面図である。
【図8】本考案の一実施例を示すガーデンフェンスの部
分平面図である。
【図9】図8のC矢視図である。
【図10】従来のガーデンフェンスを示す一部を省略し
た斜視図である。
【図】 【符号の説明】
1 フェンス片 2 一般部 2a 下縁 3 連結部 4 係合片 4a 首部 6 係合凹部 7 支持リブ(支持部) 11 ガーデンフェンス 33 係合部 33a 溝 33b 突条リブ(突条部)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂により形成されたフェンス片を
    複数連結して構成するガーデンフェンスにおいて、 前記フェンス片を、連結方向に並んで配置されるととも
    に前記ガーデンフェンスの高さを構成する複数の一般部
    と、該複数の一般部をそれぞれ連結する複数の連結部と
    によって一体形成し、該複数の連結部に、前記一般部に
    勝る易屈曲性を確保したことを特徴とするガーデンフェ
    ンス。
  2. 【請求項2】 前記フェンス片の連結方向の一端に、前
    記連結部と同様の易屈曲性が確保された、連結方向に延
    出する係合片を設け、かつ前記フェンス片の他端側に
    は、背面側に開口するとともに隣接する他のフェンス片
    が有する前記係合片の基端部を挾持する係合凹部と、前
    記フェンス片の背面に突設され、前記係合凹部に基端部
    を挾持された前記係合片の先端側を支持する支持部とを
    設けたことを特徴とする請求項1記載のガーデンフェン
    ス。
  3. 【請求項3】 前記一般部の下縁を、背面側に向かいL
    字型に折曲した形状としたことを特徴とする請求項2記
    載のガーデンフェンス。
  4. 【請求項4】 前記フェンス片の連結方向の一端に前記
    連結部と同一形状の係合部を形成し、該係合部に、前記
    一般部に沿って溝を形成する突条部と、前記係合片とを
    設けたことを特徴とする請求項3記載のガーデンフェン
    ス。
  5. 【請求項5】 前記フェンス片の表面側と裏面側との輪
    郭形状を同一にしたことを特徴とする請求項4記載のガ
    ーデンフェンス。
JP1995003826U 1995-03-31 1995-03-31 ガーデンフェンス Expired - Lifetime JP3016447U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018137999A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 株式会社大里 板材ホルダ及び板材補助ホルダ

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