JP3016343U - 自動車の安全消防装置 - Google Patents

自動車の安全消防装置

Info

Publication number
JP3016343U
JP3016343U JP1995004120U JP412095U JP3016343U JP 3016343 U JP3016343 U JP 3016343U JP 1995004120 U JP1995004120 U JP 1995004120U JP 412095 U JP412095 U JP 412095U JP 3016343 U JP3016343 U JP 3016343U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
mercury switch
solenoid valve
port solenoid
control switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995004120U
Other languages
English (en)
Inventor
健章 黄
Original Assignee
健章 黄
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 健章 黄 filed Critical 健章 黄
Priority to JP1995004120U priority Critical patent/JP3016343U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3016343U publication Critical patent/JP3016343U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の安全消防装置の提供。 【構成】 車体内の適当な位置に取り付けられた水銀ス
イッチ、制御スイッチ、3ポート電磁弁、消化器、予備
バッテリ、及び燃料タンク、シート、油化器位置にそれ
ぞれ設置されたノズルが配管と導線で連結されてなる。
上記制御スイッチにより自動、手動、或いはオフの駆動
方式が選択され、時速30キロメートル以上で衝撃が発
生すると、水銀スイッチに電流が導通し、3ポート電磁
弁が通じることで消化器内の消化剤が各管路及びノズル
を経て、それぞれ自動車において最も引火しやすい燃料
タンク、シート及び油化器に噴射され、よって運転の安
全性を高める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一種の自動車の安全消防装置に関し、特に自動車が衝撃を受ける時、 消化管路が始動され、燃料タンク、シート及び油化器に対して消化剤が噴射され 、火種を消し止め、車体と人命の安全保護に寄与するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車が造成する危険性は衝撃によるものがほとんどであり、特に高速で衝撃 を受けると、乗員と車内の物品が衝突して障害が発生するほか、車体が凹んだり 油路(燃料タンク、燃料パイプ、油化器等)の破裂が発生して引火し火災を発生 する危険がある。特に、衝撃のために乗員が昏倒するのに加えて油路の破裂が加 わると、マットレスやシートカバーなどの内装に引火し、焼死の惨劇が発生する ことになる。しかし、従来には消化器を備える程度で有効な消化装置は開発され ていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、自動車が時速30キロメートル以上で衝撃を受ける時、即刻その内 の消化管路が始動し、燃料タンク、シート及び油化器に対して消化剤を噴射し、 車が焼ける可能性を無くし、乗員の生命の安全を確保する、自動車の安全消防装 置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車の安全消防装置は、水銀スイッチ1、制御スイッチ2、消化器 3、3ポート電磁弁4、予備バッテリ5及び複数のノズル6、7、8を有し、 上記水銀スイッチ1は固定架9内に取り付けられ、水銀スイッチ1と固定架9 の間には減震ばね10が設けられ、水銀スイッチ1は、自動車の適当な位置に取 り付けられ、 上記制御スイッチ2は自動、手動およびオフの三段式スイッチとされ、ダッシ パネル面に取り付けられ、 上記消化器3は自動車の後部トランク内に取り付けられ、 上記3ポート電磁弁4は上記の消化器3の噴出口の所に取り付けられ、弁箱の 各通路は一配管11で自動車の燃料タンク16に設けられたノズル6に、分岐す る配管12で自動車の座席の4隅に配されたノズル7に、そして配管13で自動 車前方の油化器に取り付けられたノズル8に、それぞれ連接され、 上記予備バッテリ5は自動車の後部トランク内に取り付けられ、 前述の水銀スイッチ1、制御スイッチ2、3ポート電磁弁4、予備バッテリ5 及び自動車本体のバッテリ14は、導線15で直列、並列に連接され、バッテリ 14及び予備バッテリ5により同時に電力が供給される回路が構成される。
【0005】
【作用】
本考案は一種の自動車の安全消防装置に関するものである。該装置は車体内の 適当な位置に取り付けられた水銀スイッチ、制御スイッチ、3ポート電磁弁、消 化器、予備バッテリ、及び燃料タンク、シート、油化器位置にそれぞれ設置され たノズルが配管と導線で連結されてなる。上記制御スイッチにより自動、手動、 或いはオフの駆動方式が選択され、時速30キロメートル以上で衝撃が発生する と、水銀スイッチに電流が導通し、3ポート電磁弁が通じることで消化器内の消 化剤が各管路及びノズルを経て、それぞれ自動車において最も引火しやすい燃料 タンク、シート及び油化器に噴射され、よって運転の安全性を高める。
【0006】
【実施例】
図1は、水銀スイッチ1、制御スイッチ2、消化器3、3ポート電磁弁4、予 備バッテリ5及び各ノズル6、7、8を要件として構成され、その中、水銀スイ ッチ1は固定架9内に取り付けられる(図2参照)。水銀スイッチ1と固定架9 の間には精密な計算を経て製造された減震ばね10が複数設けられ、これにより 、車が一般の路面の凹凸や穴などの上を時速30キロメートル以下で通過しても 水銀スイッチ1に通路形成を行わせない。言い換えると、該水銀スイッチ1は時 速30キロメートル以上で衝撃を受ける時、その中の水銀が同時に陽極と負極の 端子に接触して導通する。本実施例中では、水銀スイッチ1は、自動車のダッシ パネル内部に取り付けられる。制御スイッチ2は3段に分けられ、それぞれ自動 、手動およびオフの三種の操作形態とされ、3ポート電磁弁4の制御に用いられ る。制御スイッチ2は運転台のダッシパネル面に取り付けられるのが望ましく、 それによりドライバーが手を伸ばして操作し易いものとされる。消化器3内部に は炭酸水素化合物類の消化剤(この種の消化剤は人体に無害であるが、但し暫時 咳を引き起こす)が充填され、消化器3は自動車の後部トランク内に取り付けら れるのが望ましい。3ポート電磁弁4は前述の消化器3の噴出口の所に取り付け られ、その弁箱の通路の開閉は前述の水銀スイッチ1及び制御スイッチ2の制御 を受け、その各通路は、配管11で自動車の燃料タンク16に設けられたノズル 6に、分岐する配管12で自動車の座席の4隅に配されたノズル7に、そして配 管13で自動車前方の油化器に取り付けられたノズル8に、それぞれ連接され、 これにより消化器3内の消化剤は各管路及びノズルを経て最も引火しやすい所に 送られる。予備バッテリ5は本装置の予備の電力を供給するものであり、自動車 の後部トランク内に取り付けられるのが望ましい。前述の水銀スイッチ1、制御 スイッチ2、3ポート電磁弁4、予備バッテリ5及び自動車本体のバッテリ14 は、導線15で直列、並列に連接され、バッテリ14及び予備バッテリ5により 同時に電力が供給される回路が構成される。
【0007】 本考案は以上の構造を有するが、使用時には、ドライバーは必要或いは習慣に 基づき、制御スイッチ2により自動、手動の始動動作の選択或いは本装置をオフ とする三種の使用状態を設定する。但し、一般には自動状態が主となる。車両が 走行時にその時速30キロメートル以上の時衝撃が発生すると、車体の震動によ り水銀スイッチ1が通じ、制御スイッチ2の制御(この時は自動状態に設定され ているものとする)と予備バッテリ5(或いは車本体のバッテリ14)の電力供 給を経て、3ポート電磁弁4が通じ並びに開いた状態が保持され、消化器3内の 消化剤がそれぞれ配管11、12、13を経て各ノズル6、7、8より自動車の 燃料タンク16、座席、及び油化器に噴射され、即刻に且つ有効に火種を絶やす 。上述の状況は、ドライバーが昏倒してしまったときには特に有効な動作形態を 示す。もし車体が同様に衝撃を受け、但し引火が発生せずドライバーも覚醒して いる場合には、ドライバーは即刻制御スイッチ2をオフの位置とすることで消化 剤の噴射は停止される。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、自動車が衝撃を受ける時、その衝撃の強さに感応して消防設備を始 動させ、自動車において最も発火、引火しやすい燃料タンク、座席、及び油化器 などに有効に消化することができ、確実に車の火災の危険性を防止でき、乗員の 生命の安全を保証し、実用的な価値を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の配置図である。
【図2】本考案の水銀スイッチの構造表示図である。
【符号の説明】
1・・・水銀スイッチ 2・・・制御スイッチ 3・・
・消化器 4・・・3ポート電磁弁 5・・・予備バッテリ 6、
7、8・・・ノズル 9・・・固定架 10・・・減震ばね 11、12、1
3・・・配管 14・・・バッテリ 15・・・導線 16・・・燃料
タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水銀スイッチ1、制御スイッチ2、消化
    器3、3ポート電磁弁4、予備バッテリ5及び複数のノ
    ズル6、7、8を有し、 上記水銀スイッチ1は固定架9内に取り付けられ、水銀
    スイッチ1と固定架9の間には減震ばね10が設けら
    れ、水銀スイッチ1は、自動車の適当な位置に取り付け
    られ、 上記制御スイッチ2は自動、手動およびオフの三段式ス
    イッチとされ、ダッシパネル面に取り付けられ、 上記消化器3は自動車の後部トランク内に取り付けら
    れ、 上記3ポート電磁弁4は上記の消化器3の噴出口の所に
    取り付けられ、弁箱の各通路は一配管11で自動車の燃
    料タンク16に設けられたノズル6に、分岐する配管1
    2で自動車の座席の4隅に配されたノズル7に、そして
    配管13で自動車前方の油化器に取り付けられたノズル
    8に、それぞれ連接され、 上記予備バッテリ5は自動車の後部トランク内に取り付
    けられ、 前述の水銀スイッチ1、制御スイッチ2、3ポート電磁
    弁4、予備バッテリ5及び自動車本体のバッテリ14
    は、導線15で直列、並列に連接され、バッテリ14及
    び予備バッテリ5により同時に電力が供給される回路が
    構成され、 以上の構成を有する、自動車の安全消防装置。
JP1995004120U 1995-03-29 1995-03-29 自動車の安全消防装置 Expired - Lifetime JP3016343U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995004120U JP3016343U (ja) 1995-03-29 1995-03-29 自動車の安全消防装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995004120U JP3016343U (ja) 1995-03-29 1995-03-29 自動車の安全消防装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3016343U true JP3016343U (ja) 1995-10-03

Family

ID=43151873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995004120U Expired - Lifetime JP3016343U (ja) 1995-03-29 1995-03-29 自動車の安全消防装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3016343U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3523265B2 (ja) 火災の予防と消火のための方法と装置
US20140305668A1 (en) Solid Propellant Fire Extinguishing System
JP2007106262A (ja) 車両用気体燃料タンク構造
CN103961831A (zh) 车辆发动机舱自动灭火装置
JP2009502376A (ja) 自動車における安全システム
CN104740808A (zh) 一种公交客车灭火系统
CN110538400A (zh) 用于防暴装甲车的车载防护灭火装置
CN112451875A (zh) 用于车辆轮胎的灭火系统
CN203915841U (zh) 车辆发动机舱自动灭火装置
CN115025418B (zh) 机动车以及用于将灭火剂引入到电池中的方法
JP3016343U (ja) 自動車の安全消防装置
CN101450245A (zh) 用于防止车辆发生火灾的预防装置
CN212880673U (zh) 一种应用于公共交通工具的分段式灭火装置
CN201286489Y (zh) 一种座椅及使用该座椅的汽车防火装置
CN211097163U (zh) 用于防暴装甲车的车载防护灭火装置
RU2611941C2 (ru) Устройство превентивной огнезащиты
KR0182496B1 (ko) 자동차의 엔진룸 자동소화장치
US20060231318A1 (en) High impact fire proctection system
CN215691196U (zh) 一种电动汽车智能防火灭火系统
CN214318925U (zh) 一种电动消防车
CN215608916U (zh) 车载自动灭火装置
KR200343750Y1 (ko) 자동차의 엔진룸 자동 소화장치
US3011781A (en) Flaming car illusion
CN209092573U (zh) 一种汽车喷淋灭火系统
CN202920865U (zh) 车载消防安全灭火系统