JP3016278B2 - ガスタービンの速応性向上装置 - Google Patents

ガスタービンの速応性向上装置

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JP3016278B2 JP3174057A JP17405791A JP3016278B2 JP 3016278 B2 JP3016278 B2 JP 3016278B2 JP 3174057 A JP3174057 A JP 3174057A JP 17405791 A JP17405791 A JP 17405791A JP 3016278 B2 JP3016278 B2 JP 3016278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用など機械装置を
駆動するガスタービンの制御装置に適用される速応性向
上装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来の自動車用ガスタービンの
制御系を示す。従来は、コンプレッサ3の入口部分には
一般に可変入口案内翼(以下、必要に応じてVIGVと
略称する)を設置していなかった。あるいは、VIGV
を設置していても効果的な制御方法は見い出されていな
かった。
【0003】ここで、図7において、制御対象たるガス
タービン車について説明する。コンプレッサ3とタービ
ン5は回転軸4に同軸上に配置されて回転するようにな
っており、コンプレッサ3は吸気流路1から空気を吸い
込み、これを圧縮して圧力を高め、流路6を通して燃焼
室7へ送り込む。燃料はポンプ8により送出され、調節
弁9により流量を調節されつつ配管10を通して燃焼室
7へ送られ、燃焼室7内で空気と混合して燃焼し、高温
のガスとなってタービン5へ流入する。タービン5はガ
スの膨張により生じる熱落差をエネルギとして取り出
し、回転動力を発生して回転軸4を回転させる。タービ
ン5の排気ガスは流路11を通して大気中へ排出され
る。コンプレッサ3はタービン5の回転動力の一部を受
けて空気を圧縮する仕事を行う。タービン5の大部分の
回転動力は減速機12を介して出力軸13を回転させ
る。更に、出力軸13の回転動力が無段変速機14を介
して動力伝達軸15を回転させ、この回転動力がディフ
ァレンシャルギア16を介して車軸17を回転させて、
この車軸17に取り付けられた車輪18を回転させる。
これにより車両が走行する。
【0004】上記ガスタービンの制御は制御装置25に
より次のように行われる。運転者が車両の速度目標値V
r をアクセルペダル26の踏み角として与えると、この
速度目標値Vr は伝送線27を通って制御装置25へ伝
わる。また、センサ19がタービン5の回転数Nを検出
し、伝送線20を通して制御装置25へ伝える。更に、
センサ21がタービン入口のガス温度Tを検出し、セン
サ23が車両の速度Vを検出し、それぞれ伝送線22,
24を通して制御装置25へ伝える。制御装置25はこ
れらの検出値Vr ,N,T及びVから、調節弁9の開度
Fを算定して伝送線28を通して調節弁9へ伝え、燃料
流量を制御する。また、制御装置25は無段変速機14
の変速比Rを算定して伝送線29を通して無段変速機1
4へ伝え、変速比を制御する。
【0005】図8に制御装置25の構成例を示し、これ
を説明する。図8において、アクセルペダル26が発生
する速度目標値Vr が減算器34へ伝送され、またセン
サ23で検出された速度Vも減算器34へ伝送され、こ
こで次式(1)により速度の制御偏差DVが算定されて
伝送線35を通してコントローラ36へ伝えられる。
【0006】
【数1】 DV=Vr −V …式(1)
【0007】コントローラ36では、次式(2)による
比例積分演算によりタービン5の回転数目標値Nr を算
定し、伝送線37を通して減算器38へ伝える。但し、
式(2)中で、KN は比例ゲイン、TN は積分時定数、
tは時間である。
【0008】
【数2】
【0009】また、センサ19からの回転数Nが減算器
38へ伝えられ、ここで次式(3)により、タービン回
転数の制御偏差DNが算定されて伝送線39を通してコ
ントローラ40へ伝えられる。
【0010】
【数3】 DN=Nr −N …式(3)
【0011】コントローラ40では、次式(4)による
比例積分演算により調節弁9に対する弁開度要求値Fr
を算定し、伝送線41を通して減算器48へ伝える。但
し、式(4)中で、KF は比例ゲイン、TF は積分時定
数、tは時間である。
【0012】
【数4】
【0013】一方、定数器42はタービン入口温度に対
する温度制御値TLを発生し、伝送線43を通して減算
器44へ伝える。この減算器44にはセンサ21からの
タービン入口温度Tが伝わり、ここで次式(5)により
タービン入口温度の偏差DT F が算定されて伝送線45
を通してコントローラ46へ伝えられる。
【0014】
【数5】 DTF =TL −T …式(5)
【0015】コントローラ46では、次式(6)により
弁開度修正量DFを算定して、伝送線47を通して減算
器48へ伝える。但し、式(6)中で、KLは比例ゲイ
ンである。
【0016】
【数6】
【0017】減算器48では、前述の弁開度要求値Fr
と弁開度修正値DFとから、次式(7)により弁開度F
を算定し、伝送線28を通して調節弁9へ伝えて弁開度
を定める。
【0018】
【数7】 F=Fr −DF …式(7)
【0019】次に、関数器49は速度目標値Vr に基づ
いて、速度に対応して定まるタービン5の温度目標値T
r を発生し、伝送線50を通して減算器51へ伝える。
この減算器51にはセンサ21からのタービン入口温度
Tも伝えられ、ここで次式(8)により温度偏差DTR
が算定され、伝送線52を通してコントローラ53へ伝
えられる。
【0020】
【数8】 DTR =T−Tr …式(8)
【0021】コントローラ53は、次式(9)による比
例積分演算により変速比Rを算定し、伝送線29を通し
て無段変速機14へ伝えて変速比を定める。但し、式
(9)中で、KR は比例ゲイン、TR は積分時定数、t
は時間である。
【0022】
【数9】
【0023】上述したガスタービンの制御装置25によ
れば、アクセルペダル26による速度目標値Vr に応じ
てタービン入口温度の目標値Trが設定され、計測した
タービン入口温度Tが目標値Tr に一致するように無段
変速機14の変速比Rが増減調節される。無段変速機1
4としては可変プーリ比ベルト変速機等が適用できる。
【0024】また、速度目標値Vr に計測した実際の速
度Vが一致するように、タービン5の回転数目標値Nr
が増減調節されて速度が制御される。
【0025】更に、この回転数目標値Nr に計測した実
際のタービン回転数Nが一致するように、燃料調節弁9
の弁開度要求値Fr が増減調節されてタービン回転数が
制御される。そして、計測したタービン入口温度Tが制
限値TL を越える場合は、調節弁9の弁開度修正値DF
が算出され、これにより弁開度要求値Fr を減少させる
修正が加えられて弁開度Fが設定される。
【0026】かくして、弁開度に応じた値に燃焼流量が
調節され、温度制限値を大幅に越えないようにタービン
温度を制限しながら、タービン回転数が制御される。
【0027】上述した自動車及びガスタービンの制御に
よる走行特性例を図9に示す。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した走行特性
例中の21秒〜25秒の間に見られるように、従来の技
術では、速度目標値の増加に対して実際の速度の追従が
遅れるという問題がある。
【0029】この場合、燃料流量を増加してタービン回
転数を増加しようとしても、タービン入口温度に制限が
あるから、燃料投入が不十分となり回転数の上昇は迅速
に行われない。そのため、タービン回転数の上昇により
出力を増大させて速度の速応性を良好に保つことができ
なかった。
【0030】本発明は上述した従来技術に鑑み、速度及
びタービン出力の速応性を向上させる装置を提供するこ
とを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明によるガスタービ
ンの速応性向上装置の構成は、コンプレッサの入口部分
に可変入口案内翼を備えたガスタービンの制御系におい
て、速度目標値Vr に基づき可変入口案内翼角の基準値
αS を算出する手段と、速度の制御偏差DVに基づき可
変入口案内翼角の第1の修正量αA を算出する手段と、
タービン回転数の制御偏差DNに基づき可変入口案内翼
角の第2の修正量αB を算出する手段と、前記基準値α
S と第1の修正量αA と第2の修正量αB との総和を演
算し、この総和に基づき可変入口案内翼角αを算出する
手段とを具備することを特徴とする。
【0032】
【作用】図2に示すように、可変入口案内翼(以下、V
IGVと称す)2はコンプレッサの翼列3Aに対する流
入空気の流れ方向の角度αを変化させることが可能な案
内翼である。この角度αを以下VIGV角と呼ぶ。VI
GV2をコンプレッサの入口部分に設けると、図3に示
すように、α=0度を基準にするとき、αが大なる場合
ほどコンプレッサの吸入空気量が減少する。
【0033】そこで、VIGVの上記特性を利用するこ
とにより、タービン回転数を増加させることなく、空気
流量を増加させる操作が可能となり速応性が向上する。
即ち、下記〜の方法を採用する。 初期はVIG
V角αを大にして運転しているものとする。 速度増
加時にはVIGV角αを大から小に変更操作する。
これにより、図3の特性からコンプレッサへの空気流量
が増加する。
【0034】空気流量が増加すると、タービンを通過す
るガスの流量が増加するので、タービン出力が増加す
る。従って、タービン回転数の増加を待たずに、VIG
V角αの減少のみでタービン出力の増加即ち速度を増加
する操作が可能となる。
【0035】本発明装置の構成では、まず速度目標値V
r に対応してガスタービンの効率を高く保てるようなV
IGV角の基準値αS を設定する。速度目標値Vr の増
加に対する実際の速度の追従が遅れて速度の制限偏差D
Vが生じると、DVに対して第1の修正角αA を負側に
変化させ、これを基準値αS に加えてVIGV角αを減
少させる。これにより、コンプレッサの吸込空気流量が
増加し、よってタービンのガス流量が増大して出力が速
応的に増大し、速度が増加する。また、タービン回転数
の目標値の増加に対する実際の回転数の追従が遅れてタ
ービン回転数の制御偏差DNが生じると、DNに対応し
て第2の修正角αB を負側に変化させ、これを基準値α
S に加えてVIGV角αを減少させる。この場合も、コ
ンプレッサの吸入空気流量が増加し、よってタービンの
ガス流量が増加して出力が速応的に増加し、タービン回
転数ひいては速度が増加する。このように基準値αS
第1の修正量αA と第2の修正量αB との総和により、
基準値αS を修正することにより、速度及びタービン回
転数の目標値増加への追従の速応性が向上すると共に、
得られるVIGV角αが好適なものとなる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6に基づ
いて説明する。図1は本発明による速応性向上装置32
を、図7に示した従来の自動車用ガスタービンの制御系
に付加した場合の実施例を示す。従って、図1中で、図
7と同一機能部分には同一符号を付して説明の重複を省
く。
【0037】図1において、コンプレッサ3の入口部分
に図2に示したようなVIGV(可変入口案内翼)2を
設置し、速応性向上装置32にアクセルペダル26を伝
送線27で結んで速度目標値Vr を入力し、また制御装
置25からタービン回転数の制御偏差DNを伝送線30
を通し、更に速度の制御偏差DVを伝送線31を通して
それぞれ入力れている。そして、この速応性向上装置3
2は、VIGV角αを算定して伝送線33を通してVI
GV2に伝え、VIGV角をαに設定する。VIGV2
は周知のサーボ機構によりコンプレッサ3の翼列に対す
る流入空気の流れ方向を設定された通りの角度αにと
る。なお、DVは図8中の減算器34の出力から、また
DNは同図8中の減算器38の出力から得ている。
【0038】次に、図4により速応性向上装置32を実
現する演算回路の実施例を説明する。この実施例では、
速応性向上装置32を、関数器54,56,58と、加
算器60と、定数器62と、最大値選択器64とで構成
してある。
【0039】関数器54は速度目標値Vr を伝送線27
を通して入力し、例えば次式(10)によりVIGV角
の基準値αS を算定し伝送線55を通して加算器60へ
伝える。式(10)中、aとbは定数である。
【0040】
【数10】 αS =−a・Vr +b …式(10)
【0041】基準値αS は通常、低速時には大に設定し
て空気流量を低く設定することで高熱効率を得るよう
に、また高速時には小に設定して空気流量を増すことで
大出力を得るように、設定する。式(10)はこのよう
な意図で選定した関数である。
【0042】関数器56は速度の制御偏差DVを伝送線
31を通して入力し、次式(11)により第1の修正値
αA を算出し、伝送線57を通して加算器60へ伝え
る。次式(11)中でcは正の係数であり、DVが大な
るほど修正値αA は負の側に変化する。
【0043】
【数11】 αA =−c・DV …式(11)
【0044】関数器58はタービン回転数の制御偏差D
Nを伝送線30を通して入力し、次式(12)により第
2の修正値αB を算出し、伝送線59を通して加算器6
0へ伝える。式(12)中でdは正の係数であり、DN
が大なるほどαB は負の側に変化する。
【0045】
【数12】 αB =−d・DN …式(12)
【0046】加算器60は次式(13)により、基準値
αS と第1の修正値αA と第2の修正値αB との総和S
を算出して、伝送線61を通して最大値選択器64へ伝
える。
【0047】
【数13】 S=αS +αA +αB …式(13)
【0048】定数器62は数値0(ゼロ)を発生し、伝
送線63を通して最大値選択器64へ伝える。
【0049】最大値選択器64は次式(14)により総
和Sとゼロのうち最大値の方を選択し、これをVIGV
角の設定値αとして伝送線33を通してVIGV2へ伝
える。これにより、本実施例では、VIGV角をα≧0
に制限している。
【0050】
【数14】 α=Max(S,0) …式(14)
【0051】上述した実施例では、速応性向上装置32
の作用により、まず速度目標値Vr に対応してガスター
ビンの効率を高く保てるようなVIGV角の基準値αS
が設定される。速度目標値Vr の増加に対する実際の速
度Vの追従が遅れて速度の制御偏差DVが生じると、D
Vが大なるほど第1の修正値αA を負側に変化させ、こ
れを基準値αS に加えてVIGV角αを減少させる。こ
れにより、コンプレッサ3の吸込空気流量が増加し、よ
ってタービン5のガス流量が増大して出力が速応的に増
大し、速度Vが増加する。また、タービン回転数の目標
値Nr の増加に対する実際の回転数Nの追従が遅れてタ
ービン回転数の制御偏差DNが生じると、DNが大なる
ほど第2の修正値αB を負側に変化させ、これを基準値
αS に加えてVIGV角αを減少させる。この場合も、
コンプレッサ3の吸入空気流量が増加し、よってタービ
ン5のガス流量が増加して出力が速応的に増加し、ター
ビン回転数Nひいては速度Vが増加する。このように基
準値αS と第1の修正量α A と第2の修正量αB との総
和により、基準値αS を修正することにより、速度及び
タービン回転数の目標値増加への追従の速応性が向上す
ると共に、得られるVIGV角αが好適なものとなる。
【0052】図5,図6に速応性向上装置32の作用効
果が典形的に現れている走行特性の例を示す。これらの
図において、20秒から27秒にかけての加速に際し、
修正値αA とαB がともに減少(負)させられるために
VIGV角の設定値αが減少し、これによりタービン出
力が速応的に増加するため、速度Vが目標値Vr に良く
追従できている。また、そのためにタービン回転数は大
きく増加される必要なく済んでおり、タービン入口温度
も極端に上昇していない、という結果が得られている。
【0053】
【発明の効果】本発明の速応性向上装置によれば、速度
目標値Vr の増加時に速度の制御偏差DVが発生する
と、DVに応じてVIGV角αが変化して速応的にター
ビン出力が増加し、DVを打ち消すように作用するた
め、速度の追従遅れが小さくなるという効果がある。ま
た、タービン回転数の目標値の増加に際しても、回転数
の制御偏差DNが発生すると、DNに応じてVIGV角
αが変化して速応的にタービン出力が増加し、DVを打
ち消すように作用するため、タービン回転数の追従遅れ
が小さくなり、ひいては速度の追従遅れが小さくなると
いう効果がある。この速度追従性の向上により、ガスタ
ービン自動車の運転性能など、ガスタービンを動力とす
る各種機械の運転性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の速応性向上装置を備えた自動車用ガス
タービンの制御系を示す図。
【図2】可変入口案内翼(VIGV)の説明図。
【図3】可変入口案内翼角減少による空気流量増加の原
理図。
【図4】速応性向上装置の実施例を示す演算回路図。
【図5】本発明の作用と効果の例を示す走行特性の過渡
応答図。
【図6】本発明の作用と効果の例を示す走行特性の過渡
応答図。
【図7】従来の自動車用ガスタービンの制御系を示す
図。
【図8】従来から制御系に用いられている制御装置例の
演算回路図。
【図9】従来の走行特性例を示す過渡応答図。
【符号の説明】
2 可変入口案内翼(VIGV) 3 コンプレッサ 4 回転軸 5 タービン 7 燃焼器 8 ポンプ 9 調節弁 12 減速機 14 無段変速機 16 ディファレンシャルギア 17 車軸 19 回転数検出用センサ 21 温度検出用センサ 23 車速検出用センサ 25 制御装置 26 アクセルペダル 32 速応性向上装置 34,38,44,48,51 減算器 36,40,53 比例積分コントローラ 42,62 定数器 46 比例コントローラ 49,54,56,58 関数器 60 加算器 64 最大値選択器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02C 7/057 F02C 9/28 G05D 13/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサの入口部分に可変入口案内
    翼を備えたガスタービンの制御系において、速度目標値
    r に基づき可変入口案内翼角の基準値αS を算出する
    手段と、速度の制御偏差DVに基づき可変入口案内翼角
    の第1の修正量αA を算出する手段と、タービン回転数
    の制御偏差DNに基づき可変入口案内翼角の第2の修正
    量αB を算出する手段と、前記基準値αS と第1の修正
    量αA と第2の修正量αB との総和を演算し、この総和
    に基づき可変入口案内翼角αを算出する手段とを具備す
    ることを特徴とするガスタービンの速応性向上装置。
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