JP3016071B2 - 足場用シート - Google Patents

足場用シート

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JP3016071B2
JP3016071B2 JP9027483A JP2748397A JP3016071B2 JP 3016071 B2 JP3016071 B2 JP 3016071B2 JP 9027483 A JP9027483 A JP 9027483A JP 2748397 A JP2748397 A JP 2748397A JP 3016071 B2 JP3016071 B2 JP 3016071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の外側に構
築される足場に張られる、足場用シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来図12に示すように足場シートを構
成する、四角状のシート本体01は、その四辺に複数の
鳩目05が間隔をあけて一列に設けられており、このシ
ート本体01を足場の外面を覆う足場用シートとして使
用する場合に、複数枚の前記シート本体01同士を鳩目
を通した紐により相互に連結し、シート自体を鳩目を通
した紐により順次足場部材に取り付けたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のシート
本体は、それら同士を連結して足場用シートを作製する
場合も、そのシートを丸太、鋼管等の足場部材に取り付
ける場合も、シート本体の全ての鳩目にいちいち紐を通
す作業が必要であり、この作業は人手に依存しているの
で、多大の労力と時間とを要して作業性が悪く、特に高
所での前記作業はきわめて非能率的であるばかりでなく
コスト高を招くという課題がある。
【0004】本発明はかかる事情にかんがみてなされた
もので、足場用シートの作製およびその足場への取り付
けがきわめて容易で、前記課題をすべて解決した新規な
足場用シートを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、四角形状に形成した複数枚
のシート本体を並列し、それらシート本体の隣接辺同士
をそれぞれ着脱自在に連結してなる、足場用シートであ
って、各シート本体は、一方の互いに隣合う2辺に、複
数の止具を間隔をあけて少なくとも一列に設け、またそ
の他方の互いに隣合う2辺に、複数の止孔を、前記止具
の間隔と同じ間隔をあけて少なくとも一列に設け、隣合
うシート本体の互いに隣接する2つの辺にある、止具と
止孔を着脱自在に接続し、前記複数の止具の背部には、
止環が設けられていることを特徴としており、この特徴
により、相隣合うシート本体同士の接続を紐条を必要と
することなく簡単、容易に行なうことができ、場シー
トの作製作業を改善することができる。また複数の止具
の背部に止環が設けられているため、この止具を利用し
て足場用シートを足場部材に簡単、容易に取り付けるこ
とができる。
【0006】
【0007】さらに前記請求項記載の発明によれば、
前記止具は、その止具本体の、前記シート本体に差し込
まれた軸部の上端に棒状のつまみが一体に形成され、前
記止具本体をシート本体と共に約90°捩じり、前記つ
まみをシート本体の前記止孔に嵌め込み、その後、前記
捩じり力を解除すれば、該つまみがシート本体の弾性復
元力により元の位置に戻るので、該つまみが前記止孔の
長手方向と略直交して前記止具と止孔とをしっかりと連
結することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示
した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】まず図1〜6を参照して本発明の第1実施
例について説明すると、図1は本発明足場用シートを足
場に取り付けた状態の斜視図、図2は、足場用シートの
部分拡大図、図3はシート本体の正面図、図4は、図2
の4−4線に沿う拡大断面図、図5は、止具の、シート
本体への取付状態を示す側面図、図6は、止具および止
孔の斜視図である。
【0010】図1に示すように足場用シートSは、構築
された足場Aの外面に張設して使用され、複数枚のシー
ト本体1…を、上下、左右に一平面上に並列してそれら
を相互に連結して構成される。
【0011】図3に示すように足場用シートSを構成す
るシート本体1は、ナイロン、ポリエチレン等の合成樹
脂シートにより四角形に形成され、通常は風を通すよう
にメッシュシートよりなる。シート本体1の互いに隣合
う2辺には、その外縁に沿って複数の止具2…が略等間
隔をあけて一列に設けられており、また残りの互いに隣
合う2辺には、その外縁に沿って複数の止孔5…が、前
記複数の止具2…と同じ間隔をあけて一列に設けられ
る。シート本体1の、前記止具2…(もしくは止孔3
…)を設けた一辺と、他のシート本体1の、前記止孔5
…(もしくは止具2…)を設けた一辺とを相互に帯状に
重ね合わせて、前記各止具2…と、止孔5…とをそれぞ
れ連結することにより、複数枚のシート本体1…が一平
面上に順次に接続されて前記足場用シートSが作製され
る。
【0012】各止具2は、硬質の合成樹脂製あるいは金
属製であって、図4〜6に明瞭に示すように、止具本体
3と、これに一体的に嵌着される止環4とよりなり、止
具本体3は、上端に棒状のつまみ31 を、下端にフラン
ジ35 を一体に形成した軸部31 の下部に座板33 を一
体に設けて構成され、その座板33 の裏面には、複数の
尖鋭突起34 が突設されている。また前記止環4は、嵌
着孔42 を開口した取付板41 に円弧状の環部43 を一
体化して構成されている。そしてこの止具2をシート本
体1に取り付けるには、シート本体1に開口した取付孔
1 に止具本体3の軸部32 を差し込んだのち、その軸
部32 のフランジ35 を有する下端に、止環4の嵌着孔
2 を嵌着すれば、シート本体1は座板33 と取付板4
1 との間に挟持され、複数の尖鋭突起34 は、シート本
体1に食い込み、これにより止具本体3と止環4とより
なる止具2はシート本体1にしっかりと取り付けられ
て、これに多少の外力が作用しても離脱することがな
い。
【0013】一方止孔5は、シート本体1に開口した長
孔12 に、金属製よりなる長円形の止め環5の周溝61
を嵌着して構成されている。
【0014】次に足場シートSを形成すべく、前記シー
ト本体1の上下および左右の各辺に他のシート本体1を
接続する場合について、図2を参照して説明する。
【0015】なお、理解し易くするために、図2に示す
ように基準となるシート本体1の上下および左右に連結
されるシート本体1にそれぞれU,DおよびL,Rの符
号を付けて説明する。
【0016】シート本体1の上辺の下面に、上側のシー
ト本体1−Uの下辺を重ね合わせ、そのシート本体1−
Uの止具2のつまみ31 もしくは止環4を握って、その
止具本体3をシート本体1−Uと共に約90°捩じり
(図6、2点鎖線位置)、このつまみ31 をシート本体
1の上辺の止孔5に嵌め込み、その後前記捩じり力を解
除すれば、つまみ31 は、シート本体1−Uの弾性復元
力により元の位置(図6、実線位置)に戻るので、その
つまみ31 が、止孔5の長手方向と略直交して止具2と
止孔5とをしっかりと連結することができる。以上の要
領によりシート本体1の上辺の複数の止孔5…を、上側
のシート本体1−Uの下辺の複数の止孔2…にそれぞれ
連結することにより、シート本体1の上辺に、上側のシ
ート本体1−Uを接続することができる。
【0017】またシート本体1の右辺の上面に、右側の
シート本体1−Rの左辺を重ね合わせてシート本体1の
右辺の複数の止具2…に、右側のシート本体1−Rの止
孔5…を前記と同じ要領により連結することにより、シ
ート本体1の右辺に、右側のシート本体1−Rを接続す
ることができる。
【0018】さらにシート本体1の下辺および左辺に設
けた複数の止具2…および止孔5…に、下側のシート本
体1−Dおよび左側のシート本体1−Lに設けた複数の
止孔5…および止具2…をそれぞれ前記と同じ要領によ
り連結することにより、シート本体1の下辺および左辺
に、下側および左側のシート本体1−Dおよび1−Lを
それぞれ接続することができる。
【0019】以上のようにして複数枚のシート本体1…
は、従来の紐条を必要とすることなく、順次に一平面上
に接続して、一枚の足場用シートSを作製することがで
きる。
【0020】また各シート本体1は、止具2…にそれぞ
れ設けた止環4を用いて足場Aの丸太、鋼管等の足場部
材に結着することができるもので、すなわち図4に鎖線
に示すように止環4と足場部材とに跨がって紐条Cを掛
け渡してこれを結着することにより、足場シートSを、
足場部材に取り付けることができる。また紐条Cの代わ
りに止環4を足場部材に設けた係止部に係合するように
してもよい。
【0021】図7には、シート本体の変型例の正面図が
示される。この変型例では、シート本体1は、ナイロン
等の合成樹脂糸よりなる、四角形のネット8の四辺を縁
取り帯9により縁取りして構成されており、この縁取り
帯9の相隣合う2辺には、複数の止具2…が設けられ、
またその残りの相隣合う2辺には、複数の止孔5…が設
けられる。
【0022】図8〜11には、本発明の第2実施例が示
される。図8は、足場用シートの一部の正面図、図9
は、シート本体の正面図、図10は、図8の10−10
線に沿う拡大断面図、図11は、止具および止孔の斜視
図であり、前記第1実施例と同一要素には、同一符号が
付される。
【0023】この第2実施例では、止具2…および止孔
5…の構造が、前記第1実施例のものと若干相違してい
る。すなわち止具2における止具本体3のつまみ3
1 は、円形のぼたん状に形成され、また止孔5は、シー
ト本体1に開口される長孔12 の孔縁をかがり縫い10
して構成される。そして止具2…のつまみ31 …を、止
孔5…にそれぞれ嵌めることにより、隣合うシート本体
1,1の一辺同士を接続することができる。
【0024】而してこの第2実施例のものも、前記第1
実施例のものと同じ作用効果を奏する。
【0025】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例ではシート本体を合成樹脂材により構成した場合を
説明したが、これを他の材料により構成してもよく、ま
た前記実施例では、前記止具および止孔は、シート本体
に一列に設けられるが、それらを2列以上に設けてもよ
い。また前記止具および止孔の構造は前記実施例のもの
に限定されることなく、シート本体に設けて相互に着脱
可能に接続できるものであれば、その構造を問わない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本請求項1記載の発明によ
れば、各シート本体は、一方の互いに隣合う2辺に、複
数の止具を間隔をあけて少なくとも一列に設け、またそ
の他方の互いに隣合う2辺に、複数の止孔を、前記止具
の間隔と同じ間隔をあけて少なくとも一列に設け、隣合
うシート本体の互いに隣接する2つの辺にある、止具と
止孔を着脱自在に接続してなるので、紐条を用いること
なく、止具と止孔とを連結するだけで足場用シートを作
製することができ、現場での作業性を大幅に改良するこ
とができ、またその連結作業が容易(いちいち紐条で連
結する必要がない)なことから作業者の手抜きや忘れに
より止具と止孔とが未接続のまま残ることがなくなり、
丈夫な足場用シートを作製することができる。
【0027】
【0028】また前記止具の背部に止環が設けられてい
るので、この止具を利用して足場用シートを足場部材に
簡単、容易に取り付けることができる。
【0029】さらに請求項の発明によれば、前記止具
は、その止具本体の、前記シート本体に差し込まれた軸
部の上端に棒状のつまみが一体に形成され、前記止具本
体をシート本体と共に約90°捩じり、前記つまみをシ
ート本体の前記止孔に嵌め込み、その後、前記捩じり力
を解除すれば、該つまみがシート本体の弾性復元力によ
り元の位置に戻るので、該つまみが前記止孔の長手方向
と略直交して前記止具と止孔とをしっかりと連結するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】足場シートを足場に取り付けた状態の斜視図
【図2】足場用シートの部分拡大図
【図3】シート本体の正面図
【図4】図2の4−4線に沿う拡大断面図
【図5】止具のシート本体への取付状態を示す側面図
【図6】止具および止孔の斜視図
【図7】シート本体の変型例の正面図
【図8】足場用シートの一部の正面図
【図9】シート本体の正面図
【図10】図8の10−10線に沿う拡大断面図
【図11】止具および止孔の斜視図
【図12】従来のシート本体の正面図
【符号の説明】
1 シート本体 2 止具 止具本体 1 つまみ 2 軸部 4 止環 5 止孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状に形成した複数枚のシート本体
    (1)を並列し、それらのシート本体(1)の隣接辺同
    士をそれぞれ着脱自在に接続してなる足場用シートであ
    って、 各シート本体(1)は、一方の互いに隣合う2辺に、複
    数の止具(2)を間隔をあけて少なくとも一列に設け、
    またその他方の互いに隣合う2辺に、複数の止孔(5)
    を、前記止具(2)の間隔と同じ間隔をあけて少なくと
    も一列に設け、隣合うシート本体(1)の互いに隣接す
    る2つの辺にある、止具(2)と止孔(5)を着脱自在
    に接続し、前記複数の止具(2)の背部には、止環
    (4)が設けられていることを特徴とする、足場用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 記止具(2)は、その止具本体(3)
    の、前記シート本体(1)に差し込まれた軸部(32
    の上端に棒状のつまみ(31 )が一体に形成され、 前記止具本体(3)をシート本体(1)と共に約90°
    捩じり、前記つまみ(31 )をシート本体(1)の前記
    止孔(5)に嵌め込み、その後、前記捩じり力を解除す
    れば、該つまみ(31 )がシート本体(1)の弾性復元
    力により元の位置に戻るので、該つまみ(31 )が前記
    止孔(5)の長手方向と略直交して前記止具(2)と止
    孔(5)とを連結することを特徴とする請求項1に記載
    の足場用シート。
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