JP3015473B2 - ガラス製品のための検査機 - Google Patents

ガラス製品のための検査機

Info

Publication number
JP3015473B2
JP3015473B2 JP3016989A JP1698991A JP3015473B2 JP 3015473 B2 JP3015473 B2 JP 3015473B2 JP 3016989 A JP3016989 A JP 3016989A JP 1698991 A JP1698991 A JP 1698991A JP 3015473 B2 JP3015473 B2 JP 3015473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lens
light beam
photodiode
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3016989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04242158A (ja
Inventor
和見 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N Tech KK
Original Assignee
N Tech KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N Tech KK filed Critical N Tech KK
Priority to JP3016989A priority Critical patent/JP3015473B2/ja
Publication of JPH04242158A publication Critical patent/JPH04242158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015473B2 publication Critical patent/JP3015473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガラス製品のための検
査機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばガラスびんの口部や肩部における
傷を検査するために、該当部分に光を当てその反射光を
受光して光の変化によって判定を行う検査装置が使用さ
れている。
【0003】添付の図面の図2は、従来使用されている
検査機60の概略配置図であるが、この装置では投光器
によってガラスびんGに当てられた光の反射光が、受光
器61の集光レンズ62を介してその後部に設けられた
フォトダイオード63の受光面に集光される。フォトダ
イオード63によって受光された光信号は電気信号に変
換されて制御装置65に送られ、制御装置ではこの信号
を増幅するとともに該信号が予め設定された値に合致す
るか否か、あるいは信号の変化量が設定された値のもの
であるかどうかを判別することによって、傷の有無およ
び製品の良否が判定される。
【0004】しかるに、この従来装置にあっては、被検
査物からの反射光が受光器のフォトダイオードの受光面
に正確に集光されるよう調整することが不可欠なのであ
るが、しかしながら、この調整が適正であるかどうかの
判断が極めて難しく、調整に多くの時間がかかってい
た。
【0005】また、この従来装置では、検査該当部分以
外からの入光に対して区別がしにくく、受光器のセット
方向を調整したり、あるいは判断の設定値をゆるやかに
するとかという小手先的な対応をせざるを得なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上のような
状況に鑑み、被検査物からの反射光がフォトダイオード
の受光面に正確に集光されるよう調整することを極めて
容易に行うことができる装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】また、この発明は、検査該当部分のみを入
光を確実に行うための有効なマスキングをおこなうこと
ができる装置を提供することを目的とするものである。
さらに、この発明は欠陥の検出を高速かつ高性能で行う
ことができる装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
被検査物体からの光を焦点合わせする第1レンズと、前
記第1レンズによって焦点合わせされた光束に必要なマ
スキングを行う液晶マトリックスアレイと、前記液晶マ
トリックスアレイによってマスキングされた光束を焦点
合わせする第2レンズと、前記第2レンズによって焦点
合わせされた光束を直進光と反射光の2つに光束に分割
するビームスプリッターと、前記ビームスプリッターに
よって分割された一方の光束を受光するCCD素子と、
前記CCD素子によって受光された光信号を画像化する
モニター装置と、前記ビームスプリッターによって分割
された他方の光束を受光して電気信号に変換するフォト
ダイオードと、前記フォトダイオードによって変換され
た電気信号を設定値と比較判定して結果を出力する制御
装置とからなることを特徴とするガラス製品のための検
査機に係る。
【0009】
【実施例】以下添付の図面に従って、この発明の実施例
を説明すると、図1はこの発明装置の一例を示す概略配
置図である。
【0010】図示したように、この発明に係る検査機1
0は、被検査物体Bからの光Lを受光する第1レンズ1
5と、液晶マトリックスアレイ20と、第2レンズ25
と、ビームスプリッター30と、CCD素子35と、モ
ニター装置40と、フォトダイオード45と、制御装置
50とから構成される。なお、符号11はレンズボック
スである。
【0011】第1レンズ15は両凸レンズよりなり、被
検査物体Bからの光Lを焦点合わせするものである。
【0012】液晶マトリックスアレイ20は前記第1レ
ンズ15によって焦点合わせされた光束に必要なマスキ
ングを行うものであって、液晶がマトリックス上に並列
されていて各ピクセル毎に透明または不透明を外部から
指令により自由に選択することができる。例えばディス
プレーテック、インコーポレーテッド社製のハイコント
ラスト高速強誘電性液晶マトリックスアレイ(ピクセル
サイズ0.885×0.885mm、ピクセル数6×6)
が使用される。
【0013】第2レンズ25は前記第1レンズ15と同
様両凸レンズよりなり、前記液晶マトリックスアレイ2
0によってマスキングされた光束を焦点合わせするもの
である。
【0014】ビームスプリッター30は前記第2レンズ
25によって焦点合わせされた光束を直進光と反射光の
2つに光束に分割する公知のものである。CCD素子3
5は固体撮像素子(Charge Coupled D
evice)とも呼ばれるもので、例えばソニー株式会
社製のインターライン型2次元CCD ICX018C
L等が好ましく使用される。このCCD素子35は前記
ビームスプリッター30によって分割された一方の光束
(図では直進光)を受光する。
【0015】モニター装置40は前記CCD素子35と
一体に構成されたCCDカメラよりなり、前記CCD素
子35によって受光された光信号を画像化するものであ
る。
【0016】フォトダイオード45は前記ビームスプリ
ッター30によって分割された他方の光束(図では反射
光)を受光し、この光信号を電気信号に変換するもので
ある。フォトダイオード45はこの種光学的検査機に多
用されているもので、例えば株式会社光電子工業研究所
製のフォトダイオードSP−45ML等が有用である。
【0017】制御装置50は、図示のように、前記フォ
トダイオードによって変換された電気信号を設定値と比
較判定して結果を出力するもので、一般的にはフォトダ
イオードからの入力信号が微弱なために一旦該信号の増
幅が行なわれ、公知の手段、例えば、二値化または微分
等の手段によってその信号が欠陥かどうかが判別され
る。
【0018】
【発明の効果】上の構成よりなるこの発明の検査機にあ
っては、まず、液晶マトリックスアレイによって、被検
査物体からの光に必要なマスキングを外部から指令によ
り自由に選択して実施することができる。さらに、被検
査物体からの光はビームスプリッターによって直進光と
反射光の2つに分割され、その一をCCD素子を介して
モニター装置に、他をフォトダイオードを介して欠陥検
出をなす制御装置に伝達するようにしたものであるか
ら、検査のための光をそのままモニター装置によって見
ることができる。このことは、検査光の調整、チェック
を直接画像によって確認でき、それらを的確におこなう
ことができるのみならず、前記の液晶マトリックスアレ
イによるマスキングの調整も極めて簡単かつ容易に行な
うことができることを意味する。
【0019】さらに、CCD素子は単にモニター信号の
ためにのみ用いられ、検査のための信号はフォトダイオ
ードを介して伝達されるので、CCD素子によるより
も、高速かつ高性能な検査をおこなうことができる。こ
のように、この発明による検査機にあっては、特に被検
査物体が変わる、いわゆる型替え時等におけるセットを
短時間で正確におこなうことができ、従来のこの種検査
機に比し多大な有利性を兼ね備えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明装置の一例を示す検査機の概略配置図
である。
【図2】従来の検査機の一例を示す概略配置図である。
【符号の説明】
10 検査機 15 第1レンズ 20 液晶マトリックスアレイ 25 第2レンズ 30 ビームスプリッター 35 CCD素子 40 モニター装置 45 フォトダイオード 50 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物体からの光を焦点合わせする第
    1レンズと、前記第1レンズによって焦点合わせされた
    光束に必要なマスキングを行う液晶マトリックスアレイ
    と、前記液晶マトリックスアレイによってマスキングさ
    れた光束を焦点合わせする第2レンズと、前記第2レン
    ズによって焦点合わせされた光束を直進光と反射光の2
    つに光束に分割するビームスプリッターと、前記ビーム
    スプリッターによって分割された一方の光束を受光する
    CCD素子と、前記CCD素子によって受光された光信
    号を画像化するモニター装置と、前記ビームスプリッタ
    ーによって分割された他方の光束を受光して電気信号に
    変換するフォトダイオードと、前記フォトダイオードに
    よって変換された電気信号を設定値と比較判定して結果
    を出力する制御装置とからなることを特徴とするガラス
    製品のための検査機。
JP3016989A 1991-01-16 1991-01-16 ガラス製品のための検査機 Expired - Lifetime JP3015473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016989A JP3015473B2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 ガラス製品のための検査機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3016989A JP3015473B2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 ガラス製品のための検査機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04242158A JPH04242158A (ja) 1992-08-28
JP3015473B2 true JP3015473B2 (ja) 2000-03-06

Family

ID=11931442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3016989A Expired - Lifetime JP3015473B2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 ガラス製品のための検査機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3015473B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6989857B2 (en) * 2003-06-30 2006-01-24 Emhart Glass S.A. Container inspection machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04242158A (ja) 1992-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7373527B2 (ja) ワークピースの欠陥検出装置及び方法
JP4546830B2 (ja) 暗フィールド検査システム
JP3190913B1 (ja) 撮像装置及びフォトマスクの欠陥検査装置
JPS6182147A (ja) 表面検査方法及び装置
KR20050035243A (ko) 광학적 측정 방법 및 그 장치
JPH06148095A (ja) フィルム・シート類の透明欠陥検出方法
JP3015473B2 (ja) ガラス製品のための検査機
JP3779507B2 (ja) 透明積層体の検査装置
JP4647090B2 (ja) 透明積層体の検査装置
JPH04113260A (ja) 表面欠陥の検出方法及び装置
US20090190824A1 (en) Inspection apparatus and inspection method
JP2007322316A (ja) 偏光選択型撮像装置
JPH07104287B2 (ja) 曲面を有する透明物体の微小欠点検査方法
JPS61107144A (ja) 容器の検査方法
JPS5868651A (ja) 感光性フイルムの表面検査装置
JPH0735703A (ja) 画像処理方法
JPH0612344B2 (ja) 瓶類のスカッフ程度検査装置
JPH01214743A (ja) 光学検査装置
JP2002333407A (ja) 平面表示装置の欠陥検査装置
JPS6327737A (ja) 内面検査装置
JPS647318Y2 (ja)
JP3091825B2 (ja) ウエハの異物検出方法
CN104677918B (zh) 显示屏背光板ccd影像传感器检测装置
JP2004145195A (ja) 画像取り込み装置
JPH0579994A (ja) 透明体欠陥検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201