JP3015203U - 移動壁の吊車 - Google Patents

移動壁の吊車

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JP3015203U
JP3015203U JP1995002286U JP228695U JP3015203U JP 3015203 U JP3015203 U JP 3015203U JP 1995002286 U JP1995002286 U JP 1995002286U JP 228695 U JP228695 U JP 228695U JP 3015203 U JP3015203 U JP 3015203U
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JP
Japan
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wheel
shaft
main body
fitted
suspension vehicle
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Application number
JP1995002286U
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English (en)
Inventor
達司 柏野
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Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック状の本体側面に垂直車輪を有し、本
体上面にはガイド輪を持つ吊車であって、垂直車輪の車
輪軸を簡単な構造で外れないようにした吊車の提供。 【構成】 垂直車輪6の車輪軸9周側面に切欠き溝10
を形成し、ガイド輪7の軸8が本体に形成した軸孔に嵌
入することで車輪軸9の切欠き溝10に一部嵌合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は移動壁を天井レールに移動可能な状態で吊設する為の吊車に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
移動壁を吊設する為の吊車には色々な形態があって、用途によって使い分けら れている。移動壁が比較的小型軽量である場合には二層水平車輪型式の吊車が使 用され、大型で重量級の場合には直方体を成す本体の各側面には垂直車輪が取付 けられている。又、本体の両側にのみ垂直車輪を取り付けした吊車も使用されて いる。
【0003】 本考案が対象とする吊車は上記垂直車輪を備えた吊車であり、該吊車には本体 の上部にガイド輪を有していて、吊車が天井レールに沿ってスムーズに走行出来 るように、すなわち本体が天井レールの内側面に接触して走行に支障を来さない ように考慮されている。二層水平車輪型式の吊車の場合には天井レールの走行面 がレール中心に向いて傾斜している為に、該吊車は必然的にレール中央に位置す ることが出来る。従って、ガイド輪は必要としない。
【0004】 ところで、上記垂直車輪は本体の側面に取付けられることになるが、比較的小 さな吊車にて重い移動壁を吊設することから、車輪に作用する負担は大きく、そ の為に該車輪が本体から外れないような構造となっている。すなわち、本体側面 には車輪軸が嵌入する為の軸孔が形成され、該軸孔に軸を嵌入した状態でロール ピンを差し込んでいる。
【0005】 図4は従来の吊車を表しているが、同図に示すごとく車輪(イ) の車輪軸(ロ) は 本体(ハ) の軸孔に嵌入した状態で該本体の底から車輪軸(ロ) を貫通してロールピ ン(ニ)が取付けられている。従って、車輪軸(ロ) は本体の軸孔から抜け出すこと はない。しかし、車輪(イ) の外れ防止構造としては複雑であると共に、加工工数 が嵩み、コスト的にも高くなっている。又ロールピン(ニ)は小さくて本体(ハ) の 底に取付けられる為に見落としてしまい、車輪が外れるといったことが発生する 。
【0006】
【本考案が解決しようとする課題】
このように、吊車の車輪外れ防止構造には上記のごとき問題がある。本考案が 解決しようとする課題はこの問題点であって、いたって簡単な構造にて車輪の離 脱を防止した吊車を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の吊車は本体の側面に垂直車輪を取り付けした型式の吊車を対象とし、 そして本体上部にはガイド輪を備えている。従って、垂直車輪の車輪軸とガイド 輪の軸は互いに垂直に交差した位置関係となる。そして垂直車輪軸の周側面には 切り欠き溝をリング状に形成していて、この切り欠き溝にガイド輪の軸の一部が 嵌合する。
【0008】 すなわち、垂直車輪軸はガイド輪の軸に係合することになって、ガイド輪を抜 き取らない限り車輪軸が軸孔から外れることはない構造とする。ここで、本体の 隣り合う側面に取付けられた両垂直車輪軸の間にガイド輪の軸を嵌入して両垂直 車輪軸を同時に固定することも出来る。以下、本考案に係る実施例を図面に基づ いて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1は移動壁の一般的な形状であり、上端両サイドには吊車1、1が取付けら れ、又移動壁を所定の場所で固定する為に上圧接部材2と下圧接部材3を備えて いる。図2は上記吊車1を表している詳細図であり、直方体を成すブロック状の 本体4の中央には吊りボルト5が下方に延び、そして側面には車輪6、6…が回 転自在に取着されている。該車輪6は1側面に2個取着されているが、1個の場 合もあり、時には3個取り付けすることもある。さらには四方の側面全てに取付 けすることなく、左右の両側面にのみ取り付けする場合もある。
【0010】 又本体4の上方にはガイド輪7、7…を有し、ガイド輪7、7…の軸8、8… は本体4の垂直方向に形成した軸孔に嵌入している。従って、この吊車1はL型 、T型及び十型の交差部を有す天井レールに沿って走行することが出来、しかも ガイド輪7、7…が吊車1の走行をガイドすることになる。
【0011】 ところで、車輪6は車輪軸9を有して回転自在となっている訳であり、該車輪 軸9は本体4の側面から水平に形成した軸孔に嵌入して取付けられている。しか し、軸孔に嵌入した車輪軸9は圧入されたものではない為に、軸孔から抜け出す 可能性がある。そこで車輪軸9の周側面には切り欠き溝10が形成され、この切 り欠き溝10にはガイド輪7の軸8の一部が嵌合している。
【0012】 図3は車輪6の車輪軸9とガイド輪7の軸8の係合関係を示した場合である。 車輪6、6は本体4のコーナー両側に取付けられ、従って隣り合う側面11、1 1から水平に形成された軸孔に車輪軸9、9が嵌入している。軸孔に嵌入した車 輪軸9、9はその先端が互いに近接し、両車輪軸9、9の内コーナーにガイド輪 7の軸8が位置していて、軸8の一部は両車輪軸9、9に形成した切り欠き溝1 0、10に嵌合している。
【0013】 軸8は中間位置に段差を形成している為に、本体4の軸孔に嵌入する長さは規 制され、嵌入した軸の先端は本体4の下面に僅かに突出した状態となる。そこで 、本体下面に突出した先端12をカシメることによって軸8は本体から抜け出す ことなく固定される。ここで、車輪6、6…が本体4の左右両側面にのみ取り付 けする場合もあり、この場合には軸8は一本の車輪軸9の外れを防止する。以上 述べたように、本考案の吊車は車輪軸をガイド輪の軸と係合したものであって、 次のような効果を得ることが出来る。
【0014】
【考案の効果】
本考案の吊車は車輪の車輪軸に切り欠き溝を形成し、この切り欠き溝にガイド 輪の軸を噛み合わせたものであり、従って車輪軸はガイド輪を取り外さない限り 本体から外れることはない。この型式の吊車にはガイド輪が必要である為に、該 ガイド輪の軸を車輪軸の抜け止めとして利用することで吊車全体の構造は簡単と なり、製作工数も低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動壁の外観図。
【図2】本考案の吊車を示す実施例。
【図3】車輪軸とガイド輪の軸の係合状態であり、
(a)は縦断面図、(b)は横断面図。
【図4】従来の吊車。
【符号の説明】
1 吊車 2 上圧接部材 3 下圧接部材 4 本体 5 吊りボルト 6 車輪 7 ガイド輪 8 軸 9 車輪軸 10 切り欠き溝 11 側面 12 先端

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック状の本体側面に垂直車輪を有
    し、又本体の上部にはガイド輪を備える移動壁の吊車に
    おいて、上記車輪の車輪軸周側面には切り欠き溝を形成
    し、ガイド輪の軸が本体に形成した軸孔に嵌入して上記
    車輪軸の切り欠き溝に一部嵌合したことを特徴とする移
    動壁の吊車。
  2. 【請求項2】 ブロック状の本体四方側面に垂直車輪を
    有し、又本体の上部コーナーにはガイド輪を備える移動
    壁の吊車において、上記車輪の車輪軸周側面には切り欠
    き溝を形成し、本体の隣り合う側面から水平に形成した
    軸孔に車輪軸を嵌入し、ガイド輪の軸を上記両車輪軸の
    内コーナーに設けた軸孔に嵌入して両車輪軸の切り欠き
    溝に一部嵌合したことを特徴とする移動壁の吊車。
JP1995002286U 1995-02-27 1995-02-27 移動壁の吊車 Expired - Lifetime JP3015203U (ja)

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