JP3015122U - 建築物アームの養生カバー - Google Patents

建築物アームの養生カバー

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JP3015122U
JP3015122U JP1995002168U JP216895U JP3015122U JP 3015122 U JP3015122 U JP 3015122U JP 1995002168 U JP1995002168 U JP 1995002168U JP 216895 U JP216895 U JP 216895U JP 3015122 U JP3015122 U JP 3015122U
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JP
Japan
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shaped
shaped arm
internal space
slit
tubular body
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Application number
JP1995002168U
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English (en)
Inventor
綱七 藤井
徴 北尾
Original Assignee
株式会社国元商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物から突出している帯状鉄板製のL形ア
ームの先端と折曲角部との両方に兼用することのできる
養生カバーを提供すること。 【構成】 軟質合成樹脂から成形された有底筒状体5か
ら成り、当該有底筒状体5は、L形アーム2の垂直部4
の先端が丁度内嵌し得る横断面形状の内部空間6と、当
該有底筒状体5の長さ方向に沿って一側壁に設けられた
スリット状開口7とを備え、スリット状開口7は、L形
アーム2の水平部4が丁度貫通し得る長さと巾とを有
し、有底筒状体5を弾性変形させて前記スリット状開口
7から内部空間6を経由して当該内部空間6の一端開口
6aへL形アーム2の垂直部4を挿通し得るようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物から突出している帯状鉄板製のL形アームの先端や折曲角部 に外嵌させる軟質合成樹脂製の養生カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
主としてプレハブ住宅の外壁に付設されるベランダやテラスなどは、当該外壁 から突設されている帯状鉄板製のL形アームに取付けられて支持される。従って 、ベランダなどが取り付けられる前の状況では、壁から帯状鉄板製のL形アーム のみが突出しているため、作業者が当該アームの垂直部の先端や水平部と垂直部 の間の折曲角部に肌や衣服を引っかけて怪我をする恐れがあった。
【0003】 このような問題点を解決するためには、L形アームの先端や折曲角部に軟質合 成樹脂などから成るカバーを外嵌装着しておくことが考えられるが、L形アーム の垂直部の先端に外嵌させるためのカバーと、水平部と垂直部の間の折曲角部に 外嵌させるためのカバーとを準備しておかなければならず、不経済であるばかり でなく、2種類のカバーを使い分けしなければならない不便さがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、 その特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、建築物から突出している L形アーム用の養生カバーであって、軟質合成樹脂から成形された有底筒状体(5 ) から成り、当該有底筒状体(5) は、L形アーム(2) の垂直部(4) 先端が丁度内 嵌し得る横断面形状の内部空間(6) と、当該有底筒状体(5) の長さ方向に沿って 一側壁に設けられたスリット状開口(7) とを備え、スリット状開口(7) は、L形 アーム(2) の水平部(3) が丁度貫通し得る長さと巾とを有し、有底筒状体(5) を 弾性変形させて前記スリット状開口(7) から内部空間(6) を経由して当該内部空 間(6) の一端開口(6a)へL形アーム(2) の垂直部(4) を挿通し得るようにした点 に特徴を有する。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、1は本考案に よる養生カバーであり、2は建築物の外壁から突設されているL形アームである 。このL形アーム2は、帯状鉄板から成り且つ板面が垂直の水平部3と、この水 平部3を構成する帯状鉄板よりも小巾の帯状鉄板の一端を、板面が水平部3の板 面と面一になるように水平部3の先端に溶接して構成した垂直部4とから成る。
【0006】 養生カバー1は、軟質合成樹脂から成形された有底筒状体5から成り、当該有 底筒状体5は、L形アーム2における垂直部3の先端が丁度内嵌し得る、横断面 形状が偏平矩形状の内部空間6と、当該内部空間6の一方の短辺になる側壁に有 底筒状体5の長さ方向に沿って設けられたスリット状開口7とを備えている。こ のスリット状開口7は、L形アーム2の水平部4が丁度貫通し得る長さと巾とを 有する偏平矩形状のもので、図1Bに仮想線で示すように、有底筒状体5を弾性 変形させて前記スリット状開口7から内部空間6を経由して当該内部空間6の一 端開口6aへL形アーム2の垂直部3を挿通し得るように構成している。
【0007】 以上のように構成された養生カバー1をL形アーム垂直部3の先端の養生に使 用するときは、内部空間6内に当該L形アーム垂直部3の先端が内嵌するように 、内部空間6の一端開口6aからL形アーム垂直部3の先端に有底筒状体5を、 図1B及び図2に示すように外嵌装着する。このときスリット状開口7は、L形 アーム垂直部3の前後何れ側に位置しても良い。
【0008】 上記養生カバー1をL形アーム垂直部3と水平部4との間の折曲角部8の養生 に使用するときは、図1Bに仮想線で示すように、有底筒状体5を弾性変形させ て前記スリット状開口7から内部空間6を経由して当該内部空間6の一端開口6 aへL形アーム2の垂直部3を挿通し、係る状態で有底筒状体5をL形アーム垂 直部4に沿って下降させ、有底筒状体5がL形アーム折曲角部8に達したところ で当該有底筒状体5を弾性復元させ、図1B及び図2に示すように内部空間6内 にL形アーム折曲角部8を収めれば良い。
【0009】
【考案の作用及び効果】
以上のように本考案の養生カバーによれば、建築物から突出しているL形アー ムの垂直部先端や折曲角部に外嵌させることにより、当該L形アームの垂直部先 端や折曲角部で作業者が怪我するのを未然に防止することができるのであるが、 特に本考案の構成によれば、L形アームの垂直部先端に外嵌させる養生カバーを 、側壁に形成されたスリット状開口と当該養生カバーの弾性変形とを利用して、 L形アームの折曲角部に外嵌させる養生カバーに兼用させることができる。
【0010】 従って、2種類の養生カバーを準備しなければならない場合と比較して、経済 的であるばかりでなく、保管、運送、現場での取り扱いなど、全ての点で有利に なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は養生カバーの一部切り欠き斜視図であ
り、B図はその使用状態を説明する斜視図である。であ
る。
【図2】 使用状態を示す一部切り欠き縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 養生カバー 2 L形アーム 3 L形アームの水平部 4 L形アームの垂直部 5 有底筒状体 6 内部空間 6a 内部空間の一端開口 7 スリット状開口 8 L形アームの折曲角部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物から突出しているL形アーム用の養
    生カバーであって、軟質合成樹脂から成形された有底筒
    状体(5) から成り、当該有底筒状体(5) は、L形アーム
    (2)の垂直部(4) 先端が丁度内嵌し得る横断面形状の内
    部空間(6) と、当該有底筒状体(5) の長さ方向に沿って
    一側壁に設けられたスリット状開口(7) とを備え、スリ
    ット状開口(7) は、L形アーム(2) の水平部(3) が丁度
    貫通し得る長さと巾とを有し、有底筒状体(5) を弾性変
    形させて前記スリット状開口(7) から内部空間(6) を経
    由して当該内部空間(6) の一端開口(6a)へL形アーム
    (2) の垂直部(4)を挿通し得るようにした建築物アーム
    の養生カバー。
JP1995002168U 1995-02-23 1995-02-23 建築物アームの養生カバー Expired - Lifetime JP3015122U (ja)

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