JP3015074U - アクセルセットブレーキペダル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のブレーキペダルとアクセルペダルの
踏み違いによる事故防止を図るため、従来のブレーキペ
ダルとアクセルペダルを一体化し、操作上安全性を高め
たアクセルセットブレーキペダルの提供である。 【構成】凸部を設けたブレーキペダルサブ（３）の支点
軸（５）に、アクセルレバー（２）を左右方向に可動自
在に固定する。ブレーキペダルサブの一端には、ペダル
パット（１）を設け、他端にはペダル取付部（４）を設
ける。アクセルレバー（２）の一端にはアクセルワイヤ
ー（６）が取り付けらる。本案ペダルは、ペダル取付部
（４）を介して、既存の相対するブレーキペダル受継部
に接続される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本案は、自動車のアクセルペダルとブレーキペダルを一体化したアクセルセッ トブレーキペダルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、自動車のアクセルペダルとブレーキペダルは、それぞれ独立して同一平 面内に配置され、それぞれ操作足で踏み込むなどの上下操作が行われてきた。そ のため、緊急時などの際、ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み違えて、ブレ ーキングするつもりが急発進して事故に遭遇することがあった。これは、特に、 アクセルペダルとブレーキペダル間の狭い軽自動車に踏み違えが多い。

【０００３】

【考案が解決しようとしている課題】

本案は、このようなブレーキペダルとアクセルペダルの踏み違いによる事故防 止を目的として考案されたもので、足で下方向に踏み込むブレーキペダルと足で 左右に操作するアクセルレバーを一体化し、ブレーキング操作を縦方向で、アク セルペダル操作を横方向でそれぞれ操作できるようにしたアクセルセットブレー キペダルの提供を目的としている。 これによって、ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み違えることもなく、緊 急時に即座にブレーキングすることが期待できる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

図面に基づいて説明する。 本案は、凸部を設けたペダルサブ（３）のアクセルレバー取付部（５）に、ア クセルレバー（２）を左右方向に可動自在に固定して基本的に構成される。ブレ ーキペダルサブの一端には、ペダルパット（１）を設け、他端にはペダル取付部 （４）を設ける。アクセルレバー（２）の一端にはアクセルワイヤー（６）が取 り付けらる。本案ペダルは、ペダル取付部（４）を介して、既存の相対するブレ ーキペダル受継部に接続される。

【０００５】

【作用】

本案は、ブレーキ操作の際は、ブレーキパット（１）を下方向に踏み込むこと によってブレーキングでき、またアクセル操作の場合は、操作足を軽くペダルパ ッド（１）にのせたまま、アクセルレバー（２）を左右方向に調節することによ ってアクセル操作ができる。

【０００６】

【実施例】

図１のように凸部を設けたペダルサブ（３）のアクセルレバー取付部（５）に 、アクセルレバー（２）を左右方向に可動自在に固定し、ペダルサブの一端には 、ペダルパット（１）を、他端にはペダル取付部（４）を設けた。アクセルレバ ー（２）の一端にはアクセルワイヤー（６）を取り付けた。 この本案ペダルはペダル取付部（４）を介して既存の乗用車のペダル受継部に 接続され、ブレーキング操作とアクセル操作を行うことができた。

【０００７】

【考案の効果】

本案は、常に操作足がペダルパッドにのった状態で、アクセル操作やブレーキ ング操作が行われるので、緊急時に即座に踏み込んでブレーキ操作を行うことが できる。 また、ブレーキ操作は操作足の上下方向、アクセル操作は左右方向というよう に異なるため、従来の並列に配列したブレーキペダルとアクセルペダルをそれぞ れ上下に踏み込む操作で踏み間違えるようなことがなくなり、安全性が向上した 。 操作足の移動も少なく、疲労の面でも従来より軽減された。

【図面の簡単な説明】

【図１】は本考案の平面構成図であり、

【図２】は本考案の側面構成図である。 １、ペダルパッド ２、アクセルレバー
３、ペダルサブ ４、ペダル取付部 ５、アクセルレバー取付部 ６、アクセルワーヤー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】凸部を設けたペダルサブ（３）のアクセル
   レバー取付部（５）に、アクセルレバー（２）を左右方
   向に自在に可動連結して構成されるアクセルセットブレ
   ーキペダル。