JP3014522U - ペンコンピュータ - Google Patents

ペンコンピュータ

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JP3014522U
JP3014522U JP1995001475U JP147595U JP3014522U JP 3014522 U JP3014522 U JP 3014522U JP 1995001475 U JP1995001475 U JP 1995001475U JP 147595 U JP147595 U JP 147595U JP 3014522 U JP3014522 U JP 3014522U
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JP
Japan
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coordinate
display
pen
pen computer
display unit
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Application number
JP1995001475U
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English (en)
Inventor
保二 小川
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Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 視認できる表示領域の大きさを小さくするこ
となく、装置全体を小型・軽量にする。 【構成】 座標読取り面12での位置を指示するペン型位
置指示器13、指示された位置を検出し当該位置の座標デ
ータを出力する座標検出装置、並びにコンピュータの応
用処理による結果を表示する小型の表示装置41及び表示
内容を拡大する接眼レンズ42を備える表示内容視認機構
を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯に適した小型の座標読取り面本体を備えたペンコンピュータに 関する。
【0002】
【従来の技術】
ペンコンピュータは、従来では一般的にノートと同等にデスク上で使用するこ とを意図して、比較的大型のLCDを用いた表示装置とこの表示装置に積層して 配置された座標検出装置によって構成されていた。しかし、実際の使用態様では 、座標データの入力を可能にする座標読取り面および座標検出装置に対して電子 ペン(スタイラスペンとも呼ばれる)で手書き入力を行えることから、使用者が 立って操作することも多く、携帯して使用される傾向にある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ペンコンピュータでは携帯して使用される頻度が高く、軽量であることが望ま しいにもかかわらず、大型のLCDを搭載しているので、従来では軽量化を行う のが難しいという問題があった。大型のLCDとしては、パソコンとの互換性を 保つため、通常640×480ドットのものが使用されていた。
【0004】 本考案の目的は、上記の問題を解決するため、利用者によって視認される表示 領域の大きさを小さくすることなく表示装置を小型化し、装置全体を小型・軽量 にしたペンコンピュータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の本考案に係るペンコンピュータは、座標読取り面での位置を指示するペ ン型位置指示器と、座標読取り面を備え、位置指示器によって指示された位置を 検出し当該位置の座標データを出力する座標検出装置と、座標検出装置から出力 された座標データを入力し、座標データを利用して応用処理を実行する処理手段 と、処理手段の応用処理による結果を表示する小型のLCD表示部を内蔵し、こ のLCD表示部の表示内容を拡大する接眼拡大部を備える覗き表示部とから構成 される。
【0006】 第2の本考案は、第1の考案において、好ましくはLCD表示部はアクティブ マトリクスLCDパネルであることを特徴とする。
【0007】 第3の本考案は、前記の各構成において、処理手段と座標検出装置と覗き表示 部は一体的構造で形成され、かつ覗き表示部は本体に回動可能に取り付けられる ことを特徴とする。
【0008】 第4の本考案は、前記の各構成において、電話回線を利用して通信を行える手 段を含むと共に携帯用電話機に覗き表示部を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案では、ペンコンピュータの表示装置を、小型・軽量のLCD表示部とそ の表示内容を拡大して視認することができる接眼拡大部とからなる覗き表示部で 実現することにより、ペンコンピュータが全体として小型・軽量となり、携帯用 途で利用される頻度が高いペンコンピュータの使い勝手が高められる。覗き表示 部の回転自在な構造は、ペンコンピュータの使用の位置や姿勢に応じて覗き表示 部を最適な位置にセットすることを可能にし、また運搬時に覗き表示部を折り畳 むことができるので持運びが便利となり、使い勝手がさらに高められる。携帯用 電話機との組み合わせによって、通話しながらペンコンピュータを使用でき、マ ルチメディア機器として最適である。
【0010】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】 図1は本考案に係るペンコンピュータの第1実施例の外観構成図を示す。図1 において、座標検出装置とコンピュータを含む装置本体11の上面に座標読取り 面12が形成されている。座標検出装置の入力面に相当する装置本体11の座標 読取り面12の上では、好ましくはコードレスのペン型位置指示器13を用いて 位置指示入力の操作が行われる。座標検出装置の座標読取り面12では直交する X軸とY軸からなる2次元平面が定義され、座標読取り面12上のいずれの点で も座標(x,y)が定義される。従って、操作者が位置指示器13を使用して座 標読取り面12の上で任意の点を選択してそれを指定すると、当該点に対応する 座標が一義的に決定される。
【0012】 装置本体11に含まれる座標検出装置21(図2に示す)とペン型位置指示器 13によって座標入力装置が構成される。座標検出装置21で予め定められた面 において点(位置)を指定して座標を決定し、指定された位置を座標データとし て入力できる装置は、ディジタイザあるいはタブレットとしてよく知られるとこ ろのものである。ペン型位置指示器13と座標検出装置21からなる座標入力装 置における座標データ生成では、例えば、座標検出装置21内にX,Yの各軸方 向に多数のループコイルを並設すると共に位置指示器13の中に所定周波数の交 流信号が流れるコイルを設け、位置指示器13で位置を指定することによって多 数のループコイルのいずれかで電圧を誘起させ、電圧誘起が生じたXおよびYの ループコイルの組み合せにより座標値を求める。
【0013】 上記構成を有する装置本体11は、図2に示すごとく座標検出装置21以外に コンピュータ22を内蔵している。コンピュータ22内には、座標検出装置21 から出力される座標データを入力し一時的に保存する一時記憶部、座標データを 用いて応用処理を行う応用プログラムを記憶する記憶部、この記憶部から応用プ ログラムを読み出し、かつ一時記憶部に保存された座標データを用いて応用プロ グラムを実行し所要の演算処理を行う演算処理部が含まれる。応用プログラムを 実行して得られた結果は表示装置41に与えられ、ここで表示される。なお上記 応用プログラムは表示装置41に処理結果が表示される任意のものが使用される 。また上記表示装置41としては小型で軽量の表示画面を有するものが使用され 、好ましくは超小型でアクティブマトリクスLCDパネルが使用される。このL CDパネルは、例えば超薄膜多結晶シリコントランジスタを用いて構成され、最 近のホームムービーのビューファインダ等で利用されているものである。
【0014】 図1および図2に示される14は、上記表示装置41を内蔵する表示内容視認 機構である。図1に示されるごとく、表示内容視認機構14は筒型部材で形成さ れ、内外の2つの筒部材14a,14bを挿通自在に組み付け、伸縮機構によっ てその長さを矢印17のごとく変え得るように構成される。表示内容視認機構1 4では、筒部材14bの基端を回動機構16によって装置本体11に回動自在に 取り付けている。この回動機構16によって、装置本体11に対して表示内容視 認機構14を適宜な姿勢に傾けて使用することができる。装置本体11の搬送時 には、持運びが容易になるように表示内容視認機構14を折り畳むこともできる 。また表示内容視認機構14の筒部材14aの先端にはビューファインダ(覗き 箇所)15が設けられる。図2に示すごとく、表示内容視認機構14の内部の奥 の方の位置には、前述の表示装置41すなわちLCDパネルが配置される。また ビューファインダ15の箇所には接眼レンズ42が配置される。使用者が表示内 容視認機構14のビューファインダ15から覗くと、接眼レンズ42を通して十 分な広さに拡大された表示装置41の表示画面を見ることができる。例えば、上 記LCDパネルからなる表示装置41を接眼レンズ42を通して見ると、1m先 に20インチCRTを見るのと同等の表示画面を得ることができる。こうして表 示内容視認機構14は覗き表示部として装置本体11に設けられる。
【0015】 上記のごとき表示内容視認機構14、すなわちファインダ型表示装置を表示手 段として備えたペンコンピュータによれば、サイズの大きさと重量の大部分を占 めていた従来の大型LCDを使用しなくても済み、装置の小型化、コンパクト化 、軽量化を達成することができる。また、表示内容視認機構14を回動自在にす ることによって、折り畳みの小型ペンコンピュータを実現することができる。
【0016】 第3図は本考案の第2実施例を示す。この実施例では、図1に示した装置本体 11においてハンディタイプの携帯用電話機51を備え、この電話機51にビュ ーファイダ機構52を設けている。ビューファインダ機構52の構造は、前述の 表示装置視認機構14と同じ表示機能を有するものであり、内部に小型・軽量の LCDパネルからなる表示装置と接眼レンズを備えている。装置本体11に対し てペン型位置指示器13を用いて入力を行うと共に、電話機51を用いて通話を 行いながら、ビューファインダ機構52を用いて位置指示器13で入力した内容 や内部コンピュータの応用プログラムで実行された処理の結果を表示装置で確認 することができる。本実施例によるペンコンピュータの装置は、マルチメディア 機器として重要な端末としての機能を発揮することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように本考案によれば、ペンコンピュータの表示装置を 大型で重量のある表示装置ではなく小型・軽量のLCD表示部を使用し、その表 示内容を拡大して視認することができる覗き表示部として構成したため、ペンコ ンピュータが全体として小型・軽量となり、携帯用途で利用される頻度が高いペ ンコンピュータの使い勝手、操作性を向上できる。また覗き表示部を装置本体に 対して回転自在な構造としたため、ペンコンピュータの使用の位置や姿勢に応じ て覗き表示部を最適な位置にセットでき、また運搬時に覗き表示部を折り畳むこ とができるため、持運びが便利となり、使い勝手および操作性がさらに向上した 。さらに携帯用電話機との組み合わせによって、通話しながらペンコンピュータ を使用できるようにしたため、マルチメディア機器として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るペンコンピュータの第1実施例を
示す外観斜視図である。
【図2】第1実施例の内部構成を示す構成図である。
【図3】本考案に係るペンコンピュータの第2実施例を
示す外観斜視図である。
【符号の説明】
11 装置本体 12 読取り面 13 ペン型位置指示器 14 表示内容視認機構 21 座標検出装置 22 コンピュータ 41 表示装置 42 接眼レンズ 51 電話機 52 ビューファインダ機構

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標読取り面での位置を指示するペン型
    位置指示器と、 前記座標読取り面を備え、前記位置指示器によって指示
    された前記位置を検出し当該位置の座標データを出力す
    る座標検出装置と、 前記座標検出装置から出力された前記座標データを入力
    し、前記座標データを利用して応用処理を実行する処理
    手段と、 前記処理手段の応用処理による結果を表示する小型のL
    CD表示部を内蔵し、このLCD表示部の表示内容を拡
    大する接眼拡大部を備える覗き表示部と、 を備えることを特徴とするペンコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記処理手段と前記座標検出装置と前記
    覗き表示部は一体的構造で形成され、かつ前記覗き表示
    部は本体に回動可能に取り付けられることを特徴とする
    請求項1記載のペンコンピュータ。
  3. 【請求項3】 電話回線を利用して通信を行える手段を
    含むと共に、携帯電話機に前記覗き表示部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のペンコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記LCD表示部はアクティブマトリク
    スLCDパネルであることを特徴とする請求項1記載の
    ペンコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記処理手段と前記座標検出装置と前記
    覗き表示部は一体的構造で形成され、かつ前記覗き表示
    部は本体に回動可能に取り付けられることを特徴とする
    請求項4記載のペンコンピュータ。
  6. 【請求項6】 電話回線を利用して通信を行える手段を
    含むと共に、携帯電話機に前記覗き表示部を設けたこと
    を特徴とする請求項4記載のペンコンピュータ。
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