JP3014513B2 - 微細パターンの露光方法及び縮小投影露光装置 - Google Patents

微細パターンの露光方法及び縮小投影露光装置

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JP3014513B2
JP3014513B2 JP3273883A JP27388391A JP3014513B2 JP 3014513 B2 JP3014513 B2 JP 3014513B2 JP 3273883 A JP3273883 A JP 3273883A JP 27388391 A JP27388391 A JP 27388391A JP 3014513 B2 JP3014513 B2 JP 3014513B2
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details
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    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
    • G03F7/70875Temperature, e.g. temperature control of masks or workpieces via control of stage temperature

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板上に所望の
レジストパターンを形成するための微細パターンの露光
方法及び該露光方法に用いる縮小投影露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリーに代表される半導体集積
回路装置の微細化は著しく進み、16MDRAMでは
0.5μmのデザインルールとなっており、これらの製
造工程においては、設計された微細な回路パターンを半
導体基板上に正確に形成しなければならない。特に各工
程に応じて上層パターンを下層のパターン上の正確な位
置に位置合わせる精度(以後、アライメント精度と称す
る)に対する要求は、パターン解像性能と共にパターン
形成技術上の大きな課題となっている。
【0003】従来より、前記のようなのパターンを半導
体基板上にレジストで形成する場合の露光装置として
は、縮小投影露光装置(ステッパー)が用いられてい
る。
【0004】図5は従来より一般に用いられている縮小
投影露光装置の概略構成を示し、レチクル1に形成され
たパターンを通過した露光光は、縮小投影レンズ2によ
って通常1/5に縮小された後、露光位置の本体部にX
方向及びY方向に移動可能に保持されているXYステー
ジ3上に設けられた基板ホルダー4に載置された半導体
基板5上に照射される。露光時におけるXYステージ3
の位置は、半導体基板5上に予め形成されたパターンの
アライメントマークをアライメント光学系(図示せず)
で読み取って決定される。
【0005】ところで、縮小投影露光装置を用いて行な
う露光方法としては、1露光に対して1回のアライメン
トを行なういわゆるダイバイダイ方式が知られている
が、この方式は極めて多くの処理時間を必要とするので
スループットが悪いという問題がある。
【0006】そこで、近時、半導体基板5上の多数のア
ライメントマークを予め読み取っておき、アライメント
マークの位置の計測結果に基づいて各露光位置を算出
し、XYステージ3を移動しながら半導体基板5の全体
に亘って連続的に露光を行なう方法が一般的に採用され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の縮小
投影露光装置においては、半導体基板はアルミ合金やセ
ラミック製の基板ホルダーの上面に真空吸着されてい
る。このため、露光時に被露光基板に照射された露光光
によって半導体基板は加熱され、半導体基板に発生した
熱は該半導体基板の裏面から基板ホルダーに伝達される
ので、半導体基板及び基板ホルダーは熱膨張する。
【0008】1回の露光で500mJのエネルギーが与
えられるとすると、625μm厚のシリコン基板の裏面
では0.03℃程度の温度上昇が実測されている。この
温度上昇によって半導体基板は水平方向へ伸びるが、そ
の伸び量は、半導体基板がシリコンよりなり且つ基板ホ
ルダーがアルミニウム合金よりなる場合には、10cm
当たり0.12μm程度になる。
【0009】ところで、従来のように露光を行なう前に
半導体基板上の多数の点でアライメントを行なった後、
XYステージを計算上の露光位置に移動し、半導体基板
に対して露光を行なう方法においては、露光光の熱によ
る半導体基板自体の伸び、及び基板ホルダーの伸びにつ
れて半導体基板が引っぱられる半導体基板の伸びによっ
て露光位置にズレが生じる。このズレ量は、6インチウ
ェーハの両端では実測値で0.2μm程度にまで達する
場合がある。このズレ量は0.5μm以下のデザインル
ールの半導体集積回路装置の製造技術上、極めて深刻な
問題になっている。
【0010】前記に鑑み、本発明は、基板ホルダーに載
置保持された半導体基板が露光光の熱を受けても伸びな
いようにすることにより、アライメント時と露光時との
間で露光位置にズレが生じないようにすることを目的と
する。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】 前記の目的を達成するた
め、請求項1 の発明は、アライメントマークの位置を読
み取った際の半導体基板の雰囲気温度よりも低い温度の
気体を露光時に半導体基板に供給することにより半導体
基板が伸びないようにするものである。
【0018】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、基板ホルダー上に載置保持された半導体基板上の複
数のアライメントマークの位置を予め読み取っておき、
読み取った複数のアライメントマークの位置に基づき前
記半導体基板を順次移動させながら該半導体基板に対し
て連続的に露光を行なって前記半導体基板に複数の微細
なパターンを描く微細パターンの露光方法を対象とし、
前記半導体基板に対して露光を行なう際に、該半導体基
板上のアライメントマークの位置を読み取った際の該半
導体基板の雰囲気温度よりも低い温度の気体を該半導体
基板に対して供給する構成とするものである。
【0019】請求項2の発明は、請求項1の露光方法に
用いる装置であって、アライメントマークの位置を読み
取った際の半導体基板の雰囲気温度よりも低い温度の気
体を露光時に半導体基板に供給する手段を設けるもので
ある。
【0020】具体的に請求項2の発明が講じた解決手段
は、基板ホルダー上に載置保持された半導体基板上の複
数のアライメントマークの位置を予め読み取っておき、
読み取った複数のアライメントマークの位置に基づき前
記半導体基板を順次移動させながら該半導体基板に対し
て連続的に露光を行なう縮小投影露光装置を対象とし、
前記半導体基板に対して気体を供給する気体供給手段
と、該気体供給手段から前記半導体基板に供給される気
体の温度を制御する気体温度制御手段とを備えている構
成とするものである。
【0021】請求項3の発明は、露光時に半導体基板が
受ける露光エネルギーに基づき半導体基板に供給される
気体の温度を的確に制御しようとするするものであっ
て、具体的には、請求項2の構成に、前記半導体基板に
対して露光が行われた際の露光エネルギーを検出する検
出手段を備えており、前記気体温度制御手段は、前記検
出手段が検出した露光エネルギーに基づき前記気体供給
手段から前記半導体基板に供給される気体の温度を制御
する構成を付加するものである。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【作用】 請求項1 の構成により、アライメントマークの
位置を読み取った際の半導体基板の雰囲気温度よりも低
い温度の気体を露光時に半導体基板に対して供給するた
め、露光時に半導体基板は冷却されるので、半導体基板
は露光光の熱を受けても温度上昇せず、半導体基板の伸
びは抑制される。
【0026】請求項2の構成により、半導体基板に対し
て気体を供給する気体供給手段と、該気体供給手段から
半導体基板に供給される気体の温度を制御する気体温度
制御手段とを備えているため、アライメントマークの位
置を読み取った際の半導体基板の雰囲気温度よりも低い
温度の気体を露光時に半導体基板に対して供給すること
ができる。
【0027】請求項3の構成により、露光エネルギーを
検出する検出手段を備えており、気体温度制御手段は検
出手段が検出した露光エネルギーに基づき気体供給手段
から半導体基板に供給される気体の温度を制御するた
め、半導体基板に供給される気体の温度を的確に制御す
ることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0029】図1は本発明の第1実施例に係る縮小投影
露光装置の概略全体構成を示しており、同図に示すよう
に、レチクル6を通過した露光光(365nm)は、縮
小投影レンズ7(NA=0.5)で1/5にパターン縮
小が行われた後、レジストが塗布されたシリコン基板8
の上面に照射される。この場合、シリコン基板8は、露
光装置本体にX方向及びY方向へ移動可能に保持される
XYステージ9上に設けられたアルミニウムダイカスト
製の基板ホルダー10の上面に真空吸着されて載置保持
されている。
【0030】本第1実施例の特徴として、XYステージ
9上には露光時のエネルギーを検出するためのフォトデ
ィテクタ11が載置されており、該フォトディテクター
11で検出した露光エネルギーは冷媒温度演算手段12
に入力される。冷媒温度演算手段12は、入力された露
光エネルギー及びシリコン基板8のショットレイアウト
等から基板ホルダー10に送出する冷媒の温度を演算
し、演算結果を冷媒温度制御手段13に出力する。冷媒
温度制御手段13は入力された冷媒温度に基づき、熱交
換器14から冷媒流通路15を介して基板ホルダー10
に送出する冷媒の温度を制御する。尚、図1において、
16は冷媒流通路15に設けられ冷媒を熱交換器14か
ら基板ホルダー10を通って熱交換器14へと循環させ
る冷媒圧送ポンプである。また、本第1実施例では、冷
媒の温度制御の精度は0.01℃であり、冷媒の流量は
1.5l/minに設定されている。
【0031】以下、第1実施例に係る縮小投影露光装置
を用いて行なう微細パターンの露光方法について説明す
る。
【0032】600nmの熱酸化膜によるパターンが形
成された6インチ径のシリコン基板8上に1.22μm
厚のポジ型ホトレジスト(住友化学製 PFI−15)
を塗布した後、開口率が92%のレチクル6を用いて露
光する。このときの1ショットのサイズは7.9mm×
16.9mmであり、露光エネルギーはフォトディテク
ター11で測定した結果260mJ/ショットであっ
た。
【0033】シリコン基板8のレイアウトは、オリエン
テーションフラットに対して平行な方向に11ショッ
ト、垂直な方向に7ショットであって、シリコン基板8
から食み出す部分は除去してある。
【0034】まず、冷媒の温度を23.0℃に設定し、
シリコン基板8上の11点のアライメントマークを用い
たアライメントを行なってショットの位置を計算した。
【0035】次に、前述の露光エネルギーとショットレ
イアウトとより露光時の基板ホルダー10の温度に2
2.93℃と設定し、基板ホルダー10内に送出される
冷媒の温度を制御した。この状態でXYステージ9を移
動させて全ショット露光を行なった。
【0036】図2は、前記の露光方法を用いた場合と、
従来の露光方法を用いた場合とにおけるウェーハのオリ
エンテーションフラットに対して平行な方向の直径に沿
って各ショットのアライメントエラーを比較したグラフ
である。同図において、黒丸印Aは従来の露光方法によ
るもの、四角印Bは前記の露光方法によるものである。
同図から明らかなように、従来の方法では、シリコン基
板8の伸び及び基板ホルダー10の伸びに原因すると思
われるスケーリングエラーが発生し、ウェーハの両端で
0.15μm程度の位置ズレが生じたが、前記の方法で
は、最大0.04μm程度の位置ズレが生じただけであ
る。
【0037】これにより、第1実施例の露光装置による
露光方法においては、アライメント時と露光時との間に
おける露光位置のズレ量が大きく低減されることが明ら
かである。
【0038】尚、前記第1実施例においては、基板ホル
ダー10内に流通せしめる冷媒の温度を制御することに
よって基板ホルダー10の温度を制御したが、これに代
えて、冷媒の温度を一定にし基板ホルダー10内に流通
せしめる冷媒の流量を制御することによって基板ホルダ
ー10の温度を制御してもよい。
【0039】図3は本発明の第2実施例に係る縮小投影
露光装置の概略全体構成を示しており、同図に示すよう
に、レチクル17を通過した露光光(365mm)は、
縮小投影レンズ18(NA=0.5)で1/5にパター
ン縮小を行われた後、レジストが塗布されたシリコン基
板19の上面に照射される。この場合、第1実施例と同
様に、シリコン基板19は、露光装置本体にX方向及び
Y方向へ移動可能に保持されるXYステージ20上に設
けられたセラミック製の基板ホルダー19の上面に真空
吸着されて載置保持されている。
【0040】本第2実施例の特徴として、XYステージ
20上には露光時のエネルギーを検出するためのフォト
ディテクタ22が載置されており、該フォトディテクタ
ー22で検出した露光エネルギーは空気温度演算手段2
3に入力される。空気温度演算手段24は、入力された
露光エネルギー及びショットレイアウト等からシリコン
基板19に吹き付ける空気の温度を演算し、演算結果を
空気温度制御手段24に出力する。空気温度制御手段2
4は入力された空気温度に基づき、熱交換器25から送
出される空気の温度を制御する。尚、図3において、2
6は空気を熱交換器25に送る送風機、27は熱交換器
25から送出される温度制御された空気をシリコン基板
19に吹き付ける空気吹き付けノズルである。また、本
実施例では、空気の温度制御の精度は0.02℃であ
り、シリコン基板8に吹き付ける空気の流量は300c
c/minに設定されている。
【0041】以下、第2実施例に係る縮小投影露光装置
を用いて行なう微細パターンの露光方法について説明す
る。
【0042】600nmの熱酸化膜によるパターンが形
成された6インチ径のシリコン基板19上に1.22μ
m厚のポジ型ホトレジスト(住友化学製 PFI−1
5)を塗布した後、開口率が92%のレチクル6を用い
て露光する。このときの1ショットのサイズは7.9m
m×16.9mmであり、露光エネルギーはフォトディ
テクター11で測定した結果260mJ/ショットであ
った。
【0043】シリコン基板8のレイアウトは、オリエン
テーションフラットに対して平行な方向に11ショッ
ト、垂直な方向に7ショットであって、シリコン基板1
9から食み出す部分は除去してある。
【0044】まず、冷媒の温度を23.0℃に設定し、
シリコン基板19上の11点のアライメントマークを用
いたアライメントを行なってショットの位置を計算し
た。
【0045】次に、前述の露光エネルギーとショットレ
イアウトとより露光時に露光部分に吹きつける空気の温
度を22.4℃と定め、シリコン基板19に吹き付ける
空気の温度を上記温度に制御した。シリコン基板19に
対する空気の吹きつけは各ショットの露光開始と同時に
開始して0.6秒間続行した。
【0046】図4は、第2実施例の露光方法を用いた場
合と、従来の露光方法を用いた場合とにおけるウェーハ
のオリエンテーションフラットに対して平行な方向の直
径に沿った各ショットのアライメントエラーを比較した
グラフである。同図において、黒丸印Aは従来の露光方
法によるもの、四角印Cは前記の露光方法によるもので
ある。同図から明らかなように、従来の方法では、シリ
コン基板19の伸び及び基板ホルダー21の伸びに原因
すると思われるスケーリングエラーが発生し、ウェーハ
の両端で0.15μm程度の位置ズレが生じたが、前記
の方法では、スケーリングエラーは殆ど発生していない
のが確認できた。
【0047】尚、シリコン基板8に対する温度制御は、
前記第2実施例では気体の温度を制御することによって
行なったが、これに代えて、気体の温度を一定にしてシ
リコン基板8に吹き付ける気体の流量を変化させること
によって行なってもよい。
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【発明の効果】 請求項1 の発明に係る微細パターンの露
光方法によると、アライメントマーク読取り時の半導体
基板の雰囲気温度よりも低い温度の気体を露光時に半導
体基板に対して供給するため、露光時に半導体基板は冷
却され、半導体基板は露光光の熱を受けても温度上昇し
ないので、半導体基板の伸びを抑制することができ、ア
ライメント時と露光時との間の露光位置のズレを低減さ
せることができる。
【0052】請求項2の発明に係る縮小投影露光装置に
よると、半導体基板に対して気体を供給する気体供給手
段と、該気体供給手段から半導体基板に供給される気体
の温度を制御する気体温度制御手段とを備えているた
め、アライメントマーク読取り時の半導体基板の雰囲気
温度よりも低い温度の気体を露光時に半導体基板に供給
することができるので、請求項1の露光方法を簡易且つ
確実に実現することができる。
【0053】請求項3の発明に係る縮小投影露光装置に
よると、検出された露光エネルギーに基づき半導体基板
に供給される気体の温度を制御するため、半導体基板に
供給される気体の温度を的確に制御することができるの
で、アライメント時と露光時との間の露光位置のズレを
極めて小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る縮小投影露光装置の
概略構成図である。
【図2】前記第1実施例に係る縮小投影露光装置による
露光方法と従来の露光方法とにおけるアライメント精度
の比較図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る縮小投影露光装置の
概略構成図である。
【図4】前記第2実施例に係る縮小投影露光装置による
露光方法と従来の露光方法とにおけるアライメント精度
の比較図である。
【図5】従来の縮小投影露光装置の概略構成図である。
【符号の説明】
6 レチクル 7 縮小投影レンズ 8 被露光基板 9 XYステージ 10 ウエハーホールダー 11 ホトディテクター 12 冷媒温度演算手段 13 冷媒温度制御手段 14 熱交換器 15 冷媒流通路 16 冷媒圧送ポンプ 17 レチクル 18 縮小投影レンズ 19 被露光基板 20 XYステージ 21 ウエハーホールダー 22 ホトディテクター 23 空気温度演算手段 24 空気温度制御手段 25 熱交換器 26 送風機 27 空気吹き付けノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 G03F 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板ホルダー上に載置保持された半導体
    基板上の複数のアライメントマークの位置を予め読み取
    っておき、読み取った複数のアライメントマークの位置
    に基づき前記半導体基板を順次移動させながら該半導体
    基板に対して連続的に露光を行なって前記半導体基板に
    複数の微細なパターンを描く微細パターンの露光方法で
    あって、前記半導体基板に対して露光を行なう際に、該
    半導体基板上のアライメントマークの位置を読み取った
    際の該半導体基板の雰囲気温度よりも低い温度の気体を
    該半導体基板に対して供給することを特徴とする微細パ
    ターンの露光方法。
  2. 【請求項2】 基板ホルダー上に載置保持された半導体
    基板上の複数のアライメントマークの位置を予め読み取
    っておき、読み取った複数のアライメントマークの位置
    に基づき前記半導体基板を順次移動させながら該半導体
    基板に対して連続的に露光を行なう縮小投影露光装置で
    あって、前記半導体基板に対して気体を供給する気体供
    給手段と、該気体供給手段から前記半導体基板に供給さ
    れる気体の温度を制御する気体温度制御手段とを備えて
    いることを特徴とする縮小投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板に対して露光が行われた
    際の露光エネルギーを検出する検出手段を備えており、
    前記気体温度制御手段は、前記検出手段が検出した露光
    エネルギーに基づき前記気体供給手段から前記半導体基
    板に供給される気体の温度を制御することを特徴とする
    請求項2に記載の縮小投影露光装置。
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