JP3014198U - 犬小屋 - Google Patents
犬小屋Info
- Publication number
- JP3014198U JP3014198U JP1995000292U JP29295U JP3014198U JP 3014198 U JP3014198 U JP 3014198U JP 1995000292 U JP1995000292 U JP 1995000292U JP 29295 U JP29295 U JP 29295U JP 3014198 U JP3014198 U JP 3014198U
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- JP
- Japan
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- roof plate
- hinge
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井部分に設けられた収納スペースを有効利
用できる。 【構成】 ペットが居住する部屋26の上部に物品を収
納する収納室34を設け、収納室34の上部に開閉自在
の屋根板30を設けた。また、収納室34の後端側にヒ
ンジ29を設け、これに屋根板30を枢着し、屋根板3
0の前縁には把手33を設けた。さらに、収納室の前側
に屋根板30を係合固定する固定レバー36を設けた。
用できる。 【構成】 ペットが居住する部屋26の上部に物品を収
納する収納室34を設け、収納室34の上部に開閉自在
の屋根板30を設けた。また、収納室34の後端側にヒ
ンジ29を設け、これに屋根板30を枢着し、屋根板3
0の前縁には把手33を設けた。さらに、収納室の前側
に屋根板30を係合固定する固定レバー36を設けた。
Description
【0001】
本考案は、家庭でペットを飼育するためのペット用ハウスに係り、特に小物収 納スペースを備えた犬小屋に関する。
【0002】
一般的な犬小屋には、実公平2−29897号公報がある。以下、図18を参 照してこの犬小屋について説明する。犬小屋1は四隅部分に柱2,〜5が設けら れて、塗装板金によって形成された左右壁面6,7および背壁面8を備え、さら に、下側の板金によって構成された枠部分には木製の床面パネル9を備えている 。
【0003】 天面には屋根板10が設けられている。そして、床面パネル9と屋根板10と の間には、天井パネル11が設けられて、ペットが居住する部屋12と、この上 に位置する収納スペース13とを構成している。
【0004】 部屋12部分の前面部分には、金属製の棒が縦に配列されて檻を形成して、左 右に渡って設けられ、図示しないレールに沿ってスライド移動する引き戸14が 設けられている。
【0005】 また、収納スペース13の前面部分には、下縁に枢軸を備えて前方に開放され る閉鎖蓋15が左右に設けられている。
【0006】
以上のように構成された犬小屋1は、収納スペース13が小屋本体の後方の深 い位置まで形成されているが、収納口は前面部分のみなので、後側に収納すると 取り出しが困難になるという欠点があった。
【0007】 本考案は、前記課題に着目してなされたものであり、天井部分に設けられた収 納スペースを有効利用できるように、後部のものであっても容易に取り出すこと ができる犬小屋を提供することを目的とする。
【0008】
請求項1の考案は、ペットが居住する箱状の部屋を設け、部屋の上部に物品を 収納する収納室を設け、収納室の上部に収納室を開閉可能な屋根板を設けた犬小 屋にある。
【0009】 請求項2の考案は、箱状の部屋を設け、部屋の上部に収納室を設け、収納室の 後端側にヒンジを設け、ヒンジに収納室を開閉する屋根板を枢着し、この屋根板 の前縁には把手を設けた犬小屋にある。
【0010】 請求項3の考案は、箱状の部屋を設け、部屋の上部に収納室を設け、収納室の 後端側にヒンジを設け、ヒンジに収納室を開閉する屋根板を枢着し、屋根板の前 縁に把手を設け、収納室の前側に回動操作のためのレバー部を備えて、屋根板の 閉鎖状態で係合固定が可能な固定レバーを設けた犬小屋にある。
【0011】
請求項1によれば、屋根板を開閉操作できるので、収納室の後側まで容易に手 がとどく。
【0012】 請求項2によれば、屋根板の後部にヒンジが設けられ、前部に把手が設けられ たので、開閉操作が容易になる。
【0013】 請求項3によれば、収納室の前側に設けられた固定レバーにより、閉鎖状態の 屋根板を小屋本体側に固定できる。
【0014】
【実施例】 本考案における第1実施例を図1〜図12を参照して説明する。犬小屋20は 、樹脂被膜で被服された鋼板からなる外壁によって構成されている。このように 板金によって構成された犬小屋20は、左右壁面21と背壁面22とが組み合わ されて、例えば図示しないリベットにより結合され、平断面がコ字型に形成され ている。そして、左右壁面21と背壁面22とには、平面視でロ字型の枠23が 地上から十数cmの高さに設けられて図8に示すように床板パネル24を保持し ている。
【0015】 また、左右壁面21の前端間には、一対の扉25のそれぞれの縁部が枢着され ている。扉25は金属棒が縦に複数本配列されて檻状に形成されている。
【0016】 扉25、左右壁面21、背壁面22および床板パネル24とによって包囲され たペットが居住するための部屋26の天井部分には、左右壁面21および背壁面 22の上端より約15cmの深さ位置に天井パネル27が保持されている。この 天井パネル27は四角形状に形成されており、全縁部分は同深さ位置に設けられ た平面視でロ字型の枠27aによって保持されている。
【0017】 一方、扉25の上部には天井パネル27の枠27aの前部を支える前部梁28 が左右壁面21の間に掛け渡して設けられてる。
【0018】 また、左右壁面21の上部後方には、ヒンジ29が設けられている。このヒン ジ29は小屋本体20の左右にそれぞれ設けられており、屋根板30の後方部分 を枢着するように構成されている。
【0019】 ヒンジ29の構造は、屋根板30の後方の左右縁部の内壁に固着され、左右壁 面21を左右外側から挟み込む状態に設けられたヒンジプレート31と、このヒ ンジプレート31に左右方向に貫通する軸を構成するごとく左右壁面21に立設 された連結軸32とを備えている。
【0020】 屋根板30は、全縁部分が天井パネル27によって形成される平面積よりも大 きく形成され、かつ、後方に向かって下り勾配をもって装着されて、小屋本体2 0を雨、雪などから保護するように形成されている。
【0021】 さらに、屋根板30の前縁面の左右方向の中央部には、把手33が設けられて おり、後方のヒンジ29を支点とする開放操作ができるようになっている。
【0022】 このように構成されることにより、天井パネル27、左右壁面21、背壁面2 2、前部梁28および屋根板30とにより、物品の収納室34が形成されている 。この収納室34は、ヒンジ29を支点として回動する屋根板30により開閉さ れるものである。
【0023】 以下、屋根板30の閉鎖状態での固定構造について図3を参照して説明する。 左右壁面21および前部梁28によって形成された収納室34の上方からは、二 点鎖線で正断面形状を示す屋根板30が被せられている。
【0024】 そして、屋根板30の縁部分は、下側に折り曲げられ、かつ、内側に折り返さ れて、さらに、端部35が上方に向けられている。この端部35は左右壁面21 の上端よりも下側に位置している。
【0025】 そして、左右壁面21の上端面前部には、固定レバー36が設けられている。 この固定レバー36は板金プレートを打ち抜いて形成されており、約120度の 開き角度で折り曲げられ、一側の中途部を上下方向から貫通する連結軸37によ り左右壁面21の上端面に回動可能に連結されている。この連結軸37は垂直方 向に貫通しており、固定レバー36は水平面状を回転するように構成されている 。
【0026】 固定レバー36の一側の先端38は、小屋本体20の側方に突出して屋根板3 0の端部35に係合させることができるようになっており、さらに、他側は、操 作レバー39を形成している。そして、操作レバー39を回動操作することによ り、図中に実線および鎖線で示されるように回動操作できる。このように回動操 作された固定レバー36は、実線で示される状態で、先端38が屋根板30に係 合して、屋根板30の開放が阻止される。
【0027】 また、固定レバー36が鎖線で示される状態に回動されると、係合は解除され 、屋根板30は開放自在な状態になる。
【0028】 なお、犬小屋20の左右壁面21と背壁面22とには通気のためのスリット状 の打ち抜き孔37が複数穿設されている。これらの打ち抜き孔37は、上側が膨 出され下側が下方を向いて開口されて雨水などの流入を防止している。
【0029】 以上のように構成されたことにより、屋根板30を開閉操作できるので、収納 室34の後側まで容易に手がとどき、収納作業が極めて楽になる。
【0030】 また、屋根板30の後部にヒンジ29が設けられ、前部に把手33が設けられ たので、収納室34の開閉操作が容易になる。さらに、収納室34の前側に設け られた固定レバー36により、閉鎖状態の屋根板30を小屋本体20側に固定で きるので、不用意な開放を防止することができる。つまり、強風などによる不用 意な屋根板30の開放を防止できる。
【0031】 以下、本考案の第2実施例について、図13〜図16を参照して説明しる。本 実施例の犬小屋40の屋根板41以外の部分の基本的構成は第1実施例に同じな ので、同一構成部分に関しては同一符号を付して説明を省略する。
【0032】 屋根板41は、左右に二分割されており、二分割された左右の屋根板41a, 41bのそれぞれの中央側の前後端部には、図14に示されるようにヒンジ42 がそれぞれ設けられている。そして、正面視で左側の屋根板41aは左側から開 放できるとともに、右側の屋根板41bは右側から開放できる構造となっている 。
【0033】 さらに、屋根板41の中央側の分割部分には前後方向に渡って、可橈性の防水 シート43が貼り付けされている。防水シート43は例えばゴム製のシートであ り、左右の屋根板41a,41bの中央側の端部間に掛け渡して設けられている 。
【0034】 このような防水シート43を設けることにより、屋根板41上に落下した水滴 は、屋根板41の後方に向かって流れ、犬小屋40の後方に落下するので、収納 室34に水が侵入するのを防止する。
【0035】 また、防水シート43を設けない場合には、図15および図16に示されるよ うに、左右の屋根板41a,41bの中央側の端部の下側に前後方向に沿って延 長される雨樋44を設けたものであっても同等の効果が得られる。この際、雨樋 44は、前部から後部に向けて下側に傾斜されて水は犬小屋40の後方に排水さ れるようになっている。
【0036】 以上のように二分割された屋根板41a,41bは、軽量となるので、操作が 楽になる。
【0037】 以下、本考案の第3実施例について図17を参照して説明する。本実施例の犬 小屋50の屋根板51以外の部分の基本的構成は第1実施例に同じなので、同一 構成部分に関しては同一符号を付して説明を省略する。
【0038】 犬小屋50の収納室34の上部には左右二分割された屋根板51a,51bと が設けられている。これらの屋根板51a,51bは、それぞれの後端がヒンジ 52によって収納室34の後端側に枢着されている。また、2つの屋根板51a ,51bの先端面のそれぞれの中央部には把手53が設けられており、前方から 操作することで、上方に開放可能に設けられている。
【0039】 また、左右の屋根板51a,51bの中央側の縁の下側には、雨樋54が設け られている。雨樋54は前方から後方に向けて下りの傾斜をもって形成されてお り、屋根板51a,51bの上面から流れ込む雨水などを犬小屋50の後方に排 水するようになっている。
【0040】 なお、本考案は、前記各実施例にのみ限定されるものではない。例えば、第1 実施例におけるヒンジ29は犬小屋20の左右に設けられたヒンジプレート31 と連結軸32とから成るものに限定されない。つまり、屋根板20を犬小屋20 本体に回動自在に固定するものであればよく。必ずしも、着脱不可能状態に連結 される必要はない。ヒンジ29は、鍵とこれに係合する枢軸などからなる係合構 造であってもよく、係合を外すことができるものであっても同等の効果を奏する ことができる。
【0041】 また、本考案は、屋根板30が一体のものか別体の複数の屋根からなるものか 否かには、限定されない。つまり、ペットが居住する部屋26の上に設けられた 収納室34の上面を開閉可能に閉鎖する屋根板30であればよい。つまり、屋根 板30が縦分割や横分割などされて二分割以上されているものでもよい。
【0042】
請求項1によれば、屋根板を開閉操作できるので、収納室の後側まで容易に手 がとどき、収納および取り出し作業が極めて楽になる。
【0043】 請求項2によれば、屋根板の後部にヒンジが設けられ、前部に把手が設けられ たので、把手をもって屋根板を上方に開放操作でき、開閉操作が容易になる。
【0044】 請求項3によれば、収納室の前側に設けられた固定レバーにより、閉鎖状態の 屋根板を犬小屋本体側に固定できるので、不用意に屋根が開放するのを防止でき る。
【図1】本考案の犬小屋の収納室を開放した状態の斜視
図である。
図である。
【図2】図1の犬小屋の斜視図である。
【図3】図1の犬小屋の固定レバーを拡大して示す斜視
図である。
図である。
【図4】図2の正面図である。
【図5】図2の側面図である。
【図6】図2の背面図である。
【図7】図2の平面図である。
【図8】図4中のA−A断面図である。
【図9】図2の下面図である。
【図10】図2の屋根板と扉が開放した状態を示す側面
図である。
図である。
【図11】図4中のB−B断面図である。
【図12】図2の扉を外した状態を示す正面図である。
【図13】本考案の第2実施例の斜視図である。
【図14】図13の要部を示す正断面図である。
【図15】図13の中央部から切断した側断面図であ
る。
る。
【図16】図13の要部の他の例を示す正断面図であ
る。
る。
【図17】本考案の第3実施例の斜視図である。
【図18】従来の犬小屋を示す斜視図である。
20 犬小屋 26 部屋 29 ヒンジ 30 屋根板 33 把手 34 収納室 36 固定レバー
Claims (3)
- 【請求項1】前面にペットの出入り口を備えた箱状の部
屋と、部屋の天井板を底板として、上方の全面が開口し
て物品を収納する収納室と、収納室を開放可能に閉鎖す
る屋根板と、を具備することを特徴とする犬小屋。 - 【請求項2】前面にペットの出入り口を備えた箱状の部
屋と、部屋の天井板を底板として、上方の全面が開口し
て物品を収納する収納室と、収納室の後端側に設けられ
たヒンジと、ヒンジに枢着され、収納室を開放可能に閉
鎖する屋根板と、屋根板の前縁部に設けられた把手と、
を具備することを特徴とする犬小屋。 - 【請求項3】前面にペットの出入り口を備えた箱状の部
屋と、部屋の天井板を底板として、上方の全面が開口し
て物品を収納する収納室と、収納室の後端側に設けられ
たヒンジと、ヒンジに枢着され、収納室を開放可能に閉
鎖する屋根板と、屋根板の前縁部に設けられた把手と、
収納室の前端側に設けられレバー部を回動操作すること
により、係合部が小屋本体の側方に突没可能に回動し、
突出状態では閉鎖した屋根板の折り込まれた内側縁部に
係合し屋根板の開放を阻止し、没した状態では屋根板の
開放を妨げない固定レバーと、を具備することを特徴と
する犬小屋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995000292U JP3014198U (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 犬小屋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995000292U JP3014198U (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 犬小屋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014198U true JP3014198U (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=43149818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995000292U Expired - Lifetime JP3014198U (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 犬小屋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014198U (ja) |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP1995000292U patent/JP3014198U/ja not_active Expired - Lifetime
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