JP3013622U

JP3013622U - ガードル

Info

Publication number: JP3013622U
Application number: JP1995000070U
Authority: JP
Inventors: 章高津; 和之斉藤; 恵子石川
Original assignee: 株式会社ダッチェス
Priority date: 1995-01-13
Filing date: 1995-01-13
Publication date: 1995-07-18
Anticipated expiration: 2001-01-13

Abstract

(57)【要約】【目的】ガードル全体のパワーアップを図ることができ
る新規なガードルを提案する。【構成】ガードルにおいて、本体生地１の略全面の裏側
に、本体生地よりもさらに伸縮性に富んだ生地で構成さ
れた裏地２を取り付け二重生地構造としたため、ガード
ル全体としてパワーアップを図ることができシェイプア
ップ機能を向上することができる。また、腹部やヒップ
部も必要に応じて三重生地構造とすることにより、一段
をヒップアップ機能や腹部の押さえ機能を向上すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はガードルに関し、特に着用時に腹部を押さえるとともにヒップアップを図ることができるガードルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来からのガードルの多くは、本体が伸縮性レース地からなる一重生地によって形成されており、生地の立体的なカッティングにより、腹部を押さえるとともにヒップアップの機能を果たすことができるようになっており、場合によっては、腹部やヒップ部のみにさらに裏地を設けた２重生地構造となっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記のようなガードルはその本体の大部分が伸縮性のある１重生地からなるためパワーが不足気味となり、シェイプアップ機能の面で改善の余地があった。そこで、本考案は、ガードルの表地の略全面に、同表生地よりもさらに伸縮性に富んだ裏地を設けた２重生地構造とすることにより、ガードル全体のパワーアップを図ることができる新規なガードルを提案し、上記諸問題を解決せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このため本考案が採用した技術解決手段は、ガードルにおいて、本体生地を構成する伸縮性のある生地の略全面に、該生地よりも伸縮性のある裏地を設けたことによりシェイプアップ機能を向上したことを特徴とするものである。

【０００５】

【作用】

本体生地１の略全面の裏側には本体生地よりもさらに伸縮性に富んだ生地で構成された裏地２が取り付けられているため、全体としてパワーアップを図ることができシェイプアップ機能を向上することができる。また、腹部やヒップ部も必要に応じて三重生地構造とすることにより、一段とヒップアップ機能や腹部の押さえ機能を向上することができる。

【０００６】

【実施例】

以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明すると、図１は本考案に係わる実施例としてのガードルの正面図、図２は図１の側面図である。図１において、１はガードル本体であり、このガードル本体１は、従来と同様に伸縮性に富んだ生地をカンティングし縫合して構成されている。本体生地１の裏側には本体生地よりもさらに伸縮性に富んだ生地で構成された裏地２が取り付けられて、適宜箇所で本体生地に縫合されている。また、腹部あるいはヒップ部分には、腹部の押さえ力やヒップアップ力をさらに強めるために、必要に応じて裏地と同じ生地を設け、この部分のみを３重生地あるいはそれ以上の重ね構造とすることもできる。

【０００７】上記のように本考案に係わるガードルは、伸縮性のある表地の裏面に、表地よりもさらに伸縮性のある裏布を設けた２重、３重あるいはそれ以上の複重生地としたため、全体としてパワーアップを図ることができシェイプアップ機能を向上することができる。さらに、本体生地にレース等のサポート力や破壊力の弱い生地を使用したり、裏地を本体生地よりも小さく形成し、これによってサポート力を持たせるようにしたり、裏地を伸縮性の高い素材と伸縮性の低い素材との組合せでサポート力を制御できるようにすることもできる。さらに、本考案はその精神また主要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形で実施することができ、そのため前述の実施例は単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。また、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は全て本考案の範囲内のものである。

【０００８】

【考案の効果】

以上詳細に説明したように本考案に係るガードルによれば、全体としてパワーアップを図ることができるため、シェイプアップ機能が向上し、さらに、腹部やヒップ部を三重生地構造とすることにより、一段をヒップアップ機能や腹部の押さえ機能を向上することができるという優れた効果を奏することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わるガードルの実施例を示す正面図
である。

【図２】本考案に係わるガードルの実施例を示す側面図
である。

【符号の説明】

１ガードル本体生地２裏生地３腹部に設けた三重裏生地

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ガードルにおいて、本体生地を構成する
伸縮性のある生地の略全面に、該生地よりも伸縮性のあ
る裏地を設けたことによりシェイプアップ機能を向上し
たことを特徴とするガードル。
【請求項２】前記本体生地はレース等のサポート力や
破壊力の弱い生地で構成されていることを特徴とする請
求項１に記載のガードル。
【請求項３】前記ガードルの腹部に腹部を押さえる機
能を強化する生地を設け、この部分を三重以上の複重構
造としたことを特徴とする請求項１に記載のガードル。
【請求項４】前記ガードルの腹部に腹部を押さえる機
能を強化する生地を設けるとともにヒップ部にもヒップ
アップを図ることができる生地を設け、これらの部分を
三重以上の複重構造としたことを特徴とする請求項１に
記載のガードル。
【請求項５】前記裏地は本体生地よりも小さく形成さ
れ、これによってサポート力を持たせるようにしたこと
を特徴とする請求項１〜４項に記載のガードル。
【請求項６】前記裏地は伸縮性の高い素材と伸縮性の
低い素材とを組合せてサポート力を制御できるようにし
たことを特徴とする請求項５に記載のガードル。