JP3012752U - 粉粒体用コンテナ - Google Patents
粉粒体用コンテナInfo
- Publication number
- JP3012752U JP3012752U JP1994005731U JP573194U JP3012752U JP 3012752 U JP3012752 U JP 3012752U JP 1994005731 U JP1994005731 U JP 1994005731U JP 573194 U JP573194 U JP 573194U JP 3012752 U JP3012752 U JP 3012752U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- bag
- powder
- suction
- suction nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案の目的は、、粉粒体取り出し時の粉
塵の発生がなく、コンテナ下部の傾斜角度が小さくても
棚吊りの起こらないコンテナを提供することにある。 【構成】1.コンテナ1−1の内側に袋2を上部と下部
を固定して取り付け、内側へ自由に変形できる様にして
ある。2.袋2の下部傾斜部2−1は適当な通気性を持
つ。3.コンテナ底部には、吸引ノズル5が配置されて
いる。
塵の発生がなく、コンテナ下部の傾斜角度が小さくても
棚吊りの起こらないコンテナを提供することにある。 【構成】1.コンテナ1−1の内側に袋2を上部と下部
を固定して取り付け、内側へ自由に変形できる様にして
ある。2.袋2の下部傾斜部2−1は適当な通気性を持
つ。3.コンテナ底部には、吸引ノズル5が配置されて
いる。
Description
【0001】
粉粒体を詰めるコンテナに関するものである。
【0002】
従来の粉粒体用コンテナには本考案の様な構造のものはなかった。
【0003】
従来のコンテナでは、粉粒体を取り出す時、粉塵の発生が多く、別途に防塵対 策を行う必要があった。 下部に排出口のあるコンテナでは、粉粒体の棚吊り防止のため、下部の傾斜角 度を大きくするにつれ、同じ容量にしようとすると、背の高いコンテナとなり、 取扱いにくくなる。そこで、傾斜角度を小さくし、振動等を与える方法が多く取 られている。 本考案は、粉粒体取り出し時の粉塵の発生とコンテナ下部の傾斜角度が小さい 場合の棚吊りを防止しようとするものである。
【0004】
1. 吸引ノズルで粉粒体を吸い出すことにより、粉塵の発生を防止する。 2. 袋2の内側が負圧になる様、吸引力を一定の周期で変化させるか、または 2次エアーの供給を一定の周期で一時停止する。この時の負圧を利用して袋 をコンテナ内側へ膨張させることにより、粉粒体をコンテナ中央部へ寄せる 。 従って、コンテナ下部の傾斜角度が小さくても棚吊りの心配はない。
【0005】
粉粒体の棚吊はリング状に発生することが多い。この場合、外周の締め付 け力だけで棚吊り状態を崩そうとすると、円周方向の座屈力以上の力が必要 であり、締まった状態の粉体などでは大きな力が必要となる。 本考案の如く、袋2の下部傾斜部2−1に適当な通気性を持たせ、袋2の 内側を負圧にすると、まず、下部傾斜部2−1でエアスライドと同様の流動 化現象が起こり、続いて、一気に棚吊り部が崩落する。この時必要な外周の 締め付け力は、前記の場合と比べ小さくて済む。
【0006】
次に図面によって本考案の実施例を説明する。
【0007】
【第1例】 図1はコンテナ1の縦断面図、図2は図1のX1−X1矢視平面図、図3は図 1のX2−X2矢視平面図である。 コンテナ1の上部には投入口1−5があり、蓋1−6がついている。 投入口1−5の内側には通気性のある防塵袋1−7が付いており、コンテナへ の供給装置(図示せず)の排出口と接続し、投入時の発塵を防止できる。 下部は下部コンテナ1−3で閉塞さ れている。コンテナ下部傾斜部1−2には外気出入口3が設けてある。袋2の下 部傾斜部2−1とコンテナ下部傾斜部1−2との間には、外気の出入りを良くす るため、隙間4を設けてある。 袋2は袋押さえ2−2,2−3でコンテナ1へ固定されている。 吸引ノズル5は吸引配管5−1、2次エアー供給配管5−2及びパルスエアー 配管5−3が連結されている。 吸引配管5−1は吸引装置(図示せず)とキャップ付きワンタッチカプラ等を 経由して接続されている。 2次エアー供給配管5−2は2次エアー供給装置(図示せず)とキャップ付き ワンタッチカプラ等を経由して接続されている。 パルスエアー配管5−3はバルスエアー発生装置(図示せず)とキャップ付き ワンタッチカプラ等を経由して接続されている。 吸引ノズルは袋2を吸い込まない様、垂れ下がった状態2−3の袋2の下端よ り下方に配置してある。 以上の構造とすることにより、粉粒体を吸い出す時、コンテナ外部への発塵は 起こらない。 以下、このコンテナの使用法を順を追って記す。 1.吸引配管5−1、2次エアー供給配管5−2及びパルスエアー配管5−3に キャップをする。 2.袋1−7を供給装置(図示せず)と接続する。 3.粉粒体をコンテナへ投入する。 投入を開始した瞬間、袋1−7の通気抵抗によりコンテナ内部の圧力が上が り。袋2は外側へ膨張する。 4.投入が完了したら、袋1−7を外し、蓋1−6を閉め、目的地まで運ぶ。 5.キャップを外し、各配管を接続する。 6.パルスエアーと2次エアーを供給し、粉粒体の吸引を開始する。 7.一定の周期で2次エアーとパルスエアーを一時的に停止し、コンテナ内部を 負圧にし、棚吊り部分を崩す。この周期を繰り返すことにより、安定した吸引を 行うことができる。
【0008】
【提出日】平成6年9月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【請求項1】 1.コンテナ1−1の内側に袋2を上部と下部を固定して取り付け、内側へ自由 に変形できる様にしてある。 2.袋2の下部傾斜部2−1は適当な通気性を持つ。 3.コンテナ底部には、吸引ノズル5が配置されている。 上記のように構成した粉粒体用コンテナ。
【図1】 本考案の全体を示す縦断面図
【図2】 図1のX1−X1矢視平面図
【図3】 図1のX2−X2矢視平面図
【符号の説明】 第1例1 コンテナ1−1 コンテナ(胴部)
1−2 コンテナ下部傾斜部1−3 下部コンテナ
1−4 補強1−5 投入口1−6 蓋1−7
防塵袋2 袋2−1 袋2の下部傾斜部2−
2 袋押さえ2−3 袋押さえ3 外気出入
口4 隙間5 吸引ノズル5−1 吸引
配管5−1−1キャップ付きワンタッチカプラ5−2
2次エアー供給配管5−2−1キャップ付きワンタッ
チカプラ5−3 パルスエアー配管5−3−1キャッ
プ付きワンタッチカプラ6 吊り金具
1−2 コンテナ下部傾斜部1−3 下部コンテナ
1−4 補強1−5 投入口1−6 蓋1−7
防塵袋2 袋2−1 袋2の下部傾斜部2−
2 袋押さえ2−3 袋押さえ3 外気出入
口4 隙間5 吸引ノズル5−1 吸引
配管5−1−1キャップ付きワンタッチカプラ5−2
2次エアー供給配管5−2−1キャップ付きワンタッ
チカプラ5−3 パルスエアー配管5−3−1キャッ
プ付きワンタッチカプラ6 吊り金具
Claims (1)
- 【請求項1】1.コンテナ1−1の内側に袋2を上部と
下部を固定して取り付け、内側へ自由に変形できる様に
してある。2.袋2の下部傾斜部2−1は適当な通気性
を持つ。3.コンテナ底部には、吸引ノズル5が配置さ
れている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005731U JP3012752U (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 粉粒体用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005731U JP3012752U (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 粉粒体用コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012752U true JP3012752U (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=43148437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994005731U Expired - Lifetime JP3012752U (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 粉粒体用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012752U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101973579B1 (ko) * | 2018-04-02 | 2019-09-03 | 주식회사 두성특장차 | 벌크탱크 배출시스템 |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP1994005731U patent/JP3012752U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101973579B1 (ko) * | 2018-04-02 | 2019-09-03 | 주식회사 두성특장차 | 벌크탱크 배출시스템 |
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