JP3012743U - ゴミ袋用カッター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴミ袋を簡単にしかも容易に割くことがで
き、中身を確実に取除くことができ、ゴミ袋をガイド板
に押し付けた時のみナイフの先端が突出するように構成
されているため作業中に怪我をすることがないゴミ袋用
カッターを提供する。 【構成】 ゴミ分別装置等の適所に取付けるべく取付板
に、振動可能なナイフ挿入孔を形成したガイド板を設け
ると共に、該ガイド板を支持する支持部及び上記ナイフ
挿入孔より突出するナイフを固定する固定ホルダーを設
けたことを特徴とするゴミ袋用カッター。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はゴミ分別装置の特にゴミ投入ホッパーに取付けてゴミ袋を簡易に割く ことのできるゴミ袋用カッターに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のゴミ袋用カッターとしては適当なものがなく、ゴミ袋の結び目を手で解 くか、一方の手にゴミ袋を持ちもう一方の手でカッターナイフを持ってゴミ袋を 割いているのが現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、上記の方法では下記に示すような問題点を有する。 イ）．ゴミ袋の結び目を手で解く場合、解く時間が必要以上に掛り、作業効率を 著しく低下させる。 特に結び目が強く結ばれている場合、指先を痛めることもある。 ロ）．またカッターナイフを使用する場合、間違って手を傷付ける等の事故を起 すこともしばしば報告されている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のゴミ袋用カッターはゴミ分別装置等の適所に取付けるべく取付板に、 振動可能なナイフ挿入孔を形成したガイド板を設けると共に、該ガイド板を支持 する支持部及び上記ナイフ挿入孔より突出するナイフを固定する固定ホルダーを 設けてなる構成のものである。

【０００５】

【作用】

例えばゴミ分別装置のゴミ袋投入ホッパーの外周適所に取付板を取付ける。 つぎに、ゴミ袋をガイド板に押し当てることによりナイフの先端がナイフ挿入 孔より突出させる。 つづいて、上記ゴミ袋を押えながら下方へ移動させることにより該ゴミ袋を割 くものである。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 このゴミ袋用カッター１は、ゴミ分別装置等に置けるゴミ袋投入ホッパーの側 板Ａ上端に係止すべく平板の上端を逆Ｌ字形に折曲して取付片２ａを設けた取付 板２の中央上部に、断面山形に成型した振動可能な頂部に長孔状のナイフ挿入孔 ３ａを形成したガイド板３を一体に固着すると共に、該ガイド板３を支持すべく 円筒状の受座４ａにコイル状の圧縮スプリング４ｂを取付けてなる支持部４を２ 箇所設け、かつ上記ナイフ挿入孔３ａより突出するナイフ５を固定する締付けボ ルト６ａを設けたコの字形の固定ホルダー６を設けたものである。

【０００７】 つぎに、上記実施例の使用例を説明する。 まず、ゴミ分別装置のゴミ袋投入ホッパーの側板Ａ内側上端に取付板２の取付 片２ａを係止して取付ける。 その後、ゴミ袋Ｂをガイド板３の上方に押し当てることにより支持部４の圧縮 スプリング４ｂを圧縮し、ナイフ５の先端をナイフ挿入孔３ａより突出させる。 つづいて、ゴミ袋Ｂを押えながら下方へ移動させることによりナイフ５の先端に て該ゴミ袋Ｂの表面を割き、中身を容易に取出せるものである。

【０００８】 なお、取付板２、支持部４及び固定ホルダー６の形態は同様な機能を有するも のであれば上記形態に限定しない。

【０００９】

【考案の効果】

本考案のゴミ袋用カッターによれば、ゴミ袋を簡単にしかも容易に割くことが でき、中身を確実に取除くことができる。 また、ゴミ袋をガイド板に押し付けた時のみナイフの先端が突出するように構 成されているため作業中に怪我をすることがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるゴミ袋用カッターの斜視図であ
る。

【図２】本考案によるゴミ袋用カッターの使用例を示す
工程図である。

【符号の説明】

１ ゴミ袋用カッター ２ 取付板 ３ ガイド板 ４ 支持部 ５ ナイフ ６ 固定ホルダー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴミ分別装置等の適所に取付けるべく取
   付板に、振動可能なナイフ挿入孔を形成したガイド板を
   設けると共に、該ガイド板を支持する支持部及び上記ナ
   イフ挿入孔より突出するナイフを固定する固定ホルダー
   を設けたことを特徴とするゴミ袋用カッター。