JP3012635B1 - 軌道用砕石散布車の荷台装置 - Google Patents

軌道用砕石散布車の荷台装置

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JP3012635B1
JP3012635B1 JP1951599A JP1951599A JP3012635B1 JP 3012635 B1 JP3012635 B1 JP 3012635B1 JP 1951599 A JP1951599 A JP 1951599A JP 1951599 A JP1951599 A JP 1951599A JP 3012635 B1 JP3012635 B1 JP 3012635B1
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Abstract

【要約】 【課題】砕石の排出量の加減を行え、積載量の充分な砕
石散布車用荷台装置を提供する。 【解決手段】砕石用の荷台4を備えた軌道用砕石散布車
Aにおいて、前壁材7A、左右一対の前側壁材7B,7
Bおよび前底壁材で前枠7を構成する。また、前壁材に
相対する後壁材、左右一対の後側壁材8B,8Bおよび
後底壁材8Cで後枠8を構成する。前枠7を荷台下面の
後部側において、また、後枠を下面の先部側において基
台2に起伏操作用の第一シリンダ11によって起伏自在
に枢着する。を架設する。また、前後枠7,8の間に介
在させた中間枠部9に、左中枠、及び、右中枠14を、
左右の中側壁材を相対向位置に配して装置するとともに
基台2に起伏操作用の第二シリンダ16によって起伏自
在に枢着し、を架設し、前後の底壁材および前記左右の
中底壁材で取り囲まれる空間部に開閉自在な蓋を備えた
排出口5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軌道の道床に用いる砕
石を前記道床の適所に散布するために用いる軌道用砕石
散布車の荷台装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】具体例を挙げるまでもなく、砕石を排出
する際、一方方向に傾斜させるようにした所謂ダンプカ
ー形式のものや、底壁材を全体として漏斗状にした形式
のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例中、ダンプカー
形式のものは、一時に必要以上の量の砕石が放出され、
該砕石の処理が煩雑となり、また、これに加えて漏斗状
形式のものは、砕石の積載量が少いという欠点もある。
【0004】本発明は、斯様な従来例に鑑み、放出量の
加減を行え、しかも、砕石の積載量の低減することのな
い荷台装置(軌道用砕石散布車の)を提供することを目
的として創案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】軌条上を走行する車輪に
よって受支された基台上に砕石用の荷台を備えた軌道用
砕石散布車において、前壁材、左右一対の前側壁材およ
び前底壁材より成る前枠を、下面の後部側において、ま
た、前記前壁材に相対する後壁材、左右一対の後側壁材
および後底壁材より成る後枠を、下面の先部側において
それぞれ前記基台に起伏自在に枢着し、該基台と前記前
後枠間にはそれぞれ起伏操作用の第一シリンダを架設す
ると共に、前記前後枠の間に介在させた中間枠部に、左
中側壁材と左中底壁材より成る左中枠、および、右中側
壁材と右中底壁材より成る右中枠を、前記左右の中側壁
材を相対向位置に配して装置し、前記左中枠を前記左中
底壁材の前記右中底壁材部側において、また、前記右中
枠を前記右中底壁材の前記左中底壁材部側においてそれ
ぞれ前記基台に起伏自在に枢着し、該基台と前記左右の
中枠間にはそれぞれ起伏操作用の第二シリンダを架設
し、前記前後の底壁材および前記左右の中底壁材で取り
囲まれる空間部に開閉自在な蓋を備えた排出口を設けた
構成としたものである。
【0006】
【作用】排出口を開放して第一シリンダを操作すると、
前枠と後枠の双方又は一方が枢着部を中心にして回動し
て起立し、第一シリンダの操作と同時又は異時に第二シ
リンダを操作すると左中枠と右中枠の双方又は一方が枢
着部を中心に回動して起立し、前後枠および左右中枠上
に積載した砕石が排出口を通じて荷台より適宜排出され
る。
【0007】
【実施例】図面は本発明に係る軌道用砕石散布車の荷台
装置の一実施例を示し、図1は砕石散布車の側面図、図
2は砕石散布車の平面図、図3は図2の一部を省略して
示したa−a線に沿う断面図、図4は図2のb−b線に
沿う断面図である。
【0008】実施例の軌道用砕石散布車Aは、軌条上を
走行する車輪1に基台2を受支させた一対の台車A´,
A´の前記基台2,2上に鋼材を組合わせて構成した基
枠3を基台2に対して回動自在に載置し、該基枠3の上
部に荷台4を設け、該荷台4のほぼ中央部に備えた排出
口5の直下に後部が位置するベルトコンベアー6を前記
基枠3の台枠部3´に載置し、排出口5を通じて前記荷
台4より排出された砕石をベルトコンベアー6により軌
道用砕石散布車Aの前方へ移送して軌条周辺に散布する
ようにしたものである。
【0009】前記荷台4は、前枠7、後枠8およびこれ
らの間に介在させた中間枠部9を組合わせて構成し、前
枠7は、前壁材7A、左右一対の前側壁材7B,7Bお
よび前底壁材7Cより成る上面および後面開口の箱体で
成り、また、後枠8は、前枠7の前記前壁材7Aに相対
する後壁材8A、前記前側壁材7B,7Bとほぼ同面上
に位置する左右一対の後側壁材8B,8Bおよび前記前
底壁材7Cとほぼ同一高さ位置に存する後底壁材8Cよ
り成る上面および前面開口の箱体で構成したものであ
る。
【0010】前記前枠7は、下面の後部側(後枠側)に
おいて、また、前記後枠8は、下面の先部側(前枠側)
においてそれぞれ前記基枠3に回動自在に枢着10し、
枢着10部を中心に起伏するようにし、起立時には、前
枠7の前壁材7Aと後枠8の後壁材8Aが互いに近接し
て前底壁材7Cと後底壁材8Cが互いに近接する方向下
りに傾斜するようにしてある。
【0011】前後枠7,8の回動起伏動作は、各枠7,
8の前後方向の中間部の側壁材7B,8Bの下面に突設
した部片7B´,8B´と前記台枠部3´に立設した支
承部片3´a間に架設した第一シリンダ11の操作によ
って行われる。
【0012】なお、前側壁材7Bの後端縁7bおよび後
側壁材8Bの前端縁8bは、前枠7乃至後枠8を起立さ
せたとき、前記中間枠部9に備えた左右の中枠13,1
4の中側壁材の垂直方向の端縁と一致するように傾斜さ
せてある。
【0013】前記中間枠部9は、前記前後枠7,8(の
側壁材7B,8B)より外側に位置して、前記荷台4を
構成する左右の固定側壁12,12の内側に前記左右の
中枠13,14を配して構成したもので、左中枠13は
互いに直角方向に連設した、左中側側壁材13Bと左中
底壁材13Cで成り、右中枠14は互いに直角方向に連
接した右中側壁材14Bと右中底壁材14Cで構成し、
左右の中側壁材13B,14Bが前後の側壁材7B,8
B間に存し、また、左右の中底壁材13C,14Cが前
後の底壁材7C,8C間に存し、かつ、該底壁材7C,
8Cより下方に存するようにして、それぞれの中底壁材
13C,14Cの先端自由端部側において(左中枠13
を左中底壁材13Cの前記右中底壁材14C部におい
て、また、右中枠14を右中底壁材14Cの前記左中底
壁材13C部において)、それぞれ前記基枠3に起伏自
在に枢着15し、基枠3と左右の中枠13,14の中底
壁材13C,14Cとの間に左右の中枠13,14を前
記枢着15部を中心にして回動起伏させる第二シリンダ
16を架設してある。
【0014】なお、前後の底壁材7C,8Cおよび左右
の中底壁材13C,14Cで取り囲んで構成される空間
部を前記排出口5と成し、該排出口5には図示省略した
第三シリンダで横動させて該排出口5を開閉する蓋18
を装置してある。
【0015】しかして、軌道の適所位置まで、散布車A
を移動させ、第三シリンダによって蓋18を排出口5部
より離開させて該排出口5を開放して、該排出口5を通
じて砕石を排出させると、排出された砕石はベルトコン
ベアー6により散布車A先方に移送されて散布される。
【0016】なお、ベルトコンベアー6は後部側を中心
に回動するようにしてあるので、軌道周辺の任意の場所
に選択的に散布される。
【0017】そして、適宜のときに、第一シリンダ11
を操作して前枠7と後枠8の一方又は双方を押し上げる
と、前枠7と後枠8は同時又は異時に回動起立し、これ
に伴って、底壁材7C,8C部は傾斜し、該底壁材7
C,8C部に積載した砕石は前記と同様に排出口5を通
じて荷台4より排出され、散布される。
【0018】また、時宜に第二シリンダ16を操作して
左右の中枠13,14の一方又は双方を押し上げると、
左右の中枠13,14は同時又は異時に回動起立し、中
底壁材13C,14Cはこれに伴って傾斜し、該中底壁
材13C,14Cに積載した砕石は前記と同様に排出口
5を通じて排出、散布される。
【0019】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
積載した砕石を加減しながら排出することができ、ま
た、排出時に荷台の底面部を傾斜させることができるか
ら前記底面部を平坦状にして積載量の十分な砕石散布車
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】砕石散布車の側面図。
【図2】砕石散布車の平面図。
【図3】図2の一部を省略して示したa−a線に沿う断
面図。
【図4】図2のb−b線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 車輪 2 基台 4 荷台 5 排出口 7 前枠 7A 前壁材 7B 前側壁材 7C 前底壁材 8 後枠 8A 後壁材 8B 後側壁材 8c 後底壁材 9 中間枠部 10 枢着 11 第一シリンダ 13 左中枠 13B 左中側壁材 13C 左中底壁材 14 右中枠 14B 右中側壁材 14C 右中底壁材 15 枢着 16 第二シリンダ 18 蓋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌条上を走行する車輪によって受支され
    た基台上に砕石用の荷台を備えた軌道用砕石散布車にお
    いて、前壁材、左右一対の前側壁材および前底壁材より
    成る前枠を、下面の後部側において、また、前記前壁材
    に相対する後壁材、左右一対の後側壁材および後底壁材
    より成る後枠を、下面の先部側においてそれぞれ前記基
    台に起伏自在に枢着し、該基台と前記前後枠間にはそれ
    ぞれ起伏操作用の第一シリンダを架設すると共に、前記
    前後枠の間に介在させた中間枠部に、左中側壁材と左中
    底壁材より成る左中枠、および、右中側壁材と右中底壁
    材より成る右中枠を、前記左右の中側壁材を相対向位置
    に配して装置し、前記左中枠を前記左中底壁材の前記右
    中底壁材部側において、また、前記右中枠を前記右中底
    壁材の前記左中底壁材部側においてそれぞれ前記基台に
    起伏自在に枢着し、該基台と前記左右の中枠間にはそれ
    ぞれ起伏操作用の第二シリンダを架設し、前記前後の底
    壁材および前記左右の中底壁材で取り囲まれる空間部に
    開閉自在な蓋を備えた排出口を設けた、荷台装置。
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