JP3012215U - 誤嵌合防止機構付きコネクタ - Google Patents

誤嵌合防止機構付きコネクタ

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JP3012215U
JP3012215U JP1994015670U JP1567094U JP3012215U JP 3012215 U JP3012215 U JP 3012215U JP 1994015670 U JP1994015670 U JP 1994015670U JP 1567094 U JP1567094 U JP 1567094U JP 3012215 U JP3012215 U JP 3012215U
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connector
fitting
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prevention mechanism
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JP1994015670U
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Inventor
野田敦人
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Molex LLC
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Molex LLC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数種類の基板に対応することが可能な誤嵌
合防止機構付きコネクタを提供できるようにすることを
目的とする。 【構成】 基板4が差し込まれる開口端部の近傍におけ
る一側の壁面2および他側の壁面3に複数の挿通孔6を
形成しておき、基板4の端部に形成されている誤嵌合防
止用の切り欠き7に応じて位置決め用ピン5を上記挿通
孔6に選択的に嵌合して保持するようにすることによ
り、多数種類の基板4に対応させるようにすることがで
きるようにして、用意しなければならないコネクタの種
類を可及的に少なくできるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は誤嵌合防止機構付きコネクタに係わり、特に、表面および裏面にそれ ぞれ電気回路が形成されていて、上記表面に形成される電気回路と裏面に形成さ れる電気回路とで特性が異なることにより、差し込む方向に極性が有る基板を嵌 合する誤嵌合防止機構付きコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、最近の基板においては、その表面および裏面の両面に電気回路が それぞれ形成されることが多くなってきている。このような基板は、上記表面に 形成される電気回路と裏面に形成される電気回路とでは電気的な特性が異なるこ とが多いので、コネクタに差し込む場合には予め定められた方向となるように注 意しなければならない。
【0003】 そこで、上記差し込む方向に極性が有る基板を所定の方向に確実に差し込むこ とができるようにするために、例えば、図7に示すように、上記基板40の先端 の角部に切り欠き41を設けておく。
【0004】 一方、上記基板40が嵌合されるコネクタ42には、上記基板40が所定の方 向で嵌合されたときに上記切り欠き41に対応する位置に突起43を形成するよ うにしていた。
【0005】 このようにすることにより、もしも上記基板40が誤った方向で差し込まれた 場合には、上記突起43が上記切り欠き41以外の位置に当接する。したがって 、この場合は上記基板40を上記コネクタ42内に差し込むことができなくなる ので、上記基板40の極性を間違えてコネクタ42内に差し込んでしまうことに より、上記基板40の面上に形成されている電気回路を破損してしまう不都合が 防止される。
【0006】 上記突起43は、上記切り欠き41に対応して形成されるものであり、したが って、上記切り欠き41の形成位置、あるいは形状などが異なれば、それに対応 した突起を形成するようにしていた。
【0007】 例えば、図8に示す基板50は、その先端部の中央部に近い位置に切り欠き5 1が形成されており、したがって、このような基板50を嵌合するコネクタ52 は、上記基板50が所定の方向で差し込まれたときに上記切り欠き51に対応す る位置に突起53を形成している。
【0008】 このように、コネクタ42、52側において、基板40、50に形成されてい る切り欠き41、51の位置に合わせて突起43、53を形成することにより、 基板40、50が極性を間違えることなくコネクタ42、52内に所定の方向で もって確実に差し込まれるようにしていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
従来のコネクタは、突起43、53をコネクタ42、52と一体的に形成して いたので、基板40、50に形成されている切り欠き41、51の種類だけコネ クタ42、52を用意しなければならなかった。
【0010】 このため、上記基板40、50における接触部の構成が同等の場合でも切り欠 き41、51の位置や形状が異なる場合には、それ専用のコネクタを製作して用 意しなければならなったので、コネクタの製作が面倒であり、多くの手間がかか っていた。
【0011】 また、コネクタの種類が大幅に増えてしまうので、それを保管したり管理した りする手間が多くかかってしまう問題もあった。 本考案は上述の問題点にかんがみ、多数種類の基板に対応することが可能な誤 嵌合防止機構付きコネクタを提供できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の誤嵌合防止機構付きコネクタは、表面および裏面のそれぞれに電気回 路導体が形成されていて、上記電気回路導体の特性が表面および裏面で異なるよ うになされているとともに、その端部に誤嵌合防止用の切り欠きが形成されてい る基板が嵌合されるコネクタにおいて、 上記基板4が差し込まれる開口端部の近傍に、上記誤嵌合防止用の切り欠き7 が所定の位置となるようにして上記基板4が正しく差し込まれたときに、上記誤 嵌合防止用の切り欠き7と係合して上記基板4の挿通を許容する位置決め用ピン 5を嵌合保持するための挿通孔6が上記開口端部に沿って複数個形成されている ことを特徴とする誤嵌合防止機構付きコネクタである。
【0013】 また、本考案の他の特徴とするところは、上記位置決め用ピン5を嵌合保持す るための挿通孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3の両方を貫通して形 成されていることを特徴としている。
【0014】 また、本考案のその他の特徴とするところは、上記位置決め用ピン5を嵌合保 持するための挿通孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3のうち、何方か 一方のみに形成されていることを特徴としている。
【0015】 また、本考案のその他の特徴とするところは、上記位置決め用ピン5を嵌合保 持するための挿通孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3のうち、何方か 一方のみに形成されていて、上記挿通孔6が形成されていない壁面には、挿通孔 6に差し込まれた位置決め用ピン5の先端部と係合する係合凹部8が形成されて いることを特徴としている。
【0016】
【作用】
本考案は上記技術手段を有するので、開口端部に沿って複数個形成されている 挿通孔6に位置決め用ピン5を嵌合保持する位置を、基板4に形成されている挿 通孔6に応じて適宜選択することにより、多数種類の基板4に対応させるように することができ、用意しなければならないコネクタの種類を可及的に少なくする ことができる。
【0017】
【実施例】
次に、添付図面を参照して本考案の誤嵌合防止機構付きコネクタの一実施例を 詳述する。 図1は、本考案の誤嵌合防止機構付きコネクタ本体1に基板4を差し込む様子 を示す斜視図である。
【0018】 図1に示したように、本実施例の誤嵌合防止機構付きコネクタは、切り欠き7 が形成されている基板4を差し込む際に誤嵌合が生じないようにしている。上記 基板4は、表面および裏面のそれぞれに電気回路導体(図示せず)が形成されて いて、上記電気回路導体の特性が表面および裏面で異なるようになされている。 また、その先端部のほぼ中央部には誤嵌合防止用の切り欠き7が形成されている 。
【0019】 このように形成された基板4が嵌合される誤嵌合防止機構付きコネクは、上記 基板4が差し込まれる開口端部の近傍における一側の壁面2および他側の壁面3 に、上記誤嵌合防止用の切り欠き7が所定の位置となるように正しく差し込まれ たときに、上記誤嵌合防止用の切り欠き7と係合して上記基板4の挿通を許容す る位置決め用ピン5を嵌合保持するための挿通孔6が上記開口端部に沿って複数 個形成されている。
【0020】 上記挿通孔6は、図1および図2の側面図に示すように、本実施例においては 上記開口端部に沿って3個形成されている。そして、その直径は上記位置決め用 ピン5が過不足なく嵌合する大きさに形成されており、これらの挿通孔6に位置 決め用ピン5を嵌合した場合にはその嵌合状態が保持されるようになされている 。
【0021】 したがって、図1中において矢印10で示したように、上記切り欠き7に対応 する位置に形成されている挿通孔6に位置決め用ピン5を嵌合しておけば、上記 基板4が上記コネクタ本体1内に正しく差し込まれた場合のみコネクタ本体1の 奥迄の挿通を許容し、その他の場合には奥迄の挿通が阻止されるようになる。
【0022】 すなわち、上記位置決め用ピン5を所定の挿通孔6に嵌合しておけば、上記基 板4が上記コネクタ本体1内に正しく差し込まれた場合には、上記位置決め用ピ ン5は上記切り欠き7と係合するので、上記位置決め用ピン5は上記基板4を上 記コネクタ本体1の奥迄挿通するのを妨げない。
【0023】 しかし、上記基板4が上記コネクタ本体1内に正しく差し込まれていない場合 には、上記位置決め用ピン5は上記切り欠き7とは係合しないので、上記基板4 は上記位置決め用ピン5に邪魔されてしまうことになり、上記コネクタ本体1の 奥迄挿通することができなくなってしまう。
【0024】 すなわち、上記基板4を上記コネクタ本体1内に挿通する極性が間違っている 場合には、その挿通が阻止されるので、誤嵌合が防止され、常に正確な極性の嵌 合のみが行われることになる。
【0025】 このように、本実施例の誤嵌合防止機構付きコネクタは、コネクタ本体1の開 口端部に沿って複数個形成されている挿通孔6に位置決め用ピン5を嵌合保持す る際に、基板4に形成されている挿通孔6に応じて嵌合保持する位置を適宜選択 することにより、多数種類の基板4に対応させることができ、用意しなければな らないコネクタの種類を可及的に少なくすることができる。
【0026】 なお、上記実施例においては、挿通孔6をコネクタ本体1の開口端部に沿って 3個形成した例を示したが、形成する個数は2個でもよく、また、4個以上形成 するようにしてもよい。
【0027】 また、本実施例においては、上記位置決め用ピン5を嵌合保持するための挿通 孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3の両方を貫通して形成されている 例を示したが、上記挿通孔6は必ずしも上記一側の壁面2および他側の壁面3の 両方を貫通して形成する必要はない。
【0028】 例えば、図5の断面図に示すように、一側の壁面2のみに挿通孔6を形成する ようにしてもよい。
【0029】 また、上記挿通孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3のうち、何方か 一方のみに形成し、上記挿通孔6が形成されていない壁面には、挿通孔6を介し て差し込まれた位置決め用ピン5の先端部が係合する係合凹部8を形成するよう にしてもよい。 すなわち、図6の断面図に示すように、一側の壁面2には挿通孔6を形成し、 他側の壁面3には係合凹部8を形成するようにしてもよい。
【0030】 なお、上記実施例においては、イジェクトレバ−が設けられていないコネクタ に適用した例を示したが、本考案はイジェクトレバ−が設けられていいるコネク タにも良好に適用することができる。
【0031】
【考案の効果】
本考案は上述したように、表面および裏面のそれぞれに電気回路導体がそれぞ れ形成されていて、差し込む方向に極性を有する基板が嵌合されるコネクタにお いて、上記基板4が差し込まれる開口端部の近傍における一側の壁面2および他 側の壁面3に、上記誤嵌合防止用の切り欠き7が所定の位置となるように差し込 まれたときに、上記誤嵌合防止用の切り欠き7と係合して上記基板4の挿通を許 容する位置決め用ピン5を嵌合保持するための挿通孔6を上記開口端部に沿って 複数個形成したので、上記位置決め用ピン5を嵌合保持する挿通孔6を種々選択 するだけで多数種類の基板4に対応させるようにすることができ、用意しなけれ ばならないコネクタの種類を可及的に少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の誤嵌合防止機構付きコネクタ本体に基
板を差し込む様子を示す斜視図である。
【図2】誤嵌合防止機構付きコネクタ本体の正面図であ
る。
【図3】図2中のA−A線に沿う断面図である。
【図4】挿通孔6に位置決め用ピンを嵌合保持する様子
を示す断面図である。
【図5】第2の実施例の示す断面図である。
【図6】第3の実施例を示す断面図である。
【図7】従来の誤嵌合防止機構付きコネクタの一例を示
す図である。
【図8】従来の誤嵌合防止機構付きコネクタの一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 コネクタ本体 2 一側の壁面 3 他側の壁面 4 基板 5 位置決め用ピン 6 挿通孔 7 切り欠き 8 係合凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面および裏面のそれぞれに電気回路導
    体が形成されていて、上記電気回路導体の特性が表面お
    よび裏面で異なるようになされているとともに、その端
    部に誤嵌合防止用の切り欠きが形成されている基板が嵌
    合されるコネクタにおいて、 上記基板4が差し込まれる開口端部の近傍に、上記誤嵌
    合防止用の切り欠き7が所定の位置となるようにして上
    記基板4が正しく差し込まれたときに、上記誤嵌合防止
    用の切り欠き7と係合して上記基板4の挿通を許容する
    位置決め用ピン5を嵌合保持するための挿通孔6が上記
    開口端部に沿って複数個形成されていることを特徴とす
    る誤嵌合防止機構付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 上記位置決め用ピン5を嵌合保持するた
    めの挿通孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3
    の両方を貫通して形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の誤嵌合防止機構付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記位置決め用ピン5を嵌合保持するた
    めの挿通孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3
    のうち、何方か一方のみに形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の誤嵌合防止機構付きコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記位置決め用ピン5を嵌合保持するた
    めの挿通孔6は、上記一側の壁面2および他側の壁面3
    のうち、何方か一方のみに形成されていて、上記挿通孔
    6が形成されていない壁面には、挿通孔6に差し込まれ
    た位置決め用ピン5の先端部と係合する係合凹部8が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の誤嵌合
    防止機構付きコネクタ。
JP1994015670U 1994-11-25 1994-11-25 誤嵌合防止機構付きコネクタ Expired - Lifetime JP3012215U (ja)

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