JP3012160U - バッグ類 - Google Patents

バッグ類

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Publication number
JP3012160U
JP3012160U JP1994011589U JP1158994U JP3012160U JP 3012160 U JP3012160 U JP 3012160U JP 1994011589 U JP1994011589 U JP 1994011589U JP 1158994 U JP1158994 U JP 1158994U JP 3012160 U JP3012160 U JP 3012160U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
woven
bags
quality assurance
source
mark
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994011589U
Other languages
English (en)
Inventor
隆一 寺崎
金十郎 伊藤
Original Assignee
株式会社三線
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも表面材として織布が使用されてい
るバッグ類において、製造者又は販売者が明確であり、
且つ偽造及び変造が不可能である出所及び品質保証マー
クを有するバッグ類を提供すること。 【構成】 少なくとも表面材が織布から構成されるバッ
グ類において、該織布に任意の装飾模様と共に、該バッ
クの出所及び品質保証マークが同時に織り込まれている
ことを特徴とするバッグ類。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、織布製のバッグ類に関し、更に詳しくは出所及び品質保証マーク( 又はネーム)がバッグ類の表面材である布地に織り込まれているバッグ類に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、和装用バッグ、洋装用バッグ、手提げ鞄、手提げ袋等の袋物、各種機器 のケース類、サイフ、子物入れ等の如く、少なくとも表面材が織布で形成された 物入れ(以下バッグ類という)が広く使用されている。これらの各種バッグ類に は、夫々商標(マーク、ネーム等)等の出所及び品質保証マークが貼着或は印刷 されているが、貼着された出所及び品質保証マークは剥れやすく、又、偽造や変 造の対象にもなり易いという問題がある。
【0003】 又、印刷によって形成された出所及び品質保証マークは、印刷面が織布である 為にインキの滲みが避けられず、高級なバッグ類の意匠性を低下させるという問 題がある。又、この印刷による出所及び品質保証マークも、布地に印刷する為に 、品質の劣る布地に同一の出所及び品質保証マークが印刷されて偽造或は模造の 対象になり易い。
【0004】 更に出所及び品質保証マークを形成する方法として所謂刺繍があるが、この刺 繍による出所及び品質保証マークの付与は、複雑なもの程手間がかかるのみなら ず、同様に偽造或は変造の問題が避けられない。
【0005】
【考案が解決しようとしている問題点】
従って本考案の目的は、少なくとも表面材として織布が使用されているバッグ 類において、製造者又は販売者が明確であり、且つ偽造及び変造が不可能である 出所及び品質保証マークを有するバッグ類を提供することである。
【0006】
【問題点を解決する為の手段】
上記目的は以下の本考案によって達成される。即ち、本考案は、少なくとも表 面材が織布から構成されるバッグ類において、該織布に任意の装飾模様と共に、 該バックの出所及び品質保証マークが同時に織り込まれていることを特徴とする バッグ類である。
【0006】
【作用】
バッグ類の表面材を構成する織布を織成する際に、装飾模様を織り込むと同時 に出所及び品質保証マークを同時に織り込むことによって、織り込まれた出所及 び品質保証マークは、優れた出所及び品質保証マーク機能を発揮するとともに、 布地が特定の製造者或は販売者によるものであるので、従来の様な高級品の偽造 或は変造等の問題が生じることがない。
【0007】
【実施例】
次に図面に示す好ましい実施例を挙げて本考案を更に詳細に説明する。 図1に示す実施例は、和装婦人用の手提げバッグに本考案を適用した1例であ り、該バッグAは少なくとも表面材1が織布から構成されており、該織布1には 任意の装飾模様2と共に、該バックAの出所及び品質を保証するマーク3が同時 に織り込まれている。
【0008】 図2に示す実施例は、財布や化粧品等を収納保持する為の和装婦人用小物入れ に本考案を適用した例であり、上記実施例と同様に、該小物入れAは少なくとも 表面材1が織布から構成されており、該織布1には任意の装飾模様2と共に、該 小物入れAの出所及び品質を保証するマーク3が同時に織り込まれている。
【0009】 この様なバッグ類は、その表面材である布地を織成する際に同時に出所及び品 質保証マークが織り込まれているので、偽物の布地に同一の出所及び品質保証マ ークを形成することが出来ないので、偽造や変造が不可能であり、顧客は安心し て本物のみを購入することが出来る。
【0010】 織布に出所及び品質保証マークを織り込む方法は、例えば、特開昭64−68 541号公報に記載された方法によって行うことが出来る。該方法では、バッグ 類の表面材である織布の織成に際して、ある経糸(1)に組織する任意の色の緯 糸(2)に白又黒或は異なる色緯糸を、平織(3)と朱子織(4)又はそれらの 変化織とで一対の織物組織となし、濃淡の色表現を作製する方法である。
【0011】 上記方法を更に詳しく説明すると、該方法は、図3及び図4に示す様に、下記 の工程により行われる。 (a)画像処理コンピューターに出所及び品質保証マークと、その他、写真、印 刷物、絵柄、意匠図等の少なくとも1種をデジタル入力する。 (b)画像編集作業で色及び形状を整える。 (c)画像の色と経糸(1)及び緯糸(2)の色を対応させる。 (d)点描の画像に濃淡の色表現が出来る平織(3)と朱子織(4)又はそれら の変化織とで一対の織り物組織を作って当てはめる。 (e)その織り物データーにて紋紙を作製し、ジャカード織機にて点描の柄を織 る。又は直接コンピューター付紋織機にて点描の柄を織る。
【0012】 上記方法では、任意の絵柄を織布に織り込むことが出来るが、同時にその織り 込み時に出所及び品質保証マークを織り込んで、本考案のバッグ類の表面材とす る。バッグ類自体の作製方法は従来の方法と全く同様でよい。
【0013】 更に本考案では、上記の如くバッグ類に出所及び品質保証マークを付与するが 、バッグ類と同時に使用される表面材が織布製である草履等の履き物等にも同一 の出所及び品質保証マークを同様な方法で織り込むことが出来る。
【0014】
【効果】
以上の如き本考案によれば、優れた出所及び品質保証マーク機能を発揮すると ともに、布地そのものが特定の製造者或は販売者によるものであることが明らか であり、従来の様な高級品の偽造或は変造等の問題が生じることがないバッグ類 が提供される。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバッグ類の構成を説明する図。
【図2】本考案の小物入れの構成を説明する図。
【図3】本考案で使用する布地の作製方法を説明する
図。
【図4】本考案で使用する布地の作製方法を説明する
図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月13日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面材が織布から構成される
    バッグ類において、該織布に任意の装飾模様と共に、該
    バックの出所及び品質保証マークが同時に織り込まれて
    いることを特徴とするバッグ類。
  2. 【請求項2】 出所及び品質保証マークが、ある経糸
    (1)に組織する任意の色の緯糸(2)に白又黒或は異
    なる色緯糸を、平織(3)と朱子織(4)又はそれらの
    変化織とで一対の織物組織となし、濃淡の色表現を作製
    し、彩色又は濃淡調を点描で表現したものである請求項
    1に記載のバッグ類。
JP1994011589U 1994-08-25 1994-08-25 バッグ類 Expired - Lifetime JP3012160U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061136A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Graymist Enterprises Inc ナンタケットバスケット、及びそのオーナメント

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