JP3011951U - タンクコンテナ船 - Google Patents

タンクコンテナ船

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JP3011951U
JP3011951U JP1994016078U JP1607894U JP3011951U JP 3011951 U JP3011951 U JP 3011951U JP 1994016078 U JP1994016078 U JP 1994016078U JP 1607894 U JP1607894 U JP 1607894U JP 3011951 U JP3011951 U JP 3011951U
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JP
Japan
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tank
land
cargo
hull
truck
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JP1994016078U
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Inventor
哲朗 山田
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Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定規格単位の貨物いわゆるタンクコンテナ
として、船舶と陸上の固縛金物を共通にし、荷役効率の
向上を図ろうとするものである。 【構成】 上甲板1に必要最大限の個数のタンクコンテ
ナ3を積荷し、陸上又は船体付きクレーン11等の荷役
装置により、小量単位の貨物は、陸上のタンクローリー
用の台車12に積荷し、本来の船体付きタンク4の貨物
は船体設備により、陸上の備蓄タンク10に移送され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0010】
【産業上の利用分野】
この考案は、化学薬品運搬船および油槽船並びに陸上のタンクローリー車の荷 役に関するものである。
【0020】
【従来の技術】
従来、この種の考案は、皆無であり、化学薬品運搬船および油槽船の船体付き タンクからマニホールドを経由して、陸上のタンクローリー車に直接積み込むか 、または陸上の備蓄タンクに一旦移送し、陸上のタンクローリー車に積み込んで いた。
【0030】 近年は、化学薬品の精製工場の設備も向上し、最終製品を大量の単位で船舶に て運ぶようになっている。船舶と陸上のタンクローリー車の設備の比較をすると 、船舶のタンク容積は1タンク500〜1000klであり、ポンプ容量は20 0〜500kl/hrであり、配管口径150〜300Aの設備がされている。 また、陸上のタンクローリー車のタンク容積は1タンク10〜20klであり、 ポンプ容量は30kl/hrであり、配管口径は65A程度になっている。
【0040】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、船舶の設備は、大容量を扱うようになっており、 陸上のタンクローリー車に移送する場合は、別途小量ポンプ(30kl/hr程 度)とその配管が必要であるか、又は、既存ポンプの回転数を制御して移送して いた。しかし、本来の使用目的とことなり、別途作業となり、接岸している時間 が長くなり、ロスを生じていた。
【0050】 この考案は、従来の技術の有するこのような不十分な点に鑑みてなされたもの であり、その目的とするところは、一定規格単位の貨物として、荷役効率の向上 を図ろうとするものである。
【0060】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、上甲板に必要最大限の個数のタンク コンテナを積荷し、陸上又は船体付きクレーン等の荷役装置により、小量単位の 貨物は、陸上のタンクローリー用の台車に積荷し、本来の船体付きタンクの貨物 は船体設備により、陸上の備蓄タンクに移送される。また、必要に応じて、別途 の船舶設備により船体付きタンクから上甲板のコンテナタンクに移送することが できる。
【0070】
【作用】
この考案は、タンクコンテナを設けることにより、クレーン等の荷役装置で小 量単位の貨物を迅速に荷役することができる。
【0080】
【実施例】
実施例について、図面を用いて説明すると、図1、図2および図3に示すよう に、化学薬品運搬船および油槽船は積荷予定貨物に従って船体付きタンク4が区 分され、積荷貨物ごとに配管され、系統ごとにマニホールド5が両舷に設けられ 、貨物の揚げ降ろしを行うようになっている。
【0090】 化学薬品運搬船および油槽船の上甲板1上のビーム又は架台2にワンタッチ 操作の取り外し可能なタンクコンテナ3を必要最大限の個数積荷する。
【0100】 該タンクコンテナ3は陸上でも運搬可能な容量(10〜20kl)の規定寸法 とし、少なくとも下面の四隅には固縛金物又は固縛金物用の穴、例えばコンテナ 金物のツイストロック用の穴が設けられており、船体の固縛金物6によりビーム 2又は架台に枢着するようになっている。また、該四隅の固縛金物の間隔は規定 寸法とする。
【0110】 図2を用いて、本船の荷役について説明すると、船体付きの各タンク4の積み 卸は、船体に配管された荷役管7を経由して、マニホールド5から陸上のパイプ ライン8に荷役用ホース9で連結され、荷役管7及びパイプライン8のバルブ操 作により備蓄タンク間をを移送する。
【0120】 上甲板1のビーム2上に載せられたタンクコンテナ3は、クレーン11等によ って吊られ、陸上のタンクローリー用の台車12に載荷され、固縛金物で枢着す るようになっている。陸上のタンクローリー用の台車12の四隅には船体と同様 の固縛金物が設けられており、該四隅の固縛金物の間隔も船体と同様であり、規 定寸法となっている。
【0130】
【考案の効果】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 この考案は、タンクコンテナを積荷し、クレーン等の荷役装置により、小量単 位の貨物は、陸上のタンクローリー用の台車に積荷することにより、一定規格単 位の貨物となるので、荷役効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の船舶を側面図で略示したものであ
る。
【図2】この考案の船舶を平面図で略示したものであ
る。
【図3】この考案のタンクコンテナを拡大図で略示した
ものである。
【符号の説明】
1・・・上甲板 2・・・ビーム 3・・・タンクコンテナ 4・・・タンク 5・・・マニホールド 6・・・固縛金物 7・・・荷役管 8・・・パイプライン 9・・・荷役用ホース 10・・・備蓄タンク 11・・・クレーン 12・・・台車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学薬品運搬船および油槽船において、
    上甲板上のビーム又は架台に取り外し可能なタンクコン
    テナを積荷し、該タンクコンテナは規定寸法とし、少な
    くとも下面の四隅には固縛金物又は固縛金物用の穴が設
    けられており、船体の固縛金物によりビーム又は架台に
    枢着し、該四隅の固縛金物の間隔は規定寸法となってお
    り、陸上のタンクローリー用の台車の四隅には船体と同
    様の固縛金物が設けられており、該四隅の固縛金物の間
    隔も船体と同様であり、規定寸法となっており、クレー
    ン等でタンクコンテナを移動させることを特徴とするタ
    ンクコンテナ船。
JP1994016078U 1994-12-01 1994-12-01 タンクコンテナ船 Expired - Lifetime JP3011951U (ja)

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