JP3011841B2 - 送信電力制御回路 - Google Patents
送信電力制御回路Info
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- JP3011841B2 JP3011841B2 JP5276007A JP27600793A JP3011841B2 JP 3011841 B2 JP3011841 B2 JP 3011841B2 JP 5276007 A JP5276007 A JP 5276007A JP 27600793 A JP27600793 A JP 27600793A JP 3011841 B2 JP3011841 B2 JP 3011841B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送信機の送信電力制御回
路に関し、さらに詳細には送信終段電力増幅器の動作電
流を検出し、検出動作電流に基づいて送信電力の制御を
行う送信電力制御回路に関する。
路に関し、さらに詳細には送信終段電力増幅器の動作電
流を検出し、検出動作電流に基づいて送信電力の制御を
行う送信電力制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送信電力制御回路は図2に示すよ
うに、励振増幅器1の出力を可変減衰器10を介してバ
イポーラトランジスタからなるパワーモジュールで構成
される送信終段電力増幅器21に供給し、可変減衰器1
0からの出力を送信終段電力増幅器21によって電力増
幅し、ローパスフィルタ3を介して高域周波数を制限
し、ローパスフィルタ3の出力をアンテナに供給して送
信を行う。一方、電源B+から流れる送信終段電力増幅
器21の動作電流を抵抗R1に流すことにより検出し、
抵抗R1によって検出された動作電流に基づく電圧降下
と基準となる電圧との差を差動増幅器4によって増幅
し、差動増幅器4の出力を可変減衰器10に供給して、
差動増幅器4の出力に基づいて可変減衰器10の減衰量
を変化させて基準となる電圧に対応した送信電力に制御
している。
うに、励振増幅器1の出力を可変減衰器10を介してバ
イポーラトランジスタからなるパワーモジュールで構成
される送信終段電力増幅器21に供給し、可変減衰器1
0からの出力を送信終段電力増幅器21によって電力増
幅し、ローパスフィルタ3を介して高域周波数を制限
し、ローパスフィルタ3の出力をアンテナに供給して送
信を行う。一方、電源B+から流れる送信終段電力増幅
器21の動作電流を抵抗R1に流すことにより検出し、
抵抗R1によって検出された動作電流に基づく電圧降下
と基準となる電圧との差を差動増幅器4によって増幅
し、差動増幅器4の出力を可変減衰器10に供給して、
差動増幅器4の出力に基づいて可変減衰器10の減衰量
を変化させて基準となる電圧に対応した送信電力に制御
している。
【0003】この場合に、電源B+の電圧をツェナーダ
イオードD1および定電流回路5に印加してツェナー電
圧に定電圧化し、この定電圧化した電圧を可変抵抗VR
1と抵抗R9と抵抗R2との直列回路からなる分圧回路
12に印加し、バイポーラトランジスタQ2によって可
変抵抗VR1を選択的に短絡して、可変抵抗VR1と抵
抗R9とに印加される電圧を基準となる電圧として差動
増幅器4に供給している。
イオードD1および定電流回路5に印加してツェナー電
圧に定電圧化し、この定電圧化した電圧を可変抵抗VR
1と抵抗R9と抵抗R2との直列回路からなる分圧回路
12に印加し、バイポーラトランジスタQ2によって可
変抵抗VR1を選択的に短絡して、可変抵抗VR1と抵
抗R9とに印加される電圧を基準となる電圧として差動
増幅器4に供給している。
【0004】上記の従来の構成において、定格送信出力
時はHi/Lo端子を開放することによってバイポーラ
トランジスタQ2をオフ状態に制御して可変抵抗VR1
と抵抗R9とに印加される電圧を基準となる電圧とし、
低送信出力時はHi/Lo端子を低電位にすることによ
ってバイポーラトランジスタQ2をオン状態に制御して
可変抵抗VR1を短絡して抵抗R9に印加される電圧を
基準となる電圧としている。
時はHi/Lo端子を開放することによってバイポーラ
トランジスタQ2をオフ状態に制御して可変抵抗VR1
と抵抗R9とに印加される電圧を基準となる電圧とし、
低送信出力時はHi/Lo端子を低電位にすることによ
ってバイポーラトランジスタQ2をオン状態に制御して
可変抵抗VR1を短絡して抵抗R9に印加される電圧を
基準となる電圧としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、送信機を携帯
用とするとき等、電源電圧を電池から得るような場合に
電池の長寿命化のために前記低送信出力よりも極めて小
さい微小送信出力が望まれる。しかしながら、従来の送
信電力制御回路によるときは、バイポーラトランジスタ
Q2のオン抵抗が飽和電圧近傍では高くなって、可変抵
抗VR1を完全に短絡することができない。したがって
抵抗R9の抵抗値を小さくしても、分圧回路12の出力
電圧を、抵抗R1に流れる微小動作電流に対応する電圧
とすることができず、微小送信出力が大きくなるという
問題点があった。この結果、電池の消耗が早くなるとい
う問題が生じる。
用とするとき等、電源電圧を電池から得るような場合に
電池の長寿命化のために前記低送信出力よりも極めて小
さい微小送信出力が望まれる。しかしながら、従来の送
信電力制御回路によるときは、バイポーラトランジスタ
Q2のオン抵抗が飽和電圧近傍では高くなって、可変抵
抗VR1を完全に短絡することができない。したがって
抵抗R9の抵抗値を小さくしても、分圧回路12の出力
電圧を、抵抗R1に流れる微小動作電流に対応する電圧
とすることができず、微小送信出力が大きくなるという
問題点があった。この結果、電池の消耗が早くなるとい
う問題が生じる。
【0006】そこで、微小送信出力を得るために高周波
スイッチ6〜8および直流スイッチ9を設けて、微小送
信出力時には高周波スイッチ6および7をオン状態に制
御し、高周波スイッチ8および直流スイッチ9をオフ状
態に制御して、送信終段電力増幅器21の出力を遮断
し、送信終段電力増幅器21の出力に代わって励振増幅
器1の出力をローパスフィルタ3に導くと共に、送信終
段電力増幅器21のバイアス電圧を遮断することで対処
している。このため高周波スイッチ6〜8および直流ス
イッチ9からなる付加回路が必要となる問題点があっ
た。この結果、高価になると共に、実装空間が大きくな
るという問題が生ずる。
スイッチ6〜8および直流スイッチ9を設けて、微小送
信出力時には高周波スイッチ6および7をオン状態に制
御し、高周波スイッチ8および直流スイッチ9をオフ状
態に制御して、送信終段電力増幅器21の出力を遮断
し、送信終段電力増幅器21の出力に代わって励振増幅
器1の出力をローパスフィルタ3に導くと共に、送信終
段電力増幅器21のバイアス電圧を遮断することで対処
している。このため高周波スイッチ6〜8および直流ス
イッチ9からなる付加回路が必要となる問題点があっ
た。この結果、高価になると共に、実装空間が大きくな
るという問題が生ずる。
【0007】本発明は、簡単な構成で微小送信出力に対
応する電圧に基準となる電圧が設定できて、微小送信出
力にまで制御することができる送信電力制御回路を提供
することを目的とする。
応する電圧に基準となる電圧が設定できて、微小送信出
力にまで制御することができる送信電力制御回路を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の送信電力制御回
路は、第1のユニポーラトランジスタを増幅素子とする
送信終段電力増幅器の動作電流が通電される動作電流検
出用抵抗と、定格送信出力時における動作電流によって
動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と等しい電圧を
出力する分圧回路と、分圧回路を構成する抵抗の一部を
選択的に短絡しかつ短絡中は定格送信出力より低い所定
送信出力時における動作電流によって動作電流検出用抵
抗に発生する電圧降下と等しい電圧を分圧回路から出力
させるための第2のユニポーラトランジスタと、動作電
流検出用抵抗に発生する電圧降下と分圧回路の出力電圧
との差を検出しかつ該差に基づく電圧を第1のユニポー
ラトランジスタのバイアス電圧として供給する差検出手
段とを備え、定格送信出力のときは第2のユニポーラト
ランジスタをオフ状態に制御し、所定送信出力のときは
第2のユニポーラトランジスタをオン状態に制御して送
信出力を制御することを特徴とする。
路は、第1のユニポーラトランジスタを増幅素子とする
送信終段電力増幅器の動作電流が通電される動作電流検
出用抵抗と、定格送信出力時における動作電流によって
動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と等しい電圧を
出力する分圧回路と、分圧回路を構成する抵抗の一部を
選択的に短絡しかつ短絡中は定格送信出力より低い所定
送信出力時における動作電流によって動作電流検出用抵
抗に発生する電圧降下と等しい電圧を分圧回路から出力
させるための第2のユニポーラトランジスタと、動作電
流検出用抵抗に発生する電圧降下と分圧回路の出力電圧
との差を検出しかつ該差に基づく電圧を第1のユニポー
ラトランジスタのバイアス電圧として供給する差検出手
段とを備え、定格送信出力のときは第2のユニポーラト
ランジスタをオフ状態に制御し、所定送信出力のときは
第2のユニポーラトランジスタをオン状態に制御して送
信出力を制御することを特徴とする。
【0009】本発明の送信電力制御回路は、制御信号に
基づいて励振入力のレベルを制御するレベル制御手段
と、バイポーラトランジスタを増幅素子としてレベル制
御手段からの出力を増幅する送信終段電力増幅器の動作
電流が通電される動作電流検出用抵抗と、定格送信出力
の時における動作電流によって動作電流検出用抵抗に発
生する電圧降下と等しい電圧を出力する分圧回路と、分
圧回路を構成する抵抗の一部を選択的に短絡しかつ短絡
中は定格送信出力より低い所定送信出力時における動作
電流によって動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と
等しい電圧を分圧回路から出力させるためのユニポーラ
トランジスタと、動作電流検出用抵抗に発生する電圧降
下と分圧回路の出力電圧との差を検出しかつ該差に基づ
く信号をレベル制御手段の制御信号として供給する差検
出手段とを備え、定格送信出力のときはユニポーラトラ
ンジスタをオフ状態に制御し、所定送信出力のときはユ
ニポーラトランジスタをオン状態に制御して送信出力を
制御することを特徴とする。
基づいて励振入力のレベルを制御するレベル制御手段
と、バイポーラトランジスタを増幅素子としてレベル制
御手段からの出力を増幅する送信終段電力増幅器の動作
電流が通電される動作電流検出用抵抗と、定格送信出力
の時における動作電流によって動作電流検出用抵抗に発
生する電圧降下と等しい電圧を出力する分圧回路と、分
圧回路を構成する抵抗の一部を選択的に短絡しかつ短絡
中は定格送信出力より低い所定送信出力時における動作
電流によって動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と
等しい電圧を分圧回路から出力させるためのユニポーラ
トランジスタと、動作電流検出用抵抗に発生する電圧降
下と分圧回路の出力電圧との差を検出しかつ該差に基づ
く信号をレベル制御手段の制御信号として供給する差検
出手段とを備え、定格送信出力のときはユニポーラトラ
ンジスタをオフ状態に制御し、所定送信出力のときはユ
ニポーラトランジスタをオン状態に制御して送信出力を
制御することを特徴とする。
【0010】本発明の送信電力制御回路は、レベル制御
手段が、制御信号によって利得が制御される可変増幅
器、または減衰量が制御される可変減衰器であることを
特徴とする。
手段が、制御信号によって利得が制御される可変増幅
器、または減衰量が制御される可変減衰器であることを
特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の送信電力制御回路は、定格送信出力の
ときは分圧回路を構成する抵抗を短絡させるユニポーラ
トタンジスタはオフ状態に制御されて、分圧回路の出力
電圧は、定格送信出力時における動作電流検出用抵抗の
電圧降下と一致し、送信出力は定格送信出力に制御され
る。所定送信出力のときは分圧回路を構成する抵抗を短
絡させるユニポーラトタンジスタはオン状態に制御され
て、分圧回路の出力電圧は、所定送信出力時における動
作電流検出用抵抗の電圧降下と一致し、送信出力は所定
送信出力に制御される。
ときは分圧回路を構成する抵抗を短絡させるユニポーラ
トタンジスタはオフ状態に制御されて、分圧回路の出力
電圧は、定格送信出力時における動作電流検出用抵抗の
電圧降下と一致し、送信出力は定格送信出力に制御され
る。所定送信出力のときは分圧回路を構成する抵抗を短
絡させるユニポーラトタンジスタはオン状態に制御され
て、分圧回路の出力電圧は、所定送信出力時における動
作電流検出用抵抗の電圧降下と一致し、送信出力は所定
送信出力に制御される。
【0012】この場合にユニポーラトランジスタのオン
抵抗は低く、ユニポーラトランジスタによって短絡され
る抵抗はほぼ完全に短絡された状態となって、所定送信
出力が微小送信出力であっても、所定送信出力時におけ
る分圧回路の出力電圧は、所定送信出力時における動作
電流検出用抵抗の電圧降下に一致する電圧とすることが
できる。
抵抗は低く、ユニポーラトランジスタによって短絡され
る抵抗はほぼ完全に短絡された状態となって、所定送信
出力が微小送信出力であっても、所定送信出力時におけ
る分圧回路の出力電圧は、所定送信出力時における動作
電流検出用抵抗の電圧降下に一致する電圧とすることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であり、定
格送信出力、低送信出力および微小送信出力の3段階に
送信出力を制御する場合を例示している。
は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であり、定
格送信出力、低送信出力および微小送信出力の3段階に
送信出力を制御する場合を例示している。
【0014】本実施例において、励振入力を励振増幅器
1によって増幅し、励振増幅器1の出力をMOSFET
からなるパワーモジュールで構成された送信終段電力増
幅器2に供給して電力増幅し、ローパスフィルタ3を介
してアンテナに供給して送信を行う。一方、送信終段電
力増幅器2を構成するMOSFETのドレイン電流、す
なわち送信終段電力増幅器2の動作電流を抵抗R1に流
すことにより検出し、抵抗R1によって検出された動作
電流に基づく電圧と基準電圧との差を差動増幅器4によ
って増幅し、差動増幅器4の出力を反転しバイアス電圧
として送信終段電力増幅器2を構成するMOSFETの
ゲートに印加して、送信電力を制御する。
1によって増幅し、励振増幅器1の出力をMOSFET
からなるパワーモジュールで構成された送信終段電力増
幅器2に供給して電力増幅し、ローパスフィルタ3を介
してアンテナに供給して送信を行う。一方、送信終段電
力増幅器2を構成するMOSFETのドレイン電流、す
なわち送信終段電力増幅器2の動作電流を抵抗R1に流
すことにより検出し、抵抗R1によって検出された動作
電流に基づく電圧と基準電圧との差を差動増幅器4によ
って増幅し、差動増幅器4の出力を反転しバイアス電圧
として送信終段電力増幅器2を構成するMOSFETの
ゲートに印加して、送信電力を制御する。
【0015】電源B+の電圧をツェナーダイオードD1
および定電流回路5に印加してツェナー電圧に定電圧化
し、この定電圧化した電圧を抵抗8、可変抵抗VR1、
抵抗R9および抵抗R2の直列回路からなる分圧回路1
1に印加し、バイポーラトランジスタQ2によって抵抗
8と可変抵抗VR1との直列回路を選択的に短絡して、
抵抗8と可変抵抗VR1と抵抗R9との直列回路に印加
される電圧を基準となる電圧として差動増幅器4に供給
している。
および定電流回路5に印加してツェナー電圧に定電圧化
し、この定電圧化した電圧を抵抗8、可変抵抗VR1、
抵抗R9および抵抗R2の直列回路からなる分圧回路1
1に印加し、バイポーラトランジスタQ2によって抵抗
8と可変抵抗VR1との直列回路を選択的に短絡して、
抵抗8と可変抵抗VR1と抵抗R9との直列回路に印加
される電圧を基準となる電圧として差動増幅器4に供給
している。
【0016】さらにまた、可変抵抗VR1と抵抗9との
直列回路をPチャンネルのMOSFETQ3によって選
択的に短絡するように構成してある。なお。抵抗R7は
MOSFETQ3のバイアス抵抗である。ここで、定格
送信出力の場合にはHi/Lo端子およびEL端子を開
放状態に、低送信出力の場合にはHi/Lo端子を低電
位におよびEL端子を開放状態に、微小送信出力の場合
にはHi/Lo端子を開放状態におよびEL端子を低電
位状態にそれぞれ制御する。
直列回路をPチャンネルのMOSFETQ3によって選
択的に短絡するように構成してある。なお。抵抗R7は
MOSFETQ3のバイアス抵抗である。ここで、定格
送信出力の場合にはHi/Lo端子およびEL端子を開
放状態に、低送信出力の場合にはHi/Lo端子を低電
位におよびEL端子を開放状態に、微小送信出力の場合
にはHi/Lo端子を開放状態におよびEL端子を低電
位状態にそれぞれ制御する。
【0017】上記のように構成した本実施例の送信電力
制御回路の作用について説明する。まず、定格送信出力
時にはHi/Lo端子およびEL端子が開放状態に制御
される。したがって、バイポーラトランジスタQ2およ
びMOSFETQ3は共にオフ状態に制御される。この
結果、ツェナーダイオードD1によって得られた定電圧
が分圧回路11において分圧されて、抵抗8と可変抵抗
VR1と抵抗R9との直列回路に印加される電圧が基準
となる電圧として差動増幅器4に印加される。
制御回路の作用について説明する。まず、定格送信出力
時にはHi/Lo端子およびEL端子が開放状態に制御
される。したがって、バイポーラトランジスタQ2およ
びMOSFETQ3は共にオフ状態に制御される。この
結果、ツェナーダイオードD1によって得られた定電圧
が分圧回路11において分圧されて、抵抗8と可変抵抗
VR1と抵抗R9との直列回路に印加される電圧が基準
となる電圧として差動増幅器4に印加される。
【0018】そこで、抵抗R1に流れる電流による電圧
降下が抵抗8と可変抵抗VR1と抵抗R9との直列回路
に印加される電圧との差に基づく差動増幅器4からの出
力電圧が反転されて、送信終段電力増幅器2を構成する
MOSFETのゲートにバイアス電圧として印加され、
抵抗R1に流れる電流による電圧降下が抵抗8と可変抵
抗VR1と抵抗R9との直列回路に印加される電圧とな
るように送信終段電力増幅器2が制御される。この結
果、送信電力は定格送信電力に制御される。
降下が抵抗8と可変抵抗VR1と抵抗R9との直列回路
に印加される電圧との差に基づく差動増幅器4からの出
力電圧が反転されて、送信終段電力増幅器2を構成する
MOSFETのゲートにバイアス電圧として印加され、
抵抗R1に流れる電流による電圧降下が抵抗8と可変抵
抗VR1と抵抗R9との直列回路に印加される電圧とな
るように送信終段電力増幅器2が制御される。この結
果、送信電力は定格送信電力に制御される。
【0019】なお、この場合、分圧回路11の出力電圧
が定格送信出力時における抵抗R1の電圧降下と等しく
なるように、抵抗R2、R8、可変抵抗VR1、抵抗R
9の抵抗値が設定してある。
が定格送信出力時における抵抗R1の電圧降下と等しく
なるように、抵抗R2、R8、可変抵抗VR1、抵抗R
9の抵抗値が設定してある。
【0020】低送信出力の場合にはHi/Lo端子が低
電位におよびEL端子が開放状態に制御される。したが
って、バイポーラトランジスタQ2はオン状態におよび
MOSFETQ3はオフ状態に制御される。この結果、
抵抗8と可変抵抗VR1との直列回路がバイポーラトラ
ンジスタQ2によって短絡され、ツェナーダイオードD
1によって得られた定電圧が抵抗R2と抵抗R9とによ
って分圧され、抵抗R9に印加される電圧が基準となる
電圧として差動増幅器4に印加される。
電位におよびEL端子が開放状態に制御される。したが
って、バイポーラトランジスタQ2はオン状態におよび
MOSFETQ3はオフ状態に制御される。この結果、
抵抗8と可変抵抗VR1との直列回路がバイポーラトラ
ンジスタQ2によって短絡され、ツェナーダイオードD
1によって得られた定電圧が抵抗R2と抵抗R9とによ
って分圧され、抵抗R9に印加される電圧が基準となる
電圧として差動増幅器4に印加される。
【0021】そこで、抵抗R1に流れる電流による電圧
降下が抵抗R9に印加される電圧との差に基づく差動増
幅器4からの出力電圧が反転されて、送信終段電力増幅
器2を構成するMOSFETのゲートにバイアス電圧と
して印加され、抵抗R1に流れる電流による電圧降下が
抵抗R9に印加される電圧となるように送信終段電力増
幅器2が制御される。この結果、送信電力は低送信電力
に制御される。
降下が抵抗R9に印加される電圧との差に基づく差動増
幅器4からの出力電圧が反転されて、送信終段電力増幅
器2を構成するMOSFETのゲートにバイアス電圧と
して印加され、抵抗R1に流れる電流による電圧降下が
抵抗R9に印加される電圧となるように送信終段電力増
幅器2が制御される。この結果、送信電力は低送信電力
に制御される。
【0022】なお、この場合、分圧回路11の出力電圧
が低送信出力時における抵抗R1の電圧降下と等しくな
るように、抵抗R2、抵抗R9の抵抗値が設定してあ
る。
が低送信出力時における抵抗R1の電圧降下と等しくな
るように、抵抗R2、抵抗R9の抵抗値が設定してあ
る。
【0023】微小送信出力の場合にはHi/Lo端子が
開放状態におよびEL端子が低電位状態に制御される。
したがって、バイポーラトランジスタQ2はオフ状態に
制御され、かつMOSFETQ3はオン状態に制御され
る。この結果、抵抗9と可変抵抗VR1との直列回路が
MOSFETQ3によって短絡され、ツェナーダイオー
ドD1によって得られた定電圧が抵抗R2と抵抗R8と
によって分圧され、抵抗R8に印加される電圧が基準と
なる電圧として差動増幅器4に印加される。
開放状態におよびEL端子が低電位状態に制御される。
したがって、バイポーラトランジスタQ2はオフ状態に
制御され、かつMOSFETQ3はオン状態に制御され
る。この結果、抵抗9と可変抵抗VR1との直列回路が
MOSFETQ3によって短絡され、ツェナーダイオー
ドD1によって得られた定電圧が抵抗R2と抵抗R8と
によって分圧され、抵抗R8に印加される電圧が基準と
なる電圧として差動増幅器4に印加される。
【0024】そこで、抵抗R1に流れる電流による電圧
降下が抵抗R8に印加される電圧との差に基づく差動増
幅器4からの出力電圧が反転されて、送信終段電力増幅
器2を構成するMOSFETのゲートにバイアス電圧と
して印加され、抵抗R1に流れる電流による電圧降下が
抵抗R8に印加される電圧となるように送信終段電力増
幅器2が制御される。この結果、送信電力は微小送信電
力に制御される。
降下が抵抗R8に印加される電圧との差に基づく差動増
幅器4からの出力電圧が反転されて、送信終段電力増幅
器2を構成するMOSFETのゲートにバイアス電圧と
して印加され、抵抗R1に流れる電流による電圧降下が
抵抗R8に印加される電圧となるように送信終段電力増
幅器2が制御される。この結果、送信電力は微小送信電
力に制御される。
【0025】微小送信出力の場合には、MOSFETQ
3のオン抵抗は小さく、かつバイポーラトランジスタQ
2はオフ状態であるためバイポーラトランジスタQ2の
オン抵抗に影響されず、上記のようにMOSFETQ3
によって抵抗9と可変抵抗VR1が短絡されて基準とな
る電圧を抵抗R8による分圧電圧とすることができ、抵
抗R2、R8の抵抗値を設定することによって、抵抗R
1に流れる微小動作電流に対応する基準となる電圧を得
ることができることになる。したがって、従来必要とし
た付加回路を必要とせず、微小送信出力に制御すること
ができる。
3のオン抵抗は小さく、かつバイポーラトランジスタQ
2はオフ状態であるためバイポーラトランジスタQ2の
オン抵抗に影響されず、上記のようにMOSFETQ3
によって抵抗9と可変抵抗VR1が短絡されて基準とな
る電圧を抵抗R8による分圧電圧とすることができ、抵
抗R2、R8の抵抗値を設定することによって、抵抗R
1に流れる微小動作電流に対応する基準となる電圧を得
ることができることになる。したがって、従来必要とし
た付加回路を必要とせず、微小送信出力に制御すること
ができる。
【0026】なお、上記した一実施例において差動増幅
器4の出力電圧を送信終段電力増幅器2にバイアス電圧
として供給することによって制御するのは、MOSFE
Tからなる送信終段電力増幅器2はバイアス電圧によっ
て出力を0にまで制御できるためである。
器4の出力電圧を送信終段電力増幅器2にバイアス電圧
として供給することによって制御するのは、MOSFE
Tからなる送信終段電力増幅器2はバイアス電圧によっ
て出力を0にまで制御できるためである。
【0027】また、抵抗R9を可変抵抗とすれば、低送
信電力を可変とすることができる。
信電力を可変とすることができる。
【0028】なお、上記した一実施例において、定格送
信出力、低送信出力および微小送信出力の3段階に送信
出力を制御する場合を例示した。定格送信出力と微小送
信出力のの2段階に送信出力を制御する場合は、前記一
実施例の分圧回路11に代わって、分圧回路12を設け
て、分圧回路12における可変抵抗VR1をMOSFE
Tによって微小送信出力時に短絡するように構成すれ
ば、MOSFETのオン抵抗が小さいために抵抗R9の
抵抗値を小さく設定することによって、差動増幅器4に
供給される基準となる電圧としての分圧回路12の出力
電圧を、微小送信出力時における抵抗R1に生ずる電圧
降下と等しくすることができる。
信出力、低送信出力および微小送信出力の3段階に送信
出力を制御する場合を例示した。定格送信出力と微小送
信出力のの2段階に送信出力を制御する場合は、前記一
実施例の分圧回路11に代わって、分圧回路12を設け
て、分圧回路12における可変抵抗VR1をMOSFE
Tによって微小送信出力時に短絡するように構成すれ
ば、MOSFETのオン抵抗が小さいために抵抗R9の
抵抗値を小さく設定することによって、差動増幅器4に
供給される基準となる電圧としての分圧回路12の出力
電圧を、微小送信出力時における抵抗R1に生ずる電圧
降下と等しくすることができる。
【0029】さらに、送信終段電力増幅器2に代わっ
て、送信終段電力増幅器を21とすることもできる。こ
の場合は、差動増幅器4の出力を反転して可変減衰器1
0に制御電圧として供給し、差動増幅器4の出力に基づ
いて減衰量を制御する。また、微小送信出力に対応する
電圧を分圧回路11、12から出力することができるた
め、高周波スイッチ6〜8および直流スイッチ9による
付加回路は不要となる。また、可変減衰器10を除去
し、かつ励振増幅器1を利得可変増幅器とし、分圧回路
11の出力が供給された差動増幅器4の出力を反転して
利得可変増幅器の利得制御電圧として供給し、差動増幅
器4の出力に基づいて利得を制御するようにしてもよ
い。
て、送信終段電力増幅器を21とすることもできる。こ
の場合は、差動増幅器4の出力を反転して可変減衰器1
0に制御電圧として供給し、差動増幅器4の出力に基づ
いて減衰量を制御する。また、微小送信出力に対応する
電圧を分圧回路11、12から出力することができるた
め、高周波スイッチ6〜8および直流スイッチ9による
付加回路は不要となる。また、可変減衰器10を除去
し、かつ励振増幅器1を利得可変増幅器とし、分圧回路
11の出力が供給された差動増幅器4の出力を反転して
利得可変増幅器の利得制御電圧として供給し、差動増幅
器4の出力に基づいて利得を制御するようにしてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の送信電力制御
回路によれば、定格送信出力時における動作電流によっ
て動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と等しい電圧
を出力する分圧回路を構成する抵抗の一部を選択的に短
絡しかつ短絡中は定格送信出力より低い所定送信出力時
における動作電流によって動作電流検出用抵抗に発生す
る電圧降下と等しい電圧を分圧回路から出力させるため
のトランジスタをユニポーラトランジスタとしたため、
オン抵抗は低く、分圧回路からの出力電圧を、所定送信
出力が微小送信出力であっても、所定送信出力に対応す
る動作電流検出用抵抗の電圧降下に等しい電圧が得ら
れ、この結果、微小送信出力を低く押さえることができ
る。
回路によれば、定格送信出力時における動作電流によっ
て動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と等しい電圧
を出力する分圧回路を構成する抵抗の一部を選択的に短
絡しかつ短絡中は定格送信出力より低い所定送信出力時
における動作電流によって動作電流検出用抵抗に発生す
る電圧降下と等しい電圧を分圧回路から出力させるため
のトランジスタをユニポーラトランジスタとしたため、
オン抵抗は低く、分圧回路からの出力電圧を、所定送信
出力が微小送信出力であっても、所定送信出力に対応す
る動作電流検出用抵抗の電圧降下に等しい電圧が得ら
れ、この結果、微小送信出力を低く押さえることができ
る。
【0031】このため、従来必要とした付加回路が不要
となって実装空間が減少し、かつ簡単な構成で送信終段
電力増幅器から定格送信出力、定格送信出力より低い所
定送信出力を得ることができる効果が得られる。
となって実装空間が減少し、かつ簡単な構成で送信終段
電力増幅器から定格送信出力、定格送信出力より低い所
定送信出力を得ることができる効果が得られる。
【0032】さらに、送信終段電力増幅器にユニポーラ
トランジスタを用いたときは、バイアス電圧の制御のよ
って出力をほぼ0にまで制御できるため、差検出手段の
出力をバイアス電圧とすることができて、可変減衰器お
よび可変増幅器などが不要となる効果がある。
トランジスタを用いたときは、バイアス電圧の制御のよ
って出力をほぼ0にまで制御できるため、差検出手段の
出力をバイアス電圧とすることができて、可変減衰器お
よび可変増幅器などが不要となる効果がある。
【0033】さらに、送信終段電力増幅器にバイポーラ
トランジスタを用いているときにおいても、分圧回路を
構成する一部の抵抗を選択的に短絡するトランジスタを
ユニポーラトランジスタすることによって、微小送信出
力に制御できるために、従来の送信電力制御回路を容易
に改造することができる効果もある。
トランジスタを用いているときにおいても、分圧回路を
構成する一部の抵抗を選択的に短絡するトランジスタを
ユニポーラトランジスタすることによって、微小送信出
力に制御できるために、従来の送信電力制御回路を容易
に改造することができる効果もある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来例の送信電力制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1 励振増幅器 2および21 送信終段電力増幅器 4 差動増幅器 11 分圧回路 Q2 バイポーラトランジスタ Q3 MOSFET
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−80015(JP,A) 特開 昭61−121537(JP,A) 特開 平4−154321(JP,A) 特開 平3−62740(JP,A) 特開 平1−233814(JP,A) 特開 平3−154430(JP,A) 実開 昭59−106236(JP,U) 実開 平1−103927(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/04
Claims (4)
- 【請求項1】 第1のユニポーラトランジスタを増幅素
子とする送信終段電力増幅器の動作電流が通電される動
作電流検出用抵抗と、定格送信出力時における動作電流
によって動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と等し
い電圧を出力する分圧回路と、分圧回路を構成する抵抗
の一部を選択的に短絡しかつ短絡中は定格送信出力より
低い所定送信出力時における動作電流によって動作電流
検出用抵抗に発生する電圧降下と等しい電圧を分圧回路
から出力させるための第2のユニポーラトランジスタ
と、動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と分圧回路
の出力電圧との差を検出しかつ該差に基づく電圧を第1
のユニポーラトランジスタのバイアス電圧として供給す
る差検出手段とを備え、定格送信出力のときは第2のユ
ニポーラトランジスタをオフ状態に制御し、所定送信出
力のときは第2のユニポーラトランジスタをオン状態に
制御して送信出力を制御することを特徴とする送信電力
制御回路。 - 【請求項2】 制御信号に基づいて励振入力のレベルを
制御するレベル制御手段と、バイポーラトランジスタを
増幅素子としてレベル制御手段からの出力を増幅する送
信終段電力増幅器の動作電流が通電される動作電流検出
用抵抗と、定格送信出力の時における動作電流によって
動作電流検出用抵抗に発生する電圧降下と等しい電圧を
出力する分圧回路と、分圧回路を構成する抵抗の一部を
選択的に短絡しかつ短絡中は定格送信出力より低い所定
送信出力時における動作電流によって動作電流検出用抵
抗に発生する電圧降下と等しい電圧を分圧回路から出力
させるためのユニポーラトランジスタと、動作電流検出
用抵抗に発生する電圧降下と分圧回路の出力電圧との差
を検出しかつ該差に基づく信号をレベル制御手段の制御
信号として供給する差検出手段とを備え、定格送信出力
のときはユニポーラトランジスタをオフ状態に制御し、
所定送信出力のときはユニポーラトランジスタをオン状
態に制御して送信出力を制御することを特徴とする送信
電力制御回路。 - 【請求項3】 請求項2記載の送信電力制御回路におい
て、レベル制御手段は制御信号によって利得が制御され
る可変増幅器であることを特徴とする送信電力制御回
路。 - 【請求項4】 請求項2記載の送信電力制御回路におい
て、レベル制御手段は制御信号によって減衰量が制御さ
れる可変減衰器であることを特徴とする送信電力制御回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276007A JP3011841B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 送信電力制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276007A JP3011841B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 送信電力制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111465A JPH07111465A (ja) | 1995-04-25 |
JP3011841B2 true JP3011841B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=17563485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5276007A Expired - Fee Related JP3011841B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 送信電力制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011841B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5276007A patent/JP3011841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07111465A (ja) | 1995-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |