JP3011470U - うちわ - Google Patents

うちわ

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JP3011470U
JP3011470U JP1994015519U JP1551994U JP3011470U JP 3011470 U JP3011470 U JP 3011470U JP 1994015519 U JP1994015519 U JP 1994015519U JP 1551994 U JP1551994 U JP 1551994U JP 3011470 U JP3011470 U JP 3011470U
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JP
Japan
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fan
reflection sheet
light
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JP1994015519U
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Inventor
文彦 細谷
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株式会社ニーズ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のうちわの基本構造を変えずに、扇面に
貼付する素材に全く新しいものを用いて、これまでとは
異なる斬新なデザインを施すことを可能とし、新しい需
要を掘り起こす。 【構成】 扇面2の少なくとも一部に蛍光顔料を含む塗
料を塗布するかまたは反射シート3を貼付したことを特
徴とするうちわ1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、斬新なデザインを施すことを可能にしたうちわに関する。
【0002】
【従来の技術】
わが国で広く使用されているうちわは、竹またはプラスチック製の骨に紙を中 心とした軽量のシート材料を貼付した扇面と把持用の柄の部分とからなる簡単な 構造を有し、扇面には自由な図柄が施されるが、基本的には清涼感のある図柄が 印刷により施されるのが通常である。とくに、うちわは大量生産により安価に供 給することが求められる商品であるため、扇面に貼付するシート材料としてはた いていの場合紙が使用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のうちわそのものの構造を変えることなく、うちわの扇面を、 単なる図柄の印刷のみまたは印刷の場合にも普通の印刷インキによる印刷による のではなく、今までに用いられなかった新しい素材を用いて、これまでとは異な るデザイン感、親近感の創成を可能とし、これにより新しい使用層を掘り起こし て需要を喚起することができるうちわを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のうちわは、扇面の少なくとも一部に蛍光顔料を含む塗料(以下「蛍光 塗料」という)を塗布しまたは反射シートを貼付したことを特徴とするうちわで ある。すなわち、前記蛍光塗料の塗布または反射シートの貼付は、扇面の表及び 又は裏の全面に施してもよいし、図柄との関係でその一部であってもよい。 全面に塗布または貼付する場合としては、表の面に通常の図柄を付し、裏の全 面に螢光塗料を塗布しまたは反射シートを貼着して、全面での光反射の独特の効 果を狙うことができる。また、本考案において前記蛍光塗料の塗布は、刷毛塗り やスプレーなどによる塗布のみを意味するものではなく、蛍光塗料をインキとし て用いこれを印刷によって扇面の図柄として施す場合を含むものである。 本考案において蛍光顔料とは、光の照射を受けたときこれに応じて光を発する 顔料物質をいうが、本考案においては、光の照射を停止したあとにも相当時間発 光を続ける畜光顔料および外部からの光の照射がなくても発光する自然発光顔料 を含めて呼ぶものとする。これら蛍光顔料の実例としては、バリウム、ストロン チウム、カドミウムなどの硫化物および珪酸亜鉛などの基本物質に、微量の銅、 銀,ビスマス,マンガンなどの活性剤を混合して高温に加熱して製造した無機系 の蛍光顔料と、有機系の蛍光染料を縮合系合成樹脂中に固定した有機系の蛍光顔 料とを挙げることができる。本考案では、これらのいずれも使用することができ る。 本考案において反射シートとは、光の照射を受けたときこの光を照射された方 向に反射するシート状の製品をいい、同じ「反射シート」の名称で、道路標識、 ガードレールなどの道路付属物、または夜間や暗所における災害防止のための施 設や作業者の外衣などに貼着して広く使用されているものをそのまま用いること ができる。
【0005】
【作用】
本考案のうちわは、扇面の少なくとも一部に蛍光塗料を塗布するかまたは反射 シートを貼付したため、うちわの表裏面にこれまでとは異質の図柄やデザインを 付したり、それらの一部のデザイン効果を強調したりすることができる。
【0006】
【実施例】
次に本考案を実施例により説明する。 図1は、本考案うちわ1の一実施例の正面図を示したものであり、うちわ1は 扇面2および柄34りなり、扇面2には本例の場合つゆくさと螢の絵が描かれて いる。そして、螢の尻の部分のうしろに大きめの円形の反射シート3が貼付され ており、うちわの扇面の角度を種々変えたとき照射される光の角度に応じてその 光を反射するため、螢が発光している様子をリアルに感じ取ることができる。反 射シートは明るくない場所のほうが人の目にその反射効果が際立って感じ取られ る特徴があり、本例のうちわも多少暗い場所で用いたときその反射効果をよく発 揮する。なお、反射シートとしては、紀和化学工業(株)製の商品名「キワライ ト」の黄色シートを円形に切り抜いて使用した。
【0007】 図2は、この反射シートの断面構造の代表例を示したものである。図示される とおり、反射シート3は、表面フィルム12とバインダー層13との間に多数の 微小ガラスビーズ14が挟持されており、バインダー層13の下に接着層15を 介して剥離紙16が設けられている。この反射シート3への入射光Aは、図示さ れたように表面フィルム12、ガラスビーズ14およびバインダー層13の順に 透過しつつ各々の層で屈折し、バインダー層13と接着層15との界面である反 射層17で反射し、再びバインダー層13、ガラスビーズ14および表面フィル ム12の順に通過しつつ各々の層で屈折して出射光Bとして出射する。このとき 入射光Aと出射光Bとはほぼ平行になるように設計されており、反射シート3に 照射された光は、反射シート3への光の入射角θの大小によらず光の照射された 方向に強く出射する性質を持っている。また、通常表面フィルム12とバインダ ー層13は色材により着色されており、出射光はここを通過して同じ色に着色さ れる。さらに、反射シート3は、裏面が剥離紙16になっているため、うちわ扇 面部分の骨に自由に貼付することができる。
【0008】 また、上記のほか、扇面2の全面に反射シート3を貼付してもよく、扇面2の 一部の(例えば、半分とか、中央部のみなど)に自由なデザインで貼付してもよ い。
【0009】
【考案の効果】
本考案のうちわは、従来のうちわの構造は全く変えずに、扇面に貼付する素材 として今までに用いられなかった新しい素材を用いたことにより、扇面にこれま でとは異なる斬新なデザインを施すことが可能となり、これにより需要を喚起す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案うちわの一実施例の正面図である。
【図2】本考案に使用する反射シートの断面構造の代表
例である。
【符号の説明】
1 うちわ 2 扇面 3 反射シート 4 柄

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扇面の少なくとも一部に蛍光顔料を含む塗
    料を塗布しまたは反射シートを貼付したことを特徴とす
    るうちわ。
  2. 【請求項2】前期蛍光顔料を含む塗料の塗布または反射
    シートの貼付が、扇面の表及び又は裏の全面に施された
    ことを特徴とする請求項1記載のうちわ。
JP1994015519U 1994-11-22 1994-11-22 うちわ Expired - Lifetime JP3011470U (ja)

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