JP3011318U - 缶類用キヤリ−ボ−ド - Google Patents

缶類用キヤリ−ボ−ド

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JP3011318U
JP3011318U JP1994010310U JP1031094U JP3011318U JP 3011318 U JP3011318 U JP 3011318U JP 1994010310 U JP1994010310 U JP 1994010310U JP 1031094 U JP1031094 U JP 1031094U JP 3011318 U JP3011318 U JP 3011318U
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JP
Japan
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cans
main body
carrier board
edge
projecting edge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994010310U
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English (en)
Inventor
真寛 川田
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Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶ビ−ル、ジユ−ス缶、ジユ−スびん、清涼
飲料缶等(以下缶類とい)を複数個まとめて携帯、搬
送、収納、陳列をするのに使用されるキヤリ−ボ−ドに
関する。 【構成】 原紙からなるブランク1の本体部2に、缶類
4の頂部の突縁5が通過しうる直径の円形の開口3を複
数箇設け、これら開口3の内周の全周に亘つて、前記突
縁5に下側から係止される耳片6を突設し、前記本体部
2の外周には、下方へ折り曲げ互いに接着することによ
り、垂下包囲縁18を形成し、また前記本体部2の上面
に、合成樹脂フイルム26を貼設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は缶ビ−ル、ジユ−ス缶、ジユ−スびん、清涼飲料缶等(以下缶類と い)を複数個まとめて携帯、搬送、収納、陳列をするのに使用されるキヤリ−ボ −ドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種キヤリ−ボ−ドとしては、種々の提案がなされているが、内容物充 填後の缶類の送り工程の途中において、複数個の缶類を同時にしかも確実にまと めて把持させるに適したキヤリ−ボ−ドは得られていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ここにおいてこの考案は、複数個の缶類を一挙動でまとめて把持することがで き、キヤリ−ボ−ドを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1に記載の缶類のキヤリ−ボ−ドによれば、原紙からなるブ ランクの本体部に、缶類の頂部の突縁が通過しうる直径の円形の開口を複数箇設 け、これら開口の内周の全周に亘つて、前記突縁に下側から係止される耳片を突 設し、前記本体部の外周には、下方へ折り曲げ互いに接着することにより、垂下 包囲縁を形成してなる。
【0005】 この考案の請求項2に記載の缶類のキヤリ−ボ−ドによれば、原紙からなるブ ランクの本体部に、缶類の頂部の突縁が通過しうる直径の円形の開口を複数箇設 け、これら開口の内周の全周に亘つて、前記突縁に下側から係止される耳片を突 設し、前記本体部の外周には、下方へ折り曲げ互いに接着することにより、垂下 包囲縁を形成し、かつ前記本体部の上面に合成樹脂フイルムを貼設してなる。
【0006】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例のキヤリ−ボ−ドを構成すべき、原紙からなるブラ ンク1の展開図であつて、長方形をなす本体部2に、図示の実施例では六個の円 形の開口3が形成されており、これらの開口3の直径は把持すべき缶類4の頂部 の突縁(玉縁)5(図3参照)が通過しうる寸法とする。
【0007】 前記開口3の内周には、全周的に多数の耳片6を突設し、これら突耳6は前記 缶類4の前記突縁5の下側から係止される寸法のものとする。この場合、前記開 口3の内周と突耳6との間にミシン目を入れるなどして、これら耳片6を屈曲し やすいように脆弱部7を形成してもよい。
【0008】 前記本体部2の中央部の二個所には、切り込み8,9を設けることによつて、 前記本体部2に後述するように缶類4を把持したあと、持ち運びに際して、指を かけることができるようにしている。
【0009】 前記本体部2の四周には、縁片10,11,12,13を連設し、縁片10, 11には、これらと隣り合う縁片12,13に対する接着片14,15,16, 17を延設している。これら縁片10,11,12,13を下方へ折り曲げ、前 記接着片14,15,16,17を、相対する縁片12,13に接着することに より、全周的な垂下包囲縁18(図3参照)を形成する。なお図に19,20, 21,22は形成した垂下包囲縁18をフラツトな状態に折りたたむための折曲 縁であるが、垂下包囲縁18を包装ライン上で形成する場合には、キヤリ−ボ− ド23を運搬する必要がないため、これらの折曲縁は不要である。
【0010】 上記のようにして構成されたキヤリ−ボ−ド23は、図2に示すように搬送体 24上を搬送される缶類4に対して、搬送路25を介して逐次冠せられ、かつ押 込み部材26によつて、押し込まれるのであつて、このようにして缶類4をまと めて把持した状態を、図3に示す。実用上、前記開口3の間隔は、把持された缶 類4がほぼ密接した状態で把持されるようにするのが望ましい。なお前記垂下包 囲縁18は前記搬送路25を通り過ぎて、缶類4上に冠装された時点で、互いに 接着されて垂下包囲縁18を形成するようにしてもよい。
【0011】 上記した実施例のキヤリ−ボ−ド23は、その上面が開放されているが、図4 及び図5に示す実施例では、前記本体部2の上面に、高密度ポリエチレンフイル ムのような合成樹脂フイルム26を貼着するものとし、このようにすることによ つて、搬送中又は保管中に、缶類の頂面にほこりがかぶるのを阻止できるもので ある。その他の構造及び機能は前記実施例におけると同時であるので説明は省略 する。
【0012】 上述の各実施例では、把持すべき缶類が六個である場合について説明したが、 その数は六個に限られるものではなく、必要に応じて任意複数の缶類に対するキ ヤリ−ボ−ドとして利用でき、また前記開口の直径も、把持すべき缶類の種類、 大きさによつて適宜変更可能である。
【0013】
【考案の効果】
この考案の上述の構造のキヤリ−ボ−ドを採用することによつて、複数個の缶 類をまとめて把持する作業を、迅速かつ確実に実施できるものであつて、包装作 業に要する手間と時間を、大幅に縮減できるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の原紙製ブランクの展開図
である。
【図2】この考案のキヤリ−ボ−ドを缶類に冠着する工
程の説明図である。
【図3】上記実施例においてキヤリ−ボ−ドで缶類を把
持した状態を示す図である。
【図4】この考案の他の実施例におけるキヤリ−ボ−ド
の展開図である。
【図5】図4に示す実施例において、キヤリ−ボ−ドで
缶類を把持した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ブランク 2 本体部 3 開口 4 缶類 5 突縁 6 突耳 18 垂下包囲縁 26 合成樹脂フイルム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原紙からなるブランクの本体部に、缶類
    の頂部の突縁が通過しうる直径の円形の開口を複数箇設
    け、これら開口の内周の全周に亘つて、前記突縁に下側
    から係止される耳片を突設し、前記本体部の外周には、
    下方へ折り曲げ互いに接着することにより、垂下包囲縁
    を形成してなる缶類用キヤリ−ボ−ド。
  2. 【請求項2】 原紙からなるブランクの本体部に、缶類
    の頂部の突縁が通過しうる直径の円形の開口を複数箇設
    け、これら開口の内周の全周に亘つて、前記突縁に下側
    から係止される耳片を突設し、前記本体部の外周には、
    下方へ折り曲げ互いに接着することにより、垂下包囲縁
    を形成し、かつ前記本体部の上面に、合成樹脂フイルム
    を貼設してなる缶類用キヤリ−ボ−ド。
JP1994010310U 1994-07-29 1994-07-29 缶類用キヤリ−ボ−ド Expired - Lifetime JP3011318U (ja)

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