JP3102493U - 飲料ボトル運搬用保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料用ボトルへの着脱が極めて容易になり、しかも各構成部位に突出する部分がなく平板状を成した構成となり、僅かなスペースでも大量に収納することが可能な飲料ボトル運搬用保持具の提供を目的とする。
【解決手段】把手板体10に飲料ボトルPの首部P1を挿入せしめる係止孔11を設ける。該係止孔11に係止した飲料ボトルPを持ち上げるために手指を挿入する把手孔12を設ける。係止孔11の直径を前記飲料ボトルPの首部P1に装着したキャップQの下方から側面にかけて斜めに係止する長さに設定する。前記把手孔12を持ち上げたときに前記把手板体10が傾斜して前記係止孔11に前記飲料ボトルPが吊り下がるように設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、ペットボトルや瓶などの飲料ボトルを複数本運搬する際に用いる飲料ボトル運搬用保持具に関する。
ペットボトルや瓶などの飲料用ボトルを複数本運搬する際に用いるこの種の保持具として、特許文献1や、特許文献2記載された運搬用保持具がある。特許文献1の保持具は、ペットボトルを複数本まとめて保持運搬する為に、薄板状の本体部1に飲食料用ボトルの顎部の径にほぼ等しい孔を適宜間隔で複数個形成している。そして、該孔の周縁から外方に向けて放射状の切り込みを設けてボトルの鍔部を支承する保持部が形成され、更に手提げハンドルを取り付けたものである。
特許文献2の保持具は、特許文献1を改良したもので、複数本のボトルをまとめて吊り下ろす場合の強度を確保する為に、薄板状の本体部に飲食料用合成樹脂製ボトルの頸部の径よりも大きい孔を適宜間隔で複数個形成している。そして、該孔の周縁から内方に向けて放射方向に複数の舌片状の保持片を全体が花びら状になるように突出し、ボトルの頸部に装着したキャップの下方部で前記頸部に形成されている鍔部を下方から支承する保持部を形成し、更に手提げハンドルを取り付けたものである。
一方、特許文献3には、バーコード等のラベルを付すための展開可能な面を有するビン等の容器用のパッケージが記載されている。このパッケージは、複数の容器と、ポリマー材料の単一シートから作られたキャリアと、別体シートから作られた把手とから成るパッケージである。
特開平10−147366号公報 特開2000−289770号公報 特開平7−315429号公報
特許文献1や特許文献2記載された運搬用保持具は、いずれも放射状の切り込みを設けてボトルの鍔部に嵌合する保持部を形成し、この保持部にボトルの首部を強制的に挿入し、切り込み状の保持部とボトルの鍔部とを係合させるものである。その為、ボトルから運搬用保持具を取外す場合は、放射状に設けた保持部をボトルの鍔部から一つずつ外す必要があり、ボトルから運搬用保持具を取外す場合に多くの手間を要するものであった。
一方、特許文献3に記載されたパッケージは、ポリマー材料の単一シートでキャリアを形成し、また、別体シートで把手を形成するもので、一つのパッケージを形成するのに多くの製造工程を要するものであった。また、キャリアと把手の連結部分は、異種材料の連結手段となるため、連結強度に課題を残していた。
更に、特許文献1乃至3に記載された運搬用保持具やパッケージは、いずれも把手部分や収納部分など、各構成部材が突出した形状を成している。例えば、特許文献1、2における保持部や、特許文献3におけるキャリア自体の構成などである。その為、これらの構成が収納時に嵩張るものとなっている。したがって、これらの運搬用保持具類を数多く準備する場合は、多くの収納スペースを要するものになっていた。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、飲料用ボトルへの着脱が極めて容易になり、しかも各構成に突出する部分がなく全体が平板状を成した構成となり、僅かなスペースでも大量に収納することが可能な飲料ボトル運搬用保持具の提供を目的とするものである。
本考案の第1の手段は、飲料ボトルPの首部P1を挿入せしめる係止孔11と、該係止孔11に係止した飲料ボトルPを持ち上げるために手指を挿入する把手孔12とを把手板体10に設けた飲料ボトル運搬用保持具において、前記係止孔11の直径を前記飲料ボトルPの首部P1に装着したキャップQの下方から側面にかけて斜めに係止する長さに設定し、前記把手孔12を持ち上げたときに前記把手板体10が傾斜して前記係止孔11に前記飲料ボトルPが吊り下がるように設けたことにある。
第2の手段は、前記飲料ボトルPをペットボトルとし、前記係止はキャップQの下方で張り出すぺットボトルの顎部P2下端とキャップQ側面とに係止する直径に設定する。
第3の手段は、前記把手板体10を板紙製とし、該把手板体10を二つ折り自在に設けた把手板体10の中央部に前記把手孔12を設け、該把手孔12の両側に複数の係止孔11を対象形状に形成し、前記飲料ボトルPの重量に合わせて該係止孔11を単体で使用し又は重ねて使用するように設けている。
第4の手段において、前記係止孔11は、前記把手板体10を二つ折りに重ねた前記把手板体10に僅かに位置をずらして開穿する。
第5の手段の前記把手孔12は、該把手孔12の一側縁部から延長された把手片13を設けたことを課題解消のための手段とする。
本考案の請求項1、2により、把手孔12を持ち上げたときに前記把手板体10が傾斜して前記係止孔11に前記飲料ボトルPが吊り下がるように設けているので、飲料ボトルPの首部P1を把手板体10の係止孔11に挿通させるだけの操作で簡単に吊り下げることが可能になる。また、使用後においても把手板体10を水平に戻すのみで容易に取外すことができる。
しかも、本考案把手の各構成に突出部分がなく、全体的に平板状を成しているので、極めてコンパクトな構成となり、僅かなスペースでも大量に準備収納することが可能になっている。
そして、請求項3により、紙製の把手板体10でも支持強度を高めることが可能である。更に、飲料ボトルPの重量に合わせて該係止孔11を単体で使用し又は重ねて使用するように設けているので、軽量の飲料ボトルPを多数本支持する場合や、重量のある飲料ボトルPを数本支持する場合も1枚の把手板体10で使い分けることが可能になる。
また、請求項4により、把手板体10を二つ折りに重ねた前記把手板体10に、係止孔11を僅かに位置をずらして開穿しているので、より確実な係合状態が得られる。
更に、請求項5により、把手孔12の一側縁部から把手片13を設けているので、把手板体10の把手孔12に手指を係止して飲料ボトルPを吊下げたときに、手指に掛かる荷重を把手片13に分散し、極めて持ちやすい把手孔12を提供できる。
このように本考案によると、飲料用ボトルへの着脱が極めて容易になり、しかも僅かな突出部分も必要なくコンパクトな構成となり、僅かなスペースでも大量に準備収納することも可能になり、飲料ボトルPの重量で使い分けることができるなどといった種々の効果を奏するものである。
本考案によると、係止孔11の直径を前記飲料ボトルPの首部P1に装着したキャップQの下端と側面とに斜めに係止する長さに設定する。前記把手孔12を持ち上げたときに前記把手板体10が傾斜して前記係止孔11に前記飲料ボトルPが吊り下がるように設ける。二つ折り自在に設けた前記把手板体10の中央部に設け、該把手孔12の両側に複数の係止孔11を対象形状に形成する。前記飲料ボトルPの重量に合わせて該係止孔11を単体で使用し又は重ねて使用するように設けることで当初の目的を達成する。
本考案は、複数本のペットボトルや瓶など飲料ボトルPの首部に係止して運搬するもので、把手板体10に係止孔11と把手孔12を設けた構造を成している(図1参照)。
把手板体10は、板紙、プラスチックなど飲料ボトルPを支持する強度を有するあらゆる材質で形成可能であるが、特に加工性、廃棄処理適性、コストなどの観点から板紙材の使用が好適である。また、図1及び図2に示す如く、二つ折りに重ねて支持強度を高めて使用することができる。この場合、該把手板体10を二つ折りに重ねた状態で係止孔11と把手孔12とを開穿する。
また、把手板体10を1枚で使用することも可能である(図3参照)。1枚で使用する方法では、より多くの飲料ボトルPを同時に吊下げることが可能になる。
いずれの使用方法においても、把手孔12を持ち上げたときに把手板体10が傾斜し、係止孔11に飲料ボトルPが吊り下がるように設けている(図2、図3参照)。
係止孔11は、飲料ボトルPの首部P1を挿入せしめる孔で、飲料ボトルPを吊り下げる際に、飲料ボトルPの首部P1に装着したキャップQの下端と側面とに斜めに係止する直径に設定している(図1、図2参照)。飲料ボトルPがペットボトルの場合、キャップQの下方で顎部P2が張り出しているので、該係止孔11の直径を、ぺットボトルの顎部P2下端とキャップQ側面とに係止する長さに設定する。
また、二つ折りに重ねた前記把手板体10に係止孔11を設ける際に、重ねる係止孔11の位置を僅かにずらして開穿することで、より確実な係合状態が得られる。これは、重ねた係止孔11が夫々僅かに異なる位置でキャップQの下端部や側面に係止すると係止位置が4点支持となり、一つの係止孔11で支持する2点支持に比べてより確実な係合状態になることによる。図7に示す係止孔11は、把手板体10を折り畳む折込線14からの距離X、Yを変えて係止孔11を設けている。
把手板体10に設ける係止孔11の数は任意に設定するものである。例えば図4に示す実施例は、把手板体10に4本の飲料ボトルPを係止し又は把手板体10を二つ折りにして2本の飲料ボトルPを係止するタイプを示している。また、図5(イ)、(ロ)、(ハ)に示す如く、6本又は3本の飲料ボトルPを係止するタイプや、図6に示す如く、二つ折りにして4本の飲料ボトルPを係止するタイプなど任意に変更することができる。
図6(イ)、(ロ)に示す把手板体10は、把手孔12を設けた中央の折込線14を介して把手板体10を二つ折りにする他、左右の折込線15から夫々折り込むことも可能になっている。更に、同図(ロ)に示す把手板体10には、折込線15の一部に切込み16を設けてあり、この切込み16に景品などを装着できるようにしている。
把手孔12は、該係止孔11に係止した飲料ボトルPを持ち上げるために手指を挿入する孔である。この把手孔12を、前記係止孔11と並べて設けることで、把手孔12を持ち上げたときに把手板体10が傾斜し、係止孔11に飲料ボトルPが吊り下がる状態になる(図1乃至3参照)。
把手孔12の一側縁部から把手片13を延長している(図4参照)。この把手片13は、飲料ボトルPを吊下げたときに、手指に掛かる荷重を把手片13に分散せしめるものである(図1参照)。図示の把手片13は、把手板体10を打ち抜いて把手孔12を形成する際に、打ち抜いた部分を残して把手片13としている。この把手片13を使用する場合は、把手孔12の周囲縁部に把手片13を巻き付けるようにして用いることで、把手孔12に挿入した手当たり部分の感触を和らげるものである。
図示例の把手孔12は、二つ折り自在に設けた前記把手板体10の中央部に設けてある。この場合、一方の把手孔12に把手片13を設けている(図4参照)。また、両方の把手孔12に把手片13を設けることも可能である。
本考案の使用方法として、把手孔12の両側に対象形状に形成した複数の係止孔11に夫々軽量の飲料ボトルPを係止する場合、把手孔12の両側で把手板体10が傾斜して夫々飲料ボトルPを吊下げる(図3参照)。また、重量のある飲料ボトルPを吊り下げるには、把手板体10を二つ折りにして係止孔11を重ねた状態とし、この係止孔11に飲料ボトルPを吊り下げるものである(図1、図2参照)。
尚、本考案の実施例は図示例に限られるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲での設計変更、材質の置換、対象となる飲料ボトルの種類などは任意に変更できるものである。
本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案の一使用例を示す側面図である。 本考案の他の使用例を示す側面図である。 本考案の一実施例を示す平面図である。 本考案の他の実施例を示す平面図である。 本考案の他の実施例を示す平面図である。 本考案の係止孔を示す要部平面図である。
符号の説明
P 飲料ボトル
P1 首部
P2 顎部
Q キャップ
10 把手板体
11 係止孔
12 把手孔
13 把手片
14 折込線
15 折込線
16 切込み

Claims (5)

  1. 飲料ボトルの首部を挿入せしめる複数の係止孔と、該係止孔に係止した飲料ボトルを持ち上げるために手指を挿入する把手孔とを把手板体に設けた飲料ボトル運搬用保持具において、前記係止孔の直径を前記飲料ボトルの首部に装着したキャップの下方から側面にかけて斜めに係止する長さに設定し、前記把手孔を持ち上げたときに前記把手板体が傾斜して前記係止孔に前記飲料ボトルが吊り下がるように設けたことを特徴とする飲料ボトル運搬用保持具。
  2. 前記飲料ボトルをペットボトルとし、前記係止孔はキャップの下方で張り出すぺットボトルの顎部下端とキャップ側面とに係止する直径に設定した請求項1記載の飲料ボトル運搬用保持具。
  3. 前記把手板体は板紙製とし、該把手板体を二つ折り自在に設けた把手板体の中央部に前記把手孔を設け、該把手孔の両側に複数の係止孔を対象形状に形成し、前記飲料ボトルの重量に合わせて該係止孔を単体で使用し又は重ねて使用するように設けた請求孔1又は2記載の飲料ボトル運搬用保持具。
  4. 前記係止孔は、前記把手板体を二つ折りに重ねた前記把手板体に僅かに位置をずらして開穿した請求項3記載の飲料ボトル運搬用保持具。
  5. 前記把手孔は、該把手孔の一側縁部から延長された把手片を設けた請求項1乃至4いずれか記載の飲料ボトル運搬用保持具。
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