JP3010997U - 空気圧調整装置の潤滑油霧化系統 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運動する空気に恒常的に高品質の潤滑機能を
持たせ、並びに圧力降下及び汚染を最低程度に減らす、
空気圧調整装置の潤滑油霧化系統。 【構成】 本考案の提供する空気圧調整装置の潤滑油霧
化系統は、特に独立構造の可変ブレード装置と整流キャ
ビンを組み合わせたものとされ、空気圧縮機の後ろの気
動工具機械前の空気圧調整装置中の給油器機体１内に応
用される装置とし、空気圧調整装置の潤滑油の給油器機
体１内に吸入される量を調節するのに用いられ、且つ機
体に進入する空気をこれをもって整流、導流の後、均速
で２喉式ノズルを通過させ、潤滑油を吸い出させて予め
霧化して細緻な混合油ガスとし、さらには運動する空気
に高品質の潤滑機能を持たせ、並びに圧力降下と汚染を
最低程度に減らす。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、一種の空気圧調整装置の潤滑油霧化系統に関し、特に独立構造の可 変ブレード装置と整流キャビンを組み合わせたものに関し、キャビン体及び内室 を高倍率で拡大し、多元導流構造を収容し、独立設置の可変ブレードカバー及び ツースロート式ノズルの霧化効果を組合せ、これにより空気に輸送運動状態にあ る時、恒常的に高品質の潤滑機能を保持させ、並びに圧力降下及び汚染を最低程 度まで減らすものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

気圧で作動する機械は必ず空気圧縮機により高圧空気を提供される必要がある 。圧縮空気は若干の外来物質、例えば、水滴、塵埃、圧縮機の油渣、錆やスケー ル等により汚染されて気圧の制御が干渉される場合がある。このため、各汚染物 質を除去する設備を用いて気圧部品の正常操作を保証する必要がある。この設備 は、通常は空気圧縮機の後ろ、気圧で作動する工具機械の前に取り付けられる空 気圧調整装置である。

【０００３】 早期の空気圧調整装置は、管継手Ｃで調圧機体Ｂ、濾過機体Ａ及び給油器機体 １を連結して一体とした（図１２参照）スリーインワン様式のものである。現在 の比較的進歩した空気圧調整装置は、空気清浄器と調圧弁を一体とし、これを濾 過調圧機体とし、並びに給油器機体と結合して一体とした、いわゆるツーインワ ン様式（図１１参照）のものである。これらはいずれも、空気を先ず濾過、調圧 機体を経た後、さらに給油器機体に進入させ、その調整を一貫して行うものであ った。また、濾過、調圧機体内部に設けられた濾過設備及び調圧機構を圧縮空気 が通過することで、汚染物並びに水分を濾除し、並びに気流を調整して穏流状態 とした後、給油器機体に入れ、給油器機体が潤滑油を供給して圧縮空気と混合霧 化した後、気圧工具機械中に進入させて使用に供していた。

【０００４】 周知の給油器機体の構造は、機体の下端に一つの潤滑油を盛る油杯を設け、上 端には調油装置を設け、調油装置に連接する一つの導油管を設けて並びに油杯の 潤滑油中に伸入させ、且つ調油装置に油路を延設して予め機体内室に設けられた ノズルに連通させ、調油装置により油杯内の潤滑油が内室に吸入される量を制御 するものであった。これはベンチュリー管の原理を利用し、圧縮空気をベンチュ リー管の開口、即ちノズルの油路の開口を流れる時、空気噴口後面の圧力とベン チュリー管の最も狭い断面の間の圧力差を利用し、容器内の潤滑油を吸い出させ て空気と混合し、霧化した油ガスを形成して気動工具機械に進入させるものであ った。

【０００５】 図１１に示されるように、従来の給油器機体内のノズルの形態は、ワンスロー ト式であり、一体成形のねじ座の内径後方に一つの単一円形管のノズルを接続す るものであった。並びにノズル側壁に一つの油管を連接し、潤滑油を該油管で吸 い出して空気と混合し、霧化の油ガスを形成し、また潤滑油が滑らかに空気がノ ズルを通過刷るときに吸い出されるように、必ず圧縮空気を引導して潤滑油を盛 った油杯内に進入させる必要があった。このため、杯体内の圧力を機体内室圧力 より大きくし、別にノズル前に機体に固定されたブレードを設け、ブレードが僅 かに保留する有限の空隙を空気に通過させ、ブレードの空気に対する部分的な阻 止を利用し、圧縮空気を水平通道のホールから杯体中に進入させていた。しかし 、この従来の給油器機体の構造は以下のような欠点を有していた： １．鋳型による成形は、容易に突き出すことができるように、伝統的な給油器 機体の接続口径及び内室はいずれも同じ円径とされ、且つ同一の小穴径の内室に ブレードとノズルが設けられているため、空気が内室の水平通道を流動する時容 易に大量に圧力降下現象を発生し、且つ流体は放物線を描いた運動を行い、小径 管路内壁に拘束で衝突する結果、うず、乱流を発生しやすく、空気供給の安定性 に影響を与え、油霧の分化降下も不良となり、油料が有効に潤滑に利用されず損 失され、容易に汚染を発生した。 ２．伝統的な給油器機体は、その接続口管のねじ部と内室が一体成形により製 造され、鋳造原理による突き出しの制限を受け、内室は僅かしか室口より小さく できず、流体が内室内で運動するときの圧力降下が続くほか、内室中に多くの構 造を設けることができず、このため伝統的な給油器機体内のブレードとノズルは 同一の所に設けられ、よって空圧管路中に応用される役割を十分に発揮できなか った。また接続口径のねじ部は工業上の統一規格にに属し、随意に変更すること ができず、以上により、今日に至るまで空気圧調整装置の機能は理想的なものと はいえなかった。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主な目的は、空気圧調整装置において、独立構造の可変ブレード装置 に整流キャビンを組み合わせた潤滑油霧化系統を提供し、それは、給油器機体内 部の水平通道の始端と末端を機体ボデーの接続口径より高倍率で拡大し（管のね じ部の接続口径を分けて製造した組合せ式ねじ座とし）、多元導流形態の内室を 組合せ、円形同心重畳状の外喉部と内喉部の２喉形態を呈するノズルを設け、内 喉部を外喉部の進気口の外に突出させ、及び水平通道進口にブレードカバーを独 立設置し、もって多元導流構造を構成するものとし、よって圧縮空気に該ブレー ドカバーとノズルを通過させる時にさらに良好な整流効果を持たせ、同時に潤滑 油の霧化をさらに細緻、完全とし、且つ更に高い流量比を達成することである。

【０００７】 本考案のもう一つの目的は、空気圧調整装置において、独立構造の可変ブレー ド装置に整流キャビンを組み合わせた潤滑油霧化系統を提供し、それは、一つの 多元導流平行通路を独立設置し、円形進口及び方形出口並びに内円錐面を有する ブレードカバーを水平通道前端に設け、その方形出口の斜角は円形進口の直径に 対応させ、且つ方形出口には２側で相対する弾性軟質ブレードを設け、ブレード カバーの側壁には一つの杯内の気門に通じるホールを設け、給油器機体のノズル 前方に套設する時に、通入する圧縮空気を部分的に阻止し、潤滑油を盛った杯体 内に引導して杯内の圧力を増加し、これにより潤滑油をベンチュリー管の原理に より順調に吸い出して霧化するものとし、よって運動する空気に恒常的に高品質 の潤滑機能を保持させ、並びに圧力降下及び汚染を最低程度に減らすことである 。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

本考案は、空気圧調整装置における、独立構造の可変ブレード装置と整流キャ ビンを組み合わせた、一種の空気圧調整装置の潤滑油霧化系統であり、 給油器機体内に一つのノズルが設けられ、該ノズルには一つの導油管が潤滑油 の杯体において設けられ、並びに進気穴において導流ブレードが設けられ、圧縮 空気が該導流ブレード及びノズルを通過する時、潤滑油杯体内の潤滑油が吸い出 されて混合され霧化油ガスとされてさらに気圧工具機械或いは設備に送られるの に供され、その特徴は、 該給油器機体の給油器機体の管との接続部は、独立に製造されて組合せられた ねじ座とされ、その内室は接続口径より高倍率で拡大されて内に多元導流構造を 設置し、該内室の進気穴管道は外から内に円形を漸次縮小して方形とされ、且つ 方形の対角線のサイズは円形の進気口の直径に対応し、また進気口が円形を呈し て出気口が方形を呈し並びに上記進気穴内管道に対応するブレードカバーが設け られ、該ブレードカバーは直接該進気穴内に嵌め入れられ、該ブレードカバーの 出気口には二つの相対し且つ弾性を有する２つのブレードが一体に設けられ、側 壁にはホールが設けられて以て注油穴内の気門に組み合わせられ、このような独 立設置のブレードカバーの方式により給油器機体が製造時において、水平通道の 内室が接続口径より高倍率で拡大された流道に形成され、気流に蓄圧機能を持た せ、且つ円錐形のブレードカバーにより圧縮空気を潤滑油杯体に導入し、増圧し 、圧縮空気がノズルを通過する時に潤滑油を順調に吸出させ、 該ノズルは円形で同心を有する外喉部と内喉部から構成される２喉形態とされ 、該内喉部はリブにより外喉部の内面に固定され且つ外喉部の進気口外に突出し 、該外喉部の出気口は比較的大きなラッパ状の穴とされ、進気口の内縁は円弧状 面に形成され、且つ内喉部の管道形態は進気口から出気口へと次第に大きくなる 円錐穴とされ、内喉部上方のリブには油穴が設けられて導油管と連通し、これに より、圧縮空気が該ノズルを通過する時、潤滑油を吸入し、並びに内喉部、外喉 部を通過した後に気流はさらに平均されて霧化効果がさらに良好となり、上述の 多元導流整流内室が組み合わせられて、運動する空気が完全に霧化され恒常的に 高品質の潤滑機能を保持し、並びに圧力降下及び汚染を減少し、且つさらに高い 流量比を達成する。

【０００９】

【作用】

本考案の提供する空気圧調整装置の潤滑油霧化系統は、特に独立構造の可変ブ レード装置と整流キャビンを組み合わせたものとされ、空気圧縮機の後ろの気動 工具機械前の空気圧調整装置中の給油器機体１内に応用される装置とし、空気圧 調整装置の潤滑油の給油器機体１内に吸入される量を調節するのに用いられ、且 つ機体に進入する空気をこれをもって整流、導流の後、均速で２喉式ノズルを通 過させ、潤滑油を吸い出させて予め霧化して細緻な混合油ガスとし、さらには運 動する空気に高品質の潤滑機能を持たせ、並びに圧力降下と汚染を最低程度に減 らす。

【００１０】

【実施例】

図１に示されるように、本考案の提供する空気圧調整装置の潤滑油霧化系統は 、特に独立構造の可変ブレード装置と整流キャビンを組み合わせたものとされ、 空気圧縮機の後ろの気動工具機械前の空気圧調整装置中の給油器機体１内に応用 される装置とし、空気圧調整装置の潤滑油の給油器機体１内に吸入される量を調 節するのに用いられ、且つ機体に進入する空気をこれをもって整流、導流の後、 均速で２喉式ノズルを通過させ、潤滑油を吸い出させて予め霧化して細緻な混合 油ガスとし、さらには運動する空気に高品質の潤滑機能を持たせ、並びに圧力降 下と汚染を最低程度に減らすのに供される。

【００１１】 図２、３に示されるように、本考案の給油器機体１の上面には一つの雌ねじ１ ０と一つの注油穴１１が設けられ、雌ねじ１０の底面には一つの入油穴１０１が 設けられ、該雌ねじ１０には一つの調油装置４が取り付けられ、また雌ねじ１０ の底面側辺には一つの導油管１０２が設けられ、該導油管１０２の下端には一つ の油管５１が連接されて給油器機体１下端の油杯５に伸入させられる。すなわち ベンチュリー管の原理を利用し、圧縮空気が導油管１０２の上端開口を通過する 時、油杯５中の潤滑油は油管５１及び導油管１０２を経て雌ねじ１０中に吸い出 され、並びに調油装置４を回転させることで潤滑油の給油器機体１内に進入する 量を調整する。給油器機体１内には一つのノズル１３が設けられ、該ノズル１３ は円形同心の外喉部１３２と内喉部１３３を有し（図４に示す）、重畳の２喉式 ノズルを形成している。該内喉部１３３はリブ１３１により外喉部１３２と連結 固定され、且つ外喉部１３２の進気口外に突出している。該内喉部１３３の管道 形態は進気口から出気口へと次第に大きくなる円錐穴１３３０とされる。該外喉 部１３２の進気口内面は大進気口斜面１３２０とされ、出気口内面は弧度を有す る大出気口斜面１３２１とされて比較的大きなラッパ状の穴とされ、ノズルの噴 射機能を提供する。図５から図７に示されるように、本考案の同円心を有して重 畳する内喉部１３３と外喉部１３２を有する２喉式のノズル１３は、油穴１４を リブ１３１を経て内喉部１３３に連通させ、圧縮空気を通じるとき、空気は同時 に内喉部１３３と外喉部１３２を通過し、内喉部１３３を通過する時は、ベンチ ュリー管の原理により、油穴１４中の潤滑油は吸い出されて霧化され、霧化され た油ガスは内喉部１３３に流出した後、外喉部１３２を経て流れる空気と予め混 合されさらに均一で細緻な油ガスとなり、気圧工具機械に流入する空気の潤滑性 質が更に優良となる。

【００１２】 図２、３に示されるように、本考案は給油器機体１内部の水平通道の２端の進 気口と出気口の位置の接続口径を高倍率に拡大し、多元導流形態の内室と上述の 円形同心重畳の２喉式ノズルを組合せ、空気の流動に有利な管道を形成している 。その多元導流形態の内室形状は、給油器機体１の円形の進気穴１２の後内壁を 斜めの平面とし、外から内に漸次微縮して方形を呈する内管道を形成する。また 、該多元導流形態の内室には独立に一つのブレードカバー２（図９参照）を設け 、該ブレードカバー２は給油器機体１の進気穴１２の内室形状に対応するように 設けられ、ブレードカバー２を直接進気穴１２内室に被せることができる。また ブレードカバー２の進気口は給油器機体１の進気口に対応する円形とされ、出気 口は上述の管道に対応する方形とされる。その方形の対角サイズは進気口の円形 直径に対応するものとされ、出口部分には、一体に二つのブレード２１が設けら れ、該ブレード２１は適当な弾性を有して並びに適当な間隙を保持して空気の通 過に供され、並びにブレードカバー２の側壁にはホール２２が設けられて予設の 可油穴内の気門に組み合わせられる。この独立に円錐状に設けられたブレードカ バー２の方式及び形態により、給油器機体１の内室は製造時に機体の接続口より 高倍率に拡大され、圧縮空気にその内で蓄圧機能を持たせ、もって圧縮空気の流 動の速やかな反応を提供し、且つ円錐状のブレードカバー２により圧縮空気がブ レード２１を通過する前に、ブレード２１により阻止されてホール２２より油杯 ５内に導入され、これにより油杯５内の潤滑油液面が高くなり、空気がノズル１ ３を通過する時にさらに順調に潤滑油が吸い出され、もって良好な油ガス霧化効 果を得る。

【００１３】 また、ブレードカバー２の２つのブレード２１の弾性と高倍率で拡大された内 室の導流作用を組み合わせることで、圧縮空気が流れる時にブレード２１の阻止 を得て並びに流体圧力の大きさによりブレード２１の偏斜角度を自動調整し、も って導流効果（図１０参照）を達成し、これにより杯内の気流の推力の影響によ り圧力降下することがなく、圧縮空気がノズル１３を通過する時は、２喉式のノ ズル設計により、空気が通過する時にさらに強い増圧効果を有し、これによりノ ズル１３に吸入された潤滑油はさらに良好な霧化効果を得て出気穴１５、ねじ座 ６の内円錐面６１を経て気圧工具機械或いは気圧設備に進入し、潤滑油の霧化効 果がさらに良好で十分に利用され、並びに汚染の発生を防ぐ。

【００１４】

【考案の効果】

本考案の空気圧調整装置の潤滑油霧化系統は、給油器機体内の気流推力及び２ 喉式ノズルの霧化効果を利用し、平行通道多元導流整流系統を組合せ、運動する 空気に恒常的に高品質の潤滑機能を持たせ、並びに圧力降下及び汚染を最低程度 に減らすことができ、十分に実用的な価値を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の空気圧調整装置の斜視図である。

【図２】本考案の内部構造の断面図である。

【図３】本考案の分解斜視図である。

【図４】本考案の２喉式ノズル構造の端面図である。

【図５】空気が未だ本考案の２喉式ノズルに流れていな
い時の部分断面図である。

【図６】空気が本考案の２喉式ノズルの内喉部に流れ、
油滴が吸い出されて霧化される状態を示す部分断面図で
ある。

【図７】空気が本考案の２喉式ノズルの内喉部に流れ、
油滴が吸い出されて霧化され、且つ外喉部の内径より流
れる空気と霧化油ガスが混合される状態を示す部分断面
図である。

【図８】空気が本考案の２喉式ノズルの内喉部に流れる
時、油滴が吸い出されて霧化され、且つ外喉部の内、外
径より流れる空気と霧化油ガスが混合される状態を示す
断面図である。

【図９】本考案のブレードカバーの平面図である。

【図１０】本考案のブレードカバーの流動空気に対する
気流調整状態を示す断面図である。

【図１１】従来の空気圧調整装置の断面図である。

【図１２】もう一つの従来の空気圧調整装置の断面図で
ある。

【符号の説明】

１・・・給油器機体 １０・・・雌ねじ １０１・・
・入油穴 １０２・・・導油管 １１・・・注油穴 １２・・・進
気穴 １２１・・・止め縁 １３・・・ノズル １３１・・・
リブ １３２・・・外喉部 １３２０・・・大進気口斜面 １３２１・・・大出気口斜面 １３３・・・内喉部 １
３３０・・・円錐穴 １４・・・油穴 １５・・・空気穴 ２・・・ブレード
カバー ２１・・・ブレード ２２・・・ホール ３・・・濾過
調圧力機体 ４・・・調油装置 ５・・・油杯 ５１・・・油管 ６
・・・ねじ座 ６１・・・内円錐面 Ａ・・・濾過機体 Ｂ・・・調圧
機体 Ｃ・・・管継手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 空気圧調整装置における、独立構造の可
   変ブレード装置と整流キャビンを組み合わせた、一種の
   空気圧調整装置の潤滑油霧化系統であり、 給油器機体内に一つのノズルが設けられ、該ノズルには
   一つの導油管が潤滑油の杯体において設けられ、並びに
   進気穴において導流ブレードが設けられ、圧縮空気が該
   導流ブレード及びノズルを通過する時、潤滑油杯体内の
   潤滑油が吸い出されて混合され霧化油ガスとされてさら
   に気圧工具機械或いは設備に送られるのに供され、その
   特徴は、 該給油器機体の給油器機体の管との接続部は、独立に製
   造されて組合せられたねじ座とされ、その内室は接続口
   径より高倍率で拡大されて内に多元導流構造を設置し、
   該内室の進気穴管道は外から内に円形を漸次縮小して方
   形とされ、且つ方形の対角線のサイズは円形の進気口の
   直径に対応し、また進気口が円形を呈して出気口が方形
   を呈し並びに上記進気穴内管道に対応するブレードカバ
   ーが設けられ、該ブレードカバーは直接該進気穴内に嵌
   め入れられ、該ブレードカバーの出気口には二つの相対
   し且つ弾性を有する２つのブレードが一体に設けられ、
   側壁にはホールが設けられて以て注油穴内の気門に組み
   合わせられ、このような独立設置のブレードカバーの方
   式により給油器機体が製造時において、水平通道の内室
   が接続口径より高倍率で拡大された流道に形成され、気
   流に蓄圧機能を持たせ、且つ円錐形のブレードカバーに
   より圧縮空気を潤滑油杯体に導入し、増圧し、圧縮空気
   がノズルを通過する時に潤滑油を順調に吸出させ、 該ノズルは円形で同心を有する外喉部と内喉部から構成
   される２喉形態とされ、該内喉部はリブにより外喉部の
   内面に固定され且つ外喉部の進気口外に突出し、該外喉
   部の出気口は比較的大きなラッパ状の穴とされ、進気口
   の内縁は円弧状面に形成され、且つ内喉部の管道形態は
   進気口から出気口へと次第に大きくなる円錐穴とされ、
   内喉部上方のリブには油穴が設けられて導油管と連通
   し、これにより、圧縮空気が該ノズルを通過する時、潤
   滑油を吸入し、並びに内喉部、外喉部を通過した後に気
   流はさらに平均されて霧化効果がさらに良好となり、上
   述の多元導流整流内室が組み合わせられて、運動する空
   気が完全に霧化され恒常的に高品質の潤滑機能を保持
   し、並びに圧力降下及び汚染を減少し、且つさらに高い
   流量比を達成する、 空気圧調整装置の潤滑油霧化系統。