JP3010418U - 家 具 - Google Patents

家 具

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JP3010418U
JP3010418U JP1994013487U JP1348794U JP3010418U JP 3010418 U JP3010418 U JP 3010418U JP 1994013487 U JP1994013487 U JP 1994013487U JP 1348794 U JP1348794 U JP 1348794U JP 3010418 U JP3010418 U JP 3010418U
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JP
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tie
door
furniture
storage pocket
hook
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JP1994013487U
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Inventor
淳 高木
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淳 高木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は家具の扉の裏面にネクタイ掛けを備
えた家具において、ネクタイ掛けに吊り下げられたネク
タイが、扉の開閉時に、扉にはさまらないようにする事
を目的とする。 【構成】家具の扉(1)の裏面にネクタイ掛け(2)を
備えた家具において、ネクタイ掛けに吊り下げられたネ
クタイ(3)の先端部を収納できるように、透明なネク
タイ収納用ポケット(4)を設置したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は扉の内側にネクタイ収納用ポケットを取り付けた家具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来の洋服ダンスなどの扉の内側には、ネクタイ掛けがあるものがあり、便利で ある。しかし、扉を閉めるときネクタイが扉にはさまってしまうことが多く不便 する。いったん、はさまると、高価なネクタイに折り目が付きだいなしになって しまう。又、ネクタイがはさまらないように注意して扉を開け閉めしなければな らなく、神経を使うし、余分な時間がかかりめんどうである。
【0003】 これらの問題を解決しようとした先駆的な従来技術としては、 実開昭55−16714、 実開昭59−6944、 実開平03−58142、 実開昭61−160736 のように、ネクタイの一部をネクタイと垂直に上からバー(アーム)で押さえつ けてネクタイを固定するものがあるが、いずれの方法も誤ってネクタイをその端 が扉の下側をはみ出して吊り下げた場合や、1つのネクタイを取り出すときに、 隣のネクタイが一緒に動き、同様に扉の下側に飛び出した場合、ネクタイが扉の 下側にはさまる危険性が残る。
【0004】 又、上記、実開昭55−16714や実開昭59−6944の方法ではネクタイ をバーで押さえつけるので、ネクタイに折り目や形の癖がつく危険性もある。又 、これら2つの方法ではネクタイを押さえつけるバーを開けた状態で扉を閉める と、バーが洋服に接触して洋服を損傷したり、人間に触れて危険な可能性も出て くる。
【0005】 又、実開昭59−6944の方法は扉の裏のネクタイ収納部を凹型に加工する必 要があるので、製造コストがかかる。
【0006】 又、 実開昭59−60940 のように、ネクタイを箱ですっぽりと収納してしまうものがあるが、この方法は ネクタイの瞬時の出し入れがしにくく、視認性も悪い。さらに材料数、部品数が 多いので製造コストがかかる。
【0007】 又、前記、実開昭59−60940の方法の視認性を改良した方法として 実開昭59−77435 がある。この方法はネクタイをおおう蓋の代わりに、脱着自在の蓋を設け、この 蓋でネクタイの収納空間を奥側と手前側に2分割し、奥側は完全にふさぎ、手前 側を外部から見えるようにし、普段使うネクタイの視認性を良くしているもので ある。この方法も前記、実開昭59−60940の方法と同じく、製造コストが かかる。
【0008】 よって、実開昭59−6944と実開昭59−60940と実開昭59−774 35の方法はコストの面を重視して考えれば、民生用の安価なタンスを加工し、 低コストで販売することは難しい。
【0009】 従来技術に見られた欠点を整理すると次のようになる。 (A1)ネクタイが扉の開閉時に扉の横側や下側にはさまってしまう。 (A2)ネクタイ収納中にネクタイに形の癖がついてしまう。 (A3)ネクタイの視認性が悪く、扉を開けた瞬間に一覧することができない。 (A4)ネクタイの取り出し、収納に手間がかかる。 (A5)製造コストがかかる。 (A6)人や衣服に対して安全でない場合がある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、これらの欠点を除くためになされたもので、つぎの項目を課題とする 。 (B1)扉開閉時にネクタイが扉にはさまることを防止する。 (B2)ネクタイ収納中にネクタイに癖がつかないようにする。 (B3)ネクタイの視認性を良くし、扉を開けた瞬間のネクタイの一覧を容易に する。 (B4)ネクタイの取り出し、収納を簡便にする。 (B5)低コストで実現可能なこと。 (B6)人や衣服に対して安全性を持つ。
【0011】
【課題を解決するするための手段】
本考案を、図面を用いて詳しく説明すれば、図1に示すように、家具の扉(1) の裏面にネクタイ掛け(2)を備えた家具において、前記ネクタイ掛け(2)に 吊り下げられたネクタイ(3)の先端部を収納できるように透明なネクタイ収納 用ポケット(4)を扉裏面の下方部に設置する。
【0012】 このネクタイ収納用ボケット(4)の中にネクタイ(3)の両端を突っ込んで掛 ける。ネクタイ収納用ポケット(4)はポケットの底とネクタイ掛け(2)の間 の距離が、ネクタイの長さの半分よりも少し長いくらいで、かつネクタイ収納用 ボケットの底が、扉の下側(底辺)よ8(下にくること無く、扉の開閉のじゃま にならないように設置する。
【0013】 又、ネクタイ収納用ポケットの奥行きは、ネクタイ掛けの奥行きより少し大きい 程度に設定する。
【0014】 さらに、安全性、心理的安心感向上のためにネクタイ収納用ポケットは全体に適 度な丸みを持たせる。具体的には例えば、角は半径5mm程度のアールをつけた り、入り口の縁は全体を外側に10mm程度、丸く折り曲げる。 本考案は、以上のような構成よりなるネクタイ収納用ポケットを備えた家具であ る。
【0015】
【作用】
ネクタイを家具の扉(1)の裏面に収納する際、まずネクタイ(3)をネクタイ 掛け(2)に吊り下げ、次にネクタイ(3)の先端部を透明なネクタイ収納用ポ ケット(4)に、ネクタイの両先端部がネクタイ収納用ポケットの中で曲がらな いようにチエックして収納する。
【0016】
【実施例】
本考案はこのような特徴を持ったものであるから、次のような実施例がある。
【0017】 (C1) ネクタイ以外にバンドやひも類など長めのものを収納して使うことも できる。
【0018】 (C2)洋服ダンスに限らず、扉を持つ同様の構造を持った収納庫についても、 本考案を適用することもできる。例えば、本考案の「洋服ダンス」と「ネクタ イ を、それぞれ、「銭湯などに見られる扉を有する脱衣用のロッカーと「タオ ルにおきかえて、この脱衣用のロッカーに本者案の改善を加えても良い。
【0019】 (C3)図4に示すように、ネクタイ収納用ポケットに、よく使うネクタイピン や、カフスなどのアクセサリなどの小物も一緒にしまっておけるスペースをつく ればいっそう便利さが増す。
【0020】 (C4)図5に示すように、ネクタイ収納用ポケットの一部又は全面に、ネクタ イが容易に突き抜けない程度の穴をいくつもあけて、通気性を良くしたり、小さ な埃などを落とすようにしても良い。
【0021】 (C5)前記(C4)に類似して、図6に示すように、ネクタイ収納用ポケット を軽量なプラスチックや金属などの網で構成しても良い。
【0022】 (C6)図7に示すように、美観を優先させるため、又はネクタイ収納用ポケッ トと扉との一体感を持たせるために、ネクタイ収納用ポケットの一部又は全面を 、透明ではなく、扉裏側と同じ色や模様にしたり、扉裏側と同じ材質にしても良 い。又、ネクタイ収納用ポケットの一部又は全面に絵や模様を描いても良い。
【0023】 (C7)図8と図9に示すように、ネクタイ収納用ポケット自体をさし込み式に して、取り外せるようにしておき、中を簡単に掃除できるようにすることもでき る。
【0024】
【考案の効果】
こうすれば、次の利点がある。 (D1)ネクタイはネクタイ掛けとネクタイ収納用ポケットで固定されるので、 扉のどの部分にはさまることは無い。又、ネクタイがブラブラしないので、扉の 開け閉めが容易に、かつ瞬時にできる。
【0025】 (D2)ネクタイ収納時は、ネクタイ収納用ポケットにネクタイをつっこむだけ という単純明快さがあり、心理的な安心感を持って、手軽にネクタイを収納でき る。
【0026】 (D3)ネクタイ収納用ポケットは透明なので、ネクタイの先がネクタイ収納用 ポケットの中で折れ曲がってないかどうかも、簡単にチェックできる。
【0027】 (D4)ネクタイの大部分は見えているので視認性が良く、自分の好みの取り出 しや収納が容易である。
【0028】 (D5)ネクタイ収納用ポケットの中に乾燥剤や芳香剤、虫避けを入れたりもで きるのでネクタイを清潔に保つことができる。
【0029】 (D6)本考案は、ネクタイ掛けだけを備えたネクタイ収納用ボケットの無い現 在最も普及している家具にも、特別な加工をすることなく、後からネクタイ収納 用ポケットを取り付けれは良いため、こうした現行の家具に対しても、大きなコ ストがかけず、容易に実現できる。
【0030】 (D7)ネクタイ掛けからネクタイを誤って落下させても、床に直接落ちること が無く、ネクタイ収納用ポケットの中に落ちるので、ネクタイを汚すことがない 。
【0031】 (D8)ネクタイ収納用ポケットの奥行きは、ネクタイ掛けの奥行きより少し大 きい程度であり、扉を閉めたときにはネクタイ収納用ポケットは洋服の柔らかな 下方部に位置づくので、これによって衣服を圧迫して、衣服の形状などに影響を 与えたりすることは無い。
【0032】 以上のように、本考案の構造はきわめて簡単であるが、効果は絶大なものがある 。
【提出日】平成6年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案を、図面を用いて詳しく説明すれば、図1に示すように、家具の扉(1) の裏面にネクタイ掛け(2)を備えた家具において、前記ネクタイ掛け(2)に 吊り下げられたネクタイ(3)の先端部を収納できるように透明なネクタイ収納 用ポケット(4)を扉裏面の下方部に設置する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る家具の使用状態を示した斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る家具の正面図
【図3】本考案に係る家具の右側面図
【図4】小物収納のスペースを備えた状態のネクタイ収
納用ポケットの斜視図
【図5】穴をあけた状態のネクタイ収納用ポケットの一
例の斜視図
【図6】ネクタイ収納用ボケットを網かごにした一例の
斜視図
【図7】模様を施したネクタイ収納用ボケットの一例の
斜視図
【図8】さし込み式にした収納用ポケットの一例の斜視
【図9】前記さし込み式の収納用ポケットを、雌部にさ
し込んだ状態の家具の右側面図
【符号の説明】
1は家具の扉 2はネクタイ掛け 3はネクタイ 4はネクタイ収納用ポケット 5は小物収納のスペース 6は穴 7は網 8は模様 9は差し込み部(雄部) 10aは受け具(雌部) 10bは受け具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具の扉(1)の裏面にネクタイ掛け
    (2)を備えた家具において、前記ネクタイ掛け(2)
    に吊り下げられたネクタイ(3)の先端部を収納する透
    明なネクタイ収納用ボケット(4)を設置したことを特
    徴とする家具。
JP1994013487U 1994-09-26 1994-09-26 家 具 Expired - Lifetime JP3010418U (ja)

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