JP3010098U - 循環式浄水装置 - Google Patents

循環式浄水装置

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JP3010098U
JP3010098U JP1994012597U JP1259794U JP3010098U JP 3010098 U JP3010098 U JP 3010098U JP 1994012597 U JP1994012597 U JP 1994012597U JP 1259794 U JP1259794 U JP 1259794U JP 3010098 U JP3010098 U JP 3010098U
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JP1994012597U
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昭 柳澤
行太郎 三村
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昭 柳澤
行太郎 三村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】貯水槽内での赤水,スライム,藻類,細菌等の
発生を抑制できると共に水質改善も行うことができる循
環式浄水装置を提供することにある。 【構成】本考案の循環式浄水装置は、水道施設で特に浄
化しなければならない貯水槽の近傍位置又は貯水循環可
能な離隔位置に設置される装置本体10を備え、この装
置本体の筐体11内に、前記貯水槽に接続するための流
入管12と返送管13を有し、この流入管12と返送管
13の間に紫外線殺菌筒14とセラミック活性筒15と
ラインポンプ16を直列状に配管接続した浄水構成体1
7を組込んだことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水道施設で特に浄化しなければならない貯水槽(例えばビル、マンシ ョン、学校等の高層建造物の屋上に設置される高置水槽)に接続して使用する循 環式の浄水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、前記のような高層建造物に設備される水道施設の給水系統図を示し、 高層建造物Aの地下室Bに水道本管Cと配管接続される地下受水槽1を、高層建 造物Aの屋上に地下受水槽1と揚水ポンプ3及び揚水管4を介して接続される高 置水槽2(地下受水槽1の貯留水を揚水ポンプ3の作動でポンプアップして貯水 する)を設置し、この高置水槽2の貯留水を配水管5と分岐給水管6を介して各 階の水道使用場所に給水する給水系統となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような水道施設では、貯水槽(受水槽1や高置水槽2)内で赤錆,スラ イム,藻類等が発生し、赤水や細菌等の生成原因となっていた。 このような赤水や細菌等の発生を防止する一つの方法として、貯水槽の中に水 中で徐々に溶解する防錆剤を投入する方法が知られているが、この方法は薬剤投 入を定期的に行わなければならず、その作業が面倒であり、また飲料水の薬剤混 入を嫌う人も多いし、所轄官庁(厚生省)の規定する薬剤投入量では赤水の発生 を完全に防止できない問題があった。
【0004】 本考案は前記従来の問題を解消するために案出されたもので、その目的は防錆 剤等の薬剤を使用しないで、貯水槽内での赤水,スライム,藻類,細菌等の発生 を抑制できると共に、水質改善も行うことができる利用価値の高い循環式浄水装 置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案の循環式浄水装置は水道施設で特に浄化 しなければならない貯水槽2の近傍位置又は貯水循環可能な離隔位置に設置され る装置本体10を備え、この装置本体の筐体11内に、前記貯水槽2に接続する ための流入管12と返送管13を有し、この流入管12と返送管13の間に紫外 線殺菌筒14とセラミック活性筒15とラインポンプ16を直列状に配管接続し た浄水構成体17を組込んだことを特徴とする。
【0006】 前記殺菌筒14とセラミック活性筒15は、水中の不純物やスケール等が筒体 内に溜まらないようにするためには、筒中を流れる循環水が上向流となるように 配管接続して縦向きに並設し、この殺菌筒14とセラミック活性筒15及びライ ンポンプ16のそれぞれにドレン排出管20,23,26を接続して、この各ド レン排出管にドレンバルブ7,8,9を設ける構成とすることが望ましい。
【0007】
【作用】
前記構成の浄水装置は、水道施設で特に浄化しなければならない貯水槽(例え ば高置水槽2)に流入管12と返送管13を図1の如く接続して使用するもので 、ラインポンプ16を作動させると、貯水槽2内の貯留水が紫外線殺菌筒14と セラミック活性筒15を通過して循環する。
【0008】 このため、紫外線殺菌筒14による殺菌作用と、セラミック活性筒15の充填 セラミック21による浄化・活性作用(水道水のクラスターと言う分子集団を大 きな集塊より活水力の強い小さな集合体に編成する作用によって生じる)の相乗 効果によって、貯水槽内での赤水,スライム,藻類,細菌等の発生を抑制し、味 覚までも優れた水道水に水質改善することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に従い具体的に説明する。 この実施例の循環式浄水装置は、図2に示すような水道施設(この給水配管系 統は図3と同様であるから、同一部分に同符号を付して説明を省略する)で特に 浄化しなければならない高置水槽2(以下、貯水槽という)に接続して使用する ものであって、前記貯水槽2の近傍位置又は貯水循環可能な離隔位置に設置され る装置本体10を備え、この装置本体10の筐体11内に、前記貯水槽2に接続 するための流入管12と返送管13を有し、この流入管12と返送管13の間に 紫外線殺菌筒14とセラミック活性筒15とラインポンプ16を直列状に配管接 続した浄水構成体17を組込んだ装置構造となっている。
【0010】 なお、前記流入管12はゲートバルブ12aを有し、貯水槽2の下端部に図2 の如く接続されるようになっており、また前記返送管13はゲートバルブ13a を有し、貯水槽2の上端部に同図の如く接続されるようになっている。
【0011】 前記殺菌筒14は、筒体の中にコントロールボックス18と電気接続されて点 灯する紫外線ランプ19を内挿したもので、この筒体内を流れる循環水が上向流 となるように縦向きに配置され、前記筒体の下端部に流入管12とドレン排出管 20を接続している。このドレン排出管20には、手動操作で開閉されるドレン バルブ7が設けられている。
【0012】 前記セラミック活性筒15は、筒体の中に小球状のセラミック21を充填した もので、その中を流れる循環水が上向流となるように縦向きに配置され、この筒 体下端入口と前記殺菌筒14の筒体上端出口を縦向き配管の第1連結管22で接 続し、この連結管接続部にドレン排出管23を接続している。このドレン排出管 23には、手動操作で開閉されるドレンバルブ8が設けられている。
【0013】 前記ラインポンプ16は、コントロールボックス18と電気接続されたモータ 24により作動されるもので、このポンプ上端入口とセラミック活性筒15の筒 体上端出口を縦向き配管の第2連結管25で接続し、ポンプ下端出口に返送管1 3を接続して、この返送管接続部にドレン排出管26を接続している。このドレ ン排出管27には、手動操作で開閉されるドレンバルブ9が設けられている。
【0014】 前記コントロールボックス18は、装置本体10の筐体11内に装備して電源 コード28と接続されており、このボックス内には浄水時間を設定する24時間 タイマーTと、紫外線ランプ19を点灯させるグローGと、装置稼働用のスイッ チSWと、パイロットランプPL及びヒューズ・ブレーカーFがセットされてい る。なお、図1に示す符号11aは装置本体10の筐体11に設けた天涯マンホ ール蓋で、このマンホール蓋11aを取外して紫外線ランプ19を交換すること ができるようになっている。
【0015】
【考案の効果】
本考案の循環式浄水装置は、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要旨とす るものであるから、紫外線殺菌筒14による殺菌作用と、セラミック活性筒15 の充填セラミック21による浄化・活性作用の相乗効果によって、貯水槽2内で の赤水,スライム,藻類,細菌等の発生を抑制し、味覚までも優れた水道水に水 質改善することができる。
【0016】 また、紫外線殺菌筒14とセラミック活性筒15を、その中を流れる循環水が 上向流となるように配管接続して縦向きに並設した場合には、水中の不純物やス ケール等が筒体内に溜まり難くなり、流路閉塞の原因を解除できると共に、滞積 物の除去や清掃の手間を省くことができる。
【0017】 更に、前記殺菌筒14とセラミック活性筒15及びラインポンプ16のそれぞ れにドレン排出管20,23,26を接続し、この各ドレン排出管にドレンバル ブ7,8,9を設ける構成とすれば、紫外線殺菌筒14とセラミック活性筒15 及びラインポンプ16にドレンが溜まった場合の排出除去をドレンバルブ7〜9 の開弁操作によって容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による循環式浄水装置の構成
説明図。
【図2】本考案の循環式浄水装置を高層建造物水道施設
で特に浄化しなければならない高置水槽に設備した使用
例を示す給水系統図。
【図3】高層建造物に適用される従来の水道施設を示し
た給水系統図。
【符号の説明】
A…高層建造物、1…地下受水槽、2…高置水槽、3…
揚水ポンプ、4…揚水管、5…配水管、6…分岐給水
管、7〜9…ドレンバルブ、 10…装置本体、11…
筐体、12…流入管、13…返送管、14…紫外線殺菌
筒、15…セラミック活性筒、16…ラインポンプ、1
7…浄水構成体、18…コントロールボックス、19…
紫外線ランプ、20…紫外線殺菌筒のドレン排出管、2
1…セラミック活性筒の充填セラミック、22…第1連
結管、23…セラミック活性筒のドレン排出管、24…
モータ、25…第2連結管、26…ラインポンプのドレ
ン排出管。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道施設で特に浄化しなければならない
    貯水槽の近傍位置又は貯水循環可能な離隔位置に設置さ
    れる装置本体を備え、この装置本体の筐体内に、前記貯
    水槽に接続するための流入管と返送管を有し、この流入
    管と返送管の間に紫外線殺菌筒とセラミック活性筒とラ
    インポンプを直列状に配管接続した浄水構成体を組込ん
    だことを特徴とする循環式浄水装置。
  2. 【請求項2】 前記殺菌筒とセラミック活性筒は、その
    中を流れる循環水が上向流となるように配管接続して縦
    向きに並設されていることを特徴とする請求項1に記載
    の循環式浄水装置。
  3. 【請求項3】 前記殺菌筒とセラミック活性筒及びライ
    ンポンプのそれぞれにドレン排出管が接続され、この各
    ドレン排出管にドレンバルブが設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の循環式浄水装置。
JP1994012597U 1994-10-13 1994-10-13 循環式浄水装置 Expired - Lifetime JP3010098U (ja)

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