JP3009690U - 小包等の受取箱 - Google Patents
小包等の受取箱Info
- Publication number
- JP3009690U JP3009690U JP1082294U JP1082294U JP3009690U JP 3009690 U JP3009690 U JP 3009690U JP 1082294 U JP1082294 U JP 1082294U JP 1082294 U JP1082294 U JP 1082294U JP 3009690 U JP3009690 U JP 3009690U
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- lid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小包等の配達人の確認等の煩雑な作業がな
く、且つ配達先の時間を無駄に拘束することなく安全に
小包等の配達及び受取のおこなうことのできる小包等の
受取箱を提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、小包等を投入可能な開口部2と、
該開口部2を移動自在に開閉する蓋体4と、収納箱本体
1に設けられた収納部1aとからなる小包等の受取箱にお
いて、前記蓋体4には、該蓋体4の開放時に前記開口部
2から投入される小包等を載置可能で、且つ前記収納部
1aを閉塞すべく構成された載置体4aが一体的に設けられ
てなることにある。
く、且つ配達先の時間を無駄に拘束することなく安全に
小包等の配達及び受取のおこなうことのできる小包等の
受取箱を提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、小包等を投入可能な開口部2と、
該開口部2を移動自在に開閉する蓋体4と、収納箱本体
1に設けられた収納部1aとからなる小包等の受取箱にお
いて、前記蓋体4には、該蓋体4の開放時に前記開口部
2から投入される小包等を載置可能で、且つ前記収納部
1aを閉塞すべく構成された載置体4aが一体的に設けられ
てなることにある。
Description
【0001】
本考案は、小包等の受取箱に関し、さらに詳しくは主として留守の時に宅配便 等小包が配送された際に、該小包を受け取るのに使用される小包等の受取箱に関 するものである。
【0002】
従来、留守の時に宅配便等小包が配達された際は、確実に配達するために該小 包は配達人が持ちかえり再度配達するか、又は隣,近所に預かってもらうことで 配達していた。
【0003】
しかしながら、上記配達人が小包を持ちかえった場合は、配達人は配達先の在 宅を電話で確認した後に再度配達しなければならずその手間が煩雑であり、しか も、電話をもらった配達先では、配達時間帯の間中待機していなければならず、 このため交通事情等で配達が遅れたりした場合に無駄な時間を拘束されるという 欠点があった。
【0004】 また、隣,近所に預かってもらう場合は、小包を預かった人が在宅時に届けな ければならず二重に手間がかかるという欠点があった。
【0005】 そこで、留守時に配達された前記小包等を受け取るべく、小包等を投入可能な 開口部と、該開口部を移動自在に開閉する蓋体と、前記小包等を収納する収納部 とからなる受取箱を構成することも考えられるが、該受取箱は開口部が小包等を 投入可能に形成されてなるために、第三者により容易に開口部より投入された小 包等を取り出すことができる等安全性のめんで問題があった。
【0006】 それ故に、本考案は上記従来の問題点に鑑みて考案されたもので、配達人の確 認等の煩雑な作業がなく、且つ配達先の時間を無駄に拘束することなく安全で確 実に宅配便等の小包の配達及び受取を行うことができる小包等の受取箱を提供す ることを課題とする。
【0007】
即ち、請求項1記載の小包等の受取箱は、小包等を投入可能な開口部2と、該 開口部2を移動自在に開閉する蓋体4と、前記小包等を収納する収納部1aとから なる小包等の受取箱において、前記蓋体4には、該蓋体4の開放時に前記開口部 2から投入される小包等を載置可能で、且つ前記収納部1aを閉塞すべく構成され た載置体4aが一体的に設けられてなることにある。
【0008】 また、請求項2のように、前記載置体4aが、収納箱本体1内に設けられたガイ ド体5に沿って移動すべく構成されてなることにある。
【0009】 さらに、請求項3のように、前記ガイド体5が、略円弧状に形成されてなるこ とにある。
【0010】 さらに、請求項4のように、前記ガイド体5が、複数の突起により構成されて なることにある。
【0011】 また、請求項5のように、前記蓋体4には、開口部2が開放された際に、使用 可能な受領印6が設けられてなることにある。
【0012】 さらに、請求項6のように、前記蓋体4が、屈曲自在に連接された複数の連結 体9…で構成されてなることにある。
【0013】
即ち、請求項1記載の小包等の受取箱を使用する場合は、先ず蓋体4を移動し て小包等を投入可能な開口部2を開放し該蓋体4に一体的に設けられた載置体4a に小包等を載置する。 この際、前記載置体4aは収納部1aを閉塞すべく構成されてなるために、先に投 入された小包等があった場合、前記収納部1aに安全に収納することができる。 その後、前記蓋体4を逆方向に移動して前記開口部2を閉塞することで前記載 置体4aに載置された小包等が収納部1aに収納されることとなる。
【0014】 また、請求項2のように、載置体4aを、収納箱本体1内に設けられたガイド体 5に沿って移動し小包等を載置することができる。
【0015】 さらに、請求項3のように、ガイド体5を、略円弧状に形成することにより、 載置体4aが円弧面に沿って移動し小包等を載置することができる。
【0016】 さらに、請求項4のように、ガイド体5を、複数の突起体により構成すること により載置体4aは該突起体に沿って移動することができる。
【0017】 また、請求項5のように、蓋体4に、開口部2が開放した際使用可能な受領印 6を設けることで、開口部2が開放した際伝票に受領印を捺印することができる 。
【0018】 さらに、請求項6のように、蓋体4を、屈曲自在に連接された複数の連結体9 …で構成することで、開口部2の形状に応じて自在に蓋体を取り付けることがで きる。
【0019】
以下本考案の小包等の受取箱の一実施例を図面に従って説明する。
【0020】 図1〜2において、1は一側面より上面側に沿って開口部2が形成された略矩 形状の受取箱本体で、該受取箱本体1の他側面には小包取り出し用の取出用蓋3 が設けられてなる。
【0021】 4は前記開口部2を開閉すべく屈曲自在に構成された板状の蓋体で、該蓋体4 の一端側には一体的に板状の載置体4aが延設されてなる。4b, 4bは前記蓋体4及 び載置体4aの両端側には略コの字状の嵌合部4b, 4bが形成されてなる。4cは前記 蓋体4の他端側に突設された把持部を示す。
【0022】 5,5は前記開口部2の対向する両側より前記受取箱本体1の内周面に沿って 設けられ、前記蓋体4及び載置体4aの両端側に設けられた嵌合部4b, 4bを嵌合し たガイド体としての一対の円弧状のレール体で、該レール体5,5に沿って蓋体 4が開口部2を開放する方向に移動すると、前記蓋体4の一端側に設けられた載 置体4aが受取箱本体1内の略中央部で受取箱本体1の下方側に設けられた収納部 1aを閉塞し、且つ前記蓋体4が開口部2を閉塞する方向に移動すると、前記蓋体 4がレール5,5に沿って逆方向に移動して前記載置体4aが解除され載置された 小包が収納部1a内に落下すべく構成されてなる。
【0023】 6は前記蓋体4の裏面にチェーン7を介して連結された受領印を示す。
【0024】 次に、上記のように構成された小包等の受取箱8を使用する場合について説明 する。
【0025】 先ず、門扉に受取箱8を取付け、その後小包等の配達があると、図3(イ)に 示すように配達者は、先ず前記受取箱8の開口部2を開放すべく把持部4cを把持 して蓋体4を受取箱本体1内に設けられた円弧状のレール体5,5に沿って移動 して開口部2を開放せしめ、その後該開口部2より小包を受取箱本体1内に収納 する。 この際、前記蓋体4の一端側には載置体4aが一体的に設けられてなるために該 載置体4aが受取箱本体1内に移動して載置体4aに小包を載置することができる。
【0026】 しかも、例えば先に別の小包等が収納されていても受取箱本体1の収納部1aが 載置体4aの移動により閉塞されることとなるために、前記小包等は開口部2から 取り出すことができず安全に収納することができる。
【0027】 そして、前記配達者は前記蓋体4の裏面にチェーン7で連結された受領印6を 捺印した後、再度同図(ロ)に示すように、前記蓋体4の把持部4cを把持して該 蓋体4を前記レール体5,5に沿って移動して開口部2を閉塞する。 この際、前記受取箱本体1内に形成された前記載置体4aは解除され、該載置体 4aに載置された小包は前記蓋体4の移動にともなって前記収納部1a内に落下して 収納されることとなる。
【0028】 そして、留守にした者は帰宅後前記受取箱8に設けられた取出用蓋3を開放し て前記受取箱本体1の収納部1a内に収納された小包を取り出すことができること となる。
【0029】 このように、留守時における配達人及び留守にした者の小包の受渡しを容易に し、且つ該小包を安全に受渡すことができることとなる。
【0030】 尚、上記実施例では、蓋体4の他端側がレール体5に沿って移動することで載 置体4aを形成したが、本考案の載置体4aの構成はこれに限定されるものでなく、 例えば蓋体4を受取箱本体1内に設けられた支軸に沿って回動して該蓋体4の裏 面側を載置体4aとすべく構成してもよい。要は、蓋体4を移動して開口部2を開 放した際、受取箱本体1内で小包を載置可能で、且つ蓋体4に一体的に設けられ ているならば載置体4aの構成は問うものでない。
【0031】 又、上記実施例では、蓋体4を屈曲可能な板状体で構成したが、本考案の蓋体 4の構成はこれに限定されるものでなく、例えば、図4(イ),(ロ)に示すよ うに、複数の連結体9…で連結すべく構成し、ガイド体5に沿って移動すべく構 成してもよく、また硬質の材質で断面視略C字状に形成してもよい。要は、受取 箱本体1の開口部2を自在に開閉することができるならその構成は問うものでな い。
【0032】 又、上記実施例では、ガイド体5を円弧状のレール体で構成したか、本考案の ガイド体5の構成はこれに限定されるものでなく、例えば、複数の連続した突起 により構成してもよい。要は、小包を載置すべく載置体4aを移動可能に構成され ているならガイド体5の構成は問うものでない。
【0033】 更に、上記実施例では、受取箱本体1の上部側に開口部2を設けたが、開口部 2を形成する位置はこれに限定されるものでなく、例えば受取箱本体1の側面に 形成することも可能である。
【0034】 又、上記実施例では、蓋体4の裏面1にチェーン7を介して受領印6を設けた が、受取箱本体1内に受領印6を設けてもよい。要は、開口部2を開放した際に 使用可能であれば受領印6を設ける位置は問うものでない。
【0035】
叙上のように、請求項1記載の小包等の受取箱は、該蓋体の開放時に前記開口 部から投入される小包等を載置可能で、且つ収納部を閉塞すべく構成された載置 体を蓋体と一体的に設けることで、投入された小包等は容易に載置体に載置され 、従来のように留守のつど小包を持ちかえり再度配達するような手間をかけず、 配達人の確認等の煩雑な作業がなく、且つ配達先の時間を無駄に拘束することな く配達することができ、また先に投入された小包等があっても該小包等は収納部 に収納されているために、安全で、且つ確実に宅配便等小包の配達及び受取を行 うことができるという顕著な効果がある。
【0036】 また、請求項2のように、前記載置体を収納箱本体内に設けられたガイド体に 沿って移動すべく構成することにより、スムーズに載置体を移動することで、該 小包等の載置及び収納部への落下を容易に行うことができるという利点がある。
【0037】 さらに、請求項3のように、前記ガイド体を、略円弧状に形成することにより さらに容易に載置体を移動して小包等の載置及び収納部への落下を行うことがで き、その取扱が便利であるという利点がある。
【0038】 また、請求項4のように、前記ガイド体を、複数の突起により構成することに より簡易に、且つ少ない部品点数でガイド体を構成することができ、コストの低 減を図ることができるという利点がある。
【0039】 さらに、請求項5のように、前記蓋体に、開口部が開放された際に、使用可能 な受領印を設けることにより、容易に受領印を受け取ることができ、配達の二度 手間を省くことができるという利点がある。
【0040】 また、請求項6のように、前記蓋体を屈曲自在に連接された複数の連結体で構 成することにより、開口部の形状に係わらず容易に開口部を開閉することができ るという利点がある。
【図1】本考案の小包等の受取箱の一実施例を示す一部
破断面斜視図。
破断面斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】(イ),(ロ)は使用例を示す断面図。
【図4】蓋体の他実施例を示し(イ)は斜視図、(ロ)
は断面図。
は断面図。
1…受取箱本体 2…開口部 4…蓋体 4a…載置体 5…ガイド体 6…受領印 9…連結体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (6)
- 【請求項1】 小包等を投入可能な開口部(2) と、該開
口部(2) を移動自在に開閉する蓋体(4) と、前記小包等
を収納する収納部(1a)とからなる小包等の受取箱におい
て、前記蓋体(4) には、該蓋体(4) の開放時に前記開口
部(2) から投入される小包等を載置可能で、且つ前記収
納部(1a)を閉塞すべく構成された載置体(4a)が一体的に
設けられてなることを特徴とする小包等の受取箱。 - 【請求項2】 前記載置体(4a)が、収納箱本体(1) 内に
設けられたガイド体(5) に沿って移動すべく構成されて
なる請求項1記載の小包等の受取箱。 - 【請求項3】 前記ガイド体(5) が、略円弧状に形成さ
れてなる請求項1又は2記載の小包等の受取箱。 - 【請求項4】 前記ガイド体(5) が、複数の突起により
構成されてなる請求項1又は2記載の小包等の受取箱。 - 【請求項5】 前記蓋体(4) には、開口部(2) が開放さ
れた際に、使用可能な受領印(6) が設けられてなる請求
項1乃至4何れかに記載の小包等の受取箱。 - 【請求項6】 前記蓋体(4) が、屈曲自在に連接された
複数の連結体(9) …で構成されてなる請求項1乃至5何
れかに記載の小包等の受取箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082294U JP3009690U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 小包等の受取箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1082294U JP3009690U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 小包等の受取箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009690U true JP3009690U (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=32983519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1082294U Expired - Lifetime JP3009690U (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 小包等の受取箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009690U (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP1082294U patent/JP3009690U/ja not_active Expired - Lifetime
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