JP3009329U - 携帯用衣服クリーナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】衣服等のホコリ、毛類を粘着テープの粘着力を
利用して汚れを取るものであり、ローラー状でなく束状
で携帯用にしたものである。 【構成】突起部（２）は粘着しない束状の片面粘着テー
プ（１）の、粘着しない片面（１−２）と指を通すバン
ド（４）付押さえ板を接着したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、衣服等のホコリ、猫毛、犬毛等を取るクリーナーに関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、繊維を逆毛にしたようなエチケットブラシがあるが、なかなかうまく取 れないのと、こするので生地が傷む。他に粘着テープを利用したロール状衣服ク リーナーもあるが、ロール状なので粘着面積が少なくかさばる。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

イ）エチケットブラシはホコリ、毛類がうまく取れない。また生地をこするので 生地が傷む。そして間違って逆方向にこすると、せっかく取ったホコリ類を 又、元に戻してしまう。 ロ）ロール状の粘着テープは小型化しても、ロールをはさむ部分手に持つ部分が 必要でＴ型になり、かさばってしまう。 本考案はこれらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

適当な大きさ、形状の平面な片面粘着テープ（１）を適当な枚数を張り合わせて 束状にして、粘着面を表（１−１）にし裏面（１−２）をバンド（４）付押さえ 板（３）に接着する。又粘着テープはめくりやすくするために粘着しない部分を 突起状の形（２）にして設ける。そして使い終われば、粘着面に剥がしやすいシ ール等（５）でカバーする。

【０００５】

【作用】

バンド（４）に指をとうし、保護シート（５）をはずし衣服のホコリ、毛等を押 さえるようにして粘着テープ（１−１）にくっつける。粘着しなくなれば突起部 分（２）より１枚剥がして、新しい粘着面を出して又ホコリ等を取る。

【０００６】

【実施例】

イ）安価な紙製片面粘着テープをロール状にしないで平面にし、ポケット及びハ ンドバッグに入る携帯用の大きさにし、形も長方形、正方形、楕円形等にして粘 着面を表面にし、積み重ね束状にする。 ロ）粘着テープは１枚１枚突起状の粘着しない部分を設けて、めくりやすいよう にする。 ハ）束状の粘着テープの裏面の最後部と押さえ板とを接着する。 ニ）粘着テープの粘着面にホコリ、毛類を付着させ汚れを取り、粘着しなくなる まで使用、粘着しなくなれば１枚めくって新しい粘着面を出す。 ホ）使用後、粘着面を保護シールでカバーする。 ヘ）押さえ板は、指をとうすバンド（ゴム帯、ビニール等）を設ける。

【０００７】

【考案の効果】

使い捨てで安価であり、ポケットやバッグに入るので外出先での衣服のホコリ、 毛類の汚れにも安心出来るようになった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の側面図である。

【図３】片面粘着テープ１枚のおもて面の正面図

【図４】片面粘着テープ１枚の背面図

【符号の説明】

１ 束状の片面粘着テープ ２ 粘着しない突起部 ３ 押さえ板 ４ バンド ５ 粘着面保護シート １−１片面粘着テープ粘着部おもて面 １−２片面粘着テープうら面

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 片面粘着テープ（１）何枚も積み重ね束
   状にし、１枚１枚剥がせるようにした携帯用クリーナ
   ー。
2. 【請求項２】 束状の粘着テープをバンド付押さえ板と
   接着させた携帯用クリーナー。