JP3009158U - 往復走行コースタ - Google Patents

往復走行コースタ

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JP3009158U
JP3009158U JP1994011819U JP1181994U JP3009158U JP 3009158 U JP3009158 U JP 3009158U JP 1994011819 U JP1994011819 U JP 1994011819U JP 1181994 U JP1181994 U JP 1181994U JP 3009158 U JP3009158 U JP 3009158U
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JP
Japan
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vehicle
tunnel
coaster
track
display
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JP1994011819U
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三郎 山田
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Senyo Kogyo Co Ltd
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Senyo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 斬新なスリルを乗客に与えることができる往
復走行コースタを提供する。 【構成】 有端状の軌道1に沿って往復走行するコース
タに於て、軌道1の最深部をカーブさせて、最深部を包
囲したトンネル部10を付設する。トンネル部10内部をい
ずれの方向に車両2が走行して通過するかを検出する車
両2の走行方向検出器23を設置する。検出器23からの信
号にてトンネル部10内部に付設したディスプレイ17を、
走行方向によって相違するように制御する制御手段18を
備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は往復走行コースタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、軌道に沿って往復走行するコースタは、単に、地上を走行するだけのも のであった。
【0003】
【考案を解決しようとする課題】
そのため、乗客は、現実の風景、空間の体験しかできず、スリルが不足する。 そこで、本考案は斬新なスリルを乗客に与えることができる往復走行コースタを 提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、有端状の軌道の最深部をカーブさせて 、該最深部にトンネル部を設けると共に、該トンネル部内部のディスプレイを、 上記車両の通過毎に相違させる制御手段を備えた。
【0005】 また、有端状の軌道に沿って往復走行するコースタに於て、該軌道の最深部を カーブさせて、該最深部を包囲したトンネル部を付設すると共に、該トンネル部 内部をいずれの方向に車両が走行して通過するかを検出する車両の走行方向検出 器を設置し、この検出器からの信号にて上記トンネル部内部に付設したディスプ レイを、走行方向によって相違するように制御する制御手段を備えた。さらに、 トンネル部を地下に配設した。
【0006】
【作用】
車両が軌道に沿って往復走行してトンネル部を通過する際、その前進時と後進 時に於て、ディスプレイが制御手段によって変化するので、車両の乗客に、予期 せぬ新鮮なスリルを与えることができ、かつ、あたかも現実と異なる風景、空間 を走行しているような錯覚を与えることができる。しかも、トンネル部を軌道の カーブする最深部に設けて、加速力と遠心力のミックスによるスピード感、恐怖 感等を効果的に引き出した状態で、ディスプレイの視覚効果を加えることにより 、これまでにない斬新なスリルを乗客に与えることができる。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案のコースタを詳説する。
【0008】 本考案の平面図である図1と、その側面図である図2に於て、1は、車両2が 往復走行可能となるように敷設された有端状の軌道であって、この軌道1は、前 方斜面部3と、水平に対して大きな角度の急斜面部4及びそれよりも小さな角度 の緩斜面部5を有する後方斜面部6と、該両者3,6を連結する中間部7とから なり、全体が平面視略J字形に配設される。
【0009】 ところで、上述の説明において前方とは発進の方向を指すものとし、図では左 方向が前方となっている。また、図例では軌道1の一部がカーブしているが、直 線状であってもよい。
【0010】 しかして、該中間部7は、中段部8,再加速斜面部9及びトンネル部10から成 り、後方斜面部6に中段部8が連設され、該中段部8とトンネル部10とは再加速 斜面部9にて連結されている。
【0011】 この軌道1は、円形や角形その他種々の横断面の部材を一本又はそれ以上の本 数で構成してなり、多数の支持脚11…にて軌道1は支持されているが、山や丘や 谷等の自然の地形を利用するも望ましい。
【0012】 車両2は軌道1に沿って走行するが、車両2が軌道1から脱落しないように、 車輪21…(図3参照)を軌道1の上下から挾持状として転動させている。なお、 車両2は複数列結列車状としても単数でも自由である。
【0013】 このような軌道1の中段部8にプラットホーム12が設けられ、乗客22…(図3 参照)は該プラットホーム12にて、停止中の車両2に乗り降りすることができる 。
【0014】 この車両2に乗り込んだ乗客22…は、肩や腰をロックして外へ放り出されない ように安全装置をもって座席に固縛状とされる。
【0015】 その後、車両2は、プラットホーム12から後方斜面部6にかけて設けられた引 揚機構13によって後方へ矢印Aの如く、緩斜面部5の発進位置まで引き揚げられ て、所定の位置エネルギが付与される。
【0016】 なお、引揚機構13は、図例では、複数の鎖車14…、引揚チェーン15、駆動装置 16にて構成されるが、これのみに限定されるものではない。
【0017】 次に、発進位置まで引き揚げられた車両2は、引揚チェーン15の一部と車両2 とを連結係止していた図示省略の係脱機構を離脱することにより、自重にて自走 発進を開始し、急斜面部4にて急激に第1回の加速がなされつつ、後方斜面部6 を矢印Bのように降下し、プラットホーム12を矢印Cのように通過する。
【0018】 さらに、中段部8を通過した車両2は、再加速斜面部9にて矢印Dのように第 2回の加速が行われて降下し、十分なる高速となって、矢印Eのように前進して トンネル部10を通過し、矢印Fの如く前方斜面部3の上端部近傍まで登りつめる 。
【0019】 その後、前方斜面部3の上端部近傍まで登りつめた車両2は、この高さの位置 エネルギにより矢印Gのように前方斜面部3を折返し、矢印Hのように後進して トンネル部10を通過し、矢印Iのように再加速斜面部9を登りつめる。このとき 車両2は走行摩擦等によりかなり減速されており、低速で矢印J方向にプラット ホーム12に帰還した車両12は、図示省略の制動装置が作用して停止する。
【0020】 しかして、図1,図2及び図3に示すように、軌道1の一部に設けられた地下 式のトンネル部10の内部には、ディスプレイ17が付設され、制御手段18によって 、車両2がトンネル部10を通過する毎にディスプレイ17が相違するように、自動 的に制御される。
【0021】 ディスプレイ17としては、種々の風景、空間等、例えば図例では、溶岩の形を 模した物や、その絵等を、トンネル部10の内壁19に全面的あるいは部分的に付設 して成り、これに対応して照明20が付設される。
【0022】 この照明20…の点灯・消灯は、制御手段18によって制御され、例えば、車両2 の矢印E方向への前進時には、照明20…を点灯して、トンネル部10内でもディス プレイ17が乗客22…に見えるように照らし、あたかも溶岩中を走行しているよう な疑似体験を乗客に与え、かつ、車両2の矢印H方向への後進時には、照明20… を消灯して、暗闇の中を走行するように、自動的に制御される。
【0023】 あるいは逆に、車両2の後進時に照明20…を点灯し、車両2の前進時に照明20 …を消灯するように制御してもよい。
【0024】 そして、トンネル部10内部をいずれの方向に車両2が走行して通過するかは、 トンネル部10に設置された走行方向検出器23にて検出され、この検出器23からの 信号にて制御手段18が、車両2の走行方向によって択一的に照明20…を点灯・消 灯させてディスプレイ17を相違させるように、制御する。
【0025】 また、図示省略するが、上述の実施例と異なり、照明20によらずに、トンネル 部10のディスプレイ17を機械的に交換可能なように構成し、制御手段18によって 、車両2のトンネル部10の通過毎に(走行方向毎に)ディスプレイ17を自動的に 相違させるように、制御するも自由である。
【0026】 あるいは、ディスプレイを、映像スクリーンとして、上記溶岩等の各種風景、 空間を映し出すように構成し、制御手段18にて、車両2のトンネル部10の通過毎 にディスプレイ17(即ち映像)が相違するように、制御するも自由である。
【0027】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で 設計変更自由である。
【0028】 例えば、図例では、トンネル部10がカーブして、遠心力や方向変化のスリル感 をも付与するようになっているが、直線状であってもよい。また、トンネル部10 を、地上に於て、軌道1の一部を包囲する構造のものとするも望ましい。
【0029】 さらに、適当な部位、例えばプラットホーム12よりも前方の中段部8に、ねじ り状の宙返り部を設けるも好ましく(図示省略)、乗客22…に一層のスリルを与 えることができる。
【0030】 また、乗客22…が車両2の座席に座る方向は前方向きでも後方向きでも、その 混合であっても自由である。
【0031】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載するような著大な効果を奏 する。
【0032】 請求項1,2記載の往復走行コースタでは、走行中に、トンネル部10内部のデ ィスプレイ17により、全く現実と異なる風景、空間等の体験ができ、かつ、車両 2のトンネル部10の通過毎に、ディスプレイ17が相違(変化)するので、乗客22 …に予期せぬ新鮮なスリルを与えることができる。しかも、トンネル部10を通過 する際には、車両2が高速でカーブするスリル感が、上記ディスプレイ17の相違 (変化)のスリルに加わるので、乗客9は従来のコースタにはない斬新なスリル を実感できる。
【0033】 また、トンネル部10を軌道1の最深部に設けるので、軌道1の高い部分に設け る場合よりも、トンネル部10やディスプレイ17等の施工、修理交換及び保守点検 等を、容易に行える。
【0034】 請求項2記載の往復走行コースタでは、走行方向検出器23を用いることにより 、車両2の走行方向に基づいて自動的にディスプレイ17を、人為的なミスなしに 確実に、相違させることができ、省人化を図り得る。
【0035】 請求項3記載の往復走行コースタでは、地下にトンネル部10を設けることによ り、コースタの地上の設置スペースが狭い場合でも軌道1の長さが制限されずに 済み、トンネル部10の地上を道や他の遊戯施設等に有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体平面図である。
【図2】一部破断の全体側面図である。
【図3】トンネル部内部のディスプレイを例示する要部
側面図である。
【符号の説明】
1 軌道 2 車両 10 トンネル部 17 ディスプレイ 18 制御手段 23 走行方向検出器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有端状の軌道1の最深部をカーブさせ
    て、該最深部にトンネル部10を設けると共に、該トンネ
    ル部10内部のディスプレイ17を、上記車両2の通過毎に
    相違させる制御手段18を備えたことを特徴とする往復走
    行コースタ。
  2. 【請求項2】 有端状の軌道1に沿って往復走行するコ
    ースタに於て、該軌道1の最深部をカーブさせて、該最
    深部を包囲したトンネル部10を付設すると共に、該トン
    ネル部10内部をいずれの方向に車両2が走行して通過す
    るかを検出する車両2の走行方向検出器23を設置し、こ
    の検出器23からの信号にて上記トンネル部10内部に付設
    したディスプレイ17を、走行方向によって相違するよう
    に制御する制御手段18を備えたことを特徴とする往復走
    行コースタ。
  3. 【請求項3】 トンネル部10を地下に配設した請求項1
    又は2記載の往復走行コースタ。
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