JP3009043U - 温室における屋根トラス - Google Patents

温室における屋根トラス

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JP3009043U
JP3009043U JP1994011539U JP1153994U JP3009043U JP 3009043 U JP3009043 U JP 3009043U JP 1994011539 U JP1994011539 U JP 1994011539U JP 1153994 U JP1153994 U JP 1153994U JP 3009043 U JP3009043 U JP 3009043U
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徳 成 張
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張 徳成
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に屋根シートを開、閉し、かつその開
閉度を調節できて、内部の農作物に適量の陽光や雨水を
制御供給し得るようにする。 【構成】 その屋根枠(11)両側部材に複数の繋ぎ梁
(111)を適当な等間隔置きに架設して若干の開閉区
域(12)に仕切られた枠体(1)と;上記屋根枠両側
縁沿いに設けられる両ラック(20)、該ラックと転動
可能に噛合するギア(211)を介して屋根枠に架設さ
れる伝動軸(21)、該伝動軸を駆動回転する駆動手段
(22)、両固定桿(231)と両移動桿(232)を
枢接して形成され且つ上記各開閉区域内に設けられる複
数の開閉手段(23)、及び上記移動桿他端が固接した
作動ロッド(24)を具えて、該固定桿他端を上記枠体
に固定してなる調整装置(2)と;上記調整装置の各開
閉手段上方に取付けられて、上記両移動桿に対応して一
方側縁が追従移動できる屋根シート(3)と;を組合わ
せて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は温室における屋根トラスに関し、特に屋根シートの開、閉やその開閉 度の調整を自動的に行なえる温室における屋根トラスに関する。
【0002】
【従来の技術】
衆知のように一般の農作物、例えば野菜や草花類などは、成長の過程で強風や 豪雨に見舞われ或いは霜害及び烈日に曝されるのをもっとも嫌っており、特に夏 季に台風、冬季に寒波がよく来襲する地域では、農作物が天候によって傷められ るのを防ぐため、しばしば農作物の上方に、例えばプラスチック材またはカンバ ス材などのような保護シートを張り拡げて被覆する。しかし、耕作面積が小さい 場合はともかく、耕作面積が大きいときはこの保護シートを張るのが煩わしいと 共に時間がかかり、さらに天気の変化は時には急速であることから、この種保護 シートを覆う農作物保護方式は、驟雨や疾風などのような気象急変には人手を増 やさない限り対応するに遅過ぎる場合もあった。
【0003】 また、大面積の被覆シートを直接農作物の上方に被覆する場合、張ったり畳ん だり作業は容易でないばかりでなく、しばしば農作物を傷み付けることがあると 同時に、農作物は平常から手入れ(例えば、除草や肥料散布)を加えて栽培すべ きものであるから、保護シートを被せたままにほったらかすわけにはゆかず、作 業の際には保護シートを取り除かなければならないのであり、かつ天気が好転し た場合や換気のために保護シートをしばしば畳まなければならないので、使用上 、極めて時間や手数がかかる欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
これら問題点を解決するため、本考案は、自動的に屋根シートを開、閉し、か つその開閉度を調節できて、内部の農作物に適量の日光や雨水を制御供給し得る 温室における屋根トラスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、その複数の支柱によって支承された屋根 枠両側部材に、複数の繋ぎ梁を適当な等間隔置きに平行架設して、該屋根枠を若 干の開閉区域に仕切ってなる枠体と;上記屋根枠両側部材沿いにそれぞれ設けら れるラック、該ラックと転動可能に噛合うギアを両端部に固定して該屋根枠幅向 きに架設される伝動軸、該伝動軸を駆動回転するために該伝動軸に連結される駆 動手段、それぞれが互いに平行する両固定桿と両移動桿を枢接して形成され且つ 上記各開閉区域内に設けられる複数の開閉手段、及び上記移動桿他端が枢着した 作動ロッドを具えて、該固定桿他端を上記枠体に枢支してなる調整装置と;上記 調整装置の各開閉手段上方に取付けられて、片側部材が上記両移動桿に対応して 追従移動できる屋根シートと;を組合せて構成される。
【0006】 そして、上記調整装置に滑り溝を設けた両ガイドレールを具えさせて、該両ガ イドレールを上記作動ロッド下方に取付け、かつ上記移動桿他端末に該滑り溝内 を滑り移動するローラを装設して;上記固定桿と上記移動桿の枢接端中間にU字 型の樋溝を枢接介装すれば一層好ましくなる。
【0007】
【作用】
上記のように構成された、本考案は、その駆動手段を起動すると、該駆動手段 が伝動軸を駆動回転し、該伝動軸両端のギアが屋根枠の長手方向両側縁のラック と咬合っているので、該伝動軸は該ラックの上で転がり移動できてその両側の作 動ロッドを連動し、かつ該開閉手段の移動桿における移動端が枠体に固定した固 定桿の一端を軸点として、相対的に接近または離間するように移動し、その移動 桿と固定桿が垂直方向で寄り会うことになって、各開閉区域内の開閉手段が枠体 上でほぼ完全に開いた状態を呈するにともない、屋根シートも開閉区域に対する 被覆を完全に開放する。また、該駆動手段の運転時間を適宜に制御して、該伝動 軸を両繋ぎ梁間に位置付かせると、該作動ロッドが連動されて適当な距離を移動 し、同時に開閉手段の移動桿を連動して該固定桿と適当な角度をなすように移動 させ、該開閉手段が半開きの状態を呈するようになる。勿論、該屋根シートも半 開き状態に開閉区域を保護被覆するようになる。即ち、本考案の温室における屋 根トラスは、駆動手段を適宜に操作することにより、該開閉手段を自動的に開閉 する機能を具えて、且つ開閉手段の開閉度を好むままに制御することができる。
【0008】
【実施例】
図1,図2に示すように、本考案の好ましい実施例は、枠体1,調整装置2及 び複数の屋根シート3を含み; 該枠体1は、複数の支柱10により通常長方形をした屋根枠11を適当な高さ に支承しており、該屋根枠11の長手方向両側部材に適当な等間隔置きに複数の 繋ぎ梁111を平行に架け渡して、該屋根枠11を若干の開閉区域12に仕切り 、本実施例では3本の繋ぎ梁111により該屋根枠11を4つの開閉区域12に 仕切っている。
【0009】 該調整装置2は、3本のラック20,伝動軸21,駆動手段22,複8組の開 閉手段23,作動ロッド24及びガイドレール25からなり、該ラック20は上 記枠体1における屋根枠11の長手方向両側部材及び中心沿いにそれぞれ取付け られ、或いは該屋根枠11と平行状に一体成形するようにしてもよい。該伝動軸 21は両端及び中央部にギア211を設けて、それぞれギア211が上記各ラッ ク20と咬合して伝動軸21を回せばラック20沿いに転がり移動するように取 付けられる。該駆動手段22はモータであって該伝動軸21の適所に設けられ、 その出力軸が起動回転すると、図中に現われていないギアセットを介して該伝動 軸21を連動回転するのであり、さらに3本のガイドレール25を各ラック20 と対応し且つ平行するように架設する。該複数の開閉手段23は上記枠体1の屋 根枠11における各開閉区域12内に設けられるもので、それぞれが等間隔の同 じ構成をしていることから、その一手段を例にとって説明するが、8組を4セッ トに分けて屋根枠11の長手方向に2列配列し、中心沿いにおける部材は共用す ることを申し添えて置く。即ち、該各開閉手段23は、その適当な等間隔を隔て て同じ側斜め上向きに延伸する両固定桿231及び同様に適当な等間隔を隔てて 対向側斜め上向きに延伸する両移動桿232を枢接してなり、該移動桿232は 一端を枢接端2321に形成して他端を移動端2322に形成され、該固定桿2 31は一端を上記枠体1に固接して他端を該移動桿232の枢接端2321と枢 接する枢接端2311に形成され、かつ該固定桿231と該移動桿232が適当 な角度範囲内において回動できるようにする。本実施例は該固定桿231と移動 桿232の枢接箇所にU字型の樋溝233を介装しており、即ち、該固定桿23 1の枢接端2311と該移動桿232の枢接端2321をそれぞれ樋溝233側 縁に枢接している。
【0010】 作動ロッド24はそれぞれ該枠体1の長手方向両側縁に取付けられて、上記各 開閉手段23の移動桿232の移動端2322を該作動ロッド24に固定する。 該ガイドレール25はそれぞれ該作動ロッド24下方に設けられて該作動ロッド 24を支承し、本実施例は該ガイドレール25に滑り溝251を設けて、該移動 桿232の移動端2322末端に取付けられたローラ2323が該滑り溝251 内で滑り移動できるようにし、該作動ロッド24の移動がより順調に行なえる。
【0011】 該複数の屋根シート3は、カンバスやその他防水材料によって造られて、上記 調整装置2の各開閉手段23上方に取付けられ、その上記繋ぎ梁111と平行し て該移動桿232の移動端に臨んだ一方側縁を、該移動端2322の移動に対応 して追従移動可能にする。 上記のように構成された、本考案は、図3に示すように、その調整装置2の駆 動手段22を起動すると、該駆動手段22が伝動軸21を駆動回転し、該伝動軸 21両端のギア211が屋根桿11の長手方向両側縁のラック20にそれぞれ咬 合していることから、該伝動軸21は該ラック20の上で回転することができ、 元来ほぼ中央部位の繋ぎ梁111に接近していた伝動軸21が屋根枠11端縁に 近い繋ぎ梁111に移動接近し、この際、該伝動軸21はその両側の作動ロッド 24を連動して、該開閉手段23の移動桿232における移動端2322が該固 定桿231の上記枠体1に固定した一端を軸心として連動回転され、該開閉手段 23の移動桿232と固定桿231が寄り合うことになって、該開閉手段23が 枠体1上でほぼ完全に開いた状態を呈するにともない、上記屋根シート3も開閉 区域12に対する保護被覆を完全に開放する。
【0012】 また、図4に示すように、該駆動手段22の運転時間を適宜に制御して、該伝 動軸21を両繋ぎ梁111間に位置付かせると、この際、該作動ロッド24は連 動されて適当な距離を移動し、同時に開閉手段23の移動桿232を連動して該 固定桿231と適当な角度をなすように移動させ、該開閉手段23が半開きの状 態を呈するようになる。勿論、各開閉区域12の屋根シート3も半開き状態にな る。
【0013】
【考案の効果】
本考案の温室における屋根トラスは、上記のように、その駆動手段を適宜に操 作することにより、屋根シートを開閉手段の自動的に開閉する機能に追従させて 開閉させることができ、また該開閉手段の開閉度を制御することができることに 対応して該屋根シートの開閉を適宜に規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい実施例の立体図
である。
【図2】上記実施例の側視図である。
【図3】上記実施例における開閉手段の開閉状態表示図
(一)である。
【図4】上記実施例における開閉手段の開閉状態表示図
(二)である。
【符号の説明】
1 枠体 10 支柱 11 屋根枠 111 繋ぎ梁 12 開閉区域 2 調整装置 20 ラック 21 伝動軸 211 ギア 22 駆動手段 23 開閉手段 231 固定桿 232 移動桿 2323 ローラ 233 樋溝 24 作動ロッド 25 ガイドレール 251 滑り溝 3 屋根シート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その複数の支柱(10)によって支承さ
    れた屋根枠(11)両側部材に、複数の繋ぎ梁(11
    1)を適当な等間隔置きに平行架設して、該屋根枠(1
    1)を若干の開閉区域(12)に仕切ってなる枠体
    (1)と;上記屋根枠(11)両側部材沿いにそれぞれ
    設けられるラック(20)、該ラック(20)と転動可
    能に噛合うギア(211)を両側部に固定して該屋根枠
    (11)幅向きに架設される伝動軸(21)、該伝動軸
    (21)を駆動回転するために該伝動軸(21)に連結
    される駆動手段(22)、それぞれが互いに平行する両
    固定桿(231)と両移動桿(232)を枢接して形成
    され且つ上記各開閉区域(12)内に設けられる複数の
    開閉手段(23)、及び上記移動桿(232)他端が枢
    着した作動ロッド(24)を具えて、該固定桿(23
    1)他端を上記枠体(1)に枢支してなる調整装置
    (2)と;上記調整装置(2)の各開閉手段(23)上
    方に取付けられて、片側部材が上記両移動桿(232)
    に対応して追従移動できる屋根シート(3)と;を組合
    せてなる温室における屋根トラス。
  2. 【請求項2】 上記調整装置(2)に滑り溝(251)
    を設けた両ガイドレール(25)を備えて、該両ガイド
    レール(25)を上記作動ロッド(24)下方に取付
    け、かつ上記移動桿(232)他端末に該滑り溝(25
    1)内を滑り移動するローラ(2323)を装設してな
    る請求項1記載の温室における屋根トラス。
  3. 【請求項3】 上記固定桿(231)と上記移動桿(2
    32)の枢接端中間にU字型の樋溝(233)を枢接介
    装してなる請求項1記載の温室における屋根トラス。
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