JP3008996U - 傘のフレーム構造 - Google Patents
傘のフレーム構造Info
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- JP3008996U JP3008996U JP1994011446U JP1144694U JP3008996U JP 3008996 U JP3008996 U JP 3008996U JP 1994011446 U JP1994011446 U JP 1994011446U JP 1144694 U JP1144694 U JP 1144694U JP 3008996 U JP3008996 U JP 3008996U
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- umbrella
- sleeve
- frame
- umbrella frame
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 傘のフレームを保護するための、蝶形ジョイ
ントと傘のフレームとの間の滑り止めスリーブに関する
ものであり、傘の製造を簡素化し、傘の寿命を延ばすこ
とができる傘のフレーム構造を提供すること。 【構成】 傘のフレーム10の適当な箇所に固定される
スリーブ13と蝶形ジョイント12とを有し、前記スリ
ーブ13は、軟質プラスチック、合成プラスチック、あ
るいはゴム材料のインジェクト成型によって製造され、
前記スリーブ13の両端には、傘のフレーム10と前記
蝶形ジョイント12との直接的な接触を防ぐ隆起部1
5、16が設けられ、前記スリーブ13の両端部に形成
された切溝17、18を閉じることにより、前記蝶形ジ
ョイント12を傘のフレーム10に固定させる傘のフレ
ーム構造である。
ントと傘のフレームとの間の滑り止めスリーブに関する
ものであり、傘の製造を簡素化し、傘の寿命を延ばすこ
とができる傘のフレーム構造を提供すること。 【構成】 傘のフレーム10の適当な箇所に固定される
スリーブ13と蝶形ジョイント12とを有し、前記スリ
ーブ13は、軟質プラスチック、合成プラスチック、あ
るいはゴム材料のインジェクト成型によって製造され、
前記スリーブ13の両端には、傘のフレーム10と前記
蝶形ジョイント12との直接的な接触を防ぐ隆起部1
5、16が設けられ、前記スリーブ13の両端部に形成
された切溝17、18を閉じることにより、前記蝶形ジ
ョイント12を傘のフレーム10に固定させる傘のフレ
ーム構造である。
Description
【0001】
本考案は、傘のフレーム構造の改良に関するものであり、特には、傘のフレー ムを保護する目的で、蝶形ジョイントと傘のフレームの間に配置されるスライド プルーフスリーブに関するものである。本考案の改良構造に係る各部品は傘の製 造を簡略化し、傘の寿命を延ばすものである。
【0002】
中華民国の傘産業は、その数量及び品質によって世界をリードしていることが 広く認められている。近年において、傘に付加価値を提供するために、傘産業界 は、ファイバーグラスあるいはグラファイト繊維のような、軽量で、フレキシブ ルで、非メッキ加工で、公害を引き起こさない材料を使用してフレームを製造す るようになっている。
【0003】
しかしながら、従来のファイバーグラスあるいはグラファイト繊維からなる傘 のフレームの材料の最大の欠点は「もろさ」であり、多少でも傷がつくと傘全体 が使用不能になることである。
【0004】 さらに、従来の傘の非金属のフレーム構造において、傘のフレームにフレーム ジョイントやコネクター(蝶形ジョイント)を取り付けるには、通常は以下記載 の3つの異なる方法が利用されているが、以下のような問題がある。 1.直径3.0〜3.5mmのファイバーチューブを使用し、蝶形ジョイント をインジェクション成型するが、プラスチック材料とファイバーチューブの化学 成分は非常に異なっており、ジョイントは強固にはならない。よって、組立前に ファイバーチューブ材料に小径穴あるいはスロット等を設けなければならず、さ らに、プラスチック材料はインジェクターの圧力で圧搾され、それらの穴やスロ ットが充填され、滑らないようにするために接合部を溶融しなければならない。 それでも、もろいファイバー材料は穴開け工程で既に損傷を受けており、壊れや すい。
【0005】 2.図1及び図2に示すように、金属製ジョイント20がファイバーチューブ 21に挟み付けられており、補強のため2個の固定ポイント22が設けられてい る。しかし、これらの2個の固定ポイント22はファイバー構造にダメージを与 えるものであり、傘の使用時にフレームを破壊しやすい。 3.図3及び図4に示すように、プラスチック製蝶形ジョイント30がフレー ム31上の正確な位置に配置され、接着剤によってフレーム31に固定されてい る。従って、接合部が外れ易く、外観が悪く、生産性が低くなる。
【0006】 従って、従来の非金属フレーム構造と、その組立は理想とはかけ離れており、 製造コストが高くなり、傘の寿命を短くしている。 そこで、本考案の目的は、蝶形ジョイントと傘のフレームの間に成型スリーブ を配置した簡潔なフレーム構造を提供し、傘の寿命を延ばすことにある。 本考案の他の目的は、両端に隆起部を備えた成型スリーブを用いて、傘のフレ ームと蝶形ジョイントとの間の直接的な接触を防ぐことにある。
【0007】
本考案は、滑り止めの目的で蝶形ジョイントと傘のフレームの間に成型スリー プを配置し、傘の寿命を延ばすため、傘のフレームの保護装置を簡素化した。 本考案は、両端に隆起部を備えた成型スリーブを活用して、傘のフレームと蝶 形ジョイントとの間の直接的な接触を防いでいる。又、蝶形ジョイントを締め付 けてスリーブの両端に位置する切溝を適宜閉じることにより、蝶形ジョイントは 傘のフレームに強固に固定され、同時に、隆起部で蝶形ジョイントとフレームを 分離し、蝶形ジョイントによってフレームが切断されないようにしている。
【0008】 そこで、請求項1に記載の考案は、「傘のフレームの適当な箇所に固定される スリーブと蝶形ジョイントとを有し、前記スリーブは、軟質プラスチック、合成 プラスチック、あるいはゴム材料のインジェクト成型によって製造され、前記ス リーブの両端には、傘のフレームと前記蝶形ジョイントとの直接的な接触を防ぐ 隆起部が設けられ、前記スリーブの両端部に形成された切溝を閉じて前記蝶形ジ ョイントを傘のフレームに固定させる傘のフレーム構造。」である。
【0009】
上記構成により、両端に隆起部を備えた成型スリーブにより、傘のフレームと 蝶形ジョイントとの間の直接的な接触が防がれる。又、蝶形ジョイントによりス リーブの両端に位置する切溝を適宜閉じるように締め付ければ、蝶形ジョイント は傘のフレームに強固に固定され、同時に、隆起部で蝶形ジョイントとフレーム を分離し、蝶形ジョイントによってフレームが切断されることはない。 従って、傘の寿命は延びるとともに、傘の構造は簡素化される。
【0010】
以下、本考案の実施例について説明すると、図5及び図6に示すように、本考 案の改良型の傘構造フレーム10は、スリーブ13と、前記フレーム10に固定 される蝶形ジョイント12とを有している。そして、前記蝶形ジョイント12に は、支持フレーム11が連結されるようになっている。 前記スリーブ13は、前記傘のフレーム10を包み込むように、軟質プラスチ ック、合成プラスチック等の合成樹脂、あるいはゴム材料等による成型品であり フレーム10に傷を付けることがないようにフレームを保護するものであり、図 6にその全体形状が明示されている。
【0011】 図6に示すように、スリーブ13のシャフトチャンバー(貫通孔)14は、傘 のフレーム10を収容するように形成され、隆起部15と16はスリーブ13の 両端に配置され、図5に示すように蝶形ジョイント12(の突出部)が傘のフレ ーム10と直接接触しないようになっている。切溝17と18は、スリーブ13 の端部に位置し、蝶形ジョイント12の両端部を締め付けることにより、閉じて 蝶形ジョイト12が傘のフレーム10に強固に固定されるようになっている。
【0012】 スリーブ13は、樹脂あるいはゴム材料等で一体の部品として製造され、スリ ーブ13と傘のフレーム10との間に密着固定され、滑り止めの役割を果してい る。蝶形ジョイント12がスリーブ13に固定されるとき、スリーブ13に設け られた切溝17と18は圧力の増加で閉じ、スリーブ13、蝶形ジョイント12 及び傘のフレーム10を一体的にさらに締め付ける。同時に、スリーブ13上の 隆起部15と16は、傘が開かれて傘のフレーム10がアーチ状となる際に、傘 のフレーム10と蝶形ジョイント12との間の直接的な接触を防ぐ。この構造に より、傘のフレーム10のファイバー(ガラス繊維等)には損傷が加えられず、 傘の寿命が延びる。
【0013】 又、上記簡潔な構成を採用していることにより、本考案は、製造工程において 高品質で、効率的で、低コストにて傘を大量生産できる。 尚、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載の考 案の趣旨を逸脱しない範囲で傘のフレーム10、蝶形ジョイント12、スリーブ 13、隆起部15、16の長さ、大きさ及び形状等を適宜変更したり、スリーブ 13の両端部における切溝17、18の数を2〜4本あるいはそれ以上に適宜変 更して実施してもよい。
【0014】
上記請求項1に記載の構成により、両端に隆起部を備えた成型スリーブによっ て、傘のフレームと蝶形ジョイントとの間の直接的な接触を防ぐことができ、傘 の寿命を延ばすことができる。又、スリーブの両端に位置する切溝によって、蝶 形ジョイントは傘のフレームに強固に固定され、同時に、隆起部で蝶形ジョイン トとフレームを分離し、蝶形ジョイントによってフレームが切断されることを防 止することができる。従って、傘の寿命を延ばすことができるとともに、傘の構 造を簡素化することができるという優れた効果を奏する。 さらに、上記簡潔な構成を採用していることにより、製造工程において高品質 で、効率的で、低コストにて傘を大量生産できるという優れた効果を奏する。
【図1】 傘のフレームに固定された従来の非金属蝶形
ジョイントの構造を示す斜視図。
ジョイントの構造を示す斜視図。
【図2】 図1の非金属蝶形ジョイントの構造を示す断
面図。
面図。
【図3】 傘のフレームに固定された従来の非金属蝶形
ジョイントの別構造を示す斜視図。
ジョイントの別構造を示す斜視図。
【図4】 図3の非金属蝶形ジョイントの断面図。
【図5】 傘のフレームに固定された本考案の蝶形ジョ
イントの斜視図。
イントの斜視図。
【図6】 本考案の傘のフレーム構造を示す分解斜視
図。
図。
10 傘のフレーム 11 支持フレーム 12 蝶形ジョイント 13 スリーブ 14 シャフトチャンバー 15、16 隆起部 17、18 切溝
Claims (1)
- 【請求項1】 傘のフレームの適当な箇所に固定される
スリーブと蝶形ジョイントとを有し、 前記スリーブは、軟質プラスチック、合成プラスチッ
ク、あるいはゴム材料のインジェクト成型によって製造
され、 前記スリーブの両端には、傘のフレームと前記蝶形ジョ
イントとの直接的な接触を防ぐ隆起部が設けられ、 前記スリーブの両端部に形成された切溝を閉じて前記蝶
形ジョイントを傘のフレームに固定させるものであるこ
とを特徴とする傘のフレーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011446U JP3008996U (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 傘のフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994011446U JP3008996U (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 傘のフレーム構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008996U true JP3008996U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=43144806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994011446U Expired - Lifetime JP3008996U (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 傘のフレーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008996U (ja) |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP1994011446U patent/JP3008996U/ja not_active Expired - Lifetime
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