JP3008778U - 酒風味の飴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃縮の酒と、酒の肴（つまみ）を、混合しア
メ状または、固形化した、持ち運び容易な酒風味の飴を
提供する。 【構成】 濃縮アルコールに水飴（１）と酒の肴（２）
を加えてアメ状にするか、または、固形化して、粒状、
または、塊状にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、酒風味の飴に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、一般に、酒は、液状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来より、酒は、液状であるので、酒の味をたのしむためには、液状の酒を入 れておく容器や、飲むためのコップが必要であり、酒自体を、容器に入れずに持 ち運ぶ事は不可能であった。

【０００４】 酒を充分楽しむ為には、氷又は水で割ったりして、相当の量を必要とし、従っ て容器も大型となる。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

アルコール飲料の濃縮液に、水飴と、ピーナッツ、アーモンド等果実、又、く ん製味付乾燥等処理をした肉類、同様に処理した魚の、いずれか単独または、複 合の酒の肴を加え、アメ状にするかまたは、固化して、粒状または、塊状にした 、酒風味の飴を作る。

【０００６】

【作用】

この酒風味の飴の中のアルコール濃縮液性分は、口中で溶けて、アルコール飲 料と同じ作用をし、飴中の酒の肴は酒の風味を引き立てる。 固化した飴は、貯蔵または、持ち運びを、容易にする。 アメ状の飴は、従来の酒に比べ同等のアルコール効果のための量は、少量でよ く、そのため、小形の容器に収納出来る。

【０００７】

【実施例】

アルコール飲料の濃縮液に、水飴（１）と例えばピーナツ、アーモンド等、果 物、くん製または、味付乾燥させた肉又は、魚の、いずれか単独または、複合の 酒の肴（２）とを加え、アメ状、または、それを固化して、粒状、または、塊状 とする。 固化した飴（３）の形状は、角でも、丸でも、口中に入れやすい形でよく、各 種アルコール飲料の種類の飴を作れば、味のバリエーションが出来てよい。

【０００８】 飴の内部に、酒の肴（つまみ）（２）を入れ、アルコールの種類に合う味のつ まみを組み合わせる。たとえば、梅酒風味の飴ならば、内部へ、小さな梅の実を 入れる。又は、酒の飴には、魚、又は、いか、洋酒の飴の中には、木ノ実等いろ いろ入れる事によって、楽しい酒の味合が出る。

【０００９】 飴の包には、アルコール飲料の実物のビン、缶等の写真を印刷すると、中身の 味の種類がよくわかって良い。

【００１０】

【考案の効果】

考案に係る、固化した、酒風味の飴は、ビン、缶、コップ等の容器（４） を 必要とせず、ポケットに入れて持ち歩け、手軽に酒の風味を楽しむ事が出来る。

【００１１】 特に、歩行中、車中等、場所をえらばず、口中に入れる事が出来る。 アメ状にした、酒風味の飴は、濃縮アルコールを性分としているので、少量を 小ビン等、小さい容器に入れて、持ち運ぶ事により、手軽に酒を味いながら他の 作業が出来る。

【００１２】

【図面の簡単な説明】

【図１】固形の酒風味の飴の斜視図である。

【図２】固形の酒風味の飴の断面図である。

【図３】容器に入れたアメ状の酒風味の飴の斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 水飴 ２ 酒の肴 ３ 固化した飴 ４ 容器

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】アルコール飲料の濃縮液に、水飴および果
   実、肉類または魚の、いづれか単独または複合の酒の肴
   を加え、粒状、または、塊状に、固形化してなる酒風味
   の飴。
2. 【請求項２】アルコール飲料の濃縮液に、水飴および酒
   の肴を加えて、飴状にしてなる酒風味の飴。