JPH05146010A - 受配電装置 - Google Patents
受配電装置Info
- Publication number
- JPH05146010A JPH05146010A JP30876391A JP30876391A JPH05146010A JP H05146010 A JPH05146010 A JP H05146010A JP 30876391 A JP30876391 A JP 30876391A JP 30876391 A JP30876391 A JP 30876391A JP H05146010 A JPH05146010 A JP H05146010A
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- JP
- Japan
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- power receiving
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- sensors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各機器および部材の温度を非接触で測定し監
視して異常状態を早期に認識する受配電装置を提供す
る。 【構成】 受配電装置の内部に赤外線感知センサー17
を装着して各機器や部材の温度を非接触状態で監視し事
故の未然防止や保守点検の効率向上や精度の向上をはか
る。
視して異常状態を早期に認識する受配電装置を提供す
る。 【構成】 受配電装置の内部に赤外線感知センサー17
を装着して各機器や部材の温度を非接触状態で監視し事
故の未然防止や保守点検の効率向上や精度の向上をはか
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度監視装置を装着し
た受配電装置に関する。
た受配電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業界でのOA化やFA化等の高
度情報化が進み受配電設備(装置)に対する要求も変わ
ってきている。すなわち安全性が高く事故の予測や診断
が可能な設備が要求されてきている。しかし現状ではそ
れに十分対応するに至っていない。たとえば故障時に発
生する過熱の検出についても、設備を構成する変圧器や
開閉器の内部に温度計を挿入して個別に管理を行なって
いた。ところが高電圧が印加される部材例えばCT,P
T,ケーブル,ブスバー,ケーブルの接合部の温度測定
は困難であり、事故の予測や診断は困難であった。した
がって事故の予防や診断は定期的な巡回による保守点検
に頼っていた。
度情報化が進み受配電設備(装置)に対する要求も変わ
ってきている。すなわち安全性が高く事故の予測や診断
が可能な設備が要求されてきている。しかし現状ではそ
れに十分対応するに至っていない。たとえば故障時に発
生する過熱の検出についても、設備を構成する変圧器や
開閉器の内部に温度計を挿入して個別に管理を行なって
いた。ところが高電圧が印加される部材例えばCT,P
T,ケーブル,ブスバー,ケーブルの接合部の温度測定
は困難であり、事故の予測や診断は困難であった。した
がって事故の予防や診断は定期的な巡回による保守点検
に頼っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の受配
電設備(装置)では、これを構成する電気機器や部材に
ついて事故予測や診断および常時監視がなされていない
ので突然事故が発生し受配電設備の機能が失われビルや
工場の機能が麻痺し膨大な損失を被ることになる。
電設備(装置)では、これを構成する電気機器や部材に
ついて事故予測や診断および常時監視がなされていない
ので突然事故が発生し受配電設備の機能が失われビルや
工場の機能が麻痺し膨大な損失を被ることになる。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、受配
電装置の信頼性の向上と、保守点検の効率化,高精度化
が可能な受配電装置を提供することを目的とする。
電装置の信頼性の向上と、保守点検の効率化,高精度化
が可能な受配電装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の発明では、受配電装置を構成する主要
な機器や部材の温度変化を赤外線を感知する赤外線感知
センサーにより監視するようにしたものであり、さらに
第2の発明では、赤外線感知センサーを複数個使用して
異常点を精度よく監視出来るようにしたものである。
に本発明の第1の発明では、受配電装置を構成する主要
な機器や部材の温度変化を赤外線を感知する赤外線感知
センサーにより監視するようにしたものであり、さらに
第2の発明では、赤外線感知センサーを複数個使用して
異常点を精度よく監視出来るようにしたものである。
【0006】
【作用】上記のように、受配電装置を構成する機器や部
材を非接触でオンラインで測定可能な赤外線感知センサ
ーにより監視するので実働時の異常をタイムリーに知る
ことが出来る。
材を非接触でオンラインで測定可能な赤外線感知センサ
ーにより監視するので実働時の異常をタイムリーに知る
ことが出来る。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1,図2を参照し
て説明する。図1は本発明に係る受配電装置で、赤外線
感知センサーを装着した場合の一部模式図である。図に
おいて、1は端子固定板2を固定する固定材で、これは
プラスチックやセラミック等の絶縁材料より構成され
る。端子固定板2はしんちゅうなどの導電材料よりな
る。3はケーブルで端子固定板2と接続部4で接続され
る。5はケーブルで端子固定板2と接続部6で固定され
る。ロ〜ホはイと同様の系列であり、その数は機種によ
って異なる。7は遮断器である。8,9,10,11は
ケーブルである。12は変圧器で、13,14はその1
次側ケーブル、15,16は同2次側ケーブルである。
17は赤外線感知センサーで焦電センサー等が適してい
る。Θはセンサー17の視野角であり、通常は30°〜
50°である。焦電センサーは温度の時間微分に対して
出力するので絶対的な温度が必要な場合はチョッパー方
式のセンサーを用いる。A〜Eは同様の赤外線感知セン
サーである。監視対象の機器や部材が少ない場合や事故
点の精度が不要な場合はセンサーは1個装着することで
も可能である。事故点同定の精度が必要な場合は複数個
のセンサーを装着して1つの対象機器の監視を複数個の
センサーで行なう。
て説明する。図1は本発明に係る受配電装置で、赤外線
感知センサーを装着した場合の一部模式図である。図に
おいて、1は端子固定板2を固定する固定材で、これは
プラスチックやセラミック等の絶縁材料より構成され
る。端子固定板2はしんちゅうなどの導電材料よりな
る。3はケーブルで端子固定板2と接続部4で接続され
る。5はケーブルで端子固定板2と接続部6で固定され
る。ロ〜ホはイと同様の系列であり、その数は機種によ
って異なる。7は遮断器である。8,9,10,11は
ケーブルである。12は変圧器で、13,14はその1
次側ケーブル、15,16は同2次側ケーブルである。
17は赤外線感知センサーで焦電センサー等が適してい
る。Θはセンサー17の視野角であり、通常は30°〜
50°である。焦電センサーは温度の時間微分に対して
出力するので絶対的な温度が必要な場合はチョッパー方
式のセンサーを用いる。A〜Eは同様の赤外線感知セン
サーである。監視対象の機器や部材が少ない場合や事故
点の精度が不要な場合はセンサーは1個装着することで
も可能である。事故点同定の精度が必要な場合は複数個
のセンサーを装着して1つの対象機器の監視を複数個の
センサーで行なう。
【0008】図2は複数個のセンサーを用いて定常時
と、ハの部分が異常の場合の温度を測定した場合のグラ
フである。各センサーの出力にしきい値を決めることに
より警報や開閉器の動作をさせることが出来る。センサ
ーの出力は監視対象からセンサーまでの距離やセンサー
の視野角によっても異なるので、定常時と異常時につい
て予め使用するセンサーについて特性をとっておくこと
が必要である。
と、ハの部分が異常の場合の温度を測定した場合のグラ
フである。各センサーの出力にしきい値を決めることに
より警報や開閉器の動作をさせることが出来る。センサ
ーの出力は監視対象からセンサーまでの距離やセンサー
の視野角によっても異なるので、定常時と異常時につい
て予め使用するセンサーについて特性をとっておくこと
が必要である。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、異常温度
を非接触でかつオンラインで測定できるので機器や部材
の異常状態をタイムリーに知ることができ、事故に至る
前に対策を施すことが可能となり、事故による被害を未
然に防ぐのみならず、保守点検の効率向上と精度を向上
させる。
を非接触でかつオンラインで測定できるので機器や部材
の異常状態をタイムリーに知ることができ、事故に至る
前に対策を施すことが可能となり、事故による被害を未
然に防ぐのみならず、保守点検の効率向上と精度を向上
させる。
【図1】本発明の一実施例の受配線装置の一部概略模式
図
図
【図2】赤外線感知センサーによる正常時と異常時の出
力特性図
力特性図
1 端子固定板を固定する固定板(部材) 2 端子固定板(部材) 3,5 ケーブル(部材) 4,6 端子固定板とケーブルの接続部(部材) 7 遮断器(機器) 8,9,10,11 遮断器のケーブル(部材) 12 変圧器(機器) 13,14,15,16 変圧器のケーブル(部材) 17 赤外線感知センサー
Claims (2)
- 【請求項1】 機器および部材を赤外線感知センサーに
よりオンラインで監視するようにした受配電装置。 - 【請求項2】 赤外線感知センサーを複数個装着して1
つの対象物を複数個の赤外線感知センサーで監視するよ
うにした請求項1記載の受配電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3308763A JP2933770B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 受配電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3308763A JP2933770B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 受配電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146010A true JPH05146010A (ja) | 1993-06-11 |
JP2933770B2 JP2933770B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17985005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3308763A Expired - Fee Related JP2933770B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 受配電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933770B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52120348A (en) * | 1976-04-02 | 1977-10-08 | Fuji Electric Co Ltd | Apparatus for surveying anomalous wiring |
JPS6066603A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-16 | 株式会社東芝 | 閉鎖配電盤 |
JP3008778U (ja) * | 1994-09-09 | 1995-03-20 | 英子 喜多 | 酒風味の飴 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3308763A patent/JP2933770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52120348A (en) * | 1976-04-02 | 1977-10-08 | Fuji Electric Co Ltd | Apparatus for surveying anomalous wiring |
JPS6066603A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-16 | 株式会社東芝 | 閉鎖配電盤 |
JP3008778U (ja) * | 1994-09-09 | 1995-03-20 | 英子 喜多 | 酒風味の飴 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2933770B2 (ja) | 1999-08-16 |
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