JP3008671U - 根菜類収穫機 - Google Patents

根菜類収穫機

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JP3008671U
JP3008671U JP1994011125U JP1112594U JP3008671U JP 3008671 U JP3008671 U JP 3008671U JP 1994011125 U JP1994011125 U JP 1994011125U JP 1112594 U JP1112594 U JP 1112594U JP 3008671 U JP3008671 U JP 3008671U
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JP
Japan
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belt conveyor
root vegetable
temporary storage
carrots
container
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Application number
JP1994011125U
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English (en)
Inventor
常雄 金子
禎二 高奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEKONOKI CO., LTD.
Original Assignee
KANEKONOKI CO., LTD.
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 根菜類収穫機にシリンダで上下する側板で囲
んだベルトコンベア(チェーンコンベア)を設けて収穫
した根菜を一時貯留し、フレコンバッグなどの容器に排
出するようにして、人力による作業を軽減する。 【構成】 左右両側および後部に側板11を立設したベ
ルトコンベア10の後端を軸13で枢着し、シリンダ1
4で前端部を上下できるようにした一時貯留排出装置8
を走行機体1の側部に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人参などの根菜類の収穫機に関するものであり、さらに詳述すると 、人参などの根菜類を掘り取り、茎葉を切断した後、地上のフレコンバッグやコ ンテナまたはトラック荷台上のコンテナに昇降可能なベルトコンベアもしくはチ ェーンコンベアを用いて排出するようにした小型の根菜類収穫機に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来の人参収穫機は茎葉を切断した人参を機上で20Kgないし30Kgのコ ンテナに詰め込むか(本出願人の出願に係る実願平5−71597号)、フレコ ンバッグに詰め込んでいた。
【0003】 通常、10a(1反歩)の圃場で3t〜6tの人参が収穫できるので、コンテ ナに収納する場合、20Kg入りで150個〜300個、30Kg入りで100 個〜200個のコンテナを機体から積み降ろしして、これをフレコンバッグに詰 め替えているが、これには相当過激な労働を強いられる。、また、フレコンバッ グを機体に吊り下げ、収穫した人参を直接投入する方法もあるが、通常フレコン バッグは300Kg〜600Kg入りであるので、人参を収穫しながら運搬する には機体重量が2t以上の大型収穫機でなければ困難であり、1t未満の小型機 ではフレコンバッグは利用できなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来技術のかかる問題点に鑑み考案されたものであり、その目的と するところは、一端を支点としてシリンダで上下できるベルトコンベアもしくは チェーンコンベア上に茎葉を切断した人参を一時貯留し、一定量貯まったところ でベルトコンベアを上下回転させて、フレコンバッグもしくはトラック荷台上の コンテナなどに人力によらず人参を詰め込むことができる根菜類収穫機を提供し ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る根菜類収穫機は、下端に引き抜き部を 有し、上端に茎葉切断処理装置を有する収穫搬送装置と、茎葉切断後の収穫物を 横送りする装置と、一端を枢着して支点となし他端がシリンダで上下する回転自 在のベルトコンベアもしくはチェーンコンベアを適宜の高さの側板で左右および 後面を囲って成る一時貯留排出装置を走行機体にコ字状に配設したものである。
【0006】 また、一時貯留排出装置の前端にフックを設けてもよい。
【0007】 さらに、上記一時貯留排出装置のベルトコンベアもしくはチェーンコンベアを 手動または自動的に間欠回転し得るようにしてもよい。
【0008】
【作用】
本考案に係る根菜類収穫機は、前記のように構成されているので、収穫搬送装 置の下端の引き板部でベルトによって挟持され、引き抜かれた人参はそのまま上 方に搬送され、茎葉切断装置によって茎葉の根元から切断され、横送り装置に送 られる。この横送りの過程で損傷した人参や形の悪い人参を選別除去してもよい 。横送り装置の終端には一時貯留排出装置が走行機体に対し前後方向に設けてあ り、横送りした人参はベルトコンベアもしくはチェーンコンベア(以下、ベルト コンベアと略称する)上に落下する。ベルトコンベアの左右、後面は適宜の高さ の側板で囲まれているので、人参はベルトコンベアから脱落することなく、側板 の上端付近まで山状に投入される。運転者または作業補助者は手動スイッチを押 してベルトコンベアを前方向に回転し、人参の山を前方に移動させ、空のベルト コンベア上に人参を落下させていく。このような操作を5〜6回行うことにより 、ベルトコンベア上にコンテナ5〜6個分の人参が一時貯留される。この人参を フレコンバッグに詰め込む場合には、予め圃場の適宜の場所に置いてあるフレコ ンバッグのところまで行き、フレコンバッグの吊りベルトをフックに掛け、ベル トコンベアを回転すると、ベルト上の人参はフレコンバッグ内に排出される。フ レコンバッグ内の人参の嵩が増えるに従い、シリンダを作動すると、枢着部を支 点としてベルトコンベアの先端部およびフックは徐々に上昇し、吊りベルトがフ レコンバッグの周縁を上昇させていくので、フレコンバッグは直立した状態にな り、袋の上端まで人参を詰め込むことができる。
【0009】 また、トラックの荷台上に載置したコンテナに人参を詰め込む場合は、フレコ ンバッグの場合と同様にベルトコンベア上に人参を一時貯留した後シリンダを作 動し、ベルトコンベアの先端がトラック荷台上のコンテナに人参を詰め込める高 さまで上昇したら、ベルトコンベアを作動してコンテナ内に人参を排出する。
【0010】 さらに、通常使われている20Kg〜30Kg収容するコンテナを地上に置い て、それに詰め込む場合も、上記2例の場合とほとんど同じで、コンテナに投入 できる高さまでベルトコンベア先端を上昇した後ベルトコンベアを作動し、一時 貯留していた人参をコンテナ内に排出する。この場合、コンテナをトラック上に 積み込むことが多いが、コンテナにロープまたは吊革などを用いて、フック掛け をしてトラックに積み込むことができる。
【0011】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。
【0012】 1は走行機体であって、側部に収穫搬送装置2を斜設している。この収穫搬送 装置2は2本の無端ベルト3,3′が一側を互いに摺り合わせるように下端から 上端に張設回動するようになっている。この無端ベルト3,3′の下端は人参4 を挟持して引き抜く引き抜き部5を形成し、上端近傍には無端ベルト3,3′に より搬送されてきた人参の茎葉を切断する回転切断刃からなる茎葉切断処理装置 6が設けてある。
【0013】 走行機体1の背部には収穫搬送装置2の茎葉切断処理装置6とほぼ直交するよ うにベルトコンベアもしくはローラコンベアからなる横送り装置7が設けられ、 その終端が走行機体1に対し、収穫搬送装置2の対向側に設けた一時貯留排出装 置8に臨ませてある。この一時貯留排出装置8はベルトコンベア10の左右両側 および後側に適宜の高さの側板11を立設し、その後端近傍において、走行機体 1の側部に設けたコンベア架台9の両側に立設したブラケット12に軸13によ り枢着している。14はシリンダ(例えば油圧シリンダ)であって、その下端が 走行機体に、そしてロッド15がベルトコンベア10のそれぞれ適宜の位置に取 り付けられ、その伸縮作用により軸13を支点としてベルトコンベア10の先端 を上下に昇降するようになっている。シリンダ14は1本でもよいが、小型のシ リンダでベルトコンベア10を安定的に支持、上下するにはベルトコンベア10 の両側に各1本、計2本用いるとよい。16は正逆回転可能な油圧モータもしく は電動モータなどの駆動モータであって、チェーン17を介して駆動部18に動 力を伝達し、ベルトコンベア10を正逆回転するようになっている。ベルトコン ベア10は転がり易い人参などを急傾斜で搬送するので、桟付タイプのものが望 ましい。
【0014】 9はベルトコンベア10の先端部位置近傍に固定したフック取付アームで、先 端にフレコンバッグ2の吊りベルト21を懸架するフック22が取り付けられて いる。23はコンテナ、24はロープまたは吊り皮、25はトラック荷台、26 はトラック荷台25上に設けたローラーコンベアである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0016】 収穫し茎葉を切断した人参を1個1個のコンテナに詰め込むのではなく、ベル トコンベア上に150Kg〜200Kgの人参を一時貯留して、これをフレコン バッグ、トラック荷台上のコンテナ、地上コンテナにベルトコンベアを用いて直 接詰め込むので、収穫機上からコンテナを降ろす労力を要さない。また、従来一 旦20Kg〜30Kgのコンテナに収容した人参をフレコンバッグに詰め替える 場合、フレコンバッグ内の人参の嵩が増えると袋の投入口が高くなり、1m〜1 .5mの高さまでコンテナを持ち上げなければならなかったが、本考案の場合フ レコンバッグの吊りベルトをフックに引掛け、人参の収容量の増加に従い、ベル トコンベアが上昇することによって、フレコンバッグが徐々に直立していくので 、袋の口を持って人参が入り易くする補助作業者もいらず、また、コンテナを持 ち上げて袋に詰め込む重労働もなくなり、省人、省力を図ることができる。
【0017】 さらに、フレコンバッグ内の収容量の増加に従ってベルトコンベアを徐々に上 昇するようになっているので、ベルトコンベアの先端と収容物との間の落下距離 を少なくすることができるため、落下による衝撃を減らすことができ、人参の損 傷を防止することができる。
【0018】 また、本考案の根菜類収穫機は、シリンダの作動によってベルトコンベアを高 い位置まで上昇できるので、フレコンバッグを使わずにコンテナを使う場合でも 、空のコンテナをトラックの荷台に置いておき、それに直接人参を詰め込むこと ができ、人参の入った重いコンテナを荷台に上げる重労働からも解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る根菜類収穫機の平面図である。
【図2】本考案に係る根菜類収穫機をフレコンバッグに
使用した状態を示す側面図である。
【図3】本考案に係る根菜類収穫機を地上コンテナに使
用した状態を示す側面図である。
【図4】本考案に係る根菜類収穫機を用いて人参をトラ
ック荷台上のコンテナに受け入れる状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 走行機体 2 収穫搬送装置 5 引き抜き部 6 茎葉切断処理装置 7 横送り装置 8 一時貯留排出装置 10 ベルトコンベア 11 側板 13 軸 14 シリンダ 22 フック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に引き抜き部を有し、上端に茎葉切
    断処理装置を有する収穫搬送装置と、茎葉切断後の収穫
    物を横送りする装置と、一端を枢着して支点となし他端
    がシリンダで上下する回転自在のベルトコンベアもしく
    はチェーンコンベアを適宜の高さの側板で左右および後
    面を囲って成る一時貯留排出装置を走行機体にコ字状に
    配設した根菜類収穫機。
  2. 【請求項2】 一時貯留排出装置の前端にフックを設け
    たことを特徴とする請求項1記載の根菜類収穫機。
  3. 【請求項3】 一時貯留排出装置のベルトコンベアもし
    くはチェーンコンベアを手動または自動的に間欠回転し
    得るようにした請求項2記載の根菜類収穫機。
JP1994011125U 1994-09-07 1994-09-07 根菜類収穫機 Expired - Lifetime JP3008671U (ja)

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JP1994011125U JP3008671U (ja) 1994-09-07 1994-09-07 根菜類収穫機

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JP3008671U true JP3008671U (ja) 1995-03-20

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016135113A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 八鹿鉄工株式会社 野菜収穫機
JP2020130038A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 株式会社クボタ 作物収穫機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016135113A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 八鹿鉄工株式会社 野菜収穫機
JP2020130038A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 株式会社クボタ 作物収穫機
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