JP3008424U - 取手付バスケット - Google Patents

取手付バスケット

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JP3008424U
JP3008424U JP1994010825U JP1082594U JP3008424U JP 3008424 U JP3008424 U JP 3008424U JP 1994010825 U JP1994010825 U JP 1994010825U JP 1082594 U JP1082594 U JP 1082594U JP 3008424 U JP3008424 U JP 3008424U
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basket
handle
grip
flange
grips
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JP1994010825U
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Inventor
洋市 山田
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山田化学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取手を握り易く、使い勝手が良く、強度が大
でかつ意匠的効果の大なるバスケットを提供する。 【構成】 左右両側壁5、6上端部に前後方向中央に位
置して切り抜き開口11、12を設け、該開口11、1
2上端側縁を取手部13、14とした合成樹脂製のバス
ケット1であって、前記取手部13、14の上面及び周
側外面はフランジ9、10に対してグリップ15、16
の肉厚分だけ凹設し、該取手部13、14に合成樹脂製
の断面略コ字形グリップ15、16を外嵌する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂製の取手付バスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバスケットには、左右両側壁上端部に前後方向中央に位置して 横長の矩形状切り抜き開口が設けられ、該開口上端側縁が取手とされたものがあ り、多用されている。また、バスケットの上端縁に¬形の外向フランジを設け、 該フランジの上面に矩形状切り抜き開口を設けたものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術にあっては、バスケットが一体成形品であるため、十 分な強度が得られず、取手が握り難いうえ、手にかかる荷重が局部的に大きく、 重い物品を入れて持ち運ぶのが苦痛になることもあり、しかも色彩的にも単色で あるから単調すぎるといった難点がある。
【0004】 本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、取手が握り易くかつ使い勝手がよいうえ、強度が大で意匠的効果を向上させ ることができる取手付バスケットを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、左右両側壁上端部に前後方向中央に位置して切り抜き開口が 設けられ、該開口上端側縁が取手部とされている合成樹脂製の取手付バスケット であって、 前記取手部に断面略コ字形の合成樹脂製グリップが外嵌されていることを特徴 としている。
【0006】 また、本考案は、前記グリップが着脱可能に外嵌されていることを特徴として いる。 そして、本考案は、バスケットの上端部には断面¬形の外向フランジが形成さ れ、前記取手部下の開口上端よりも前記フランジ下端が若干上方に位置している ことを特徴としている。
【0007】 さらに、本考案は、前記フランジの前記取手部に位置する上面および外側面に 、前記グリップの肉厚分に相当する段差が設けられ、グリップ外面と前記フラン ジ外面とが面一になるようにされていることを特徴としている。 また、本考案は、前記取手付部の前記¬形フランジの内側にこれと直交しかつ バスケット上端部外側面に接続する複数の補強リブが設けられていることを特徴 としている。
【0008】 そして、本考案は、前記取手部の上面にバスケット左右両側壁と平行なグリッ プ係合溝が設けられ、前記補強リブの下端にバスケット左右両側壁寄りにグリッ プ係止切欠部が設けられ、前記グリップの先端対向内側面に係止突条が形成され ていることを特徴としている。 さらにまた、本考案は、前記グリップの内面に、前記取手部外側面に当接する 支持面が設けられていることを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案によれば、取手部に別体のグリップが外嵌されているので、取手が握り 易くかつ使い勝手がよいうえ、手の感触もよく違和感がなくなり、重い物品を入 れて持ち運ぶとき手に痛みを感じることなく安楽に持つことができ、しかも、グ リップの色をバスケットと異なる色にすることにより、個性的にできると共に意 匠的効果を高めることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図面において、1は合成樹脂(例えばポリプロピレン)製のバスケットで、底 板2は平板状とされ、四周側壁3、4、5、6が綱目状とされ、上端部に外周方 向に延びた後下方に屈曲された¬形の外向フランジ7、8、9、10が形成され ており、左右両側壁5、6上端部には、前後方向中央に位置して横長の略長方形 切り抜き開口11、12が設けられ、その上端側縁部が取手部13、14とされ 、該取手部13、14にグリップ15、16が外嵌されて取手17、18が形成 されている。
【0011】 前記開口11、12の上端縁11A、12Aは、図4に示すように、前記フラ ンジ9、10の下端からグリップ15、16の肉厚寸法だけ下方に位置しており 、該上端縁11A、12Aとグリップ15、16の下面とが面一になるようにし てあり、しかもR面として手で握り易くしてある。 そして、前記取手部13、14は、図4〜図6に示すように、その上面13A 、14A及び外周側面13B、14Bが、前記フランジ9、10の上面及び外周 側面よりもグリップ15、16の略肉厚分だけ低くなるように段差が設けられて おり、該取手部13、14にグリップ15、16を外嵌したときに、グリップ1 5、16の上面及び外周側面が前記フランジ9、10の上面及び外周側面と面一 になるようにしてある。
【0012】 さらに、前記取手部13、14には、図4に示すように、上面に左右両側壁5 、6と平行なグリップ係合溝19、19が側壁5、6寄りに設けられ、内側に両 側壁5、6と直交しかつこれに接続する補強リブ20が適宜間隔で複数配設され ており、該各リブ20の側壁5、6側端下部にグリップ係止切欠部21が設けら れている。
【0013】 前記グリップ15、16は、図1、図4に示すように、断面略コ字形の合成樹 脂製で弾力性を有し、前記バスケット1の取手部13、14に、その外周側から 上下及び外周側を覆うように外嵌されるようになっており、下側片23の幅が上 側片22よりも若干広幅とされ、夫々の先端対向内側面に係止突条24、25が グリップ15、16全長にわたって形成され、上側の係止突条24が取手部13 、14の前記係合溝19に嵌入係合し、下側の係止突条25が前記リブ20のグ リップ係止切欠部21に係止されるようになっている。
【0014】 また、グリップ15、16の周側片26即ち前記取手部13、14の外周側面 13B、14Bが当接する片の内面には、台座状の支持面27がグリップ15、 16全長にわたって突設されており、上下側片22、23による取手部13、1 4の挟着力を確保するための弾性効果を高めている。さらに、前記周側片26は その外面がバスケット1の前記フランジ9、10外周面の曲面と同じ曲率の曲面 とされ、上・下側片22、23の長手方向両端22A、23Aは、図7に示すよ うに、約2度の傾斜角θをつけて、取手部13、14への嵌着がし易いようにし てある。
【0015】 上記実施例において、バスケット1の取手部13、14にグリップ15、16 を外嵌する場合、グリップ15、16の上・下側片22、23間に取手部13、 14が嵌入するように左右方向に押すことにより、前記上、下側片22、23が 上下方向に弾性変形した後、グリップ15、16の係止突条24、25が係合溝 19及び係止切欠部21に合致したところで、上・下側片22、23の弾性によ って、係止突条24、25が係合溝19及び係止切欠部21に嵌入係止されると 共に、支持面27が取手部外周側面13B、14Bに当接し、図4に示す状態に なる。
【0016】 このようにして、取手部13、14にグリップ15、16が嵌着されると、バ スケット1のフランジ9、10上面及び外周側面と、グリップ15、16の上側 片22の上面及び周側片26外面が面一となり、バスケット1の使用状態におい てグリップ15、16はもはや簡単に外れることがない。しかし、グリップ15 、16は、強引に外すことができること勿論である。
【0017】 なお、上記実施例において、バスケット1は透明または半透明とし、グリップ 15、16を赤、青、緑、黄、黒等のカラーフルなものとすることにより、意匠 的効果を高め、個性的なバスケットとすることができ、バスケット1の色彩とグ リップ15、16の色彩を適宜組合わせることで、商品価値を高めることができ る。
【0018】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、バスケット形状を 平面視円形、楕円形等とすることができ、また、底板2も綱目状とし、さらに、 側壁3〜6をも含めて綱目に代えて多孔板状とするなど、適宜設計変更すること ができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、左右両側壁上端部に前後方向中央に位置して切り抜 き開口が設けられ、該開口上端側縁が取手部とされている合成樹脂製の取手付バ スケットであって、 前記取手部に断面略コ字形の合成樹脂製グリップが外嵌されていることを特徴 とするものであるから、取手が握り易くかつ手の感触もよく違和感がなくなり、 使い勝手が良いうえ、重い物品を入れて持ち運ぶ際に手に痛みを感じることがな く安楽に持つことができ、しかも、グリップの色をバスケットと異なる色にする ことにより、個性的にできると共に、意匠的効果を高めることができる。
【0020】 また、本考案は、前記グリップが着脱可能に外嵌されていることを特徴とする ものであるから、グリップの彩色を変えて交換し、夫々に特徴を持ったバスケッ トに変えて使用することができる。 そして、本考案は、バスケットの上端部には断面¬形の外向フランジが形成さ れ、前記取手部下の開口上端よりも前記フランジ下端が若干上方に位置している ことを特徴とし、さらに、前記フランジの前記取手部に位置する上面および外側 面に、前記グリップの肉厚分に相当する段差が設けられ、グリップ外面と前記フ ランジ外面とが面一になるようにされていることを特徴とするものであるから、 グリップの上面及び外周側面を面一とし、握り易さを更に向上させることができ 、しかも品質向上を図ることができる。
【0021】 さらに、本考案は、前記取手部の前記¬形フランジの内側にこれと直交しかつ バスケット上端部外側面に接続する複数の補強リブが設けられていることを特徴 とするものであるから、取手の強度を大幅に増大させ、キャリヤバスケットとし てその機能を十二分に発揮させることができる。 また、本考案は、前記取手部の上面にバスケット左右両側壁と平行なグリップ 係合溝が設けられ、前記補強リブの下端にバスケット左右両側壁寄りにグリップ 係止切欠部が設けられ、前記グリップの先端対向内側面に係止突条が形成されて いることを特徴とするものであるから、グリップを確実にかつ容易に外嵌狭着さ せることができ、また、グリップが不用意に抜け出すことがなく、その機能を十 二分に発揮させることができる。
【0022】 そして、本考案は、前記グリップの内面に、前記取手部外側面に当接する支持 面が設けられていることを特徴とするものであるから、グリップの弾性力の増強 を図り、かつグリップの取手部への取付けが至極容易で、不用意にグリップが外 れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部破断正面図である。
【図2】図1の一部破断右側面図である。
【図3】同実施例の平面図である。
【図4】図3のA−A線断面拡大図である。
【図5】同実施例における取手部の構造を示す部分平面
図である。
【図6】同取手部の構造を示す部分裏面図である。
【図7】同実施例におけるグリップの上平面図である。
【図8】同グリップの横断面図である。
【符号の説明】
1 バスケット 5 左側壁 6 右側壁 9 フランジ 10 フランジ 11 切り抜き開口 12 切り抜き開口 13 取手部 13A 取手部上面 13B 取手部外周側面 14 取手部 14A 取手部上面 14B 取手部外周側面 15 グリップ 16 グリップ 17 取手 18 取手 19 グリップ係合溝 20 補強リブ 21 グリップ係止切欠部 24 係止突条 25 係止突条 26 グリップ周側片 27 支持面

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側壁上端部に前後方向中央に位置
    して切り抜き開口が設けられ、該開口上端側縁が取手部
    とされている合成樹脂製の取手付バスケットであって、 前記取手部に断面略コ字形の合成樹脂製グリップが外嵌
    されていることを特徴とする取手付バスケット。
  2. 【請求項2】 前記グリップが着脱可能に外嵌されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の取手付バスケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 バスケットの上端部には断面¬形の外向
    フランジが形成され、前記取手部下の開口上端よりも前
    記フランジ下端が若干上方に位置していることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の取手付バスケット。
  4. 【請求項4】 前記フランジの前記取手部に位置する上
    面および外側面に、前記グリップの肉厚分に相当する段
    差が設けられ、グリップ外面と前記フランジ外面とが面
    一になるようにされていることを特徴とする請求項1、
    2又は3に記載の取手付バスケット。
  5. 【請求項5】 前記取手部の前記¬形フランジの内側に
    これと直交しかつバスケット上端部外側面に接続する複
    数の補強リブが設けられていることを特徴とする請求項
    1〜4の一つに記載の取手付バスケット。
  6. 【請求項6】 前記取手部の上面にバスケット左右両側
    壁と平行なグリップ係合溝が設けられ、前記補強リブの
    下端にバスケット左右両側壁寄りにグリップ係止切欠部
    が設けられ、前記グリップの先端対向内側面に係止突条
    が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の一つ
    に記載の取手付バスケット。
  7. 【請求項7】 前記グリップの内面に、前記取手部外側
    面に当接する支持面が設けられていることを特徴とする
    請求項1〜6の一つに記載の取手付バスケット。
JP1994010825U 1994-08-31 1994-08-31 取手付バスケット Expired - Lifetime JP3008424U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017210243A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 三甲株式会社 容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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